今日も今日とて非日常   作:祇風

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今日!俺は!お亡くなりになりました!

目が覚めたら…

 

「真っ白な部屋に立っていて体が縮んでしまった!!」

 

何を言っているかわからねぇかも知れねぇが俺もわからねぇ…

 

とりあえず昨日を思いだそう…

 

 

まず何時もどおり朝起きて、学校行って、放課後ゲーセン、アニメイト、etc…と遊んで夜の10時くらいに家について飯食って、風呂に入って布団に入って寝た…

 

……特に変なことは無いな…と思い至ったところで目の前に人影が現れた

 

「やぁ。こんにちわ。」

 

と若い…というか幼い声の少年がどこかの制服?らしきなものを着て立っていた

 

「……こんにちわ」

 

どう見ても怪しさ満天。扉も窓も無い部屋に足音一つ立てずに目の前まで現れる芸当なんてそれどこの超人

 

「…あっはっはっはっ!!そんなに警戒しなくてもいいよ!!僕は神様って呼ばれる存在なんだ。たまたま目にはいった君をここまで連れてきただけだからさ」

 

さらっと俺をここに誘拐してきたことをばらす自称神様

 

「はぁ!?神様かなんだかは知らないが俺を元の部屋に戻せ!」

 

「あ、ごめんそれは無理。もう君死んでるから」

 

「は?」

 

俺の要望をばっさり切り捨て、挙句にお前はもう死んでいる宣言をいただいた俺。返事できただけ褒めて貰ってもいいぐらいだ

 

「その顔は信じてないね?と言うか理解できてないね。ならこれを見ると良い」

 

そう言い自称神様は右手を持ち上げる。

 

すると其処から姿鏡ほどの大きい鏡が俺の姿を写す

 

「平成生まれの17歳、生まれも育ちも生粋の日本人。名前は…まぁいいか。家族構成は父母君妹妹弟。ご両親とは仲がよろしい、それに兄妹間の関係も良好。」

 

すらすらと俺の個人情報を読み上げる自称神様。そして俺の成長をページをめくるかのように次々と映し出す鏡。

 

そこに写る少年は何度も自宅の鏡で写してきた俺の姿

 

「そして今日、平成20**年10月31日。君は自宅の布団で眠るように死んだ」

 

鏡が最後に移したのは先ほど俺が思い出した行動と一寸の違いも無く…

 

鏡の中の俺は布団に入るとそのまま眠った。いや一瞬顔が苦痛に歪むとそのまま呼吸を止め死んだ。そう間違いなく死んだ。見間違いも無いレベルで綺麗に死んだ

 

「どうだい?他人目線で映画を見る感覚で死ぬ自分を見るのは?」

 

この自称神様はどう見ても悪趣味だと断言できる。自分の死を見て何をどう思った?そんなの

 

「胸糞が悪い…それと同時にほんとに俺死んじまったのか…」

 

「おや、意外だな。基本自分の死を見た奴は錯乱ぐらいするんだが…まぁ。そんなことどうでも良いか」

 

神様は面白いもの、おかしいものを見る様な目つきで俺を眺め始めた

 

「…なぁ、自称神様?俺はこの後どうなるんだ?」

 

死んだことは理解できたがこの後俺の体はどうなるんだ?家族は?それにここに居る俺は?

 

「自称じゃなくて本物なんだけど。まぁ君の質問の答えを言うなら君の体は君に本を借りに来た妹に見つかり病院に搬送、死亡を確認。その後手厚く葬式を行われ君の肉体は消滅、その後君のご両親は妹、弟に同じ思いをさせないようさらに家族を大事にするようになった。妹たち、弟は兄である君を忘れることなく健やかに育つ。最後は皆老衰でぽっくりといくよ。沢山の子供、孫に囲まれながらね」

 

俺が死んだあとの未来をぺらぺらと話す神様。家族は幸せに暮らしたようだ、よくなついてきた妹達も、喧嘩が多かった弟も幸せのようだ。

 

「ならいいか…。遣り残したこととか、見たかった番組とかいろいろあったけどまぁ。死んじまったなら諦めるか…」

 

と俺は腰を下ろした。そして身を投げ出し…

 

「さぁ、神様。どうとでもするが良いさ。取って食おうが地獄に落とされようが構わんさ」

 

でもまぁ、出来れば地獄は勘弁したいかな…。そんなに悪いことしてないし…

 

「なんか勝手に覚悟決めてるところ悪いけどこっちの話しが終わってないんだけどいい?」

 

と神様は話しを逸らされたことをすこし不機嫌そうにしながら俺の目の前に立ち塞がる

 

「最初に話したと思うんだけど君をここに連れてきたのは僕なんだよね。それでまぁ…こんな言い方ですまないけど無理やり連れてきた反動で君は死んでしまったんだよね」

 

と両手をお手上げのポーズで俺に先ほど以上の衝撃的な事実を告げる神様

 

「は?まじで?」

 

「まじまじ。」

 

あまりの事実に反応が薄くなってしまったがどうやらマジらしい

 

「それでまぁ急遽、君の家族には悪いことをしたと思ったから今後の運勢をあげさせてもらった」

 

「そしてまぁ、君を殺してしまった謝罪として君を神様転生させようと思うんだがどうだい?」

 

つまり。俺が死んだことはこいつのせいでいいんだな?いいんだよな?

 

「おーけーおーけー。落ち着こう。その振り上げた拳と目からビームが出そうなほどメンチ切るの止めようか」

 

拳を降ろせという割には何処からともなく現れた金色の鎖によって体の自由を奪い取ってくる神様。何だこの理不尽の塊

 

「これが!おちついて!いられるか!今すぐ!元に!戻せ!」

 

「だからそれは無理なんだって正当な手段で君をここに呼んだのなら出来たけど今回は僕が張り切りすぎてそれを忘れていたんだ」

 

ええい!うるさい!一発殴らせろ!それぐらいさせてくれたって良いじゃないか!

 

「ま、拒否したところで強制的に送るんだけどね」

 

と神様が額に軽く冷や汗を掻きながら俺に向かって何かを唱える

 

「汝、新たな御魂と共に新世界へ。祖に祝辞を、未来に希望を。汝は神の加護の元に生を謳歌せよ」

 

と呪文らしきを唱え終わると俺は足元に現れた魔法陣?らしき何かによって全身に気だるさと眠気が襲い掛かってくる

 

「これは移動用の魔法だ。次に目が覚めたら君がこれから過ごす世界だ。好きに暮らすと良い」

 

まぶたが重くなる…目が開けてられない…頭に響くように神様の声だけが聞こえてくる

 

~君が行くのは魔法と化学が存在する世界。平行上に存在する様々な次元世界~

 

 

 

~君の名は盾守 刀夜(たてがみ とうや)太古の王。最強の矛と盾を持った矛盾王の子孫。様々な力を用意してある。使うも使わない君自身が決めると良い~

 

 

 

~これを君の世界の御伽噺では神様転生と特典ていうらしいね~

 

 

 

~一応その世界には僕の通ってる学校があるから探してみてね。僕を見つけるたびにご褒美をあげよう。~

 

 

 

~細かな情報はあちらに着いてから置くるよ…ああ、無駄話が長かったね。それではあらなる世界『魔法少女リリカルなのは』の世界へ~

 

 

 

 

いってらっしゃい、そしてようこそ




第一話はこの辺で
二話は明日か明後日辺りに…


これからできればよろしくお願いします
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