旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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好きな戦艦を建造。最近は話が一向に進まない。笑える。

そろそろまた大規模作戦をやりたい。


67話 オーバード建造

最近、深海棲艦達が明らかに強くなっている。

 

前までは、ただ叫び声を上げながら襲い掛かるだけだったのに、今では、艦娘を取り囲んだり、位置取りの変更や陣形を組んだりするようになった。

 

更に、基本的な性能も向上しており、今ではフラグシップが戦隊を組んで現れる始末。

 

そのせいで、よその鎮守府ではかなりの被害が出ているそうだ。すでに、多くの鎮守府が閉鎖した。

 

……でも、その事実は国民に伝えられることはない。かつての大本営のように、勝っていると偽り続けるつもりだろう。それは構わないさ、要らぬ混乱を招くのは良くないし。

 

問題は、

 

「その、提督、元浦野鎮守府の方々を受け入れたのは良かったんですけど、どうやって大本営を誤魔化しましょう?」

 

それなんだよなぁ。

 

「うーん、建造したって事になってるし、資材をどっかで消費しないと……」

 

「でも、艦娘八人分ですよ?消費だなんて、とても……」

 

んー、そうだよなぁ、量がなぁ……。

 

買い集めたものだけど、無駄にするのは忍びないし。

 

どうすっかなぁ……。

 

「……じゃあ、逆にさ、本当に建造するのはどうかな?」

 

「……その、それは……」

 

「そうだ、そうだよ、何で態々マニュアル通りやる必要があるんだ?いつも通り行き当たりばったりでやるべきじゃない?」

 

「い、いや、その、規定量が」

 

「もうね、最近忘れてたけど、俺って他人を振り回す側でしょ?最近はちょっと慎まし過ぎたんじゃないの、とか思ってさ?」

 

「すいません、十分好き勝手やってると思います」

 

そう、そうだ、いつも通り、俺は俺の道を往く。

 

「そうと決まれば、行くぞ!ついて来い大淀!」

 

「えぇー、大丈夫なんですか?その、提督がそんなに気合いを入れると碌な事にならないですし……」

 

難色を示す大淀。

 

やはり、前々回の明石謹製大型ロボット大暴走事件が尾を引いてるのか?いや、前回のスーパー媚薬無差別散布事件か?いや、前回は鎮守府大爆発事件だったかな?

 

うーん、どうするか。どうやって大淀を言い包めるか。

 

よし、

 

「なあ、頼むよ大淀」

 

ずい、と壁に追い詰める。

 

「あっ❤︎……はっ?!い、いや、だ、駄目です!前みたいにいきなり裸にされるのは困ります!!」

 

もう一押し。壁ドン。

 

「お願い!ね?」

 

「ひゃん❤︎ら、らめれすぅ❤︎」

 

くっ、やはり、大淀が誰にも見られないだろうと慢心した結果の、安物の下着と未処理の下の毛をバッチリ見てしまった件が尾を引いているのか?

 

あの時は慰めるのに苦労したなぁ。

 

さて、どうするか。

 

うむ、軽く屈んでもっと距離を詰めるか。

 

胸元にすっぽり収まる小柄な大淀。かわいいな、この子は。

 

「大淀、お願いだ、君は俺の言うこと聞いてくれるよな?……大丈夫、悪いことはしないさ、な?」

 

「ふぁあ❤︎わ、分かりましたぁ❤︎」

 

はい成功。大淀はなんだかんだ言ってかなりちょろい部類だ。

 

大淀はこう見えてかなりのむっつりスケベ、やることと言ったら精々俺の日用品を新品と取り替えるくらい。

 

こうして、[強引対応]で事を運べば、勝手に腰砕けになってくれるので大変楽。

 

ヤバイのは、口説くと喜ぶようになってきた戦艦、空母、一部重巡だ。それ以下の艦種は概ねちょろい。

 

さて、何故か鼻血が出てる大淀にハンカチを渡して、工廠へ。

 

 

 

 

 

「いやー、建造は久し振りだな」

 

「あ、提督!建造ですか?!また新しい女の子を増やすんですか?提督には私がいますよ?私では不満ですか?不満なら言ってくださいね?いつでも、何にでもなりますからね?あ、もしかして身体ですか?作り変えましょうか?新しく作った変異誘発剤で」

 

「よーしよし、俺はそのままの明石が一番好きだなー!!」

 

「そ、そうですか?嬉しいです!」

 

大喜びで抱き着く明石。適当に背中を撫でてやると全力で甘えてきた。

 

「んー❤︎提督ー❤︎好きです大好きですー❤︎結婚してくださーい❤︎」

 

「はいはい、分かった分かった。建造するからちょっと待ってねー」

 

ぴったりくっ付く明石を抱き上げたまま、建造ドックをセット。

 

「……提督?その、入れ過ぎじゃ?資材が溢れてますよ?」

 

コアラみたいに俺にしがみ付く明石が言う。

 

「行ける行ける」

 

「……まあ良いですね!提督についていくと退屈しませんから!さあ建造です建造!!イェェェイ!!!」

 

「Yeah!!!」

 

さあ、盛り上がってまいりました!

 

「ちょ、ちょっと待って!待ってください提督!!なんですかこれ!光が逆流して……!」

 

「……妖精さんが、こんなに……!!」

 

恐れおののく大淀と明石。

 

「提督!明らかに危険です!!中止して下さい!!!」

 

「これ、本当に大丈夫ですか?!!」

 

「俺はそうは思わん。建造こそが、艦娘の可能性なのかもしれん」

 

1/350スケール宇宙戦艦ヤマト

 

リボルテックヤマグチ真ゲッター3

 

セット、完了!

 

「愛してるんだぁ〜、君達をぉ〜〜〜!!ギャハハハハハハハ!!!!!」

 

「「?!!」」

 

 

 

瞬間、ドックが爆発。そして……、

 

 

 

「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」

 

「フッ、随分待たせたようだな……。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る!」

 

 

 

 

 

「ま、まさか!大和型?!!」

 

「知っているのか大淀さん!」

 

おっ、民明書房かな?

 

「……基準排水量65,000トン、満載排水量72,809トン、連合艦隊の切札、世界最大の超弩級戦艦、大和!と、その二番艦の武蔵!当然、建造を試みた者は多々いました。しかし、誰一人として、この二人を召喚できた提督はいません……」

 

神妙な様子で言う大淀。

 

「……凄い!凄いです!これって、歴史的な瞬間ですよ!!!」

 

素直に喜ぶ明石。

 

 

 

「ええと、貴方が、この艦隊の提督ですか?」

 

姉の大和さん。背はかなり高め。細身で、胸は大きめ。すらりと長い手足が魅力的。

 

「ふむ、良い面構えだな」

 

妹の武蔵さん。大和さんより更にデカい。乳もデカい。大和さんとは逆で、かなり筋肉質で腹筋も割れている。あと、やたらと露出が多い。やったぜ。

 

「さて、黒井鎮守府へようこそ!歓迎しよう、盛大にな!!」

 

いつもの。

 

「歓迎、ですか?ふふ、ありがとうございます」

 

「面白い奴だな、提督は」

 

「と、その前に、この鎮守府の案内をしよう。着いてきてね」

 

そして、いつも通りの鎮守府案内。特に変わった事もなく、滞りなく案内が終わる。

 

「ここは、とても良い所ですね!」

 

「軍属と言うには、いささか緩過ぎるがな」

 

満足そうに笑う大和型の二人。

 

そして最後に、グラウンドに行き着く。そこでは、

 

「おおおおお!!!!」

 

大地を揺るがす長門と、

 

「相変わらずお強い!!ですが、自分も負けないでありますよ!!!」

 

ひび割れた大地を縫うように駆けるあきつ丸、

 

「あはははははは!!摩耶ってば、おっそーい!!!」

 

空を蹴って飛ぶ島風に、

 

「このっ!待ちやがれ!!!プリン返せ!!!」

 

それを追う摩耶。

 

 

 

「……なんですか、あれは」

 

「うちの艦娘だけど?」

 

「……いや、おかしいだろう?あんな性能は……」

 

「はいこれ」

 

ロック装置を渡す。

 

「その、これは?」

 

「ロック装置。……平たく言えば、君達に力を与えるものだよ」

 

ドヤ顔で装置の効果を説明。

 

「……首輪型なのは、その、貴方の趣味だろうか?まあ、実際に私達は貴方の所有物だからな、構わないが……」

 

「いやいやいや、そんなんじゃないから!これ、本当は他のタイプもあったんだけど、いつの間にやら、首輪型以外は廃棄されてて!」

 

「は、恥ずかしいですね、これは」

 

「いやその、持ち歩くだけで良いから、態々着けなくても良いんだよ、大和さん?」

 

何なん?確かに、「新入りに首輪を渡す男」って文字で表すと変態っぽいけど、実際は良かれと思ってのことだからね?

 

首輪型は明石と夕張の趣味だし。

 

 

 

そんな時に、長門が俺を見つけて、嬉しそうに駆け寄って来る。

 

「おお、提督!組手を頼めるか?」

 

「ん、構わんよ」

 

「では行くぞ!久し振りの全力だ!」

 

「ま、待て!艦娘が人間を殴る奴が……!!」

 

武蔵さんが止めるが、

 

「はああああああ!!!」

 

長門は止まらない。

 

……でも正直、長門は技量がまるでない。躱すことも逸らすことも簡単だ。

 

真っ正面から迫るストレートを軽く逸らす。バランスを崩した長門は、倒れながらも無理矢理反転、回し蹴りを放つ。

 

「くっ、おおお!!!」

 

軽く屈んで避ける。すると長門は、体勢を整えながらも手刀を振り下ろしてきた。まあ、繋ぎのつもりで出したんだろうが、甘いな。

 

パリィ。

 

「な、あぁっ!!」

 

「はい、終わり」

 

完全に崩され、尻餅をついた長門の首に指を突き付けた。……実際、このまま致命の一撃をしたところで、長門は倒せないが。そんな攻撃力は俺にはない。

 

「あ、相変わらずだな、提督」

 

「まあまあ、俺は守ることと逃げることしか出来ないからね」

 

長門の手を取って、立ち上がらせる。

 

その後は、適当にアドバイスをして、長門は修練を再開したみたいだ。

 

そして、振り返ってみると、

 

「ほ、」

 

「ほ?」

 

「惚れたっ!!!」

 

「……はい?」

 

いきなり、武蔵さんに抱き締められる。

 

「長い間、私を建造できる者がいなかった理由!今なら分かる!私は、貴方のような益荒男を待っていたのだ!!」

 

「お、おう?」

 

「頼む、私を貴方の女にしてくれ!」

 

「武蔵さん?!」

 

早い、早いよ。

 

「ふふ、貴方が何と言おうと、私は貴方に心を奪われた!!それと、武蔵さん、などと、他人行儀な呼び方は止してくれ!」

 

「な、何で?」

 

「何、私より強い男だ、惚れるのも無理はない!」

 

えっ、ガンガン来る、ガンガン来るな、本当に。

 

「ちょ、ちょっと待って?!や、大和さん?おたくの妹さんを止めて?!」

 

 

 

「そ、その、旦那様?よろしければ、大和と、呼び捨てにして頂けないでしょうか?」

 

ブルータス、お前もか。

 

 




大淀
勝負下着以外は見られたくない、恥ずかしい。

長門
旅人に構ってもらえて嬉しい。

大和
妄想ホテル。強くて優しくてカッコいい旅人を見て即堕ち。基本的に、建造された艦娘は即堕ちするが、中でも大和は特に。

武蔵
アマゾネス。姉の大和共々、某パッションアイドル並みの高身長。自分より強い旅人に惚れた。

旅人
余りの即堕ちっぷりに、流石にビビった。
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