大体こんな感じで今年もやっていきます。
『KanPixel!!』
「……何だ今の」
どこからともなく謎の声。か、かんぴくせる?何?
「「ふっふっふっふっふっ……!」」
「だ、誰だ!!」
「「私達です!!」」
工廠組!工廠組じゃないか!!今度は何した!
「「見てください提督!特殊爆弾に位相軸偏位装置を取り付けた上に立体映像技術の応用を行なったスペシャル爆弾です!」」
「分からないな、もうちょい詳しく」
「「はい!これはですねぇ……」」
工廠組、実はお喋りが好き。発明について話す時はノリノリだ。
……ふむ、なるほど。掻い摘んで言うと、俺の周りにいる艦娘の近くに突然爆弾が現れ、どうにかして20秒以内に爆発を回避しないと、鎮守府が吹っ飛ぶ、らしい。
「えー、勘弁してよー。壊しちゃ駄目じゃん?」
「あ、そこらへんは大丈夫です。この前、提督がショタになった時に使用した、時間回帰装置の応用で、爆発の被害を受けたものはしっかりと爆発前まで戻ります」
しれっと言う明石。ご都合主義万歳である。
「それに、爆発はかなり派手ですが、生き物にはほぼ無害、吹っ飛ぶのは物質だけです!」
おそらく、火薬はこの夕張作なんだろう。嬉しそうで何より。まあ、被害がないなら良いか。
「本当に、誰にも迷惑がかからないのね?なら、構わないさ」
「「やったあ!!」」
何がそんなに嬉しいのか、理解に苦しむね。
「ああ、そう言えば、この執務室には監視カメラと盗聴器がありましたねぇ?艦隊の皆さーん?今日は提督の周りにいると爆発する恐れがありまーす!気を付けて下さいねー?」
「はっはっはっ、嫌ですね、爆発する程度で提督に近付かないような艦娘は、この鎮守府にいませんよー?むしろ、皆さんは提督を気遣って会いに来るでしょうね!」
え?何なの?なんで煽ったの?
「「じゃあ、私達はこれで!失礼しました!!」」
……怪しい。聴覚に集中して、廊下を駆けていく二人に聞き耳を立てる。
……「いやあ、中々悪辣な発想ですよねぇ、あの爆弾」
……「あらゆる物質を破壊、ですからね、当然、艦娘の服もメイクも破壊されます!更に、鎮守府ごと破壊されるので、隠れ場所は無し!爆発した艦娘は、全裸で提督と向き合う羽目になるんですよ!!」
……「この時期ですと、あんなところやこんなところの処理とかもしてませんし、下着とかも適当ですし、それを見た提督がなんて言うか……!」
……「ふっふっふっ、どの道、提督に情けない姿を見られるだけで、艦娘には大ダメージですから!提督だけは、爆発から保護されるようにしましたし、艦娘は爆発した時点で、提督にじっくり見られてしまうんですよ!」
……「やっぱり、この前古鷹さんとか那智さんとか、皆さん全員に叱られたの、根に持ってますよね、明石さん」
……「何のことだかわーかりませーん」
何だとぉ?合法的に艦娘の無防備な姿が見れるだとぉ?良いぞもっとやれ!!
確かに、良く考えれば、入浴時に乗り込んで来る艦娘も、寝室に半裸で乗り込んで来る艦娘も、しっかりと勝負下着とかメイクとか何だとかで気合いが入っていた!
例えば、陸奥とかは、最近はいつもメイクしていて、ノーメイクの姿を見ていない!!
だが、忘れるなかれ、艦娘は、美人なのだ!
メイクの有る無し、服がどうこうなど無関係で美人!!世の中の女性に喧嘩を売るような、絵に描いたような美女ばかり!!!
そんな艦娘達の無防備な姿!見たい、見たくない?
よっしゃ、テンション上がってきた!!
「提督!怪我は無いか?!」
「えっ、無いけど?どうしたの長門?」
何で長門?常に無防備だよ、長門は。
服はジャージしか持ってないし、下着は安売りのスポーツ用、化粧の類は一切なしで、髪も伸ばしっぱなし。あと、どことは言わないけど、剃ってない。
「いや、爆弾がどうとか聞こえたんでな、心配で……」
「大丈夫、怪我人は出ないから。まあ、アトラクションか何かだと思ってさ?」
「む、分かった。……全く、また明石と夕張か。この前叱っておいた筈なんだがなぁ……。ん?提督、この、00:20と書いてあるボードは何だ?」
「ここに浮いてるやつ?」
「ああ、表示が秒刻みで減っているそれだ」
あ、もしかしなくても、アレか。爆弾か。
「あー、長門、それ多分、爆弾。近くにあるんだと思うよ」
「……何?ならば、早く止めねば!」
周囲を見渡す長門。
「いや、そんなに本気にならなくても……」
「ここか?いや、ここだな?!……くっ、見つからないぞ?!……ああ、もう時間が!!うおおおおおお?!!!」
『KanPixel!!』
「ぬわああああああ!!!!」
「長門ー?無事かー?」
長門、下着の切れ端を残し、全裸に。
下着はいつもの安物、服はジャージ、髪も大分伸びたし……、
「……む、何とも無い、な。……いや、服が破れてしまったようだ」
いや、隠しなよ?恥じらいって欲しいんじゃないかな?
……ふむ、胸は相変わらずかなり大きい。腹筋は割れていて、かなりの筋肉。ヒップは肉付きがいいけど、それ以上に良く鍛えられている。
「長門、前を隠したら?」
「ん?別に見られて困ることはないぞ?」
いや、毛が……。かなり濃い。かなり硬そう。伸ばしっぱなしかよ。アリだな。
さて、長門の服と鎮守府は、あの後数分で元に戻った。マジで恥じらいとかないのね、あの子。
さあ、次はどうするか。
「提督!大丈夫?!」
「爆発音が聞こえましたわ?!」
もがみんにくまりんこ。カモが来たぜ。
最近はこの鎮守府にも慣れたらしく、俺ともよくコミュニケーションをとるようになった。
「もー、もがみーん?急に走らないでよー」
「三隈も、ですわ?ちょっと爆発した程度で、提督がどうにかなる訳がありませんことよ?」
カモ、追加。
お洒落番長の鈴熊シスターズの無防備な姿、私、気になります!
「で、でも、やっぱり心配だよ!」
「まー、私達も最初はそうだったし、慣れだね、慣れ。……ん?ところで、この表示は?」
よーし、爆弾発動。
「爆弾だってさ」
「何ですって!」
「あら?どこにあるんでしょう?」
慌てふためくもがみんとくまりんこ。逆に落ち着いている鈴熊シスターズ。
「大丈夫、大丈夫。さっきも長門が爆発したけど、怪我はないし被害も無かったからさ。安心して爆発してよ」
嘘は言ってない。長門にとっては、全裸はノーダメージだし。
「なーんだ、じゃあ平気じゃん!」
「そうですわねー、どうせ派手な爆竹のようなものでしょう。全く、人騒がせですわね、明石さんと夕張さんは」
うん、それを知ってるってことは、やっぱり俺の部屋を監視、盗聴していたんだね、熊野。
構わないけどね、覗き見る、ということは、自分が見られても文句は言えないってことじゃないかな?
『KanPixel!!』
「「「「…………へ?」」」」
よし!見えたぁ!!俺の動体視力をもってすれば、一瞬で艦娘達のあられもない姿を脳内に焼き付けることが可能ゥ!!!
一斉に悲鳴を上げる最上型は、胸と股間を隠すが時既に時間切れ。
まずは最上と三隈。胸は小さい、明らかに日本人女性の平均以下だ。でも、ウエストはキュッと締まっていて健康的。血色も良い。切れ端から察するに、最上はスポーツ系の下着、三隈はレース系の下着だったな?手足も程よく鍛えられており、迸るパッションが伝わってくる。
毛はふわふわで薄め。手入れの必要がないくらいに。
対する鈴熊シスターズは、まあ、最上型らしく胸は小さい。でも、鈴熊は日本人女性の平均くらいだ。それ以外は、うーん、普通?戦艦みたいに筋肉がある訳でも、空母達みたいに脂肪がある訳でもない、普通の女の子の身体。あと、メイクはしなくても可愛い。元が良過ぎる。
毛は濃いめ。しっかり手入れされてる。くっ、お洒落番長に隙は無かった!
「て、提督〜!ボクを見ないでぇ〜!!」
「うぅ〜、み、見てませんよね?提督?」
「そ、その、いきなりはちょっと、こ、心の準備がね?」
「い、いつ見せて恥ずかしくないようにしていますが、その、今すぐは……」
いやぁ、最高ですね。
段々と、最上型の服が戻ってきたところで、次のターゲット。
弓道場。空母達を襲撃。かなり肥えたもちもち空母達には是非反省してもらいたい。夏までには痩せるつもりらしいが、その気概が見えないので、発破をかけてやろう。
「あれ、提督?どうしました?」
あっ、鳳翔さんも巻き込んじまった。まあ、良いか。ほら、好感度を下げなきゃ。ね?
さて、ここにいるのは一航戦、ダブルドラゴン、鳳翔さんの五人。あ、加賀さんの前にタイマーが。
「?、何でしょうか、これは?」
「爆弾ですって」
「ああ、今朝の……」
「あれですね、明石さんと夕張さんの」
「特殊爆弾とか言ってたけど、大丈夫なの?」
「爆発したところ、煙で見えなかったんだよね」
「そう言えば、航巡の子達に怪我はありませんか?」
あれあれー?なーんで全員知ってるのかなー?窓の外にある艦載機、全部君らのかー?
「ま、まあ、ほら、爆発しても大丈夫だよ、航巡の子達は皆んなびっくりして悲鳴を上げちゃったけど」
嘘は言ってない。
「そうですか」
「あ、これじゃないですか、爆弾」
「見つけましたね、どうします、赤城さん」
「うーん、もう時間がありませんし、いっそ壊して見ましょうか」
「了解です。……えい」
『KanPixel!!』
知ってた。
「「「「…………?!!!」」」」
全員フリーズ。
それと同時に脳内レビュー。
まずは一航戦。おっぱいは大きめ。ウエストは出てる。もちもち。二の腕も太もももほっぺたもお尻も、もちもち。おいしそう。ダイエットとは一体なんだったのか。
毛は……、とっ散らかってる!人に見せないからって!
ダブルドラゴンも同じ。黒井鎮守府体脂肪率ランキングの上位を独占する空母らしく、全身ぷにぷに。おっぱいはかなり大きい。鎮守府内でもトップクラスだよなぁ。
毛も同じく、とっ散らかってる。けど、一航戦と違って薄い。
鳳翔さん、空母達と違ってスレンダー。華奢で小柄。胸も小さい。これぞヤマトナデシコ、なるものなんだろう。
毛は薄い。しかもちゃんと処理してある。
「あー、その、なんだ、君達はもうちょっと出撃回数を増やした方が良いかな?」
ふわふわもちもちで大変よろしいが、このまま際限なく太ると危険が危ない。運動量を増やしてあげよう。
未だにフリーズしている皆んなの肩に手を置いて、
「大丈夫、艦娘だから、痩せるなんてすぐだよ」
おーっと、空母達、全員膝から崩れ落ちたー!
まあ、そんなこんなで。
『KanPixel!!』
「「?!?!!!」」
「あー、金剛とウォースパイトは全部剃ってるのか」
『KanPixel!!』
「な、な、な、なんやこれー!!!」
「えっ、りゅ、龍驤、生えて、ない?嘘だろ?!」
『KanPixel!!』
「「「「きゃああああああ!!!」」」」
「潮ちゃんだけ生えてる、と」
『KanPixel!!』
「あは、見たかったならそう言ってよ提督」
「! 私達の身体に興味があるっぽい?」
「生えてないのね。……待って、雲行きがおかしい」
『KanPixel!!』
「提督、女に飢えているそうだな。俺を使ってくれ!」
「木曾、結構濃いめ。……え、なんで初めから全裸?しかも、今度は何、そんな噂になってるの?酷くない?」
『KanPixel!!』
「待って古鷹!待って!!あああああ!!!陸奥あああああ!!!!」
ふぅ。
パンツ持ってかれた。
旅人
パンツを犠牲に本日も生き残る。
あけおめ。
クソssです。