旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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またもや予定変更。

だって正月なんだもの。

あけおめ!


527話 全てに感謝する正月

「明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」

 

俺はニチアサヒーローみたいなもんなので(自意識過剰)、正月シーズンにはちゃんとこう言わなきゃならない。

 

そして、何とかタウンのお金を配る悪趣味なおっさんより稼いでいることだし、艦娘のみんなにお年玉を配ってあげよう。

 

「わーい!ありがとうございます、しれぇ!」

 

「はっやーい!」

 

「ありがとーぴょん!」

 

うむうむ。

 

「はい、春風も」

 

「あら!ありがとうございます!」

 

春風に金を渡す。

 

春風を買う。

 

つまり買春……?

 

「駄目だぞ、春風!」

 

「えっ?!なんの話でございますか?!」

 

 

 

さて……、先週、クリスマスだからと言って、酒を浴びるように飲んだよね?

 

でも、今日は正月だから、祝いの日だから、酒を浴びるように飲んで良いよね?

 

て言うか、祝い事じゃなくても、酒を浴びるように飲んでも良いよね。

 

「ね?」

 

「ん〜!まさにその通りですよ〜!」

 

ほら、ポーラもこう言ってる。

 

貞淑な淑女であるポーラが言ってるんだぞ?つまり、酒は飲んで良い。Q.E.D.だ。

 

「知ってますか〜?ワインを飲んだ後にウイスキーを飲めば、お腹の中でアルコールが喧嘩して、結果的にノンアルコールになるんですよ〜!」

 

「おっ、そうだな!」

 

ポーラが言うなら間違い無いな!

 

「はい、司令官!お酌するわ!」

 

「おー、雷!いやー!雷みたいな美人さんにお酌してもらうと、テンション上がっちゃうなあ、ははは!」

 

「うふふ、もーっと私に頼って良いのよ?」

 

「うんうん、頼っちゃう頼っちゃう!」

 

「司令官はなーんにもやらなくて良いからね!お酒飲んで、気まぐれに私達を犯してくれればそれでいいんだから!」

 

「う、うん?」

 

「何でもしてあげるわ!何でも!!!毎日司令官の為に働くわ、家事も、お世話も何でもやるわ!性欲処理も、下の世話も、何でも何でもやってあげるわ!」

 

「あ、はい、うん。気持ちだけ……」

 

「何でもするわ!全部、全部捧げる!肉体も心も、命も、姉妹達だって全部、ぜーんぶ捧げるわ!ああ、でも、司令官は私達のことなんてなーんにも考えなくて良いのよ?私達は私達の全てを司令官に捧げるけど、司令官は私達のことを、使えなくなったらいつでもぶっ殺して良いのよ!」

 

「いやいや、そんなことはしないよ、心から愛しているし、例えどんな障害があろうとも、俺達の愛は永遠だ」

 

「司令官……♡嬉しいわ、私の全てを捧げるから、受け取って♡」

 

そう言って抱きついてくる雷。

 

おほー!

 

おほーじゃねえわ、いかんいかん、ロリの闇に飲まれては……。

 

いや、待てよ?

 

先程ポーラが、別種のアルコールを摂取すれば、アルコール同士が喧嘩してノンアルコールになると言う画期的な理論を発表していたな。

 

であれば、ロリとおねーさんを同時に抱けば、ロリ成分とおねーさん成分が喧嘩して、抱いてないことになるんじゃないか?!?!??!!!

 

参ったな……、『答え』を見つけてしまった……。

 

ひょっとして俺は天才なのかもしれん。

 

「陸奥、ちょっとおいで」

 

「ええ、良いわよ」

 

ヨシ!

 

ここには陸奥おねーさんとロリ雷が双方いるので、成分が対消滅して俺に非はなくなった。Q.E.D.だ。

 

生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えは42だと思っていたのだが、別解があったとは、この海のリハクの目をもってしても見抜けなんだ。

 

「……なんだか、また変なこと考えてるわね?(名推理)」

 

「名探偵むっちゃんやめちくりー」

 

「私と雷ちゃんに挟まれて何を考えていたのかしら?」

 

「おれは……、今まで……、バカだったからわからなかったが、今……、すべてがわかりきっている……。こうして、おねーさんとロリの間に挟まれてわかってきたよ」

 

「何がかしら?」

 

「宇宙の全てが、うん、わかって……、きたぞ……。そうか。空間と時間とおれとの関係はすごく簡単なことなんだ。ははは……、どうして、地球にこんな生命があふれたのかも」

 

「こらっ!また変な電波を拾って!ダメよ!」

 

ばちーん!

 

「おれは しょうきに もどった!」

 

ばちーん!

 

「ぶったね……?二度もぶった……!親父にもぶたれたことないのに!!!」

 

「もう一発ぶった方が良いかしら?」

 

「いや待って、冗談だから。気が狂ってはいないから」

 

「そ、そうなのかしら?提督ったら、定期的に気が狂うから、正気に戻さなきゃって思って……」

 

「まあね、俺なんて虎眼先生みたいなもんだからね。多少はね?」

 

好きで狂ってる訳じゃない。

 

ノリと勢いが止められないのだ。

 

ハジケリストだから、ハジケずにはいられないのよ。

 

 

 

「兄さーん」

 

んお?

 

「花凛か」

 

そういや、妹の花凛を呼んでたっけ。

 

「久しいな、兄さん」

 

「うんうん、元気だったか?」

 

「ああ、もちろんだとも」

 

「ん、よしよし」

 

花凛を撫でてやる。

 

「はぁ、あのだね、私はこう見えてもう三十代だよ?」

 

「肉体年齢は小学生並みでしょ?」

 

「そうだが……。あと、それと、兄さんの部下の目が怖い。私は人の恋路を邪魔して馬に蹴られる趣味はないよ」

 

んー?

 

あ、艦娘のみんなが嫉妬を!

 

「大丈夫だから、これは兄妹のスキンシップだから。流石に血の繋がった妹に手は出さないから」

 

本当だよ。

 

「さ、花凛!料理はたくさんあるから、好きなもの食べていきなよ」

 

「うん、ありがとう、兄さん」

 

 

 

まあ、なんだろうか。

 

可愛い妹と、愛する艦娘達と今年も新年を迎えられた。

 

こう言うこと言うとなんかこう……、変な意識他界系拗らせ大学生みたいに思われるかもしれないが、本当に感謝しかない。

 

素敵な女性と出会えた幸運と運命に、素晴らしい生活ができている現状に、全てに感謝だ。

 




ポーラ
淑女(強調)。


旅人のことは大好きだが、性的なあれこれはない。塚原先輩的な非攻略対象。

旅人
おねロリ理論を提唱。
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