旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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別にロリコンじゃないですけど、若おかみは小学生で抜きました。

女児アニメキャラで抜くのは背徳感があって良いよね。


343話 夢の中

「いや、そういうのはプライベートの侵害だからさ」

 

「はい、これ、許可の署名です」

 

ふむ。

 

「じゃあ、やれってこと?」

 

「はい」

 

ふーむ。

 

順を追って話そう。

 

……まあ、順を追わないで話してもこの一言で終わりだ。

 

明石の新発明。

 

つまり、そういうこと。

 

あえて、あえて順を追って話すと、こうだ。

 

明石は俺と結婚式を挙げる夢を見たそうだ。モンスター娘のいる日常アニメ版のOPのような映像を見た、とのこと。

 

めちゃくちゃ楽しかったので実現したいと思ったが、俺が結婚式なんざやる訳がないと理解している明石は、現実的な方向からのアプローチをやめた。

 

その変則的なアプローチとは、即ち、もう一度同じ夢を見ることである。

 

そうやって、夢の抽出や編集などを行なっていたところで、他人の夢を覗く装置を作ったそうだ。

 

それを、折角だから俺に試してほしい、と。

 

被験者の艦娘の許可もとった、と。

 

というお話だったのさ。

 

「え?で、やるの?」

 

「はい」

 

そっか、やるのね。

 

じゃあ、艦娘の夢を見ていくか。

 

貰った装置はヘッドギア風の……、なんていうか……、VRマシン的な……、SAO的なサムシングだ。

 

またパクりやがったな明石ェ。

 

ないよ!剣ないよぉ!

 

さて、これを艦娘の頭に取り付けて、眠ってもらうと、艦娘は夢を見て、で、俺がその夢を俯瞰できる、と。

 

よくできたシステムだな。

 

確かに、艦娘の皆んながどんな夢を見ているのか、少し気になるしな。

 

狩人の夢なら何度も行ったが、他人の夢に行ったことはない、かねえ。

 

そうなってくると、ちょっと楽しみかも。

 

よし。

 

まずは、赤城でも呼んでくるか。

 

赤城と言えば沢山食べてよく眠るいい子だ。

 

きっと可愛らしい夢を見てるんだろうな。

 

「と、言う訳で、赤城、頼んだ」

 

「はい!おやすみなさい!」

 

アッ、寝入るのハヤイ!

 

しかも俺の膝で寝た。

 

さて、赤城の夢の中はー?

 

 

 

『あはははは、うふふふふ!食べ物がいっぱいです!!』

 

予想通りだ。

 

なんかこう、綺麗な……、プププランドみたいなところに畳とテーブルがある。

 

そこには、ジャンルを問わず沢山の食べ物が。

 

さっき、ケーキをホールでいくつか食べたあとだと言うのに、沢山の食べ物に囲まれている夢を見てる。

 

カービィかな?

 

『うふふふふ、最高です!』

 

夢の中でも食事を続ける赤城。

 

しかし、段々と世界は狂っていく。

 

太陽は黒く染まり、空は血のように赤くなる。畳やテーブルは人骨の山となり、草花は枯れる。

 

食べている食材も全て、人間の肉になる。

 

『あはははははははははは!!!美味しい!!!美味しいです!!!!あははははははははははは!!!!』

 

あはは、怖いなあ。

 

『やっぱり、提督は、美味しいですねぇ……!!』

 

あ、やっぱり?

 

これ、俺が食われてるのかぁ。

 

まあ、そんなこともある。

 

ゆるすよ。

 

 

 

因みに、空母はほぼ全員こんなもんだった。

 

サラなんて俺が目の前で腹を掻っ捌いて内臓を引き摺り出し、目の前で調理する夢を見ていた。

 

なにそれ。

 

あのさ、君達、本当に俺のこと好きなの?

 

食べちゃいたいくらい可愛いってのは比喩表現だよ?

 

それで、次は武蔵、か。

 

武蔵の夢は、と。

 

だだっ広い荒野の真ん中で、俺と殺し合い。

 

『く、は、ははは!ははははは!!!楽しいなあ!!!楽しいなあ提督!!!』

 

え……?

 

殺し合いしたいの?

 

『武蔵ィィィ!!!!』

 

『来ぉい!!!!』

 

え?

 

本当に……。

 

何これ。

 

これは何?

 

あの俺、ガチで殺しにきてる動きだ。

 

……ってか、性能盛られてないかなあれ?

 

大分強いぞ?

 

本人である俺より大分強いぞ?

 

んんー?

 

『殺った!!!』

 

『効かん!!!』

 

武蔵も本気で殺す気のパンチだ。

 

俺もそれに応えるかのように、触手やエーテル病まで発症させて、フルパワーで南斗聖拳を放っている。

 

それでも、武蔵の体表に軽く切り傷を作るくらいでダメージはない。

 

『ディバイン……、バスターーー!!!!』

 

うわあ、俺の奥の手の一つ、殺傷設定のディバインバスターまで。

 

どうなってんだ武蔵の夢の中の俺は。

 

 

 

……少数派だが、何人かは俺と殺し合いがしたいらしい。

 

俺の知り合いの地上最強が、戦いはセッ◯ス以上のコミュニケーションだって言ってたし、きっとそう言うことなんだろう。

 

……どう言うことなんだろう?

 

まあいいや。

 

さて、お次は潮だ!

 

さあ、どうだ!

 

『あん❤︎ああん❤︎』

 

あー……。

 

うー、あー。

 

いけませんねこれは……。

 

いけませんね……。

 

そんなことは……、その、いけませんね……。

 

『そこぉ❤︎凄いひぃ❤︎もっと突いてぇ❤︎❤︎❤︎』

 

いやー……。

 

確かに潮は魅力的だけどさ……。

 

実際にやるかどうかと言ったら、なあ。

 

その……、潮ちゃんは、溜まってるん、ですかね?

 

 

 

と、思いきや、割と淫夢を見ている艦娘は多かった。

 

思春期か君らは。

 

バリエーションも多岐に渡り、俺と様々なプレイを楽しむ艦娘が。

 

あのさぁ……。

 

大淀とか酷かったね、うん。

 

野外露出とかSMとか。

 

俺でそう言う夢を見られると、何というか、うーん。

 

いや、なんとも言えない気持ちになるでしょ?

 

身近な異性が自分の淫夢見てたと思うと、ほら、どうすりゃいいかわかんなくなるでしょ?

 

よし、次は夕立だ。

 

夕立の夢は、と。

 

………………。

 

青ざめた月。

 

ヤーナム、か?

 

『提督さん、夕立の世界に何かご用?』

 

あっ、そっかあ。

 

こっち側を認識してるかー。

 

『ここはね、私の夢の中。心象風景っぽい』

 

凄いね、君の夢の中って……。

 

腐肉、死者、血液、臓器、魔獣。

 

狂乱、殺戮、憤怒、怪異、破壊。

 

この世の地獄に見えるなあ。

 

『素敵でしょ?』

 

そ、そうかな?

 

『血が見たいっぽいー』

 

血に酔っているのかね。

 

『白露型は狩人だよ?皆んな、血に酔った、良い狩人っぽい』

 

そうか……。

 

正気は失っていないかな?

 

『あは、何を以って正気と定義するっぽい?』

 

それもそうだ。

 

では、胸の内に燃える愛はあるかな?

 

『愛……、難しいっぽい。それを定義する明確な基準は存在し得ないから。でも、少なくとも、私は、私達は、提督さんの為なら、何も惜しくはないっぽい』

 

そうかい。

 

なら、希望はあるかい?君の道を照らす光はあるかい?

 

『あるっぽい!提督さんこそが私の光っぽい!提督さんの声が聞こえるの!導きの月光で、闇を照らす光の道筋っぽい!』

 

心の中に導きがあるのか。

 

それは良いことだ。

 

ふむ、それならば、道を踏み外すこともないだろうし。

 

安心したよ。

 

これからも、狩人とか艦娘とか、頑張ってね。

 

『はーい!』

 

 

 

うん、まあ、予想できたけど、白露型だからね。

 

エグかった。

 

んー、まあ、皆んな大体予想通りかなー。

 

悪夢に悩まされている子とかはいないみたいだし、大丈夫だな。

 

よし、最後に俺の夢のデータを送っておこう。

 

あ、俺の夢?

 

普通に、旅動画になるが。

 

俺が延々と旅をする夢だ。

 

特に面白いもんでもないと思うよ。

 

取り敢えず、今回も困っている子はいない、と。

 

皆んな充実している、と。

 

なら、良いや。

 




赤城
はらぺこ。

武蔵
筋肉。


エロ。

夕立
狩人。

旅人
ちょっと引いた。
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