旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

64 / 487
一目惚れをクリアしたので、ウルフェンシュタイン?なるゲームをやります。ドイツは、強い。

後に控えたウィッチャーシリーズなどもあり、忙しいので短めです。

このssの半分はステマで出来ています。


64話 ホットライン鎮守府

「……提督、浦野鎮守府でしたっけ?……ぶっ殺しちゃいましょう」

 

「落ち着いて、明石」

 

「私も賛成です。叩き潰しましょう」

 

「はいはい、ドリル置いて、夕張」

 

目が座ってる、ヤバい。

 

「提督だって分かるでしょう?!自分が作った技術が、こんな不細工な出来損ないのゴミに流用されるだなんて!!絶対に許せない!!!」

 

「この『強化装置』でしたっけ?これを作ったウジ虫には、死んで詫びてもらわなきゃ……」

 

二人共、言葉遣い、言葉遣い。

 

……にしても、『強化装置』ねぇ。確かに、これじゃロック装置の量産型、というより、劣化版だ。

 

ただ単に、艦娘を手っ取り早く強化することしか考えていない、そんな感じのもの。また、捕縛した艦娘達にも無理な改造や改修の跡がある、とのこと。

 

……酷えな。こんなに早く適合率を上げたら、艦娘の心身に大きな負担がかるだろうよ。

 

それに、無理な改造と改修……。これは、言うなれば、生きた人間に直接、麻酔なしでメスを入れるような危険行為だ。

 

何より、ロック装置の最も大切な、艦娘の魂を艤装から肉体に、徐々に移行する機構がない。

 

この、魂を移行する機構があるからこそ、移行した分だけ艤装に拡張性が出来て、改造や改修が可能になるのだ。

 

 

 

にしても、この装置、どっかで見た技法だな……。ん?このロゴマークは……!!

 

「……ブラックゴースト……?!」

 

「どうしました?提督?」

 

「あー、そのね、これは明石と夕張じゃ手に負えないし、行っちゃ駄目だね」

 

「……私達じゃ、敵わないと?そんな強大な組織が?」

 

うーん、正直、艦娘でも不可能ではないけど、もしかしたら大型のロボットとか、強化サイボーグとかが出てくるかもしれない。その可能性がある以上、行かせることは出来ないな。

 

「まあ、今はもう残党だろうけどね。でも、何をやってくるか分からない、危険な連中だよ」

 

「……では、このまま指を咥えて見ていろと?!」

 

「そうは言ってない、専門家に任せろってことさ。……もしもし、島村さん?」

 

スマホを取り出し、とある知り合いに電話をかける。

 

『……はい、もしもし?島村卯月です!』

 

アッ!違う!アイドルの方だ!アイドルの方の島村さんだ!!ごめんな!!

 

「あっ、あー、その、ごめん、間違えた……」

 

『あの、旅人さん、大丈夫ですか?』

 

「いや、ごめん、間違い電話なんだ。……お宅のプロデューサーによろしく言っといて」

 

『はい!頑張ります!』

 

さてと、

 

「……もう一度!もしもし、島村さん?」

 

『……もしもし?島村ジョーです』

 

よし、サイボーグの方の島村さんだな。

 

「この辺にぃ、ブラックゴーストの残党、来てるらしいんすよ。じゃけん夜襲撃しましょうね〜」

 

『なんだって!日本に?!……分かった、仲間達を集めてすぐに向かう!教えてくれてありがとう!』

 

……っと、これでOK。製造元は後で叩き潰すから良いとして、まずは浦野鎮守府だ。

 

「じゃあ、俺はこれから浦野鎮守府にカチコミするから」

 

パパパッと着替えて、カチコミして、終わりっ!と。

 

「……なんですか、その鶏マスクとジャケットは」

 

「80年代のマイアミでロシアンマフィアを殺してまわりそうな格好ですね」

 

「ホットラインマイアミ、絶賛発売中です。……さて、行ってくるよ。浦野鎮守府の件が終わったら、夜にはこの『強化装置』の製造元を潰すから、帰りは遅いね。鳳翔に、俺は夜いないから、晩飯頼むって言っておいてね」

 

「「了解です!」」

 

 

 

 

 

 

 

さて、やってまいりました、浦野鎮守府。場所の特定?グーグルマップって便利だよな。

 

あっ、憲兵だ。うちにはいないから珍しい。

 

「全く、提督殿も使えない。艦娘共が帰って来ないからおかんむりなのはまだ分かるが、こちらに当たらないでもらいたいな」

 

「その通りだな。所詮、艦娘を召喚することくらいしか能のない癖に、威張り過ぎだ」

 

ふむ、警棒で武装か。さて、押し入ろう。

 

まずは正門ドーン!二人の憲兵が吹っ飛ぶ。

 

そして、ダウンした片方に馬乗りになり、一撃。……あ、一応殺してないよ?峰打ちだから。

 

「ぐっ、一体何が……?!、お、お前は誰だ?!」

 

そして、倒した憲兵から警棒を奪い、今声を上げた憲兵に投げつけ、再度ダウン。

 

壁に叩きつけられた憲兵の頭に一撃、倒した。

 

さあ、進もう。

 

「なっ、何だお前、ホグァ?!!」

 

「ま、待て!や、やめアグッ!!!」

 

「来るな!来るな化けもギィッ!!!」

 

いやあ、精神コマンドは大事だね。刃物を投げつけても「てかげん」しとけばHPが残るから。

 

さてさて、提督はどこかなー?

 

 

 

「クソ!どういうことだ?!艦娘共は帰って来ないし、さっきからやたらと騒がしい!一体何が起きているんだ?!」

 

ああ、ここか。

 

ハンマー片方に、ドアを蹴破って押し入る。

 

「な、何だ?!」

 

今は、証拠を残したくない。声を出さずに対処しよう。懐のテープレコーダーを起動させる。

 

『Do you like hurting Kanmusu ?』

 

「……何を言っている?!艦娘を傷つけるのが好きか、だと?!貴様、まさか、艦娘共からの回し者か?!!この私に復讐をしようとガァッ!!」

 

まずは一発。

 

「や、やめろ!艦娘共の言うことを聞いたところで何も利益はないぞ!!金が欲しいならごヒュッ?!!」

 

腹に蹴り。

 

そして、テープレコーダーを起動。

 

『Do you know what time it is ?』

 

ーーーこれから何をされるか、分かるよな?ーーー

 

「ヒッ!!やっ、やめっ……!!」

 

 

 

 

 

殺しちゃいないさ、殺しちゃあ、ねぇ?

 

だが、少なくとも、この男は二度と提督にはならないだろう。

 

 

 

二度とね。

 

 

 




工廠組
マジギレ。技術者としての誇りを汚すやつは許さない。

島村さん(アイドル)
頑張りますロボ。いいケツしてる。

島村さん(サイボーグ)
009番目のサイボーグ。速い。

旅人
証拠を残さず大暴れ。この後、強化装置の生産工場にカチコミ。無事壊滅させる。

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。