次はムシキング(生物兵器)編とお願いマッスル初雪ちゃん、冬木市出張、黒井鎮守府テーマパーク作りなどがある。
『おはよう諸君!さあ、朝食の時間だ!今日のメニューはマッシュポテトとチキンソテー、夏野菜のサラダにエッグマフィン、コーンポタージュだ!どれも美味いぞー!デザートにはうちの牧場のソフトクリームがあるから、しっかり食えよ!』
『おお、最高だな!』
『マッシュポテトにはグレイビーソースを溢れるほどかけてくれよ?』
『チキンはフライドガーリックをたんまり乗せてくれ!』
日本で発生したバイオテロ。
今日からは、秋田の制圧が始まる。
おお、今日の飯も美味いな……。
俺は、クリス・レッドフィールド。
対バイオテロ組織、BSAAのメンバーだ。
『じゃ、今日もやりますか!』
秋田に転移し、侵攻を開始。
自衛隊の協力もあり、かなりのペースでBOWの排除と救助活動が進められた。
『ハンターだ!』
『消えなさい』
たまに現れる強力なBOWも、艦娘が大火力で消し飛ばす。
そのようにして、国内の制圧は終了した。
あとは、オスプレイにて、ワクチンをばら撒くだけだ。
大きな戦力は潰したから、残りは自衛隊に任せ、俺達BSAAの中でも特に優れた選抜チームで、朝鮮に潜入する……。
マオの証言によると、日本の西側から飛んできたミサイルが爆発して、Tウイルスをばら撒いたとのこと。
発射地点は恐らく、朝鮮と見られる。
あらかじめ、朝鮮に侵入し、調査をしていたレオンと合流。
『どうだった?』
『発射地点は北朝鮮だ』
『それは……、国際的な問題か?』
BSAAはあくまでも対バイオテロ組織であり、国家間の紛争に介入するつもりはない。
『いや、違う。今回は、北朝鮮による弾道ミサイルの試射実験で、本来ならば太平洋側に着弾する予定だったらしい』
となると……。
『何者かが、ミサイルの弾頭をすり替えた……?』
マオが言った。
『そうらしい。ミサイルの整備担当が何者かに賄賂を渡されていたという目撃情報があった。恐らくは、アンブレラの残党辺りがデータ集めに利用したんだろう』
成る程な……。
ミサイルを撃った北朝鮮に責任を押し付けて、自分達はどこかでデータ集めに奔走するということか……。
恐らくは、人口の多い日本にウイルスを放ち、どのように拡散するのかとデータをとっていたんだろう。
『よし、研究所の位置は?』
『地図で言うとこの辺りで……』
侵入の計画を立てて、少数チームで潜入することに……。
『行くぞ』
『おう』
『ああ』
『ええ』
俺、マオ、レオン、そして艦娘のビスマルクの四人で潜入。
当たりだ。
『兵士は……、これは、マジニだ!』
『プラーガタイプ2か……』
プラーガタイプ2……。
かつてのプラーガとは違い、拳大まで増殖した肉の塊であるプラーガを口内に押し込まれることにより、わずか数十秒で宿主を支配するという恐ろしい代物だ。
見た目も、人間の形をあまり損なわない故に、兵士として配備しているのだろう。
プラーガは、ある程度知能を残したままゾンビにする。
つまり、プラーガ感染者は、武器や銃器を扱えるのだ。これは、非常に恐ろしい。
『#_/&☆☆♪*○+×!!!』
恐らくは北朝鮮の言葉だろう、それで何かを叫んだマジニを、マオは。
「ヒュウーーーゥ、セェイ!!!」
ジャンプして、5m程の距離を一瞬で詰めると同時に、手刀でマジニの首を切り飛ばした。
そして、頭を踏み潰し、肉体を魔法で焼いた。
『行くぞ、これはマズイかもしれない』
『ああ、正面から入るぞ』
研究所のドアを開けて、侵入。
『研究所内の地図はない、か』
『俺が道を覚えておくから大丈夫だ』
その辺りは、マオに任せて良いだろう。
『まずは資料室を見たい。証拠を抑えよう』
『マオ、すまんが俺達はハングル文字が読めない。この案内板には何と書いてある?』
レオンが尋ねる。
『ん、この道を行った先が資料室だってさ』
『よし、当たりだな』
資料室へ入った。
資料は英語で書いてあった。
『マオ、Ms.ビスマルク、見張りを頼む』
『ああ』『ええ』
俺とレオンで、証拠となる書類を集めた。
どうやら、レオンの予想は的中しており、いつものように太平洋辺りにミサイルを飛ばす北朝鮮を利用して、ミサイルの弾頭をすり替え、バイオテロを起こし、責任は北朝鮮に全て押し付けて、データを集めたら逃げる……、とあった。
アンブレラのクズ共め……!!!
なんて非道なことをする!
実験とやらで、何百万もの命が失われたんだぞ!
許さん、必ず今回の首謀者は捕らえてやる!
再び、研究所内を移動。
俺が先頭でハンドサインを出しつつ移動し、前方を警戒。
そのすぐ後ろにレオンが左右の警戒をしている。
Ms.ビスマルクは後方警戒。
マオは……、何故かは分からないが、道案内や、危機察知ができるらしく、先行偵察などをしてくれている。
『次、曲がり角の先にハンター六体』
マオの警告を聞き入れて、俺は曲がり角からグレネードを投げる。
爆発とBOWの悲鳴を聞くと同時に、全員で一斉射撃を行う。
『くっ、弾薬が減ってきたな……』
シューティングゲームのように、弾丸は無限にある訳ではない。
持ち歩ける弾丸の数には限りがある。
『そう来ると思って予備弾薬持ち歩いてるんだわ。ほら、レオンも。それとスポーツドリンクでも飲んどけ』
マオが懐から予備弾薬とスポーツドリンクを取り出した。
『助かる、ありがとう』
『ああ、ありがとう』
弾薬と水分を補給した後に、再び侵攻。
そして、屋上にて。
『遅かったな、BSAA!』
『何者だ!』
『お前達に潰されたアンブレラの幹部だよ!お前らのせいで、私の栄光への道は閉ざされた!元アンブレラと言うだけで、どこも雇ってくれはしない!学会からも追放された!こうなったら、また新たなバイオテロを起こし、世界の全てに私の力を見せつけ、新たな栄光を掴み取るしかないだろう?!』
『馬鹿なことを……!!』
『だが、お前達はここで終わりだ!私は今、強化型Cウイルスを摂取した!ここでこの国の人間を支配して、私が世界の頂点に立つのだ!フハハハハ!!!』
そう言って、変化する元アンブレラ幹部。
醜悪な四足歩行の獣のような姿になった。
全身の触手と前足を振り回して攻撃してくる。
『任せろ!』
マオが思い切り前に出て、盾で攻撃を防ぐ。
『これを!』
Ms.ビスマルクが、どこからともなく取り出したドイツ製のグレネードランチャーが、俺とレオンに渡される。
『撃て!』
『ッ!』
マオが叫ぶと同時に、俺達はグレネード弾を放っていた。
『ーーーーー?!!!』
四足の化け物が唸る。
『お前の相手は俺だろォン?!!!』
マオが盾で思い切り殴りつけ、無理矢理自分を敵のターゲットにする。
『ガアアアアアアアッ!!!』
『ッ?!マオッ!!!』
マオが前足で弾き飛ばされた。
かなりの衝撃だったらしく、足がおかしな方向に曲がってしまっている。
『生きてるよ!』
マオは、無理矢理立ち上がり、なんらかの呪文を唱えると、再び戦線に復帰。
『ビスマルク!アハトアハトをぶち込んでやれ!!!』
『ええ!』
地面から大砲の砲身が伸びてきて、四足歩行の化け物に直撃。
『死になさい!』
轟音と共に発射された砲弾は、四足歩行の化け物の胴体を吹き飛ばし、真っ二つにした。
『トドメだ!C4を喰らえ!』
弱った四足歩行の化け物の頭に、プラスチック爆弾を貼り付けて、爆破するマオ。
四足歩行の化け物は完全に沈黙した。
『あとは、研究所に爆弾を仕掛けて吹っ飛ばすか』
その後の話だ。
北朝鮮内部のアンブレラ研究所を完全に破壊した後に、一旦日本へ戻った。
日本では、残敵の掃討と、日本国内のアンブレラ系研究所を破壊しておいた。
おおよそ一ヶ月ほどで、この騒動は収まったと言えるだろう。
そして……。
『マオ、本当にBSAAに来るつもりはないのか?』
『ああ、俺は旅人だからな』
『俺と一緒に国家直属のエージェントをやっても良いんだぞ?』
『いや、働きたくない』
『……そうか。なら、お前のことだ。またいつか、どこかで会うだろう』
『その時はまた、俺達に手を貸してくれ』
『ああ、もちろんだとも』
俺とレオンは、アメリカへ帰った……。
今回の戦いは、いつもと比べて非常に楽だった。
盾役のマオ、そして圧倒的な火力の艦娘。
バックアップも万全の体制。
いつもこうだと助かるのだが……。
まあ、あのマオに、借りを一つ返せたと思えば、気が楽になるか。
もし、また次があるのなら。
共に戦ってくれ、マオ。
クリス
基本的にボスはギミックで解決する。
レオン
あくまでも普通の人間。
ビスマルク
休日返上で働いた。
旅人
今回はあまり痛い思いをしなかった。