旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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お久しぶりです。


580話 蒸し蒸しランド

「東京都、Hさんからのお便りです。旅人提督さん、このクソ暑い最中、どうお過ごしですか?僕は、神室町のキムタクをウォッチングしております。さて、夏ですね。今年も、艦娘の皆さんと海にでも行きますか?」

 

「えっ何だい?」

 

「でもなんか毎年海行ってますよね?ここは、あえて逆に、更に暑いことをするのはいかがでしょう?なんか感覚ぶっ壊れて逆に涼しくなる可能性が微粒子レベルで存在しているかと思います」

 

「えっ?」

 

「野獣がサウナに行くお話が面白かったこともありますし、ここはサウナに行くというのはどうですか?時雨ちゃんを蒸すといい匂いがして素敵だと思います」

 

「えっえっ何?」

 

「……東京都のHさん、お便りありがとう!最近はとても暑いね!サウナに行くのはいい案だと思うよ!」

 

「あー……、提督?また、僕に見えない何かが見えているのかい?」

 

「いや、ここまで全部妄想」

 

「……そっかあ!」

 

 

 

暑い夏の日。

 

俺は、いつものように世迷いごとを言っていた。

 

祝福も見えていない、世にも道にも迷っている人なので、世迷いごとを言っても許されていいだろうな、という感覚がある。

 

「ふふふ、提督、今日は一段と錯乱しているね。素敵だよ……♡」

 

「それほどでもない(謙遜)」

 

とりあえず咄嗟に謙遜しておいたが、俺には時雨が何を考えているか分からない。

 

どう考えてもやばい奴だろ、俺とか。

 

錯乱してるよ。

 

隣同士あなたとわたし錯乱坊。

 

「どっちも錯乱坊だからセーフだね、時雨!」

 

「ふふふ、意味不明だけどそうだね!」

 

見えないものを見ようとして、望遠鏡を覗き込んだ。

 

するとその時朧げながら見えてきたのです、旧支配者という存在が……ってコト?!!

 

何も見たくねえ……。

 

俺もメンタル的にはチェーンソーマンくらい追い詰められているのでセーフだろう。

 

やられていることは、どちらかと言えばファイアパンチなのだが。

 

まあでも、うちの子(艦娘)も大体、バイオレンスジャックかフランケンふらんか沙耶の唄かDark Blueがさよならを教えてか君が望む永遠かみたいな精神性で生きてるので、特に問題はない。

 

可愛いのでゆるす。

 

殺す奴もちゃんと悪党のみだから良い子だなあ。

 

できれば殺さないようにしてね!って言ってるんだがまあ、錯乱坊なので仕方ない。

 

最近は俺が、ゆるすよ、やりなおそう(旅人博士の提言)と言い続けてきたので、若干ゃ、優しくなってきている気がしないでもないし……。

 

「で、何してるんだい、提督?」

 

「ふぅん!ロウリュ開始の宣言をしろ、磯野!」

 

「……サウナ?」

 

「蒸し時雨を食べたい」

 

「なるほど(超速理解)」

 

僕らはいつも以心伝心……ってコトォ?!!

 

つまり、そういうこと(世界レベル)。

 

「いや、そこまでではないよ。悔しいけれどね……」

 

「その方がいいよ、俺の精神を理解なんてしたら頭おかしなるで」

 

「頭おかしい艦娘は多々いるから誤差なんじゃないかな?(名推理)」

 

「まあそれはそう。……でも、増えていいとは言ってないんだよなあ。そのままの君でいて!」

 

「うん♡」

 

ヨシ!

 

と、まあそんな訳で、時雨を蒸す訳だよ。

 

理由はもちろん、お分かりですね?

 

この暑さでも汗一滴かいていない時雨を……、蒸す!!!!

 

すると!

 

どうなるか!!!

 

……どうもならない?

 

「……ちょっと待ってくれるかな、提督。汗の出し方を思い出すから」

 

なるほど、汗腺を閉じていたのか。

 

「頑張れ♡頑張れ♡」

 

「うーん、こうだったかな……?」

 

ドバ。

 

なんかヤバい極彩色の汁が、時雨の穴という穴から噴き出た。

 

「あーっ!お客様!困ります!あーっ!困ります!」

 

どう考えても神話的物質なんだよなあ。

 

触れずとも理解できる神秘、神威。

 

一級の霊的素材……。

 

「おっと間違えた、こうだったね!えい!」

 

ヤバい汁を仕舞って、えい!えい!むん!した時雨は、無事に汗腺が開き、汗をかいてくれる。

 

……頃合いかな?

 

「はーい、時雨君、万歳してねー!」

 

「こうかな?」

 

時雨の、腋。

 

汗をかいた、腋。

 

良いですか腋ですよ?

 

サウナで蒸されている若い女の子の腋だよ。

 

パッション———、溢れてるで———。

 

「はっ?!余りのエッチさに、一瞬ファブルになってしまった?!」

 

「よく分からないけど、僕に欲情してくれたかな♡」

 

「ビンビンですわー!!!」

 

俺は時雨に抱きついた!

 

その匂いは!

 

……匂いは。

 

あー……。

 

うん。

 

「……提督?その、バックグラウンドに宇宙と猫を出すやつ、どうやってるんだい?」

 

「なんか自動的に出た」

 

いやそりゃ、宇宙猫にもなりますよそりゃ。

 

だって、『宇宙の香り』がしたんですもの。

 

大凡、女の子のエッティな香りではない。

 

幽玄たる星の海、魍魎が如し遊星の怪奇が、無限の暗黒空間を彷徨し蠢動する悍ましき景色。

 

暗月の裏側、凡そ人知の及ばぬ永遠未踏の裏世界、その静寂。

 

ああ、ああ。

 

下手に『瞳』が良いから、気付いてしまう。

 

永劫の終焉、穢れ、闇の底、宇宙の終着点……。

 

時雨の本質が、見えてしまう。

 

「けど可愛いのでセーフです」

 

ぺろーん。

 

腋を舐める。

 

うーん!味も宇宙!

 

「あんっ♡」

 

「時雨ェ!お前の前の棚のオレオ取ってオレオ!!!」

 

「……????」

 

「もう堪らんぜ!おぱんつ見せろー!」

 

「きゃー♡」

 

 

 

 

 

……「今日の改造はどうだったっぽい?」

 

……「ああ、いつも通りだよ。提督は、狂っている振りをしているだけさ」

 

……「流石提督さん!私達が何をしても、自我を失うことはないっぽいー!」

 

……「提督の自我を失わせることが目的ではないよ。ただ、僕は知りたいんだ。提督が何なのかをね……」

 




旅人
ついさっきまで時雨に脳を弄られていた。

時雨
エチチ。



ネタがないです、助けてください。

活動報告の方でネタ募集してるのでよろしく。
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