旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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興味ないねぇ、おちんちん、興味ないねぇ。


490話 秘書艦チェンジ! その2

最上が秘書艦だ。

 

昨日は夕立が秘書艦で、夜に秘所姦して寝た。

 

あんまり下ネタ言うとUNEIに絶版されるかもしれない。怖いなー、とずまりすとこ。

 

「僕だよ!」

 

「はい、おはよう最上」

 

「うん!おはよう提督!」

 

最上。

 

ボーイッシュながらも仕草が「女」なのがたまらねぇぜ!

 

分かるかなー?

 

こう、普段は元気溌剌銀河美少年!みたいなノリなんだけど、ちょっと強気に攻めてやるとメスの顔になるんだよね。

 

女の甘えた声でしなだれかかってくるのマジで可愛い。

 

「最上ー、はい、おはようのちゅー」

 

「えへへ、ちゅー❤︎」

 

完全にバカップルの所業だが、艦娘はなんか知らんけどこういうの好きなんだよね。

 

外敵に対してはどこまでも残酷だが、俺に対しては甘えん坊だ。

 

ちゅー、するついでに最上の尻肉を揉みしだく!

 

おっほ、ムチムチの美尻!プリンプリンよ、プリンプリン!

 

「やぁ……❤︎えっち……❤︎」

 

はーぁ?可愛いかよ?

 

「最上はえっちなの嫌いかな?」

 

「提督となら、いっぱいしたいよ❤︎」

 

はーぁ????可愛いかよ????

 

語彙力が消滅するな?可愛すぎて声も出ねえわ。

 

まあ、口を開けば口説き文句と減らず口が沢山出てきますが。壊れたラジオとお呼びください!

 

「最上ー、どうする?お仕事する?その前にえっちする?時間あるし」

 

「もうっ、朝からはダメだよっ!お仕事しないと!……で、でも、提督の命令なら、僕は逆らえない、よ……?」

 

ほーん?

 

「じゃあ、ちょっとだけしちゃおう?ねっ?」

 

「……うん❤︎」

 

 

 

はーあ、最上本当に可愛いな。

 

結婚したい。

 

してたわ。

 

結婚してたわーーー!!!

 

ここにいるボーイッシュ美少女いるじゃないっすか。

 

これ、俺のなんすよ。

 

ちなみに最上は結構Mだから、背後から責めてる時にお尻を叩いてあげると喜ぶぞ!

 

いやあ、可愛い声で鳴いてたな。

 

最高の朝だ。

 

「えっと、それじゃあ、今日の報告から。まずは……」

 

「うんうん」

 

「……って感じかな。報告終わりっ!じゃあ、鎮守府の見回りしようね!」

 

「ああ、報告ありがとう」

 

「えへへ、じゃあ、行こっか!」

 

はあーん?

 

ナチュラルに恋人繋ぎしてきたぞー?

 

ほんっとにマジで可愛いな。

 

「えへへー、提督、凄い筋肉だね!カッコいいよ!」

 

俺の腕に頬ずりする最上。

 

「最上は筋肉が好きなのか?」

 

「え?う、うん。そ、そのね?逞しい提督に組み伏せられるのが、好きなんだ❤︎」

 

はい、可愛い。

 

そのマゾっ気が可愛い。

 

俺はどちらかといえばSだからな。

 

それに、甘えさせてくれる女の子より、可愛く甘えてくる女の子の方が好きだ。

 

いや、まあ、望月みたいに“ガチ”な甘え方をされるとそれはそれで引くんだが。

 

最上は丁度いい塩梅で甘えてくるから素晴らしいよな。

 

「提督、今日も特に予定はないよ!どうする?」

 

俺の腕にペタッとくっつく最上が問いかけてきた。

 

ふむ……。

 

「今日は、黒井モールの視察に行こうか」

 

「うん!」

 

 

 

黒井モール……。

 

俺がノリと勢いで建てた百貨店だ。

 

様々な製品を、黒井鎮守府で生産したり、他の世界から取り寄せたりして販売している。

 

売れ筋は、他の世界にあるグルメ界なるところから取り寄せた食品や、黒井鎮守府産の電子機器だ。

 

グルメ界の食品はヤバいレベルで美味いし、ノースティリス産の食品もそれに並ぶ。この世界の食品ももちろん美味い。

 

黒井鎮守府産の電子機器は、どれも高性能だ。

 

だが、そんな、表側の黒井モールの売り上げの数倍の売り上げを出すのが、『裏』黒井モールである。

 

裏黒井モールは、その名の通り、裏の人間に向けた製品を販売している。

 

銃器、兵器、魔導具、魔導書、秘薬、ハッキングプログラム、コンピュータウイルス、魔法生物、護符、スクロール……。

 

オークションなども開催している。

 

ヤバいもんを売ってる訳だな。

 

言っておくが俺の指示じゃない。

 

俺は純粋に、利益追求と女子供の笑顔のために黒井モールを作ったのだが、艦娘の一部が勝手に、地下にヤバいもの売り場を作ってしまったのだ。

 

知らない知らない私は知らない。

 

俺が、乱暴だ!横暴だ!オーマイガッデムなのだ!と言ってもいつのまにか決定されていた。

 

ペナルティーキーック!

 

まあ、できちゃったもんはしゃーない、切り替えてけ。

 

と言う訳で裏黒井モールを視察。

 

「あ」

 

「お?」

 

蟲師だ。

 

「よう、旅人」

 

「ギンコ、まだいたのか?」

 

「ん、ああ、最近は黒井鎮守府の宿舎を借りて、表の黒井モールのフードコートで飯を食って過ごしてるよ。ありがとな」

 

黒井鎮守府には、出入り自由な宿舎がいくつかある。

 

外部の人間を黒井鎮守府内に泊める為の建物だ。

 

基本、俺の知り合いは無料だし、どうしても宿が必要な人には、ビジネスホテル並みの格安で貸すこともあり得なくはない。

 

災害の時なんかは、近隣住民をここに集める。

 

それが、黒井鎮守府宿舎だ。

 

ギンコは、蟲を呼び寄せるという体質によって、一箇所には留まれないから、家を持たずに流浪の身として生きている、ある種、俺と同類と言えるような奴。

 

蟲とは、生命未満の、意思を持った自然現象のようなもの、かな?いや、厳密には違うんだが、上手く説明できない。

 

まあ、何にせよ、そんな、意思を持っている自然現象のようなもの、蟲を退治したり何だりするものが、蟲師と言うのだ。

 

そんな中でも、彼、ギンコは、蟲と……、自然との調和を図る、珍しい蟲師だ。

 

俺も、基本的に、常人が見えちゃいけないものは大半見える体質なもんで、蟲師の真似事はできるが、ギンコは俺よりもっと上手だな。

 

そんなギンコも、この、裏黒井モールの常連である。

 

何故か?

 

裏黒井モールには、蟲師が使うような光酒や、蟲下しなどの薬品を売っているからである。

 

うちの裏山は光脈筋で、光酒がとれるから、蟲師がよく光酒を買いに来るのだ。

 

詳しい話は省くが、光脈とは龍脈のようなもの、光酒とは光脈から取り出した生命エネルギーの結晶のようなものだな。

 

まあ、何にせよ、蟲師のような裏の人間は、裏黒井モールに集まってくる。

 

あ、薬品やら何やらを仕入れているのは白露型だよ。あと、裏山は、首輪付きの手によって薬草畑になっている。

 

「今日は光酒の補給に来たんだ」

 

「そうか」

 

「ここは安いな、何でもかんでも、卸値レベルの値段で手に入る」

 

「まあ、蟲師は、世界秩序を守る側の存在だからねえ。俺も、極力力を貸したいと思うよ」

 

「ありがてえよ」

 

そんな話をして、俺は裏黒井モールの視察を続ける……。

 

「提督、蟲師ってなあに?」

 

最上は、俺がギンコと話している最中、一歩後ろで控えていてくれた。

 

最上もプロだ、抜け目ない。

 

頼んでいる訳じゃないが、俺の護衛として、いつでもギンコを仕留められる警戒状態にあり、なおかつ、その警戒状態を他人に悟られないようにしていた。

 

しかも、俺とギンコが知り合いだと見て、話には割り込まなかった。

 

物理的にも、精神的にも、一歩引いて構えていた訳だな。

 

ふむ……、好奇心が強い艦娘や、精神的に幼い艦娘、頭のネジを落としてしまった艦娘などは、俺が知り合いと会話していたら、割り込んでみたり、嫉妬のあまり俺の気を惹こうとしたりする。

 

その点、最上は大人しくしていた。

 

意外と秘書艦向きなのかもしれない。

 

おっと、蟲師とは何か?だったか?

 

「蟲とは、生命の根源に最も近いもの、多くの謎に包まれた幽玄の存在。世界や人に対して多くの怪異な影響を与える。蟲師は、その蟲の起こす怪現象に対する施術師としての役割を担っている……、ってところか」

 

「ふうん……、退魔師とかに近い存在かな?」

 

「蟲を怪異と見なすとするならば、そうとも言えるかもしれないな」

 

「それにしては、あの人、弱そうだったけど」

 

「そりゃ、蟲師は戦う者じゃないからな」

 

「戦わないでどうやって蟲を退治するの?」

 

「そもそも、蟲は退治するようなものじゃない。自然現象に近いものだ。それを、人の力で操作しようってのは烏滸がましいな。……退治する、と言うよりは、身体に入った蟲を薬で追い出したりとか、そんな感じだな」

 

「へえ……、面白いね。でも、それって、蟲師にしかできないことなの?」

 

んー……。

 

「まあ、葛葉ライドウなら、蟲も斬り捨てるし、獣の槍に選ばれしものなら、蟲を退治できるかもな。でも、蟲は退治するものじゃないし、蟲を殺して回るのは良くない。蟲の専門家は蟲師なんだよ」

 

「そっか……。黒井鎮守府も、万能の存在じゃないもんね。世界は、僕達だけじゃ成り立たないんだ」

 

「そうさ、世界は俺達だけじゃ成り立たないんだよ……」

 

 

 

黒井モールの視察を終えた後……。

 

「面白かった!今日は僕のわがままに付き合ってくれてありがとう、提督!」

 

そう言った、最上と別れた。

 

「いや、良いさ。またいつでもおいで」

 




最上
ちんちんはついてない。

蟲師
黒井鎮守府始動前は、ボランティア程度の給与しか得られなかったが、黒井鎮守府が始動して、蟲師の保護を始めた今ではそこそこの金がもらえるらしい。

旅人
朝からやまたのおろちんちんしてた。

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