旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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たまに新宿とか行くと、人混みと歩く距離とで荒地の魔女みたいになりません?


561話 友達!

俺がイチャイチャしているうちに、悪の組織の人達はなんかこう……、頑張っていたらしい。

 

が、今のところは、うちの戦力には全然勝てないから、一晩で部隊が全滅!とかザラらしいね。

 

そうか!君達は頭が悪くて他に取り柄がないから、戦うことでしか自尊心を満たすことができないんだね!

 

かわいそ……。

 

と、煽りパワーを込めた檄文を敵対組織に送りつけておいた。

 

ボーグバトラーの端くれとして、精神攻撃はガンガンやっていきたい。

 

ガン……、ガンガン?

 

ガンガーガンガー!

 

ガンガーガンガーアストロガンガー!

 

(ここで走る団長)

 

「思えば俺も団長みたいなもんなのかもしれねぇ」

 

「はい?」

 

「キボウノハナーしてから異世界転生してウマ娘のトレーナーになったり、kenshiになったり、ISに乗ったりしてるんでしょ?大体俺じゃん」

 

「まあ……、そうですね」

 

いやーにしても、悪の組織はまだまだうちには敵わないっぽいな。

 

……イチャイチャしてばかりいると、俺は実は友達がいないんじゃないか?とか思われかねない。僕は友達が少ない?

 

男友達もいっぱいいるんだぞ!

 

例えば?

 

……ジャギとか?

 

あとは汚い忍者とか。

 

モンスターをハントする人達とか。

 

それと……、ヒューマノイドタイフーンとかつて呼ばれていた彼とか。いや、彼や、戦場で蛇と呼ばれた男とかは『戦友』の部類だね。

 

冴羽さんとは女を取り合いする仲だし、ルパン達とは獲物を取り合ったりする仲だし……。

 

ワイルドタイガーさんも、鵺野さんも、同僚って感じか。

 

当麻君やら一護君やら仗助君やらは後輩って感じだね。

 

コズミック害獣ことクソ鳥?あいつは敵だ。インキュベーターと同様、見つけたら抹殺する。

 

……こうして見ると、対等な立場の「友人」って感じの男は、実はあまりいないんじゃないか?

 

ジャギとアミバくらいのもんじゃん。

 

ヤダ……、俺の人間関係、しょぼ過ぎ……?

 

……ヨシ!こうなれば、ジャギと飲みに行って友情パワーを高めるしかないな!

 

「行ってくる!」

 

「お供します」

 

「い、いや、今日はジャギと飲みに行くだけだから。ついてこなくていいよ、大淀」

 

「……はい」

 

 

 

ジャギをキャプチャーする。

 

ジャギをキャプチャーしたの、スネーク?

 

スネークさんはツチノコをキャプチャーしたことがあるらしい。

 

あの人凄いよね、この前は辺境でリオレイアと戦ってたよ。

 

「よー、ジャギ!景気はどうだ?」

 

「あ"ぁ?……お前か。まあ、悪くはねぇよ」

 

株式会社世紀末……。

 

ジャギの経営する石油会社だ。

 

東証一部上場企業にして、日本のガソリンの半分を供給している大企業。

 

おかしな仮面野郎だが、こう見えてジャギは大社長なのだ。

 

それはさておき……。

 

「景気が悪くない?それはおかしいな」

 

今は石油の需要が下がってきてるのに。

 

「いや……、お前んところが投げてきた、月面でのヘリウム3の採取事業がな」

 

んー?

 

「……そんなんありましたっけ?」

 

「なぁーんでテメェの部下の仕事を把握してねぇんだお前は?」

 

「いや知らん!知らんよ?!フルオートで色々なことやられてるもん!俺なんてマジで飾りだもん!ジオングの足みたいなもんだもん!」

 

「だもんじゃねぇよ、いい歳した大人が!」

 

い、いや、だってマジで知らなかったんだもん!

 

うちの子達、俺以上に上手く俺のコネ使うからね。

 

「ま、まあとりあえずほら、フラペチーノだ」

 

俺は、手元のフラペチーノをジャギに渡す。

 

「女子高生かオメェは……」

 

「大体合ってる。流行を追えなくなったら若い子とお喋りできないよ?」

 

「そんなことせんでも困らねぇからなぁ……、って、これ酒じゃねーか!!!」

 

え?

 

「そうだよ、ウイスキーフラペチーノだよ。ウイスキーにソフトクリームを沈めたものだ。ウンメェだろ?」

 

「いや美味いのは認めるが昼間から飲んでんじゃねぇよクズ!」

 

「言うねぇ」

 

「ええい、もう飲んじまったもんは仕方ねぇ。オラ、飲みに行くぞ!」

 

「キャー!シャッチョさん、カッコいい!」

 

 

 

そして、真昼間から居酒屋にどーん!

 

「メニュー全部持ってきてください」

 

「おい、そんなに払えねえぞ」

 

「大丈夫大丈夫、俺の奢りだから」

 

「そうか、悪いな」

 

「口座に、ね」

 

「あぁ?」

 

「口座に、知らないお金が億単位で突っ込まれていてね。俺の月収は五十万なのにね。おかしいね……」

 

「お、おう」

 

………………

 

…………

 

……

 

「でさぁ、そんとき加賀が、『好きな男に貢ぐのが流行りなのでしょう?』とか意味不明なこと言って、俺の胸元に札束捩じ込んできてさあ」

 

「何なんだお前?何でそんなにモテるんだ?」

 

「いやー、俺ハンサムだし」

 

「あ"ぁ?それは、俺のこのぐちゃぐちゃの顔に対する当てつけかぁ?」

 

「お前のその顔は訓練の怪我による自業自得じゃねーか!俺に言われてもなあ」

 

「ふん、有象無象の女にどう思われようが釜わねぇ。俺にはアンナさえいればいい」

 

「へぇ、言うようになったじゃん。あのジャギがなあ……。因みに、アンナさん以外ではどんな女が好きなの?」

 

「アンナ以外は考えられん」

 

「月影千草のファンじゃなかったっけお前?」

 

「馬鹿野郎!月影千草さんはな、そう言うのじゃないんだよ!役者なんだよあの人は!」

 

「はえー、すっごい」

 

「大体にしてお前の方がおかしいんだからな?この世界もこの国も滅茶苦茶なもんだが、一応は一夫一妻だぞ?」

 

「うん知ってるよ。けど、全く知らん間に上と交渉されて、特例措置で重婚可能にされてたんだ……」

 

「おお、もう……」

 

「しかも何故か、俺側から離婚を訴えることはできない謎の法律がね、できててね」

 

「アァ……、オワッタァ……」

 

「……暗い話はやめよう!そう、好きな女の子の話だったな!最近はペチャパイの開発に凝っていてだな!」

 

 

 

ふう……。

 

いやあ、たまには、男同士で馬鹿話するのもいいなあ。

 

女の話とかあんまりできないもんなあ、艦娘には。

 

ほろ酔い気分で鎮守府に帰ると……。

 

「お帰り、司令官❤︎」

 

龍驤、大鳳、瑞鳳がお出迎えしてくれた。

 

………………ふむ。

 

「最近はペチャパイが好きなんやって?ええ趣味してるやないか〜❤︎」

 

なぁーんでジャギとの会話内容をご存知なんですかね????

 

「うちらの平らな胸で良ければ、いくらでも好きにしてええんやで!」

 

まあええわ。

 

「わぁいナイズリ、旅人ナイズリ大好き」

 




ジャギ
旅人の幼馴染にして親友。嫁一筋。

旅人
どうしようもないカス。
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