旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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催眠アプリ……。



553話 催眠アプリ その1

んー、今日もいいペンキ☆

 

早起きは三文の得だな!

 

……現代では、三文は百円くらいなんだけど、世の中の疲れた現代人達は、百円もらうくらいならもう一時間くらい寝ていたいのが本音だろう。

 

まあほら……、早起きってのはまず、早く寝ないとできないから、夜更かしはしないようにしようね。お兄さんとの約束だぞ。

 

おっと……?

 

俺の《目星:80》がクリッた。

 

俺のスマホが新しいものに変わっているな。

 

俺の私物は、マジで触っちゃいけないものは地下室に封印されているが、それ以外は大抵、艦娘のフリーパスだ。

 

基本的に、気を利かせて修繕してくれているか、ズリネタにされているかの二択であるが……。

 

今回は何されたのかな?

 

まず、写真!

 

うむ、艦娘のエロ写真が入っているだけで特に変わりはないな。

 

実は、その辺の女の子に浮気しても、一時なら何も言ってこないのだ。

 

ただ、長期間姿を消すと、自分達が俺に必要とされてないのかと感じ始めて、精神が不安定になるだけ。

 

基本的には、忠誠心に溢れているよ。

 

えー、さて。

 

スマンホホの検査……、と。

 

うーん?

 

OSが黒井鎮守府製になって、通信データが全て黒井鎮守府のサーバールームに記録されること以外は特に何もないな。あと、性能は上がってるかな?

 

アプリも変わってない……、いや、なんだこれ?

 

「……『艦娘洗脳アプリ』?」

 

んんんんんー?顕光殿ー?

 

助けてください顕光殿。

 

忘れもしませぬ、あれは拙僧が提督だった頃……。

 

もー、やめてくださいよ本当に……。

 

良い加減怒られそうですわよ。

 

何この……、何?

 

どうなっても知りませぬぞ♡……ってコト?!

 

これアレでしょ?使えってことでしょ?

 

うちの子はローラ姫ばりのループ選択肢叩きつけてくるからなー。

 

使わなかったら使うまで永遠に付き纏われるぞこれ。

 

叩きつけて良いのはヒリヒリとした生き様とその為に死ねる何かだってイワナ……、書かなかった?

 

まあでも、俺の生き様を叩きつけ過ぎると、ファイアパンチみたいな死に様を晒すことになるので要注意だ。

 

恋愛でもなんでも、一方通行は良くないってことだな。ベクトル操作されちゃうぞ。

 

 

 

さて、このしょーもないアプリ。

 

取り扱い説明書を読む。

 

催眠!洗脳!以上!

 

だそうだ。

 

なるほど、大体分かった(分かってない)。

 

つまり、いつも通りにセクハラしてくれってことだろう。

 

フ◯ラ怪人化とか人格排泄とかなんか強火変態性癖の設定があったが、とてもこわいので使いません。

 

箱化ってなんですか……、怖い……。

 

いやまあ、うちで度々救出している対魔忍の方々は、箱になったりダルマになったりオナホになったりしてるから、知識はあるが。

 

スッゲェ七変化……、変化の術かな?(すっとぼけ)

 

自信満々のナントカの対魔忍!みたいな大層な二つ名の人が、ふたなりデカチンダルマにされて帰ってきたりするからもう目も当てられない。

 

まあ、そんな事はいいんだ、重要な事じゃない。

 

えー……、現在、休憩室にいます。

 

リビングみたいなもんですね。

 

いるんですよ、艦娘が。

 

しかも、なんか、ソワソワしながら、こっちをチラチラ見てる見てる。

 

もう完全に誘われてるんだよな。

 

やるしかない、か……。

 

「やあってやるぜ!」

 

OPの歌が下手!

 

 

 

「阿武隈」

 

「ぴいっ?!は、ははは、はい!」

 

んー。

 

もうこれ完全に、艦娘間で俺のスマホに洗脳アプリが入ってることが周知されてるじゃんアルゼバイジャン。

 

使えってか……。

 

ちかたないね。

 

えーと、設定設定……。

 

とりあえず脱がせるか。

 

「おらっ!洗脳!」

 

「ぴっ!は、はい!洗脳されます!」

 

いや、効いてないんかい!!!

 

もう完全に気持ちの問題じゃねーか!!!

 

「え、えっと……、お、おっぱいですか?」

 

「あっ、脱ぐの大変だよね。改二になって服が複雑になったし」

 

「あっ、いやその、気を遣わないで下さい!おっぱいくらい、いくらでも見せちゃいます!」

 

それはそれでプレミア感薄まるからどうなん?

 

「は、はい、どうぞ……♡」

 

おわー。

 

シンプルながらもちょっぴりレースをあしらった、「田舎の高校生の勝負下着」みたいな感じ。

 

こういうのでいいんだよ、こういうので。

 

「ブラ可愛いねー、新しいやつ?」

 

「はい、最近買ったやつで……」

 

「んー、良いね、似合ってるよ」

 

「ありがとです!……そ、その、触りますか?」

 

「触る(即答)」

 

触る(断言)

 

触った。

 

「ひゃん♡」

 

うむ。

 

なるほど、なるほど。

 

「阿武隈、もうちょっとご飯を食べなさい」

 

「それって、お、おっぱいがちっちゃいってコトですか?!」

 

それって……、「貧乳」ってコト?!

 

エ〜ッ?

 

「いや、あばらが少し浮いてるぞ。飢えてる子を見ると、どうもな……」

 

旅の途中、爆撃やら地雷やらでバラバラになって死ねた人は、まだ良い死に様だった……。

 

飢えて、痩せ細って死んでいく子供達は、ちょっとな……。

 

「うーん……、食べてるんだけどなあ……」

 

「そうか?でもまあ、可愛いおっぱいしてるよ」

 

「えへへ……、って、それ、褒めてるんですか〜?」

 

「褒めてる、褒めてる」

 

いやあ、若さあふれる張りのあるおっぱい!

 

良いじゃん!

 

「でもまあ、俺みたいなおじさんは、君みたいな若者には、お腹いっぱい食べて欲しい訳だ」

 

「そうなんだ……」

 

阿武隈が、ちらりと隣の方を見る。

 

「もごごごごごご」

 

そこには、チョコレートファウンテンを直飲みする赤城が!

 

「……いや、あそこまではしなくて良いから」

 

「そ、そうですよね」

 

赤城……、オチに使われるのって相当だぞ……。

 

ちょうど良い、次は赤城を洗脳するか!

 




阿武隈
おっぱいはそこそこ。ちょっぴり背伸びしたお洒落をして、旅人に褒めてもらう。

旅人
太宰治よりも人間に失格している。人間赤点。
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