書き溜めも!!ない!!
絵描きたい、眠い、違うss書きたい、ゲームしたい、アーマードコアの新作が出ない、アニメ見たい、ちくわ大明神……。
つらい。
あと、あらかじめ言っておきますが、この鎮守府の響は、マゾです。
夜。
居酒屋鳳翔にて。
あなたは★ストラディバリウスの演奏を始めた!
ジャン♪
軽空母『隼鷹』はあなたの演奏を褒め称えた。
「良いぞー!!」
チャラン♪ジャン♪
軽空母『龍驤』は目を輝かせた。
「ブラボー!!」
ジャン♪
重巡『足柄』はうっとりした。
歴史に残る名演だ!
おひねりに重巡『羽黒』をもらった!
「…………オイ、足柄、お前だろ?今なら怒らないから、早く羽黒を」
「えへへ、司令官さんにもらわれちゃいました❤︎」
あっ、そっかあ……(完全理解)。
羽黒ったら、自ら飛び込んで来たのか。
見ると、足柄は、薬でも嗅がされたのか、若干痙攣しながらぶっ倒れてる。
まあ、死にはしないだろうよ。
……羽黒の何がヤバいかって、他人に容赦がないところだ。
ああやって、実の姉も排除しようとする。まあ、直接的な暴力はしないから、無理に止める必要はない、な。
むしろ、止めたら……。
「……司令官さん、私はここですよ?どこを見ているんですか?私を見て下さい。私はここですよ?どこを見ているんですか?私を見て下さい。私はここですよ?どこを見ているんですか?私を見て下さい」
ヒェッ……。
「あー、いやその、すまない。あんまりにも可愛いおひねりに面食らっちゃってさ?」
「か、可愛い、ですか?え、えへへへへ、照れちゃいます❤︎」
あらかわいい。選択肢を一つでも間違えれば大変な事になるだろうが、それなら最初から間違えなけりゃいい。
死ななきゃ安い、とはよく言ったものだ。
しくじらなきゃ、かわい子ちゃんに囲まれて良い思いができるんだぜ?
最高じゃん?
「んじゃ、飲み直しだ。おいで、羽黒」
「はい、司令官さん❤︎」
擦り寄る羽黒。最近はちょっぴり積極的だ。
前までは単なるストーカーで、どこからか俺の着替えや入浴シーンを覗いたり、たまに見えるうなじだったり、開いたシャツから見える胸板だったりをこっそり見ているだけだったのにな。
意外とスケベなのでは?とか思ってるが、本人には言わない。確実に泣くだろうし。
でも今も、俺の腕を抱きながらこっそりシャツの匂い嗅いでるし多分スケベ。
かわいい。
……誰も近付けないように、周囲に霧状の睡眠薬を散布しているのが玉に瑕だが。
俺も、羽黒自身も毒が効かないんだよ。
いつだったか、羽黒が俺を籠絡しようと、こっそり媚薬を使って来た時。
あの時の失敗を鑑みて、毒に耐性を付けたそうだ。あっちで倒れてる足柄に聞いた。
最近はかなりの耐性を付けたらしく、こうして毒を散布するようなスタイルを多用しているとか。
黒井鎮守府トップの隠密性と相まって、かなり凶悪だ。
まあ、そんなこんなで、散布された睡眠薬のせいで、周りの飲兵衛達は皆んなダウン。素面なら避けられただろうが、今はべろんべろんに酔ってるからな。
でも、酔ってそのまま寝るなんていつものことだし、皆んな気にしないだろうよ。バレなきゃ犯罪じゃない、これ真理。
「?、どうかしましたか?司令官さん?」
小首を傾げる羽黒。見た目は清純派。
見た目は。
「ああ、いや、カルーアミルクで良いかい?」
「は、はい!」
だが、結構計算高い子だよ、羽黒は。
こうして俺にべったりとくっついてくるのは、必ず「二人きりにしてから」だからね。
誘い受け体質なのが救いか。
取り敢えず、酔わせて帰すか。
「んっ、このお酒、甘くて美味しい❤︎」
「そうだねー。羽黒はあんまり強くないでしょ?飲みやすいのが良いと思うよ。俺の真似をして強いのを飲むのは駄目だからね?」
まあ、カルーアミルクもそれなりに強いけどな。
「そうですねー、司令官さんはお酒に強いですから……」
テキーラうめえ。
「ほらほら、たまには飲みなよ?羽黒はいつも頑張ってるもんな」
オラっ!酔い潰れろオラっ!お持ち帰り……、は無理か、残念。いつもならこの調子でホテル行きだが、修羅場はごめんだ。
でも、俺だって良い思いしたいじゃん?最近の俺は頑張ってるし?
……実際は、仕事してる時間よりも艦娘とデートする時間の方が何倍も多いけどさ。
そんなことを考えていると、羽黒が寄りかかってきた。
「んうぅ、私、ちょっと酔っ払っちゃったかもしれません……❤︎」
……聞こえてくる心音も、伝わる体温も、酔っ払っている人間のものではない。
ひょっとして、アルコールにも耐性を付けてきたのか?
だが、ここはあえて付き合ってやろうか。
「おっ、大丈夫か、大丈夫か」
肩を抱き寄せる。パワータイプの姉、足柄と比べると細さが目立つな。
「あっ❤︎大丈夫です❤︎」
そのまま、セクハラを決行する。確か、羽黒の性感帯は脚だったかな。
羽黒の、細く引き締まった脚に優しくタッチ。
「あん❤︎司令官さん……❤︎」
ほう、白ストッキングですか。
たいしたものですね。
ストッキングは脚線美を強調する効果があるらしく、ついついガン見してしまうマラソンランナーもいるくらいです。
「良い子だな、羽黒は。……愛しているよ」
羽黒は耳も弱い。そもそも、感覚が鋭い子はやたらと性感帯が多いので安心。
「ふ、ふわぁ……❤︎」
酒で酔わないなら仕方がない、こうしてダウンさせよう。
するり、とスリムなお腹に手を持って行き、優しく撫でてやる。
「し、司令官さぁん❤︎そ、そこを、撫で、られると❤︎は、は、羽黒は❤︎羽黒はヘンになっちゃいます❤︎❤︎❤︎」
あとは、そうだな、耳でも舐めてみるか。
「ああっ?!そ、そんな、ところぉ❤︎ほ、ほんとに、おかしくなるっ❤︎❤︎❤︎あああああっ❤︎❤︎❤︎」
すると羽黒は、一度大きく痙攣すると、気を失った。ちょろいぜ。
「……えーっと、終わったかしら?」
「ありゃ、やっぱり起きてたのか、足柄」
「ええ、最初からね」
そーかい、相変わらず演技が上手い。
勝利の為ならどんな手でも使う足柄、不意打ち騙し討ち上等。ほぼほぼ完璧な演技だな。
「じゃあ、羽黒は回収させてもらうわね」
「OKだ、持って行きな」
「……あの、提督?」
「何かな?」
「この前はごめんね?」
あー、あれか。
羽黒が、ナンパしてきたチンピラ共を殺しそうになった件。
「この子、提督のことを馬鹿にされてカッとなっちゃったみたいで……」
緊急搬送されたチンピラ共は、それは酷い有り様だったらしい。少なくとも、もう二度とまともな生活は送れないくらいに。
それに、ばら撒かれた毒は、近隣の人間に無差別なダメージを与えた。
「……あれは、近くに散布された毒物は、化学物質の輸送車が事故ったから。怪我人は事故に巻き込まれた哀れな一般人。そうなったじゃないか」
そう言うことにした。
「……でも、それじゃ貴方が……」
「いーの、いーの、ヤクザと取引くらい、良くあることさ」
はぁ、借りを作るのは嫌なんだけどもなー。白竜のカシラ、今度はどんな無茶振りをしてくるんだか。
「……そう、分かったわ。でも、何か困ったことがあったら言って頂戴?私も、この子も、勿論鎮守府の皆んなも、貴方の力になるから」
「あいよ」
まあ、あれだ。
羽黒は一人で外出させちゃ駄目ってこと。
「……で、響はなんでまた、こう、ナチュラルに膝の上に座るの?」
「ハラショー。……毒の発生源が無くなったから、つい、ね」
いや、つい、じゃないが?
「……せめて、さぁ?向こうを向いて座ってくれない?」
なんなん?なつき度MAXかな?
「こうしていると、対面座」
「ストーップ、それ以上いけない」
違った、淫乱度MAXだ。
「……良いじゃないか、こんなに小さな身体なんだ、きっと締まりが良いと思うよ。前も言ったけれど、私は一刻も早く司令官のものになりたいんだ。さあ、早く、私を司令官のものにして欲しい。一生消えない傷を、愛し合った証を残して欲しい」
「響様!!響様!!困ります!!あーっ!!響様!!困ります!!あーっ!!困ります!!」
腰を!動かすな!!
「……そう。じゃあ、やめておくよ」
あら、素直。
「よ、よし、それで良い」
「司令官の意思で抱いてもらわなきゃ、意味がないから」
お、おう。
「は、ははは、やだなぁ、俺はロリコンじゃ」
「知ってるよ?」
「えっ?」
「司令官、相手が駆逐艦でも、言い寄られれば喜ぶってこと」
ギクーッ!!!
「如月が嬉しそうに話してたよ」
あ、あの処女ビッチめ!!!
「他にも、潮とか、叢雲とか、時雨とか……、兎に角、皆んなも」
すいません節操なしで!!!
しょーがねーだろ?!!世の中にはなぁ、ロリババアという存在がいるんだよ!!!ロリババアを、「見た目はロリだけど中身はババアだし、ヘーキヘーキ」とか言って抱くとなぁ!「あれ、俺ロリでも行けるんとちゃうか?」ってなるんだよおおお!!!!
「だから、私は待つよ。ずーっと、ね」
「そ、そりゃあ、嬉しいねぇ」
あっ、そうだ、セクハラ。セクハラしなきゃ。……響に?
……え?響に?
捕まらない?
実際、響はかなりの美少女だし。西洋人形みたいに整った顔立ち、陶磁器みたいに白い肌、細くて華奢な身体、どれを取っても最高クラス。
「どうしたんだい、司令官?」
優しく微笑む響。この天使のような少女にセクハラして良いのだろうか。
……良いんじゃないかな、GOサイン出てるし。
……えい。
「……んっ❤︎その気になってくれたかい?司令官❤︎大丈夫、した後はすぐにお風呂に入るし、誰にもバラしたりしない。だから、目一杯私を使って欲しい」
いやいや、ただのセクハラだから。
むーん、やっぱりまだ、肉付きがなぁ。響は少食だからかな?主食はウォッカ。
おお、肋骨、これ、浮き出てるんじゃない?かなり細いな、ちゃんと食べてんのか?ちょっと心配。
これはこれでそそるけど。
「その、司令官?もっと激しくして良いんだよ?」
「いやいや、その気はないよ?ただ触ってるだけで」
「じ、焦らしプレイは厳禁だよ」
「どこでそんな言葉を……」
そのまま、全身をまさぐる。……ふむ、響の弱点は首と、後はお尻と。記憶したぞ。
「もう、そんなことを、されると……❤︎」
明らかに興奮したご様子。
「せ、せめて、お尻を叩いてもらえないかな?」
「?!」
えー。
「そ、そのだね、この前、音成鎮守府の若葉と会ったんだけど……、どうやら私も、マゾみたいなんだ❤︎司令官に、乱暴されたい……❤︎」
なんてことを……(憤慨)。
音成鎮守府め、明日苦情を言いに行ってやる!!
「えっちじゃなくて良いから、ちょっと叩いてくれるだけでいいんだ❤︎お願い、司令官……❤︎」
「い、いや、流石にそろそろヤバい」
「知ってるよ、司令官は、攻める方が好きなんだよね?」
ヌウーッ!!!何故知ってるゥ!!しゃーない、バラされたら怖いし、ここは言う通りにしておこう。
「後悔するなよーッ!!」
弱過ぎず、強過ぎず。
絶妙な力加減で、大きな音を立てるように。
「〜〜〜ッ!!!こ、これ、凄い❤︎あたま、おかしくなるっ❤︎❤︎❤︎」
一発だけで、整った顔をだらしなく緩ませる響。
なるほど、普通のマゾ。ならば、このままダウンさせてやろう。せめて、痛みを知らず安らかにイくが良い。
いや、ちょっとは痛いか。
「いやー」
「はーっ❤︎はーっ❤︎はーっ❤︎はーっ❤︎」
「やり過ぎたわ」
ちょっと楽しかった。うん。
完全に伸びた響を、部屋に運んでやらなきゃな。
「よいしょっ、と。うわっ、軽っ」
ん?
響の懐からメモ帳が落ちて……。
あ、開いちまった、中身を見るのはマナー違反、
『メモ
新台 真央(年齢不詳)
昭和◼︎◼︎年 7月21日 生
両親は行方不明、育て親は祖父
妹が一人(海外在住)
女性遍歴は極めて多いが、特定の恋人はいない(結婚は望んでいない?要検証)
幼少期から放浪癖が有り、各地を転々として過ごす。
世紀末幼稚園卒業以降、小中高は転々としていて確認が取れず。
職業は旅人
その旅は、国内外に留まらず、世界各国、異世界、別世界までに及ぶ(年齢不詳の理由、異世界では時間の流れが違うから?要検証)
旅人ではあるが、度々、様々な理由で転職することも。確認が取れているものだけでも、教師、弁護士、傭兵、探偵、料理人、パイロット、画家、冒険家、大工、狩人、エクソシスト、音楽家、ホスト、プロデューサー、そして提督。(詳しくは19p)
戦闘スタイルは空手を中心とした防御と回避特化の徒手格闘と、自己を強化する魔法(?)などで……』
「……………………ははっ」
俺は、何も、見てない。
羽黒
腹黒。気が弱いのは元からだが、どこか計算してやっている節がある。一言でも旅人の悪口を言おうものなら、一般人ですら殺しにかかる。旅人とは二人きりでいたがる為、邪魔な他の艦娘は穏便に排除する。毒物の取り扱いが上手く、隠密性も極めて高い暗殺者。
足柄
妙高型のパワータイプ。戦闘狂で、旅人に勝利を捧げることを第一に考えてるが、この鎮守府ではまともな方。勝利の為ならどんな手でも平気で使う。剛剣の他に、含み針、煙玉、爆弾、罠など、小細工が上手い。
響
残念なことにマゾ。極めて献身的な良い子。旅人本人のストーキングはしないが、暇があるときは旅人の記録を漁り、調べることが趣味。多分、誰よりも旅人に詳しい。音成鎮守府の若葉とは大変仲が良いらしい。
カシラ
シノギが上手いヤクザの若頭。この人が事を仕切れば勝ち確。
旅人
攻める方がお好き。でも、戦闘スタイルは防御回避特化。