Fate/Grand Order 朱槍と弟子   作:ラグ0109

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#43

カルデアの戦闘シミュレーターと言うのは、非常に摩訶不思議な存在だ。

シミュレーションである以上、それは仮想現実とも言うべき存在なので現実には影響を及ぼさない筈なのに、何故か英霊の霊基強化に必要な霊基再臨素材や種火と呼ばれる高密度の魔力集積体が実体化して手元に残る。

勿論、そう言った素材集めにもカルデアの余剰分の魔力が使われていくので、1日中引き籠っていられると言う訳ではない。

カルデアの設備である以上、科学的な技術の他にも魔術が使われているのは明白なのだけれど、再臨素材にせよ種火にせよとんでもない価値で取引されるものだ。

シミュレーターで作られたエネミーが確実に落とすわけではない――種火は落とすのだけど――のだけれど、それでもこんなに簡単に手に入ってしまうと現在の流通価格に大打撃を与えてしまうと言うか、魔術的な発展が促される気がしないでもない…。

種火に関しては英霊の補強に使う外にも、ダヴィンチちゃんに提供することによってあのメロンゼリーっぽい謎物体であるマナプリズムへと変換ができる。

そしてこのマナプリズム…ごく少量ではあるけども、シミュレーターを使用した日の初回起動時に限ってだけど勝手に生成される。

魔術と科学の融合と言うのは、もしかしたら魔法に近い事象を引き起こしているのかもしれない。

 

「ぼうっとしてんな!」

「そこまで呆けてませんよ!」

 

とまぁ、ぐだぐだと摩訶不思議な事に思いを馳せてはいたのだけれど、僕は今その戦闘シミュレーター…セイバークラス用の再臨素材とバーサーカークラス用の再臨素材を得るために兄弟子であるクー・フーリン、ストーカー清姫、そして新たに加わったセイバー・アルテラを伴ってシミュレーター内で大立ち回りを演じている。

理由は、アルテラと清姫の霊基強度の補強の為だ。

あの醜い肉の柱…魔神柱と名付けられたその存在は非常に強力だ。

もし…もし本当にアレがソロモン72柱の魔神になぞらえて作られたものなのであれば、後71柱を相手にしなければならない。

その71柱が徒党を組んで一斉に襲い掛かってきたら、まず間違いなく僕達は全滅するだろう。

だから、そうならない為にもこうして僕達は少しでもできる事を熟していかなくてはならない。

屈強な女性…所謂アマゾネスと呼ばれる女戦士の剣戟を、僕は手に持つ朱槍で手早く弾いて下半身の身体強化を行って強烈な回し蹴りを叩き込む。

たまらず身体を弾き飛ばされたアマゾネスを、清姫が扇子を振るう事で造り上げた業火で消し炭に変えていく。

 

「兄さん、アルテラと連携してアイアンゴーレムの群を押し留めてください!僕は清姫と一緒にアマゾネスの処理を行います!」

「はっ!温い仕事だぜ!」

「別に、粉砕しても良いのだろう?」

 

クー・フーリンは僕の指示を聞くや否や、手に持つ朱槍の描く赤い筋を残しながら鋼鉄を主原料に生成された魔術兵器『アイアンゴーレム』部隊へと突撃し、無数の火花を散らしていく。

アルテラはクー・フーリンから一歩遅れてアイアンゴーレムの先頭集団の前に立ち、軍神の剣をさながら鞭のように伸ばして切りつけ、まるで豆腐か何かの様にアイアンゴーレムの四肢を切り飛ばしていく。

 

「ますたぁ、お下がりください!」

「お師匠が張り切ってエネミー追加してるから、そうも言ってられないでしょ!『ガンド』!!」

 

清姫は僕の身を案じて此方へと視線を送りながら前へと出るが、注意散漫になってしまったせいで横合いから来るアマゾネスに対する反応が1歩遅れてしまう。

僕はすかさず来ているカルデア戦闘服の魔術スキルであるガンドを起動してアマゾネスに撃ち込み、アマゾネスの動きを停止させる。

続けて槍を横に振り払ってルーン文字を起動、火炎弾を一斉に7発起動させて後続のアマゾネス部隊へと叩き込んでいく。

火炎弾は着弾した瞬間に大爆発を引き起こし、地面にクレーターを作りながらアマゾネスの部隊を粉々に爆砕していく。

清姫はアマゾネスの凶刃にかかることなく、僕の傍らにまで後退しながら口から吐き出す火焔で硬直しているアマゾネスを消し飛ばす。

清姫を軽くサポートするだけで、アマゾネス達は簡単に撃退することができるのだけれど、如何せん数が多い。

シミュレーター起動から既に1時間…討ち倒したアマゾネスは100を数え、ゴーレムに至っては強化された状態の物が30体以上だ。

お陰様でセイバークラスとバーサーカークラスの素材はモリモリ手に入っているのだけれど、3騎を同時にフルパワーで運用し続けなければならないのが非常に辛い。

魔術回路が最初の頃に比べて増えて、尚且つお師匠が参戦していない状態とは言え…。

弱音ばかり、吐いても居られないけれど。

アルテラを中心に魔力の高まりを感じると、強烈な緑光の爆発が起きる。

恐らく魔力放出を利用した破壊の嵐を引き起こしたのだろう…加減抜きで。

お陰ですさまじい重量を誇るアイアンゴーレム数体が、まるで木っ端か何かの様に宙に舞い上がる。

 

「大英雄は伊達じゃねぇってか!?」

「そういうお前も、的確にゴーレムのコアを穿ち抜いている。アルスター・サイクルにて名高いだけのことはある」

 

クー・フーリンは宙に舞い上がったアイアンゴーレムへと飛び掛かって、その手に持つ朱槍でゴーレムを起動させているコアを貫き、軽業師の様に次々にゴーレムへと飛び乗って同じようにコアを穿つ。

大雑把とも思えるその性格からは想像できない程の正確さは、戦闘マシーンと言っても過言ではない。

宙に舞い上がったアイアンゴーレム全てを片付ければ更に跳躍して、先行したアルテラの背後より現れた魔獣キマイラへと真名解放せずに投擲。

不意を打たれたキマイラは、胴体を朱槍で地面に縫い付けられた激痛に悲鳴の様な雄たけびをあげる。

 

「砕け散れ」

 

その雄たけびに不快感を露にしたアルテラは、しかめっ面の様にも見える表情で軍神の剣を振るってキマイラの身体を一瞬で粉々に切り刻み、軍神の剣の刀身がクー・フーリンの朱槍へと絡みつく。

徒手空拳となったクー・フーリンはニィッと笑みを浮かべて襲い掛かってくる新たなキマイラ2頭に対して、ルーン魔術による火炎弾或いは砲弾の様な雹で翻弄するように牽制を放ち続ける。

だが、このキマイラ…どうもステータスが跳ね上げられているのかダメージを物ともせずに暴れ続ける。

 

「受け取れ、光の御子」

「来い!!」

 

アルテラがすかさず剣を振るうと朱槍は放物線を描く様に上空高く舞い上がり、クー・フーリンが声を上げるとその動きは直線的になり、クー・フーリンへと襲い掛かろうとしたキマイラの蛇の尾を穿ち飛ばしながらその手元まで戻ってくる。

 

「その心臓、貰い受ける――」

 

その朱槍をまるで遊ぶように回転させながら魔力を送り込み、その真価を露にさせる。

即ち――『一刺一殺』。

 

「『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』――!」

 

至近距離に居たキマイラは、真名解放と共に風船が破裂するように肉体が爆発する。

本気で放たれたゲイ・ボルクは濃密な魔力の塊を纏う。

それでも、他の宝具に比べても非常に燃費が良いのだけれど、まともに受ければ心臓どころか体ごと失せる事になる。

そして、真名解放状態が収束する前に神速で放たれる次撃もまた、キマイラの肉体を爆砕させる。

まさに一瞬…瞬きする間も無く放たれた2度の突きは、まるで1度しか突いていない様にしか見えない。

 

「ますたぁ…!」

「終わりが…見えてきたかな…!?」

 

清姫が僕を庇う様に前へと出ると、前方に禍々しい黒い魔力を纏った鎧姿の少女が現れる。

その少女は静かに…しかし凄まじい殺気を放ちながら此方を睨み付けている。

僕は…彼女とは最初の特異点で相対している。

カルデア内に登録されたその霊基の名は…。

 

「アルトリア・ペンドラゴン…!!」

「へっ、冬木の再現のつもりかねぇ…あの女!」

「ますたぁはこの清姫が必ず…!」

「…あの…剣は…なんだ…?」

 

頬を冷や汗が伝う…アルトリア・ペンドラゴンは古きブリテンの守護者だ。

誰しもが耳にするアーサー王伝説…そのアーサー・ペンドラゴンこそが目の前にいる黒い少女だ。

彼女と冬木の特異点で出会った時、僕達にはあの聖剣の輝きを防ぎきるだけの盾が傍にいた。

しかし、今此処に居るのは僕と僕が契約した英霊3騎だけだ。

防ぐ手立てはない…!

アルテラは何処か遠くを見る様に黒く染まり始める聖剣を見つめ、手に持つ軍神の剣の切先を向ける。

 

「マスター、宝具の解放許可を」

 

アルテラは黒いアルトリアに強烈な殺気を叩きつけながら、しかし何処か優しい声音で僕に許可を求める。

アルテラの宝具『軍神の剣(フォトン・レイ)』は強力な対軍宝具だ。

現在の霊基強度では第2特異点で見せつけられた、あの衛星砲のような宝具の解放は出来ないとの事だけれど、それでもかの聖剣に匹敵するほどの威力は叩き出せる筈。

あとは僕の…気合次第。

 

令呪を以て告げる(セット)!アルテラ、令呪の魔力を以て宝具を解放して、アルトリア・ペンドラゴンを討ち果たせ!!」

「了解。目標、破壊する」

 

アルテラの宝具解放に巻き込まれないようにクー・フーリンが一足飛びで僕の傍らまで下がると、軍神の剣が徐々に輝きを増して刀身がまるでドリルの様に回転を始める。

それに呼応するかのように騎士王もまた聖剣から漆黒の魔力を噴出させながら刀身を下げて後方へと切先を向ける。

恐らく、振り上げて大地ごと此方を巻き上げる算段なのだろう。

 

「卑王鉄槌。極光は反転する…光を呑め――」

「命は壊さない…その文明(漆黒)を粉砕する――」

 

聖剣から放たれる漆黒はやがてアルトリア自身からも柱の様に立ち上り、彼女の周囲の大地が隆起して粉砕されていく。

対するアルテラは刀身を中心に風を、マナを巻き込んで旋回し続けて、光の暴風を造り上げる。

 

「『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』!!!!」

 

先手を打ったのはアルトリア…下段から上段へと聖剣を振り切り、暴走しているかのような魔力の奔流が大地を斬り裂きながら僕達へと襲い掛かる。

その一撃は捲り上げた大地もが礫の様に僕達に襲い掛かるが届かない。

礫は全て臨界寸前の軍神の剣が粉砕していくためだ。

アルテラは刀身を若干引いた後、大地を粉砕しながら『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』に…アルトリアに対して突撃していく。

 

「『軍神の剣(フォトン・レイ)』!!!!」

 

襲い来る漆黒を斬り裂く様に進むその姿は、三条の光が混じり合って輝きを更に増していく。

その一撃はまるで世界そのものでさえ粉砕して突き進むような圧倒的な力を感じ取り、僕はアルテラを全力でサポートする為に更に令呪を切る。

 

令呪を以て告げる(セット)!アルテラ!一気にアルトリアを貫け!!」

「はぁぁぁぁ!!!」

 

令呪が焼けるような痛みと共に一画消費され、未だ聖剣と拮抗し続けるアルテラの魔力として加算される。

軍神の剣はやがて輝きを増し、徐々に聖剣の魔力を貫いて行く。

 

「兄さん!!清姫!!」

「おうよ!我が師スカサハ直伝のルーン魔術を見せてやる!嬢ちゃんは俺に合わせな!」

「はい!!」

 

クー・フーリンはアルテラの周囲に複数のルーン魔術を展開させ、その場に清姫の業火を放たせる。

クー・フーリンは好んで火系統のルーン魔術を使用する。

つまり、こと火系統の魔力反応に対して柔軟な対応が出来ると言う事だ。

清姫が放つ業火はルーン魔術によるフィルターを通して変質、増強され、アルテラが前へと進むための活力へと生まれ変わる。

火は…人の文明を推し進めた重要なファクターだ。

その意味を与えてやることで、前へと進むための力へと変わっていく。

令呪二画、クー・フーリンと清姫によるアシスト…それらが噛み合い、アルテラは更にアルトリアへと踏み込む。

遂にその切先はアルトリアの肉体を捉え、粉砕していく。

漆黒が光に蹂躙され、極光の爆発へと変じる。

 

「―――!!」

 

あまりもの光に僕は両腕で目を庇い、息を呑む。

アルテラは遂に聖剣の担い手を討ち倒したのだ。

 

「私は破壊する。勝利する。これまでも…これからも」

 

赤熱する軍神の剣を地に突き立て此方を見るアルテラは、何処か誇らしげに笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

「ショッチョー、これ今日の戦闘シミュレーターの報告書で~す」

「アンタ本当に私に気安くなったわね…」

 

シミュレーターによる素材集めを終えた僕は、魔力枯渇による全身の倦怠感と戦いながらレポートを作成してカルデアの中央ブロックに存在する所長室を訪れていた。

タブレット端末で作成するので、本来ならばデータを送信するだけで事足りるのだけれど、最近の所長は不眠不休で働いている。

少しばかり僕はオルガマリー所長が心配になって、こうして直接訪れてしまったのだ。

 

「また随分と暴れたと言う報告が上がって来ていたわよ。シミュレーターとは言え、あまり強力な攻撃はシステムがパンクするのだから控えなさい」

「いや、本当にその件に関しては、お師匠に言っていただけると…」

 

今回の大暴れは、お師匠が通常よりも強力なエネミー設定を施したことに起因している。

スタッフが言うには鼻歌交じりで勝手に設定してロックまでかけていたという。

魔境の智慧の無駄遣いと言うか何と言うか…なんで現代の文明の利器を使いこなせ…あぁ、聖杯…。

 

「貴方のメインサーヴァントなんだから、貴方が手綱を握らなきゃダメでしょう…」

 

しどろもどろと僕が反論をすると、所長はジト目で僕の事を諫めてくる。

まったくもって反論できないので、僕はがっくりと肩を落として盛大な溜息を吐くしかない。

 

「とりあえず、今回のデータ取りで帳消しにして欲しい、かなぁ…って」

「稀代のルーン魔術を専攻している魔術師よりも間近で見られるのは、カルデアにとってもプラスであると言う事は理解していますが、それはそれ、これはこれよ。何度も言うけれども、今の私たちには余裕が無い…資源的にも人員的にも」

 

所長は椅子の背もたれに深く背を預けて、小さな溜息を零す。

英霊に肉体的な疲労や生理現象は無い。

それでも精神的な疲労と言うのは感じ取ってしまうし、それを解消する術を持っていなくてはならない。

ましてや、最近までただの魔術師であったのならば余計に。

 

「藤丸と東雲…確かにどちらかが居れば特異点の攻略は出来るでしょう。けれども難易度は段違いに変わって来るし、負担だって大きくなります。貴方はもっと自分を大切にしなさい。戦士だからと言う理由は認めないわ」

「…はい。けれどもそれは所長だって同じですよ?」

 

所長はまるで叱りつける姉の様な優しい声色で口を開く。

レフの一件で少しばかり精神的に吹っ切れたのか、自棄になってしまったのかは分からないけれど、彼女は初めて会った時に比べて大分丸くなっているような気がする。

ある意味で、今が素に近い状態…なのだろうか?

 

「私は…別に良いのよ。こんな体だし」

「英霊でも寝る者は寝るし、食べる者は食べてますよ。もっと人らしくしたってバチは当たらないですって。皆所長を中心に頑張ってるのに、所長が壊れたらそれこそ大変ですって」

 

そう、なんだかんだ言ったって、皆所長をリーダーとして一丸になって頑張っているのだ。

その所長が己を省みずに仕事を続ければ、大丈夫なのかもしれないけれど心配にだってなる。

 

「所長はいつも気を張って頑張っていたんでしょう?魔術協会でも権力闘争だってあったんでしょうけど、肝心の魔術協会は今ありませんし少しだけ気を抜いたってバチは当たりませんって」

「これはアニムスフィア家としての矜持よ。人理を守る…それこそがアニムスフィア家の在り方。でも…そうね、貴方の心配も尤もかもしれないわ」

 

そう言って所長は大きく深呼吸をして、椅子を回転させて僕に背中を向ける。

 

「マスター適正が無い。ただそれだけで、私の魔術師としての価値は低いものになった。先頭切って戦うはずが戦えない魔術師なんて笑い種よ。だから必死に努力して認められようと頑張って…レフやロマニに出会って…なのに…」

「僕は魔術世界の事は分かりませんけど…それでも所長は頑張ってきたのは分かりますよ。僕を見つけたのだって戦力として数える為なのは分かっていますけど、魔術協会の横槍でそれが出来なくなる事態を避けるために自らが出てきたんでしょうし」

 

本当であれば、スタッフを派遣してスカウトすれば良いだけの話だ。

けれども、事を水面下で推し進めて円滑にカルデアへと参加できるようにしたのは、僕と言う存在を他の魔術師に横取りされない為だろう。

ホルマリン漬け…まで行かなくとも人間的な一生から遠ざけられるのは、強ち嘘と言う訳でもなさそうだし…。

 

「慰めはいらないわ…私はまだ結果を出していない。この異常事態を解決していないもの。だから、東雲 良太…貴方は私の為に戦いなさい」

「精々そうしますよ…その代わり、終わったらやる事やってもらいますけどね!」

「ガメついわね…報酬だって出てるんだから…」

 

所長は呆れたように溜息を吐き出して、手を払って出ていくように促す。

僕はその背に一礼だけして、部屋を後にする。

――そう、やってもらう事があるのだから此処で倒れられたら困る。

その為には僕もまだまだ踏ん張らなくてはならない。

聖杯探索(グランド・オーダー)は、まだ始まったばかりなのだから。




イベント走り終わったは良いのだけれど、QPと素材が足りないのボスケテ

並行してアズールレーンやってるんですけど、これ面白いですよねぇ…艦これよりも僕はこっちの方がキャラ造形は好み。


次回(嘘)予告

「アンカー!早くして!!」
「なんでこんなところに穴ができているんだ!?観測時にはなかったんだぞ!?」
「泣き言は後!今は出来る事に全力を尽くしなさい!!」

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