旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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肉うま。


498話 青葉のインタビュー! その4

ワレアオバ!

 

はい、と言う訳でしてね!

 

外部組織の猛士にインタビューをします。

 

前回、時雨ちゃんのインタビューの時にチラッと話されたと思うんですけどね?

 

ええと、鬼という超人が所属する組織だそうです。

 

表向きには、TAKESHIというNPO団体で、アウトドアグッズの販売などを行っているそうですね。

 

今回は、黒井鎮守府の闇の繋がりをフル稼働して!

 

……ジョーダンですよ!普通に、提督の人脈パワーと、黒井鎮守府の交渉パワーで、インタビューの許可が降りたってだけです。

 

悪いことは誓ってやってませんよ。

 

じゃ、行くよガサ!メモよろしく!

 

 

 

はい!今回は、時代の陰に生きる『鬼』を擁する組織、猛士にやって参りました!

 

葛飾区柴又にあるこの甘味処『たちばな』こそ、関東の鬼の本拠地だそうです!

 

本部は奈良にあるそうですよ。

 

さあ、入ってみましょう!

 

こんにちはー!黒井鎮守府でーす!

 

「はーい!」

 

猛士の一員である女性に、別室に案内されました。

 

そこで待っていたのは、三十代くらいの男性です。

 

結構渋いおじさんですね。

 

「こんにちは」

 

はい、こんにちは!

 

「黒井鎮守府のとこの子かい?」

 

はい!

 

「俺は……、ヒビキだ、よろしくな」

 

よろしくお願いします!

 

にしても、変わったお名前ですね。

 

「ん……、ああ、これはいわゆる、コードネームみたいなもんさ」

 

なるほど……。

 

「それで、インタビューって聞いたんだが」

 

ああ、はい!今回はですね、猛士と鬼についてお聞きしたいんですよね!もちろん、デビルサマナーなどの裏社会向けに限定公開する予定なので、一般社会にバレることはないです。

 

「うん、それなら良い。それで、何が聞きたいんだ?」

 

そうですねえ、まずは猛士の歴史を軽く。

 

「猛士の歴史か。歴史は……、まあ、かなり古いな。千年以上前、平安時代頃には原型ができていたそうだ。元は修験道関係の人間が興した……、と言われている」

 

なるほど……。ですが、何故、NPO団体なんですか?魔化魍とか言う化け物を倒すんですよね?営利団体としてやっていけると思いますけど。

 

「まあ、そうだな……、理由は大きく二つある。一つは、戦国時代頃に、鬼達が大量に戦に駆り出されて、大きく数を減らしたからだな」

 

つまりは、鬼を兵器として扱われる可能性がある以上、政府とは関われないと?

 

「そうだ。お金をもらって魔化魍を退治する……、つまり、お金をくれる人の言うことを聞かなきゃならなくなる。それじゃあ、無辜の人々を守るという鬼の信条に反するんだよ」

 

そうですか……。

 

「そして二つ目。情けない話だが……、ヤタガラスに勝てなかったのさ」

 

勝てなかったとは?

 

「ヤタガラスは政治的手腕に長けていたんだ。今は弱体化しているが、明治くらいまでは政府の中枢に居座り、予算も下りていたそうだ」

 

なるほど、猛士は政治ができなかったと。

 

「ま、それだけじゃなく、葛葉の強さに圧倒されたってのもあるさ。俺達鬼は、魔化魍を浄めるのが専門だから、他の悪魔は得意じゃないんだよ」

 

確かに、噂によると葛葉は、日本刀と拳銃だけで、どんな強大な悪魔も調伏するとか。

 

「そうだ、葛葉は強い。それに、今でこそ大幅に弱体化してはいるが、過去のヤタガラスは本当に強かった。人員も、政治的な手腕も、単純な武力も」

 

では、政治に関わると、そんなヤタガラスと競い合うことになるから、猛士は一歩引いて、草の根運動みたいな組織になったと?

 

「まあ、そんな感じ」

 

なるほど……。では、次に、猛士の活動内容について教えてもらえますか?

 

「表向きはTAKESHIというオリエンテーションのNPO団体として、キャンプ用品の販売などをしているが、裏では魔化魍の退治をしている」

 

悪魔の一種である魔化魍の退治をしているんですね!

 

「ああ。鬼は日本各地にいて、人数は二百人くらいかな?だが、猛士の構成員は万を超えるほどいるな」

 

へえ、何をやっている人なんですか?

 

「猛士の構成員は、何も直接魔化魍と戦う鬼だけじゃない。鬼を運用する司令官、鬼のサポート役、そして、各地に散って魔化魍の情報を集める役……、色々いるんだ」

 

なるほど!組織として洗練されていますね!流石は、千年の歴史を持つ秘密結社、ってところでしょうか。

 

「いや……、最近は秘密結社って感じでもないさ」

 

はい?それまた、どうして?

 

「お宅んところの旅人のコネでな、色々な国防関係者から寄付金がかなり集まっている。あの、剣桃太郎総理大臣も、個人的に寄付してくれたよ」

 

そうなんですか。

 

「さっきも言ったが、猛士は政治とは距離をおきたいんだがな。でも、倒しても倒しても魔化魍は現れて、魔化魍以外の様々な悪魔も現れる。どこも、手が足りていないらしい」

 

ヤタガラスとか超ブラック企業と聞きますね。

 

「鬼は、鬼に変身すると肉体に大きな負担がかかるから、休みは多くもらっているんだが……、それでも、忙しいな。最近では専門外のファンガイアやオルフェノクすら狩っている始末だ」

 

どこも忙しいのは一緒ですね……。では、最後に、魔化魍への対処法について教えてください。

 

「魔化魍は、ええと、なんて言ったか……、そう、デビルサマナー達の言うところの、『破魔』属性にかなり弱いんだ」

 

破魔に弱いんですか。

 

「そうだ。俺達鬼は、魔化魍を倒すときに、楽器を模した道具を演奏して、『清めの音』を放つ。どうも、この清めの音は、デビルサマナーの人達が言うには、超強力な破魔属性らしい」

 

じゃあ、魔化魍が出そうな山奥とかでは、破魔属性の武器を持っていった方が安全ってことですね!

 

「ああ、そうだな」

 

 

 

おお!今回もたくさん売れました!

 

あまり情報がなかった猛士の話ですからね!

 

読みたい人はたくさんいたってことでしょう。

 

余談ですが、この記事の公開後、猛士へ参加してくるデビルサマナーが増えました。

 

猛士も、鬼のサポート役として、デビルサマナーを雇うことが増えたそうです。





とてもつよい。

青葉
実はそんなに強くない。
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