旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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いや俺もさ、時雨みたいな美少女にストーキングされてぇんだわ。

家に帰るとなぜか机の上に出来立ての晩ご飯が用意されてる上に、部屋が掃除されたりしててさ。

で、晩飯を食って流しに皿を置いておくと、いきなりメールが届いて、『美味しかったかい?きれいに食べてくれてうれしいな』みたいなメールが知らないメールアドレスから届くんすよ。

あとは、鍵を閉めて寝たはずなのに、朝起きるとベッドに潜り込まれてたり。

頼んでもいないモーニングコールがかかってきたり。

時雨はそう言う感じのヤベー女なんすよ。

本人は悪気とかないんです、百パーセント善意なんです。

俺もなー、時雨みてぇなやべぇ女に付き纏われてぇなほんとにな。


532話 掌の上で踊る旅人

やあ!テリーマンさ!(テキサスブロンコ)

 

嘘です、旅人です。

 

まあ俺も正義超人並みのモテモテ存在だし、多少はね?

 

そんな俺は、毎日、艦娘にストーキングされたり、わんわんプレイを強要されたりと、穏やかに暮している。

 

穏やか……?穏やかとは一体……。まあいいや、幸せだろうさ。

 

そう、俺は毎日、面白おかしく暮らしている。

 

しかし、そこに……。

 

朝起きて着替えたら、いきなり召喚魔法陣が!!

 

そして異世界転移!!!

 

 

 

「お願いします、勇者様!この世界を救ってください!!!」

 

おっ!

 

良いねえ!

 

楽しそう!

 

「是非やらせてください!(やるとは言ってない)」

 

ククク……、黒マテリア。

 

いやあ、地球にいると、いっつも艦娘がついてくるからな。

 

ナンパしたりとかなかなかできないんだよー。

 

たまにはフリーハンドで動きたい!

 

ナンパもできないこんな世の中、間違ってる。

 

なので、別の世界に行くゾ!って訳。

 

いやまあ、望んで行った訳じゃないんだけど。

 

とりあえず、王様に会って話をして、歓待を受ける。

 

珍しく、正統派な異世界召喚ものらしく、特に王様が実は悪者でー、みたいなのはないっぽい。俺の心理学と、脳内の『瞳』がそう言ってた。

 

俺のゴーストが囁いてるから多分真実。

 

味はまあそこそこな感じの飯を食べる。この辺は中世ナーロッパクオリティだなー。

 

「魔王というのは本当に恐ろしい存在なのです……。残虐なモンスターを支配下に置き、組織的に人間を襲わせるのです!そして、何より恐ろしいのは、魔王に対抗できるのは勇者様しかいないと言うこと……」

 

「[lady killer]なるほど……、出来る限り頑張りますよ、美しい姫君のために」

 

「[成功]そ、そんな、美しいだなんて……♡」

 

foo↑!!!

 

ナンパは楽しいゾーーー!!!

 

艦娘の前でナンパすると「私の方が愛されてる!」と対抗してきたり、無言で闇のオーラを出してきたりするからなあ。

 

俺は基本的に、美女はみんな平等に愛してるんだが……。

 

 

 

次の日、早速、訓練をすることになった。

 

これは、実力の確認も兼ねていると思う。

 

つまり、ここで俺つえー!をしたら、モテモテ間違いなしだ!

 

相手は一般通過騎士。

 

レディー、ファイッ!

 

「やああああっ!」

 

騎士が木剣を振りかぶって殴りかかってくる。

 

んまあ……、俺は強さにはあまり自信がないが、このレベルの一般人に毛が生えた程度に勝てないなんて、そんな訳はないよな。

 

軽く躱して、足払い。

 

「うわっ?!」

 

倒れる瞬間に右腕を掴んで、捻る!

 

「痛えっ?!!」

 

はい、制圧。

 

自分で言うのも何だが、この手の制圧術はそこそこに上手いと思う。

 

……「おお……!」

 

……「素晴らしいな!」

 

……「流石は勇者様だ!」

 

うーん、モテモテ!

 

楽しいねえ。

 

その後も、適当に騎士を蹴散らして俺つえーした。

 

 

 

「凄かったです!」

 

姫様に褒められる。

 

姫様は、リリアって名前だそうだ。

 

金髪北欧系でかわいいねえ。

 

十七歳くらいかな?

 

抱けるねえ。

 

姫様の頭上の好感度ゲージがピカピカ光る。

 

完全に俺に一目惚れしている数値だ。

 

「あ、あのっ!勇者様っ!も、もしよろしければ、わたくしのことはリリアと呼び捨てに……!」

 

うーむ?

 

これは……。

 

「呼び捨てしたら周りの人が怒りますからね、リリア様と呼ばせてもらいますよ。でも、二人きりの時にはそう呼ばせてもらおうかな?」

 

「はいっ!」

 

あー、かわええなあ。

 

よーし、こんな調子で、女騎士やら女盗賊やら、見た目が可愛い女の子を集めて魔王城に突撃だ!

 

 

 

そして……。

 

「ザッケンナコラー!スッゾコラー!」

 

死亡回数14回、十五時間に渡る泥仕合で魔王を仕留めた。

 

基本的に俺は、勝つまで戦えば勝てるって方針だからね。

 

『ぐおお!例えここで私を倒しても、人の心に闇がある限り第二第三の私が』

 

「うるせえええええ!!!!死ねええええええ!!!!」

 

あ、魔王については、普通に悪党で話し合いにも応じなかったので、抹殺させていただきました。悪しからず。

 

 

 

そして凱旋!

 

これから魔王討伐の報酬に、姫様とのセッッッ!!!でも強請るッカぁー!!!!

 

と思いながら、城に帰ってくると……。

 

「「「「「「おかえりなさい!提督!」」」」」」

 

「アッ、ァア……(声にならない叫び)」

 

いるんだよなー、艦娘が。

 

待ち構えてたよ……。

 

「待って、待って?待って、待って!一回でいいから!一回でいいから姫様とデートさせて?!頼むからマジで!お願い!ねっ?!」

 

俺は叫んだ。

 

こんなに苦労した挙句、可愛い姫様を抱かずに帰るなんて有り得ない。

 

「私、クイーン・エリザベス級なのよ。女王なの。姫様に近いんじゃないかしら?」

 

「はい?」

 

おっと……、ウォースパイトが訳わからんこと言い始めたゾ〜?

 

「私、プリンツ・オイゲンですよ!つまり王子様です!でも女の子だからお姫様ですよ!」

 

「はい????」

 

プリンちゃんも訳わからんこと言い始めた!

 

仕方ないな……、こうなったらこうだ。

 

「命令だ、この世界の姫様とデートさせてくれ」

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

うんまあ、聞き分けは良いんだ。

 

浮気がどうこうでガチギレしてくることはないし。

 

ただ、ついてこないでと頼んでも永遠についてくるだけで……。

 

あー、一人旅が……。

 

まあ良いや、とにかく、姫様とセッ!だ!

 

 

 

………………

 

…………

 

……

 

 

 

「提督さんは楽しんでくれたっぽい?」

 

「うん、たまには息抜きしてもらいたいからね」

 

「仕組まれてたって気付いてマスかねー?」

 

「どうでしょう?あまり気になさっているようには見えませんが……」

 

「どの道、あんなポッと出の女よりも、自分達の方がより優れているでありますよ。浮気は男の甲斐性でありますからなぁ、無駄に妬心を抱く必要性など皆無であります」

 

「そうでちよ。提督は、いつでも必ず、艦娘の胸に帰ってきてくれるでち」

 

「にしても……、あんな何処の馬の骨とも知れぬ雌犬を可愛がる提督は……♡ああっ♡これがNTRなのですね♡」

 

「鹿島さん……、また変な扉を開きましたわね……。それはともかく、提督の帰りが待ち遠しいですわね♡帰ってきたら、首を絞めながら犯して貰いましょう♡」

 

「リべもまたわんわんになるー!」

 

 




旅人
勇者召喚とか定期的にある。

艦娘
くーろーまーくー。
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