最上が秘書艦だ。
昨日は夕立が秘書艦で、夜に秘所姦して寝た。
あんまり下ネタ言うとUNEIに絶版されるかもしれない。怖いなー、とずまりすとこ。
「僕だよ!」
「はい、おはよう最上」
「うん!おはよう提督!」
最上。
ボーイッシュながらも仕草が「女」なのがたまらねぇぜ!
分かるかなー?
こう、普段は元気溌剌銀河美少年!みたいなノリなんだけど、ちょっと強気に攻めてやるとメスの顔になるんだよね。
女の甘えた声でしなだれかかってくるのマジで可愛い。
「最上ー、はい、おはようのちゅー」
「えへへ、ちゅー❤︎」
完全にバカップルの所業だが、艦娘はなんか知らんけどこういうの好きなんだよね。
外敵に対してはどこまでも残酷だが、俺に対しては甘えん坊だ。
ちゅー、するついでに最上の尻肉を揉みしだく!
おっほ、ムチムチの美尻!プリンプリンよ、プリンプリン!
「やぁ……❤︎えっち……❤︎」
はーぁ?可愛いかよ?
「最上はえっちなの嫌いかな?」
「提督となら、いっぱいしたいよ❤︎」
はーぁ????可愛いかよ????
語彙力が消滅するな?可愛すぎて声も出ねえわ。
まあ、口を開けば口説き文句と減らず口が沢山出てきますが。壊れたラジオとお呼びください!
「最上ー、どうする?お仕事する?その前にえっちする?時間あるし」
「もうっ、朝からはダメだよっ!お仕事しないと!……で、でも、提督の命令なら、僕は逆らえない、よ……?」
ほーん?
「じゃあ、ちょっとだけしちゃおう?ねっ?」
「……うん❤︎」
はーあ、最上本当に可愛いな。
結婚したい。
してたわ。
結婚してたわーーー!!!
ここにいるボーイッシュ美少女いるじゃないっすか。
これ、俺のなんすよ。
ちなみに最上は結構Mだから、背後から責めてる時にお尻を叩いてあげると喜ぶぞ!
いやあ、可愛い声で鳴いてたな。
最高の朝だ。
「えっと、それじゃあ、今日の報告から。まずは……」
「うんうん」
「……って感じかな。報告終わりっ!じゃあ、鎮守府の見回りしようね!」
「ああ、報告ありがとう」
「えへへ、じゃあ、行こっか!」
はあーん?
ナチュラルに恋人繋ぎしてきたぞー?
ほんっとにマジで可愛いな。
「えへへー、提督、凄い筋肉だね!カッコいいよ!」
俺の腕に頬ずりする最上。
「最上は筋肉が好きなのか?」
「え?う、うん。そ、そのね?逞しい提督に組み伏せられるのが、好きなんだ❤︎」
はい、可愛い。
そのマゾっ気が可愛い。
俺はどちらかといえばSだからな。
それに、甘えさせてくれる女の子より、可愛く甘えてくる女の子の方が好きだ。
いや、まあ、望月みたいに“ガチ”な甘え方をされるとそれはそれで引くんだが。
最上は丁度いい塩梅で甘えてくるから素晴らしいよな。
「提督、今日も特に予定はないよ!どうする?」
俺の腕にペタッとくっつく最上が問いかけてきた。
ふむ……。
「今日は、黒井モールの視察に行こうか」
「うん!」
黒井モール……。
俺がノリと勢いで建てた百貨店だ。
様々な製品を、黒井鎮守府で生産したり、他の世界から取り寄せたりして販売している。
売れ筋は、他の世界にあるグルメ界なるところから取り寄せた食品や、黒井鎮守府産の電子機器だ。
グルメ界の食品はヤバいレベルで美味いし、ノースティリス産の食品もそれに並ぶ。この世界の食品ももちろん美味い。
黒井鎮守府産の電子機器は、どれも高性能だ。
だが、そんな、表側の黒井モールの売り上げの数倍の売り上げを出すのが、『裏』黒井モールである。
裏黒井モールは、その名の通り、裏の人間に向けた製品を販売している。
銃器、兵器、魔導具、魔導書、秘薬、ハッキングプログラム、コンピュータウイルス、魔法生物、護符、スクロール……。
オークションなども開催している。
ヤバいもんを売ってる訳だな。
言っておくが俺の指示じゃない。
俺は純粋に、利益追求と女子供の笑顔のために黒井モールを作ったのだが、艦娘の一部が勝手に、地下にヤバいもの売り場を作ってしまったのだ。
知らない知らない私は知らない。
俺が、乱暴だ!横暴だ!オーマイガッデムなのだ!と言ってもいつのまにか決定されていた。
ペナルティーキーック!
まあ、できちゃったもんはしゃーない、切り替えてけ。
と言う訳で裏黒井モールを視察。
「あ」
「お?」
蟲師だ。
「よう、旅人」
「ギンコ、まだいたのか?」
「ん、ああ、最近は黒井鎮守府の宿舎を借りて、表の黒井モールのフードコートで飯を食って過ごしてるよ。ありがとな」
黒井鎮守府には、出入り自由な宿舎がいくつかある。
外部の人間を黒井鎮守府内に泊める為の建物だ。
基本、俺の知り合いは無料だし、どうしても宿が必要な人には、ビジネスホテル並みの格安で貸すこともあり得なくはない。
災害の時なんかは、近隣住民をここに集める。
それが、黒井鎮守府宿舎だ。
ギンコは、蟲を呼び寄せるという体質によって、一箇所には留まれないから、家を持たずに流浪の身として生きている、ある種、俺と同類と言えるような奴。
蟲とは、生命未満の、意思を持った自然現象のようなもの、かな?いや、厳密には違うんだが、上手く説明できない。
まあ、何にせよ、そんな、意思を持っている自然現象のようなもの、蟲を退治したり何だりするものが、蟲師と言うのだ。
そんな中でも、彼、ギンコは、蟲と……、自然との調和を図る、珍しい蟲師だ。
俺も、基本的に、常人が見えちゃいけないものは大半見える体質なもんで、蟲師の真似事はできるが、ギンコは俺よりもっと上手だな。
そんなギンコも、この、裏黒井モールの常連である。
何故か?
裏黒井モールには、蟲師が使うような光酒や、蟲下しなどの薬品を売っているからである。
うちの裏山は光脈筋で、光酒がとれるから、蟲師がよく光酒を買いに来るのだ。
詳しい話は省くが、光脈とは龍脈のようなもの、光酒とは光脈から取り出した生命エネルギーの結晶のようなものだな。
まあ、何にせよ、蟲師のような裏の人間は、裏黒井モールに集まってくる。
あ、薬品やら何やらを仕入れているのは白露型だよ。あと、裏山は、首輪付きの手によって薬草畑になっている。
「今日は光酒の補給に来たんだ」
「そうか」
「ここは安いな、何でもかんでも、卸値レベルの値段で手に入る」
「まあ、蟲師は、世界秩序を守る側の存在だからねえ。俺も、極力力を貸したいと思うよ」
「ありがてえよ」
そんな話をして、俺は裏黒井モールの視察を続ける……。
「提督、蟲師ってなあに?」
最上は、俺がギンコと話している最中、一歩後ろで控えていてくれた。
最上もプロだ、抜け目ない。
頼んでいる訳じゃないが、俺の護衛として、いつでもギンコを仕留められる警戒状態にあり、なおかつ、その警戒状態を他人に悟られないようにしていた。
しかも、俺とギンコが知り合いだと見て、話には割り込まなかった。
物理的にも、精神的にも、一歩引いて構えていた訳だな。
ふむ……、好奇心が強い艦娘や、精神的に幼い艦娘、頭のネジを落としてしまった艦娘などは、俺が知り合いと会話していたら、割り込んでみたり、嫉妬のあまり俺の気を惹こうとしたりする。
その点、最上は大人しくしていた。
意外と秘書艦向きなのかもしれない。
おっと、蟲師とは何か?だったか?
「蟲とは、生命の根源に最も近いもの、多くの謎に包まれた幽玄の存在。世界や人に対して多くの怪異な影響を与える。蟲師は、その蟲の起こす怪現象に対する施術師としての役割を担っている……、ってところか」
「ふうん……、退魔師とかに近い存在かな?」
「蟲を怪異と見なすとするならば、そうとも言えるかもしれないな」
「それにしては、あの人、弱そうだったけど」
「そりゃ、蟲師は戦う者じゃないからな」
「戦わないでどうやって蟲を退治するの?」
「そもそも、蟲は退治するようなものじゃない。自然現象に近いものだ。それを、人の力で操作しようってのは烏滸がましいな。……退治する、と言うよりは、身体に入った蟲を薬で追い出したりとか、そんな感じだな」
「へえ……、面白いね。でも、それって、蟲師にしかできないことなの?」
んー……。
「まあ、葛葉ライドウなら、蟲も斬り捨てるし、獣の槍に選ばれしものなら、蟲を退治できるかもな。でも、蟲は退治するものじゃないし、蟲を殺して回るのは良くない。蟲の専門家は蟲師なんだよ」
「そっか……。黒井鎮守府も、万能の存在じゃないもんね。世界は、僕達だけじゃ成り立たないんだ」
「そうさ、世界は俺達だけじゃ成り立たないんだよ……」
黒井モールの視察を終えた後……。
「面白かった!今日は僕のわがままに付き合ってくれてありがとう、提督!」
そう言った、最上と別れた。
「いや、良いさ。またいつでもおいで」
最上
ちんちんはついてない。
蟲師
黒井鎮守府始動前は、ボランティア程度の給与しか得られなかったが、黒井鎮守府が始動して、蟲師の保護を始めた今ではそこそこの金がもらえるらしい。
旅人
朝からやまたのおろちんちんしてた。