旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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目には目を、歯には歯を。


559話 催眠アプリ その7

「スーパー北上サマだよー」

 

「そして俺は、スーパー旅人サマだ!」

 

「「わははははー!」」

 

つまり、そういうこと(世界レベル)

 

北上は、見た目の通りにインドア派だ。

 

だがそれは、人と話せない陰の者という訳ではなく、職務上の都合から長期外出を控えているということ。

 

「私はさあ、提督の矛なんだよねえ」

 

「矛なんて使ったことないなあ」

 

「だよねぇ、提督って優しいもん。優しいから、進んで戦おうとはしないでしょ?」

 

「そりゃ、戦いは好きじゃないからね」

 

「だから、私がさ。提督がやりたくないことを、戦いを代わりにやるよ。私が、提督の武器になるよ」

 

「そっか……」

 

「そんな武器が、いざという時に手元にないと困るでしょ〜?だから、私はなるべく、鎮守府から出ないんだ〜」

 

職務熱心な良い子だよ。

 

「……まあ、遠出するのがめんどいってのもあるけどねー」

 

そう言いながら、北上は、テレビの電源を点けた。

 

そのまま、北上は、手元のスマホを弄る。恐らく、スマホの映像をテレビに映そうとしているのだろう。

 

北上は、現代的なガジェットも人並みに使いこなせるのだ。

 

「提督ー、考えてみてよ。休みなんだよ?休息なんだよ?休息の時間まで、自分のためになることをやらなくても良くない?」

 

ふむ……、一理ある。

 

「別に馬鹿にしてる訳じゃないんだけどさあ、秋月型みたいに『趣味はお勉強』とか、長門や武蔵みたいに『趣味は筋トレ』とか……。嫌になんない?」

 

「まあ、俺も遊んで暮らしてるマンだからなあ」

 

「人生にはさ、なんの役にも立たない、ドブに捨てるべき時間もあると思うんだよね。そう、例えば……、クソ映画を観る、とかさ」

 

うん。

 

「……北上、俺は用事を思い出した」「逃がさないんだよねえ……」

 

アァッ……、オワッタァ……!

 

「提督、まだ観てないよね?『キャッツ』を」

 

「イヤー!!!あんなのもうPVの時点で気持ち悪くて見たくないやつじゃーーーん!!!」

 

ライダー助けて!!!

 

「まあまあ、じゃあ、こうしようよ」

 

ん?

 

北上が……、俺の膝の上にパイルダーオン!

 

「私の身体、好きに触ってて良いからさ。映画、一緒に観よう?」

 

「良いね!!!一本と言わずに三本くらい観ようか!!!」

 

うひょー!

 

……さて。

 

北上が膝に座ったは良いが……。

 

めちゃくちゃ、重い。

 

身長160cmの美しい女体は、ほどほどの肉付き、普通サイズの胸と、平々凡々、特筆すべきことなし。

 

しかし、その体重は、300kgを遥かに超える……!

 

極限までに練り込まれた極大の筋肉!

 

それを、一般的な女性の姿形に収めるという矛盾!

 

この凄まじい力の塊である肉体から繰り出される奥義、『スーパー雷巡キック』は、40m級の重装型機動兵器を一撃で破壊する。

 

つまり、サイコガンダムを蹴り殺せる系女子……!

 

大井、北上の火力は、黒井鎮守府でも屈指のもの。

 

長門クラスの艦娘ですら、まともに直撃すれば破壊されかねない、超圧倒的な火力を持つ。

 

長門の名誉……、名誉(?)の為に言っておくが、長門は単純な戦闘能力ならこの鎮守府でトップの存在。

 

その戦闘能力は、生身のままでマジンガーZとステゴロができるほどだ。

 

そんな長門にすらも致命傷を与えられるのが、大井北上のコンビという訳だな。

 

もちろん、攻撃力に極振りしているので、他のステータスは平均的だが。

 

「あぁ^〜、もちもちなんじゃ〜」

 

「……私の小さいオッパイ揉んで、そんな楽しい?」

 

「生き甲斐」

 

「そっかー」

 

 

 

気持ち悪い映像をスルーしながら、北上のおっぱいを揉み揉みしていたら、もう夜だ。

 

「んん〜、映画をずっと見てたから、身体が固まっちゃったな」

 

俺は、執務室の椅子に座りながら、自分の肩を揉む。

 

『良ければ、肩を揉もうか?』

 

と天井から声が。

 

「ああ、頼むよ」

 

俺がそう言うと……。

 

「ガッテン承知!」

 

パカ、と天井が開き、ニンジャが落ちてくる。

 

川内のエントリーだ。

 

川内はニンジャなので天井裏にいる。

 

「お客さーん、こってますね〜!」

 

「あぁ^〜」

 

だが、稀にこうして、気を利かせてくれるパターンもある。

 

例えば、お茶とかは、頼んでもいないのに横スライドしてきた大淀が淹れてくれる。

 

川内は基本的に、頼まないと出てこない。

 

こうして出てくるケースは、大淀が手を離せない仕事がある時などの、周りに艦娘が一人もいない時だ。

 

それ以外でも、呼べば出てくるし、催物の時とかにも普通に出てくるけどね。

 

あと、ついでに言えば、川内と、あと神通は、基本的に頭戦国時代なので、主君である俺への忠誠心が高い。

 

「お客さーん♡ここもこってますねえ……♡ガチガチですよお〜♡」

 

こういう感じのアレは、俺が望んでいるからやっているんだそうだ。

 

まあちかたないね、イメクラ楽しいもんね。

 

「……あの、提督。私、普通に私が好きでやってるってのもあるから、『変なことやらされてかわいそう』とか思わなくて良いよ?」

 

「そうなの?でも、女の子が……」

 

「えっと……、私はこういうのが好きなんだけど、似合わない?」

 

マジですか?

 

セクハラ親父みたいなノリで股間まさぐるのが好き……?

 

「あー、信じられないって顔してる!うーん、やっぱり、女の子っぽくない趣味なのかなー」

 

「い、いやいや、個人の自由だと思うよ?」

 

「本当?これからもセクハラして良い?」

 

「良いけど……、俺は触られても嫌じゃないから、嫌がったりはできないかな?」

 

「え?嫌がられたら傷つくから、嫌がらないでほしいよ?」

 

うーむ……?

 

「つまり私はね、提督にセクハラしたいの。ちょっとエッチめにイチャイチャしたいの。分かる?」

 

「私は一向にかまわんッッッ!!!」

 

ッッッ〜〜〜?!!!

 

「あは♡本当?じゃあ、いっぱいセクハラするからねっ♡」

 

そう言って川内は、俺の隆起した【重甲ビーファイター】の先端を撫でながら、しなだれかかってきた。

 

川内の頭頂部が目の前に来るが、体臭は驚くほどに無臭。恐らくは、警察犬ですら嗅ぎとれないくらいに。

 

これは、臭いで居場所がバレないようにする為、何らかの術を使って消臭しているのだろう。

 

俺の【重甲ビーファイター】を撫でているのとは違う方の手で、俺の胸板をまさぐっている。

 

素晴らしく柔らかな手だ。忍びの者の器用さを表すような、柔らかな関節と繊細な細指は、芸術品そのものだ。

 

ついでに、俺に抱きついているので、胸が押しつけられている。

 

胸は、日本人女性の平均ほどの慎ましいサイズで、であるからして誰にでも化けられる。

 

川内の『変化の術』は一流だ。

 

……なんか、一方的にセクハラをされるのはアレなので、俺もセクハラをし返す。

 

秘技、セクハラ返し!

 

「きゃん♡」

 

俺はビンビンに剛直した【重甲ビーファイター】の上に川内を座らせ、強く身体を抱きしめた。

 

うーむ、華奢のように見えて、こうして抱き締めると理解できる恐ろしい密度。

 

しかしそれも、軽業の為に極限まで重量を絞られている……。

 

恐らくは、体重を測れば10kgを切るだろう。野良猫ほどの体重しかない。

 

それが、何故だか、身長158cmにして、体脂肪率15%ほどの肉体に収まっているのだから、完全に謎だ。

 

『軽量化』と『高密度』の矛盾を、芸術的なまでに一つの器に盛り付けたこの凄まじき肉体。

 

素晴らしいな……。

 

「もー♡提督ったら、ゴーインだなー♡」

 

そう言って川内は、腰を動かして俺の【重甲ビーファイター】を刺激する。

 

うーん、なんかもう、考えるのがめんどくさくなってきた。

 

脳の血液が【重甲ビーファイター】に集まって、考える力がもうない。

 

「……ねえ、提督?私もう、我慢できない♡」

 

「俺もだ」

 

すると川内は、俺のズボンのチャックを開き……。

 




北上
とってもスーパー。

川内
ドロドロドロロン。

旅人
【重甲ビーファイター】の文字が目に入ったら、ビーファイターのOPをサビから流してください。
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