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後記[セリフやモノローグに空白を入れ、一部の文章を改変しました。物語に影響は出ないので大丈夫だと思います。自分勝手ですいません。]
ただ、助けたかった。
「救う」なんて傲慢なことは、できないから。
「助ける」ことぐらいは、したかったんだ。
だから、求めたんだ。
「
「
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学園都市 午前0時 とある区域にて
「はぁ…たくっ…どうしてこんな時間ばっかに仕事くんのかなぁ…明日は午前中から仕事が入ってるってぇのによぉ…。」
仕事遅れたらどうしてくれんだ、おい。明らかに労働基準法に違反してるだろ?えぇ!?…。
まぁこんな時間帯じゃないと頼めないような仕事だとは思うけどね?たとえ暗殺だろうがなんだろうが、俺の手に掛かれば、昼間に白昼堂々と殺したってバレないようにできるんだからさ!
ちなみに今回入ってきた仕事内容はと言うと、なんでもとある学園都市内の企業同士の取引現場の情報を察知し、その取引を荒らそうとしている無能力者共、の情報を察知した企業のお偉い方が暗殺を計画、そこで白羽の矢が立ったのが俺ってこと。
元々フリーで報酬優先の俺としちゃあ、深夜に仕事が入るってことはよくあるんだけど、さすがにバイトがある前日に仕事を依頼するってのはよくないと思う(怒)
企業側も頭のいいことに、断られないよう当日まで連絡を出さず、電話をかけてきたと思ったら
「じゃっ!(ぶちっ)」
の一言で済ませてきやがった(泣)
畜生が…夜勤手当提出してやるんだ!
金庫内の金がなくなるまでせびってやる!
…まぁそんなこといったって所詮俺は雇われだもんなぁ…。
ハァ…。
などと考えている内に目線の先には不審な物陰が映っていた。どうやらあれが今回の暗殺対象らしい。
「にしてもすごい数の武器持ってるなぁ…、あんなん1人で持てるとかまじですげぇ…。」
目の前にいる不審人物を前に、彼らには聞こえない声で喋る俺。
彼らの腰にはウエストのホルスターに拳銃が2丁、手にはポンプ式のショットガンが見え、肩にはRPG9なるロケットランチャーが掛けられていた。
…とゆーかあんな旧式今でも使う人いるんだ…。予算回らなかったのかなぁ…。
まぁとにかく、いっちょひと仕事するかぁ!
「HEYHEY!YOU達!そこでなにしてんのォ!?」
びくっと肩を揺らす無能力者達。
しかし油断したのはその一瞬のみで彼らはすぐ余裕を取り戻し、
「お前、何者だ?なぜここいる?」
と、問を出す。その問について俺は、
「おいおい名を名乗るなら先ず自分から、だろ?学校で習わなかったか?それともなにか?学校では意中の子に目がいって先生の話を聞いてないのか?」
、と砕けた口調で話すが、その表情は笑っておらず、まるで氷の表面を指でなぞっているような感覚に襲われた。
俺だってふざける時とふざけない時はちゃんと分けているのだ。心の中ではいつでもふざけるけど。
そんな俺の迫力に、無能力者達も負けじと各々言葉を返してくるが、その言葉はとても小さく聞き取れず、なにを言っているのかわからない。
…なんかかわいそうになってきたな。
…まぁ仕事だから殺すけど。あいつらだって死ぬことへの覚悟ぐらいはあるだろう。それがなかったらこんなことやってないだろうし。武者震いとかもしてるし、うん。
「オ、オレラダッテマケネェカラナ」「「ソ、ソウダソウダー」」
…自分で言っといてはなんだけど、やっぱりあいつら死にたくないんじゃないかな?ほら?なんか体がくがくいってるけど、あれ武者震いとかじゃなくてがちのガクブルだし?
「くっ、くそっ!相手は見るからに丸腰!もうなんでもいいから喰らいやがれぇええええええ!!!!」
メンバーの1人がやけくそになって銃を乱射してきた!
乱射してきた弾の1つがヴァランのほうに近づいてきたってそれは都合良すぎ!!
「えちょまっ!!?―――」
ヴァラン(←本名)は眉間を打たれてしまった!
ヴァランは死んでしまった!
テーレーレーレーレーレーレーレーレレー♪(ドラ○エ風)
とあるフリーの求人情報 〜完〜
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「…はっ?」
敵の拍子抜けな死に、殺した本人が声を上げた。
そりゃ乱射して当たるとはだれも思っていなかっただろう。本人だってそう思ってた。
ちょっとした足止めになればいいかなぁぐらいの気持ちで打っていたのだが、まさか偶然にも眉間をぶち抜くなんて、案外自分はついているのかもしれない。
「ハッ、ハハッ、ハッ。」
思わず笑いが込み上げてくる。
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ――――「うるっせぇんだよ『 黙れ』少しは。何?人ひとり殺したぐらいでそんなに嬉しいのかよてメぇ?」―――ハ?」
無能力者の笑いを、
いや、
まるで、死んだと思っていた男の言う通りに。
「!?」
無能力者達は驚く。死んだと思っていた人間が、何かの異能を使いながら話しかけてきたのだ。
もしかしたら何かの能力者なのかもしれない。
だとすればどうすればいい?
誰1人喋れない中、男の思考が混乱する。
その混乱に追い討ちを掛けるように、彼は自分の能力について説明を始める。
「これ教えてもいいのかなぁ?まぁ今から死ぬんだから特別に教えてやってもいっけどヨぉ。」
まず、と男は区切りをつけ、
「俺が使っているものは、今お前らが想像しているであろうものではない。つまり俺は能力者じゃないってことダ。」
続けて、
「俺の体はお前らとはちょっと違っててよ、お前らみたいに薬漬けになったって訳じゃあないが、ちょっとした肉体再生はできるんだぜ。まぁここら辺からは企業秘密なんで言えないけどヨぉ…、」
「俺はいわゆる、世間で言うところの〝
吸、血、鬼······?
無能力者達は自らの耳を疑った。
もし自分達が聞いたことに間違いがなかったとしたら、こいつは今自分の事を吸血鬼と言ったのか?
馬鹿な、そんな者いるはずがない。
いたとしても、何故自分達の目の前にいるのだろう。
そして目の前にいる男は、どうやって自分達を黙らせているのだろうか。
ありえない。
無能力者全員がそう思った。
「吸血鬼なんて…いる訳ないだろう…?」
仲間の1人が呟いた。そうだ、そうに決まっている。
でも、だとしたらさっきの現象はどう説明する?
やはり能力者なのか?
頭の中でまとまりかけていた物が、再びバラバラに割れる。
「まぁ信じるも信じないもあんたらの勝手なんだけどさぁ…――――」
そして、彼は告げる。
場の彼らにとっての、死刑宣告とも捉えられる言葉を。
「――――俺を死にかけさせた落とし前はつけるって方向性でいいよな?拒否権はねぇけど。」
いかがでしたでしょうか?
主人公いきなり飛ばしすぎです。というかこれはプロローグなのか?
誤字脱字報告をしてくださるととても嬉しいです。