同時に借りてきた蒼天の拳の方が百倍おもしれーわ。
絆!家族!友情!愛!みたいな感動ポルノは反吐が出てしまう。
あ、それと、本田に勝ってコーラを得ました。
あれ、勝てるもんなんですね。
今日の秘書艦は不知火。
朝起きたら隣に立っていた。
「おはぬいぬい」
「ぬいぬいではありません、不知火です」
「ぬーいぬいっ!」
「不知火です」
オッ、セメント対応〜。
そんなところも可愛いよ。
「ぬいぬーい、おはようだよー」
「あんっ❤︎おはようございます」
不知火を抱きしめて尻を撫でる。
「不知火〜、可愛いなあ、不知火は可愛いなあ」
「司令、あの、本日の職務は……」
「まあまあまあまあ、いいからいいから、はい、ごろーん!」
不知火をベッドに引きずり込む。
「司令……?」
「不知火〜」
さーて、朝なのでナニがペニセストしてるな。
いや、えの素はやめろ?
このssは綺麗なssだから、下ネタとかはないんだ。
……まあ、チンチンでちゃぶ台を突き破るほどの勃起も、出来ない訳じゃないんですけどね?
それはさておき、俺のこのいきり立ったグレートソードを鎮めなければ。
チンチンを鎮鎮しなければ。
だから下ネタはやめいゆーてるやろがい!
よっし、不知火にどうにかしてもらおう。
「不知火〜、良いかな?」
「はっ、慰安任務、了解しました……❤︎」
TINTIN(ゲーミング鳥)を鎮めた。
キツキツでした。
やはり駆逐艦……。
はっ?!
ロリの闇に飲まれるところだった?!
屈しない!
俺は屈しないぞ!
姫騎士くらい屈しないぞ!
くっころくっころ!
そんなハッスルハッスルみたいに言っちゃダメだな。
まあさっきまでハッスルしてたんだがな!がはは!グッドだ!
いかんいかんいかん、闇に飲まれるなー、闇に飲まれるな俺。
正気を保て。
前を向け。
臆せば死ぬぞ。
退けば老いるぞ。
今なら卍解もできそうだ。
それくらい清々しい気分だ。
そうだな、今日の仕事はなんだろな?
「不知火、今日のスケジュールは?」
「鳳翔さんが呼んでいました。何でも、黒井鎮守府の公式お菓子の試作品ができたとか。それと、明石さんが、裏黒井モールの機動兵器についてお話があると。更に、財務担当の霧島さんが、黒井モールの全国展開についてお話があるとのことです」
んんー?
観光地かな?
何で軍事組織に公式お菓子が?
ま、まあ良いや、どうせ黒井モールで売ることになると思うし。
それと、機動兵器についての話と全国展開の話か。
それは多分……、販路拡大についてだな。
元々、裏黒井モールは既にパンパンで人多過ぎだから、各国に支店を出そうって話だったんだよ。
うん……、となると、総合百貨店である表黒井モールに特別な銘菓を作ってから、裏黒井モールと共に全国展開、か。
今日は艦娘との会議だな。
食品担当、鳳翔。
技術担当、明石。
財務担当、霧島。
外交担当、翔鶴。
魔術担当、時雨。
主な会議のメンバーはこんな感じだ。
まず、最初に口を開いたのは鳳翔。
「黒井モールで販売する銘菓ができましたよ!ドラゴンの卵で作ったバームクーヘンに、黒井鎮守府のイメージカラーである黒!ということで、黒いチョコレートで外側をコーティングしました。名付けて、『黒井バウム』です!」
ほーん。
みんなで食べてみる。
「お、美味い!」
「美味しいね」
「バッチリです!」
評判は上々だ。
「それと、戦艦の焼印を押した『戦艦煎餅』もどうぞ!」
「うん、美味い」
「中々だね」
「売れると思いますよ!」
と、そんなこんなで……。
鳳翔から、食品関係の売れ行きなんかを聞いて、次の議題。
「明石です。黒井鎮守府製の機動兵器、各国で大人気です!」
ほーん。
「特に、量産型ヒュッケバインMk-IIが売れてますね!製造ラインを三倍に増設したくらいですよ!」
「どこに売った?」
「あからさまなテロ組織でもない限り、どこにでも売りますよー。まあ、量産型ヒュッケバインMk-IIは欧米に売れてますね!特にアメリカは、三百機も買ってくれました!」
「ああ、そういや、アメリカでは量産型ヒュッケバインMk-IIを正式採用機にするとか言ってたっけ?」
「はい!それと、ドイツには量産型ゲシュペンストMk-IIが売れました!五十機くらい。島国のイギリスにはリオン系が売れましたねー、航空機の代わりに使うみたいですよ」
ほーん。
「最近は、なんか知りませんけどエアロゲイター?とか言う宇宙人みたいなのが攻めてきてるみたいですから、どの国も機動兵器を欲しがってるんですよー!いやー、儲かりますねー!」
そうなの?
よく分からないけど、うちの兵器が売れるのは良いことだ。
儲かるのは良いことだな。
うちは既に、林檎のコンピュータ屋さんも、熱帯雨林の通販屋さんもとっくに追い越して、世界一のメガコングロマリットになっているからな。
その上、戦争特需で兵器開発業は儲かる儲かる。
え?
戦争なんていつもやってるじゃん?
いや、中東の紛争とかじゃなく、定期的に敵性宇宙人が攻めて来たり、古代兵器が蘇ったり、怪獣が現れたりするしさ……。
もうね、毎年だよ?
俺には関係ないからここに描写してないだけで、昨日も怪獣が現れて、日本のスーパーロボットが抹殺したとか、そんな話があったんだよ。
最近はなんだか、グアムの方に次元の裂け目ができて、そこから怪獣が湧いてるらしいな。
でもまあ、この世界ではよくあることなので、誰も気にしないのだが。
まあ、そのおかげで、うちのパーソナルトルーパーやアーマードモジュール、その他スーパーロボットもガンガン売れてるから、逆に助かってるんだが。
「他にも、量産型アシュセイヴァーが中国に、日本には量産型グルンガスト弐式が売れましたね」
売れまくってるなあ。
「昨日の宣伝が効いたのか、各国から追加注文もありましたよ!」
「宣伝?何したの?」
「あれ?報告してませんでしたっけ?昨日、太平洋沖から現れた怪獣を、うちの製品で殺したんですよ」
ほへー。
「報連相、ちゃんとしよう!」
「すいましぇん」
「それで、こちらからは、黒井モールの全国展開を考えて欲しいと……」
霧島が言った。
「良いよ、好きにやっちゃってオーケー。但し、産業スパイには十分注意すること。うちの機動兵器の技術とか、漏れたら百パーセント悪用されるんだからね」
「了解しました」
さて、話はこんなもんか。
解散、と。
「ぬいぬい〜」
「不知火です」
「今日も働いたから疲れたー、ナデナデシテー」
ファーブルスコファー。
モルスァ。
ぬいぬい
ぬーいぬい、ぬーいぬい、くちーくかーんだよー。
ほっしょ
良妻賢母。
明石
黒井鎮守府のビアンゾルターク。工廠の地下にはネオグランゾンとグレートゼオライマーがある。
しぐしぐ
魔術担当。
霧島ネキ
マイクチェックの時間だおらぁ!
旅人
「ぬいぬいはベッドの上ではすごく乱れるし喘ぎ声もすごい」