なんか……。
みんなまともなss書いてるのに俺はこれですからね。
申し訳ねえ……。
……『あんっ、あんっ❤︎』
……『駄目え❤︎』
……『いくぅ❤︎』
………………。
「あの、鹿島?」
「はい?」
「休憩室でハードSMもののAV見るのはやめよう?」
せめて自室で見てくれる?
「だ、駄目なんですか?」
「いやまあ、駆逐艦の子とかもいるし」
「みんな見た目は子供ですけど中身は大人ですよ?」
そうだけど……。
「でもほら、常識的に考えてさ」
「そうですか?」
そうでしょ。
「そもそも何でAV見てるの?」
「あら?前に話しませんでしたか?」
「何を?」
「私、提督との情事をビデオに録画して、ポルノサイトに流したいんですよ」
んー。
鹿島は可愛いのに性癖がな!
「やめてもらえる?」
「大丈夫です、提督のお顔にはモザイクを入れるので!」
何も大丈夫じゃねーよ。
「私が提督にお尻を叩かれて失禁しつつアヘ顔を晒すシーンを、全世界の皆さんにお届けしたいなーって」
何考えてるんだろうなーって。
「そんなことしたら君、表歩けなくなるよ、社会的に死ぬよ」
「望むところです」
んんーん。
「社会的に死にたいの?」
「偉大な提督との情事を盗み見る一般男性が粗末なものをしごいていると思うと……❤︎」
「うわあ」
うわあ。
「決して届かないと言うのに、私にいかがわしい目を向けてくるなんて、とても、興奮しますぅ❤︎」
っべー。
「提督と比べれば、他のオスなんて塵芥に等しいですし、提督以外じゃ全く欲情しないんですけど、人間如きが私を性的な目で見てくると思うと、興奮するんです❤︎」
「マジっべーからやめよう?」
「お願いします、提督」
「いやー、キツイっす」
「提督の言うこと、何でも聞きますから。ねっ、提督❤︎」
「……ンモー、ちょっとだけだぞ?」
しょーーーがねーーーなーーー!!!
「わぁい❤︎」
はい、よーい、スタート。
ーーーお名前は?
「鹿島です。練習巡洋艦、香取型二番艦です」
ーーースリーサイズとか教えてくれるかな?
「上から88-56-85で、Fカップです」
ーーー身長と体重は?
「158cm、47kgです」
ーーー痩せてるねえ、ちゃんと食べてる?
「はい、毎日ご飯が美味しいです」
ーーー今回は何故急に撮影を?
「そうですね……、人間のアダルトビデオの女優さんが楽しそうなので、私も同じようなことしたいなーって思いまして」
ーーーAV女優なんてみんな演技だって(笑)
「ええー、そんなことないですよぉ」
ーーーじゃあ、他の人に輪姦されたいみたいな?
「あ、いえ、私は提督以外じゃ興奮しないんで。でも、提督とのエッチを見せつけるのは気持ち良さそうだなーって思いまして」
ーーーそっかー(笑)見られると興奮しちゃう?
「そうですね、私の無様な姿が沢山の人に見られちゃうと思うと、子宮が熱くなっちゃいます❤︎」
ーーー鹿島ちゃんドMだもんね(笑)
「はい、私、虐められたり、酷いことされるの大好きなんです!」
ーーーまさかのドM宣言(笑)
「だって、本当に好きなんですよ。お尻を叩かれたり、首を絞められたり、お腹にパンチされたりするの、興奮します」
ーーーハード系だね、痛くないの?
「痛いですよ?けどその痛いのが気持ちいいって言うか……、こればっかりは同じマゾヒストにしか分からないと思います(笑)」
ーーー成る程。やっぱりそう言う欲求(性欲)は強い方?
「そうですねー、性欲は艦娘でもピンキリですから。例えば雷巡のKさんなんかはあまり性欲が強くないみたいですけど、軽巡のOさんなんかはかなり(性欲が)強いみたいで……。私は普通だと思います」
ーーーホント?オナニーは週に何回する?
「毎日してます」
ーーー(性欲)ある方じゃん(笑)
「艦娘自体がそもそも、性欲が強い方なのかもしれませんね。特に戦いの後とか、逆に戦いがなくて体力が有り余っている時とか……、そう言う時に(オナニーを)しちゃいますね、我慢できないです」
ーーー鹿島ちゃん、エッチなんだね(笑)今日も期待しちゃってる?
「はい、もう、今から濡れちゃってます❤︎見ますか?(スカートをめくり上げる)」
ーーーホントだ、シミができちゃってる(笑)パンティは白なんだね、可愛いっ!
「下着は白が多いと思います。白、好きなんですよ。でも、出撃がある日とかはグレーの飾り気がないのとかにしてますね」
ーーー地味パンティの鹿島ちゃんも見てみたいカモ(笑)
「良いですよ(笑)でも本当に地味ですから、できるだけ可愛いパンティを履いてる時に見てほしいって言うのはありますね(笑)」
ーーー女のプライドみたいな?(爆笑)
「ありますよー!好きな人には一番素敵な自分を見てほしいじゃないですか!」
ーーー可愛いこと言うね、尽くすタイプなんだ?
「理想を言えば、私が提督を養いたいですね。(提督には)ヒモになってほしいです」
ーーー駄目男とか好きなんだ
「提督は駄目じゃないですよ?ただ私は、提督に貢ぎたいって言うか何というか。私が提督を養って、提督が私を癒す関係ですね」
ーーーあー、じゃあ、主夫になってもらいたいのかな?
「主夫も良いですね、提督、料理がとっても上手ですから。でも提督は、そこにいてくれるだけで嬉しいんですよ」
ーーー尽くすタイプの美女!夜はマゾの雌犬ちゃん!鹿島ちゃんの魅力は世界一!
その後は、普通に行為をして、ビデオを編集して、ネットに流した。
国内外のポルノサイトで一位になり、五千万再生されたとのこと。
そして……。
「提督!」
「おお、鹿島、どうした?」
「次はイメージプレイをやりましょう!女教師モノなんてどうでしょうか?」
「まあどうもこうもないよね、無理」
「やりましょうよー!」
勘弁してくれ、鹿島!
ついでに言えば、今回の鹿島AV事件で、鹿島に声をかける馬鹿男が増えたらしい。
俺と一緒に歩いていても、鹿島に声をかけてくる馬鹿がぞろぞろと。
「ねえ君、このAVの子でしょ?」
「はい、お楽しみいただけましたか?」
「ねえ、俺に抱かれてみない?この男より俺の方が」
鹿島の左手がブレる。正確なジャブだ。男の鼻から血が出る。
「申し訳ありません、貴方のようなゴミ以下の蛆虫では、私を満足させるのなんて百年かかっても無理です❤︎私と愛しの提督が愛し合うところを見て、粗末なチンポを家でシゴいてて下さいね❤︎」
「て、めえ、女のクセに!!!」
鹿島は、右のストレートを放つ。
チンピラ男の鼻が陥没する。
「消えて下さい、クソ虫さん。貴方如きが提督の従僕たる私に届くことは永遠にありませんよ❤︎」
鹿島は、こう見えて割と怖い。
鹿島
ドM。露出も行ける。
旅人
強いて言えばSだが、特にこだわりはない。しかし、変態プレイに付き合わされるのは勘弁してほしい。