旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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俺のように才能もなく努力もしないss作者はな、更新頻度でぶん殴るしかねえんだよ!

と言うわけで今日はR18も更新しました。

見ててくれたかい、N氏……。


459話 艦娘参観 その1

艦娘の働きぶりを見たい。

 

ヒモである俺が寄生先の恋人の仕事の様子を見に行くとかこれもうわかんねぇな?

 

まあ良いよ、やっちゃえやっちゃえ。

 

さて、こんな時に、みんなはどうするかな?

 

安パイから切っていくかな?

 

俺は分の悪い賭けは嫌いじゃないから、危ないところから攻める主義なんだが……、みんなに配慮して、安パイから切って行こうと思う。

 

いきなりオチたら面白くないからね。

 

さあ、安パイな艦娘から授業参観していこうか!

 

 

 

ケース1:神通

 

依頼内容:岩手県釜石市に存在する『ショッカー』の拠点の襲撃

 

目標

・怪人『クマトラ男』の抹殺

・ショッカー科学者『割類博士』の逮捕

・戦闘員をできる限り殺害

・拠点の破壊工作

・副目標として、機密文書の奪取も依頼するが、恐らく破棄されるので、なくてもよい

 

依頼主:仮面ライダー協会

 

 

 

「ふーん?」

 

仮面ライダー協会、か。

 

確か、伝説の男、本郷猛が創立した、仮面ライダーとそれに類するもの達の集まりだ。

 

基本的に、仮面ライダーという連中は、個人の最強戦力で制御不能なものだから、せめても最低限の足並みを揃えようという名目で、協会が設立されたんだよな。

 

実際、仮面ライダーは大抵、「なんかそういうセンサーでも付いてんの?」ってくらい悪党とエンカウントする確率が高いから、世界各国でバラバラに戦っているんだよ。

 

だから、それは流石にマズイと見た、伝説の仮面ライダー1号、本郷猛さんが、情報網や連絡網を作ったんだよ。

 

……まあ、アマゾンとかカブトとかクウガとかオーズとか、大抵は連絡つかないんだけどね。

 

でも、ショッカーとか、悪の組織関係で本当にヤバい事件が起こると何故か全員集合するから謎である。

 

そして……、まあ、そんな感じで、仮面ライダーは個人プレーが基本だから、みんな忙しい。

 

このようにして、他の組織に依頼を外注してくることもあるそうだ。警察とか、それに類する組織とかにな。

 

今回もそんな感じで、精力的に活動している、仮面ライダーストロンガーさんが手に入れたショッカーの機密文書にある日本の隠れ家を襲撃してほしいという依頼がうちに来たらしい。

 

……何でうちに来たの?

 

どうしてうちに依頼が来るんですか?どうして……。

 

……どうやら、うちの営業マンである翔鶴が艦娘のスペックの一部を公開して交渉したところ、「新台君の部下なら安心だ!」と言われて任されたらしい。どういう……、ことだ……?

 

仕事ならしょうがない、のかなあ……?

 

とにかく……。

 

「じゃあ、俺は後ろで見てるから頑張ってね神通」

 

「はっ、提督がご覧になるとありますれば、この神通、全身全霊の力で任務を遂行したいと思います」

 

「固い固い、もっと肩の力を抜いて」

 

「はっ!」

 

お、ここは柔らかい。

 

「あんっ❤︎」

 

 

 

さあやってまいりました岩手県釜石市。

 

ここの町外れの廃工場がショッカーの秘密基地の一つだと聞いている。

 

潰してやるぜ!……神通がな!

 

さーて、神通はどうするのかな?

 

「疾ッ」

 

神通の腰の刀が煌めく。

 

この俺の『瞳』を以ってしても、ほぼ、刃が軽く煌めいたと認識するので精一杯だ。

 

何をやったか?

 

これが神通の十八番の神速居合だ。

 

ほぼ不可視レベルの剣閃は、常人なら、「瞬きをせずとも」見えない領域の速さの居合。

 

余談だが神通は、このように剣術の達人であるが、更にその上に格闘術すら極めている。

 

『ジリリリリ!!!』

 

「イーッ?!」

 

「「「「イーッ!!!」」」」

 

ドアを叩き斬ると、警報が鳴り、黒いタイツのショッカー戦闘員が多数現れる。

 

しかし……。

 

「邪魔です」

 

「「「「?!」」」」

 

神通の腰から放たれる銀の閃光、鍔が鯉口に収まる「カチン」という音が数回聞こえると、それだけで、戦闘員は輪切りにされていく。

 

神通の剣技は、比喩ではなく、「視界の範囲内なら斬れる」くらいの領域にある。ルドラサウム世界基準なら剣戦闘レベル3くらいだ。

 

因みに、デビルアナライザでは、神通の種族は英傑で、レベルは490だった。

 

「「「「イーッ?!!!」」」」

 

音速で消し飛ぶ戦闘員を横目に、工場の地下へと向かう神通。

 

そして……。

 

「ゲーッゲゲゲ!飛んで火に入る夏の虫よ!このクマトラ男様が食い殺してくれるわ!」

 

怪人が現れる。

 

「や、やれ、クマトラ男!私の脱出まで時間を稼げ!」

 

博士が逃げる。

 

「ぐあっ?!」

 

博士が転んだ。

 

いや、違う、これは……。

 

「あ、あれ?立てない?何故だ?立てない?」

 

神通め、すれ違いざまに博士の足を……!

 

「あ、ああ?あああああああっ!わ、私の足が!足がないいいいいっ!!!!」

 

「ッ、オオオオオッ!!!」

 

狼狽えて騒ぐ博士を認識した瞬間、怪人クマトラ男は即座に動いた。

 

何だかわからんがヤバい!そう思ったんだろう。

 

「死ねぇい!ベアーナックル!!!」

 

クマトラ男はその名の通り、クマのような大きな体躯と、肥大化した両腕、鋭い牙を持つ、トラ模様の醜い獣人型の怪人だった。

 

その大きな拳で抉るように殴るのは脅威だ。

 

普通の人間なら、脳漿を撒き散らして吹っ飛んでいたところだろう。

 

しかし、黒井鎮守府には、俺と守子ちゃん以外に普通の人間はいない。

 

「き、消えたッ?!!」

 

「縮地、と言います。基本的な武技です」

 

あー……、相性が悪かったなあ……。

 

力には技を、技には魔法を、魔法には力をぶつけろってな。

 

明らかにパワータイプのこの怪人は、圧倒的技量タイプの神通相手じゃなぶり殺しだな。

 

「な、舐めるなよ女ぁ!!!」

 

カチン、また、居合の音だ。

 

「ぐあっ?!」

 

クマトラ男の強靭な腕から大量の血が吹き出す。

 

「あら……、思いの外、丈夫なのですね」

 

「て、てめえええ!!!や、やりやがったなあああ!!!」

 

「では、もう一度」

 

再び、神通の身体が搔き消える。

 

「ッ、オオ!!」

 

何とか首を守ったが、脇腹を深く斬られる怪人クマトラ男。

 

圧倒的にクマトラ男が不利だ。

 

これを繰り返せばズタズタにされて終わりだろう。

 

だから……。

 

「わ、わ、分かった、降参だ!は、博士の手元にあるアタッシュケースに機密文書が入っている、それを渡すから俺は見逃してくれ!」

 

「……良いでしょう、アタッシュケースを渡しなさい」

 

「お、おう、投げるぜ、ほら……、よっと!」

 

アタッシュケースが宙を舞う。

 

その瞬間!

 

「死ね!熱光線!!!」

 

クマトラ男が口からビームを吐く!!!騙し討ちだ!!!

 

神通は……!

 

「まあ、そうでしょうね」

 

「あ、え……?」

 

ビームを「斬った」。

 

「ゴミ虫の考えそうな事です。お見通しですよ」

 

「あ、ああ……!うわあああああ!!!」

 

「死ね」

 

「ぎゃあああああ!!!!」

 

首を跳ね飛ばされて爆発する怪人クマトラ男。

 

そして、機密文書入りのアタッシュケースを手に入れると、爆発の衝撃でショッカーの秘密基地の自爆スイッチが誤作動する。

 

『自爆まで、あと一分……』

 

神通と俺は、ぶっ倒れている博士を掴んで急いで脱出した……。

 

 

 

リザルト

・怪人『クマトラ男』の抹殺◯

・ショッカー科学者『割類博士』の逮捕◯

・戦闘員をできる限り殺害◯

・拠点の破壊工作◯

・副目標として、機密文書の奪取も依頼するが、恐らく破棄されるので、なくてもよい◯

 

評価:S

 

報酬:1200万円

−黒井鎮守府の中抜き:200万円

=神通の今日の手取り:1000万円

 

神通の預金口座:350000万円+1000万円

 




神通
黒井鎮守府では戦闘を担当。

旅人
ヒモ。
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