とある無所属の求人情報   作:阿呆毛

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1話目です。プロローグ?知らないなそんなもの。
今回はかなり短めです。


8月31日 バイトから始まるお仕事生活
第1話 「仕事をするのも程々に」


―――

学園都市8月31日午前9時15分 学生寮にて

 

 

「はぁ…。」

ただいまの時刻は何時でしょうか?上見ろよ↑。

ただいま俺さん学生寮にて休養中、だがこの安息ももうあと15分で終わりを告げることになる。学校行く時、お布団に弱い人って最後まで粘るけど、でなければ行けないボーダーラインの15分前が1番絶望的だよね?中途半端に起きちゃって、準備するならあと5分大丈夫だよねぇとか思ってたらあっという間に過ぎて、あと5分、あと1分ってやっても、すぐ過ぎて。

そう、その時の絶望感が俺にも襲ってきております。

もう嫌だ、もうちょい寝かせて。あと5分でいいから!

なんて思ってる間に5分経っちゃったよふざけんな。

「ハァ…出るか。」

重い体を体温で温まった布団(天国)から起こす。たとえ夏と言えど、布団はやっぱり天国なのだ。

なんでこんなことになってるんだろうなぁ…。

いやまぁ昨日の仕事のせいだろうけど(泣)

え、あのあと何が起こったかって?えと、まぁ…正直いうと昨日のことは覚えてないのだ。吸血鬼になっている最中の出来事や記憶は夢の記憶のように消えやすいのだ。さながら夢遊病のような状態だったりするのだ。

「ってやば!?」

仕事のための着替えをしている最中に時計が見える。

時刻は20分を超えていた。あ、これじぇったいまにあわにぇー。

ちなみに俺には今日バイトがあったりする。雇われの暗殺とかじゃない、コンビニとかで働く普通のバイトの方だ。バイトしていないとろくに飯が食えないからな(泣)

人生ってきびしー。(棒)

「っ準備よし!っと。」

着替えを終えたところで玄関へと足を運ぶ。一応店長への言い訳を考えながら。どうしようかなぁ…

姉が死んだことにでもしとこうかなぁと俺は扉を開ける。うるさくて騒がしくて、その上異能力がばんばん飛び交う、けれどとても懐かしく思える、学園都市へと足を運ぶために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っあ、鍵忘れた…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園都市 とあるコンビニ内にて 午前10時40分

 

 

あのあと二分でバイト先に到着。その後すぐに店長(♀)謝ったところ、「いいよいいよ大丈夫、いつものことでしょ?」、とすぐに許してくれた。あぁ、あなたが神かと思っているところ、「あぁ、だけど、遅れた分の給料は引いておくからね?」と 、バイトの給料で暮らしている身としてはゾッとするようなことを告げられた。

あぁ、この人が悪魔か…。

とりあえず働こう、今回の失態を全て取り戻すのだ!

おっしゃーッ!!と無駄に気合いを入れてた所で、休憩所にお客が来店したと告げるチャイムが響く。

「ヴァランくーん、対応してー。」

「あ、はーい」

早速挽回するチャンスが来たようだ。ふふ、これで減給1日くらいはなくなるだろう(そんな訳ない)

休憩所からバーンっ!!っと扉をあけ(迷惑)

レジにジャンプしながら着地(かなり迷惑)

そして極みつけにはいつもの―――

「イラッシャイマセー」

―――…。まぁここはいつもどうりにやらないとね。

レジの前に立っていたのは、身長が200センチを超えているであろう巨漢の男、髪は赤く染め?られていた。というかこいつって…

「ダンヒルをワンカートンくれ。」

「なに顔パスでタバコ買おうとしてんだ未成年者」

「僕のどこが未成年に見えるんだい?」

「インなんとかさん相手に思春期丸出しなあたりだよ!」

「なっ!?ぼっ、僕は断じて禁書目録になんか惚れてなんか…///」

「いやお前の体格で火照られても全く需要ないからな?」

うん、知り合いだったねちくしょーが…。

こいつの名前はステイル=マグヌス 必要悪の教会に所属する魔術師の1人だ。2mを超える体を有しておきながら、インなんとかさん相手にはデレデレな思春期真っ盛りな少年?だ。というか14歳なのにも関わらずヘビースモーカーって、海外もタバコは規制すべきだと思う。

「で、どうするんだい?僕にはタバコは買わせないのかい?」

「当たり前だろ未成年者にタバコなんか売ったら、減給どころじゃすまねーわ(怒)」

「ッチ、これだから年齢確認が必要な国は嫌いなんだ」

「いやこれ当たり前だからな?」

逆にこれが当たり前じゃない方が怖いわ。まさかあっちってそんな感じなの?怖。

「というかなんでステイル君はここにいるのかな?まさかインなんとかさんをつけているとか…」

「そんな訳ないだろう!!ヤッテイルノハシュウサンダ…じゃなくて、今日は君に用があって来たんだ。」

今聞き捨てならないことが聞こえたぞ?いや、そんなことより(←おい)

「俺に用?」

「用、というよりは、仕事の依頼、というかな?」

「仕事っ!?」

レジに乗り出しステイルをがしっと掴む。依頼相手は逃さないのが鉄則だ。

「そ、そんなにがっつかなくても、僕は逃げないよ。逃げないから離せ暑苦しい!!」

そりゃそうだろ夏場なのに修道服を着てりゃあ…

俺が服を離した直後に服装を直したステイルは、懐から煙草を1本取り出し、口に咥える。すぱぁーと煙を吐いたあと、彼はとてもだるそうに口を開く。

「トラウィスカルパンテクウトリの槍って、聞いたことあるかな?」

 

 

 




いかがでしたでしょうか。
今回かなり少ないです。間に合わせとも言う←
ちなみに主人公の収入は月に10万程度だったりします。(学園都市内だと生きていけるのだろうか。)
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