今日も今日とて非日常   作:祇風

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今回は目が覚めた主人公が学校に行くお話




目が覚めた。今俺は8歳、つまりは…

俺は、盾守 刀夜。

 

今日から私立聖祥大附属小学校の2年生に転入する事になる。ミッドチルダに居たときはStヒルデ魔法学院って所に通っていたらしい

 

正直いって学校はだるい。

 

王家である矛盾家は先祖代々記憶を継承する。らしい(昨日の夜少しずつだが記憶を確認した際に見えた)

 

その記憶のせい(おかげ)と前世が高校生だったおかげで中学生レベルまではノー勉ついていける(気がする)

 

記憶を遡れば、古代ベルカ時代と呼ばれる国同士がドンパチしてた時代のものまであった

 

両親に聞けば矛盾家は古代ベルカ時代が始まりらしい

 

よくよく考えてみれば王家と言っているんだから諸王時代から始まっているのは当然か

 

他にも王家の使命とか能力の使用方法、たまに他の能力に目覚めた祖先の記憶なども見えた

 

王家の使命は生き残れというなんとも大雑把な使命ではあったもののこうしてまだ矛盾家は存命している

 

因みに俺の両親は王家の使命に関してはまったくと言うほど知らなかった。

 

なんて考えながら時間になったので学校に向かう

 

「結局、レヴィ達は起きなかったな」

 

朝、布団を出た際に隣の部屋からディアーチェが起こしていたが起きる気配さえなかった

 

「あやつらは朝が弱いからな…。転入初日からこれでは先が思いやられるわ…」

 

両親は残りが起きたら車で送っていくとのことなので二人で登校している

 

朝八時には学校の職員室に来るようにいわれたらしいので学校についた俺とディアーチェは職員室に向かおうとするが如何せん場所が分からない

 

だが時間は刻一刻と迫ってきている。

 

「ディアーチェ。どこかに校舎の案内板的なのはない…か」

 

とディアーチェにたずねようとするが目を輝かせ落ち着かない様子。まさかの学校と言うところに来るのは初めてらしい。おおう、マジか…

 

仕方ない…、ディアーチェが使えないのならと近くを見渡せば校門から歩いてくる女子生徒が数人見える

 

「あの!すみません!」

 

と思い切って声を掛けるが間違いなく悪手だった

 

「は、はい!どうかしましたか?」

 

と返事してくれた少女はツインテール?で茶色の髪。何処からどう見ても高町なのはさんです。有難う御座いました

 

「え、えっと今日からこの学校に転入してきたんだけど職員室が分からなくて」

 

と事情を説明するとなのはは職員室の場所を教えてくれた。

 

「ありがとう!」と伝えてディアーチェの手を引いてそっちに向かう

 

「はぁ…はぁ…。やばかった…」

 

「トーヤよ。そんなに息を切らして如何した」

 

大体お前のせいだよ。

 

そんななんやかんやで時間に間に合った俺とディアーチェは職員室で担任になる教師を待っている

 

「お待たせしました。盾守くんとディアーチェちゃんでよかったかな?」

 

と声を掛けてきた女性教師。この人が俺達の担任らしい

 

簡単な説明を受けると教室に案内される。そして教室の中から挨拶をする声。

 

「今日は新しい子が転入してきました!どうぞ~はいってきてください~」

 

と俺達を呼ぶ声がするので扉をあけて中に入ると好奇の目線が殺到する

 

「それでは自己紹介を、お願いします~」と担任が言うので出来るだけ元気よく

 

「は、始めまして。先月こちらに引っ越してきた盾守 刀夜といいますよろしくおねぎゃいします…」

 

噛んだ。一番大事なところで思いっきり噛んだ。もう帰りたい

 

「わ、我じゃなかった。私はディアーチェ・K・クローディア。よろしくお願いします」

 

とディアーチェが自己紹介すると「はい、拍手~」という担任の声で座っている生徒達が拍手する

 

「本当は後三人、新しい子が来るんだけど今日は用事で遅れてます。なので後から新しい子が来ても皆仲良くしてあげてくださいね~?」

 

という担任の声に「は~い!」という声が上がる。

 

「それじゃあ二人は一番後ろの席ね~」といわれ教室の一番後ろの席に行く

 

その際に一人の少女と目が合う。その少女は朝職員室の場所を聞く際に声を掛けた少女だった。まじかー、高町なのはと同じクラスかー

 

ま、面倒ごとに巻き込まれないようにしよう。

 

その後、授業を受け授業の合間の休憩時には質問攻めにあった。最近の小学生はアクティブだな~と現実逃避しながら質問を答えていく。

 

その途中でやっと起きてきたのかレヴィたちが教室に入ってきた

 

「おっはよー!」「おはようございます」「お、おはようございます…」

 

入ってきた順にレヴィ、シュテル、ユーリだろう。その後簡単な自己紹介をした後、一番後ろの席…といっても俺の隣なんだが、座っていく

 

「おはよう御座います。ディアーチェ、王よ」とシュテルが挨拶をしてくる。シュテルは俺のことを何故か王と呼んでくる。記憶を確認するが理由が分からない。近いうちに記憶を全部確認した方が良いな

 

「おはよー。王様、トーヤん」とレヴィ。レヴィは誰に対してもフレンドリーに接してくれる。そのせいか記憶にある限り目覚める前の俺は結構レヴィとはしゃいで遊んでいた感じだ

 

「おはようございます…ディアーチェ、とうやさん」とユーリ。この子は見知らぬ人がいるとこうやって言葉が小さくなる。記憶には家の中ではぽわぽわとした緩い感じになるんだがなんでだろうな?

 

そんなふうに挨拶をしてくるので普通に「おはよう」と返すとディアーチェが三人に拳骨を落とした

 

「貴様ら!それでも召使か!トーヤと一緒に登校する約束はどうした!」

 

とディアーチェが三人を叱る。三人も自分が悪いことが分かってるらしく小さくシュンとする

 

今はとりあえず休憩時間だから良いがこのままでは授業時間が来てしまう。だから助け舟を出してやろう

 

「ディアーチェ、三人も反省しているみたいだしもう責めてやるな。明日からは皆で行こうな?二人で登校するのはちょっとさびしかったしな?」

 

「…ハァ…それだからトーヤは甘いのだ。仕方ない、明日からはしっかり起きるのだぞ?」

 

とディアーチェがいうと三人はぱぁ…!!と見るからに明るくなった。シュテルはあまり変化ないが

 

「あの…盾守さんよろしいですか?」

 

と背後から声が掛けられたので振り向くと其処にいたのは高町なのはと勝気な態度をした金髪の少女、長い紫色かな?の髪の少女だった

 

「えっとなんですか?」

 

「あ、自己紹介してなかったね。私は高町なのは。あの子はアリサちゃん。すずかちゃん」「アリサ・バニングスよ、よろしく」「月村すずかです、よろしくお願いします」

 

と紹介してくれた。話しかけてきた理由は担任に校舎の案内を頼まれたらしい

 

「それじゃあ頼んでも良いか?月村さん、バニングスさん、高町さん」

 

「すずかでいいよ。かわりに刀夜くんて呼んでも良い?」

 

「あたしもアリサでいいわバニングスって呼ばれるのあまり好きじゃないから」

 

「わ、わたしもなのはでいいよ!これからよろしくね!」

 

と原作三人組と仲良くなることが出来た。校舎の案内は昼休みにするらしいのでそれまで待っていて欲しいらしい

 

「という事だからお前らも一緒に回るか?」

 

せっかく誘ってもらったのでディアーチェ達も一緒に行くだろうか?

 

「うむ。せっかくのお誘いだからな我も見て回りたい」

 

「ぼくも見て回る~!!」

 

「王達が行くのなら私も行きます」

 

「わ、私は図書館の場所が知りたいです…」

 

皆も見て回るようだ。そして授業が始まったが特に何かあるわけでもなく何事も無く終わった

 

一つ発見があったとすれば全員頭が良かったことがわかった。シュテルなんて書かれた問題を直ぐに解き終わるし、ディアーチェはしっかり証明した上で出来ている。ユーリは普通に秀才タイプだし…、レヴィは…まあ、答えがあってるからなんともいえなかった。ただ授業中に寝るのは止めような

 

「さて…。お昼になったがまさかの給食なしの学校だったとは…弁当なんて一言も聞いてないぞ…」

 

親ェ…そういうことはしっかり調べて伝えるべきだろう…。なんて机の上で死んでいると

 

「王よ。お弁当忘れていたので届けにきました」

 

「貴方が神か」思わず俺はシュテルに膝待ついた。それに対してシュテルは

 

「ありがたく頂戴しなさい」と無表情なのは変わらないか心なしか胸を張ってドヤ顔しているようにも見える

 

シュテルは意外とノリが良い。ネタを振れば返してくれるし時々凄いボケをかまして来る時もある

 

「あんたたち何してんのよ…」とアリサが呆れ顔をしてくるがこれが何時もだし仕方ないよね

 

シュテルから弁当を受け取り広げる。おお、から揚げ弁当じゃん!これはディアーチェが作った奴だな。母さん揚げ物系駄目だし

 

「アリサ、でしたか。貴方には分からないかもしれませんが私と王には絆がしっかりあるのです。これはその延長と言って差し支えありません。つまりこれはムグッ」

 

あまりにも長く喋りそうなシュテルを静かにさせるために口にから揚げを突っ込む

 

「シュテル。お前が俺のことを考えてくれるのは分かったから今は弁当食おうな?時間がなくなったら学校を見て回れないぞ?」

 

「モグモグ…そうですね。さっさと食べてしまいましょう」と隣の席を持ってきてくっつけて弁当を食べ始める

 

「ああー!!シュテるんずるい!ぼくもトーヤんと食べる!」

 

「わ、私もご一緒させてください…」

 

「やれやれ。貴様らはほんとに落ち着きが無いな」

 

先ほどまでいなかったはずのレヴィたちが戻ってきて近くの机をくっ付ける。みんなもここで食べるのね

 

「ディアーチェ、このから揚げうまいぞ。」と先ほど食べたから揚げのおいしさを伝えると

 

「やっぱりトーヤは分かるか。今回は自信作だぞ」胸を張って作り方まで教えてくれるディアーチェ

 

「むむむ…!!ぼくだって料理ぐらい出来るもん!!」それに対抗するように名乗りを上げるレヴィ

 

「レヴィ、貴方は調味料を考えて入れないから駄目になるのです」とフォロー?を入れるシュテル

 

シュテルは一人で料理できないけどな!!と喉まで出かけたがシュテルが胸ポケットに入れていたデバイスを取り出そうとしていたのでから揚げを差し出し難を逃れる

 

「私はうまく出来ないからディアーチェがうらやましいなぁ…」ユーリはほんとにおいしそうに弁当を食べている。いつもの家で出しているゆる~いオーラが出てきている

 

ああ^~癒されるんじゃあ^~としていたらユーリ以外から白い目をされる。俺に味方は居ないのか!!

 

なんて楽しく食事をしていれば食べ終わるのも直ぐで食べ終わるとほぼ同時に

 

「刀夜くん、もうお昼は食べ終わった?」と高町なのはが話しかけてきた

 

「ああ、皆食べ終わったよ。聞きにきたってことはこれから学校を案内してくれるのか?」

 

「うん!そうだよ!皆に紹介するために早く食べてきたからゆっくり見てまわまれるよ!」

 

この子、むっちゃ良い子やんか…。

 

「それじゃあ学校案内にレッツゴー!!」とレヴィが先頭を行こうとするので捕まえる

 

「レヴィ、俺達は案内してもらう側だからな?先に行ったら意味がないだろう」

 

「にゃははは…。それじゃあ色んな教室があるから順番に見て回ろっか!」

 

なのはがそう言って教室から出て行くのでそれについていく

 

 

 

 

~30分後~

 

「ここが家庭科室…こっちが図書室、それでここが視聴覚室、それでここが更衣室、こっちが…」

 

「「ちょっとまてぇ!!」」

 

なんだこの校舎!?迷路か!?見えてる校舎と中の教室の数おかしいだろ!?

 

「なんだこの校舎は!?どう見ても教室の量が可笑しいであろう!?」

 

何時の間にか図書室を通った際にシュテルとユーリは居なくなったし、更衣室を通った際に何か珍しいものが見えたらしく「ちょっと見てくる!!」と言ってどこか行ってしまった

 

残っているのは俺とディアーチェだけと言う状況。この学校広すぎワロタ…って笑えねぇ…

 

「そ、そんな事言っても聖祥は小中高大一貫校だから校舎が広いんだよ。」

 

まじかよ。ここそんなお嬢様学校だったのかよ…。

 

「それに今は共学だけど中学からは男女別になるんだよ。校舎が沢山あるのは仕方ないよ」

 

なのはが説明してくれる。仕方ないのレベルじゃないんですがそれは

 

「そ、そうか仕方ないのなら仕方あるまい」

 

おいこら、ディアーチェ納得するな。この学校が可笑しいだけだから

 

そんな感じで結局校舎を案内してもらうと時間が来てしまった

 

「あ、そろそろ午後の授業が始まるから戻ろっか!」

 

となのはが俺とディアーチェの手を掴んで走る

 

「うおっ!ちょっ早い!」「なのは!早すぎるぞ!我は自分で歩ける!」

 

だがなのはは静止を聞かず教室まで走りきる

 

「とうちゃーく!」「「殺す気か!?」」

 

結局離してもらえずほぼ引きずられる形になった俺(ディアーチェはなのはに追いすがるように走れたため無傷)は壁に当たったり壁に当たったり(ryを繰り返したためボロボロである。

 

教室に戻れば、ユーリとシュテルは普通に読書しているし。レヴィに関しては何処から持ってきたのか分からないバスケットボールを持っている(本人曰く勝利品らしい)

 

「お前ら…しっかり案内してもらえよ…」

 

俺だけ一人ボロボロじゃねーか、案内されただけのはずなのに…

 

「私とユーリはあのあとすずかに案内してもらいましたよ。」と本から目を離して言うシュテル。ユーリは目を離すどころかこっちにも気付いてなさそうだが

 

「ぼくも全部見て回ったよ!アリサと一緒に!」レヴィが見つけたのはアリサが友人と遊んでいたところだったらしい。それで飛び入り参加してボールを勝ち取ったところで本題を思い出したらしい

 

また見つけられたアリサは自分の机の上で真っ白な灰になっていた…

 

「…アリサ、ごめんな。レヴィが迷惑掛けて…」

 

「だ、だいじょう…ぶよ…。次こそは止めてみせるわ…」

 

と言う言葉と共にガクッと机に崩れ落ちた…南無…

 

その後はこれまた何事も無く午後の授業を終わらせ家に帰ろうとしたとき

 

「レヴィちゃん、シュテルちゃん、ユーリちゃんは残ってね~」

 

と先生が言ってきたので俺はディアーチェと共に先に帰ることにしたのだった…

 

「このはくじょーものー!」

 

レヴィが叫ぶが自業自得であるため、家に帰ってきてから文句を聞いてやるとしよう…俺は帰る!!

 

シュテル達は何も言わないのが怖いが俺は振り向かない…ぜったい振りむかない!!(震え声)

 

それでで二人して帰るときに校門で両親が待っていた

 

「よう!初めての学校はどうだった?」と父、盾守 槍次(そうじ)がディアーチェに話しかける

 

「刀夜、ディアちゃん、おかえりなさい。あら?レヴィちゃん達は?」と母、現矛盾家当主 盾守・(オストヴァルト)(ブリューゲル)・ヴィーダーシュプルフ・シルヴィア 長い名前だが本人はただの盾守シルヴィアと名乗っている。因みにヴィーダーシュプルフというのはドイツ語で矛盾と言うらしい。俺が当主になった際はこの長い性を受け継ぐらしい…正直言ってめんd…コホン。

 

つまり矛盾家の矛盾とは普通に苗字から来ていた事が最近発覚した。もっとこう…他の呼び方無かったの?なんて先祖に一言二言言ってやりたかったが仕方ないか

 

「あの三人なら居残りだってー。やっぱ初日に寝坊したのがいけないじゃない?」

 

「ううう…、我がいながら面目ない…」

 

ディアーチェが落ち込むがそれを荒い手つきで頭を撫でながら慰める父

 

「はははっ!!ディアーチェ、そんなに落ち込まなくて良い!!行くも行かないも自分次第だからな!」

 

と父が激しく頭を撫でながら言うがディアーチェは激しく撫でられすぎて頭が凄い揺れてる。俺やられたら酔う自信があるわ

 

なんて楽しく帰っているときに起きたのが昨日神様が行っていた事件だった

 

そのときはディアーチェが一人で対応していたがもしこの場にディアーチェが居なかったら最悪両親だけではなく俺も死んでいたのではないだろうか?

 

よし。今日はデザートをディアーチェに献上するとしよう。感謝はやはり誠意を示さないと…

 

家に着けばおれは真っ先に自分の部屋に行く。そのあとディアーチェが部屋に入ってきた

 

「トーヤよ。先ほどの奴らは何時もどおりこちらで処理してよいか?」

 

と部屋に入ってくるなり物騒な事を聞いてくるがこれは記憶が戻る前にも襲われた事が遭ったらしくその時の俺が「判断は俺が決める(キリッ」的な事を言ったらしい

 

なんだキリッってださいぞ。と過去の自分をdisっておく。それと記憶が戻ったし、いちいち襲われるたびに対応するのは面倒だと思う。だから

 

「さっきの奴ら、殺さずに縛って今夜ここに連れてきて。今日中に大本を潰そう」俺は良い笑顔でそう言い切った

 

「な!?トーヤ、貴様は馬鹿なのか!?相手は暗部と言っても管理局なんだぞ!!」

 

とディアーチェは反対するが潰す方法はいくらでもある。

 

「安心してくれ、ディアーチェ。相手は管理局だが暗部だ。裏側の仕事をしていればいつ死んでも疑問には思われない」

 

全員殺す必要はない。幹部か主要な奴らを殺るか掌に収めればいい

 

それに

 

「あっちは管理外世界にまで追ってきてるんだ。表に出てきた裏は消さなきゃ駄目だろ?」

 

なにより俺は平和に暮らしたい。本来なら今でも元の世界で暢気に過ごしていたはずなんだし

 

だから 俺 の 平 和 の た め に 死 ね。ふっはっはっはっは!!

 

「…トーヤよ、それは本気なのだな?」

 

ディアーチェが俯きながらこちらに聞いてくる。それに対して俺は「もちろん」と返事する

 

「ならばそれを王家の命として受け取る。今夜中に準備を終わらせておく」

 

ん?なんか話が重くなってない?きのせい?

 

「ディアーチェ、ちょっと待て。王家の命としてってどういう意味?」

 

「ああ。刀夜は知らないか。我ら紫天一族は矛盾家に仕える貴族なのだ」

 

ディアーチェが昨日の夜見た真面目な態度になりながら説明してくれる

 

「クローディア家、スタークス家、ラッセル家、エーベルヴァイン家は昔から王家ヴィーダーシュプルフ家に仕えてきた」

 

「それは昔から今まで変わることなくずっとだ。今我ら紫天の一族が刀夜の下に集まっているのは我らの王が刀夜であるからだ」

 

「つまり刀夜の意見は王の意見、それに従うのが家来の命。だから---」

 

えっとつまりディアーチェ達は俺の召使じゃなくて家来だったってことかー。あ、なるほどだからシュテルは俺の事王って呼ぶのね。でも

 

「ディアーチェ、ストップ。俺家来とか要らないから普通にしてほしいな」

 

「な、なにを言っておる!?貴様は王なのだぞ!?」と驚いた様子でつかみかかる勢いで言ってくる

 

「うん。王様なのは分かったけど今は王家とか言ってももう戦争してる訳じゃないし堅苦しいの嫌だし」

 

「そんな昔の事は良いし、今俺達の肩書きは当主でもなんでもない。それに俺が当主になったらそんな関係無くすから」

 

こうしておけば王家だからで面倒ごとは降りかかってこないはずだからと言う本音があるが黙っていれば良い話

 

「…トーヤはそれで本当によいのか?」ディアーチェは喉の奥からか細い声で聞いてきた

 

「ディアーチェたちが家来で居たいって言うなら考え直すけど。やっぱりまだ小さいから自由にやりたいじゃん?大人になってからでいいじゃん、めんどくさい事は」

 

一応、これも本音である。レヴィやシュテル、ユーリはある程度自由にしているみたいだがディアーチェだけはその家来という使命らしいものに縛られているようにも感じた

 

「…トーヤがそう言ってくれるのであれば我らもそうしよう。だが我もこう見えて意外と甘えん坊で嫉妬深くてな?」

 

ん?平和的道のりからなんかギャルゲールートにまで踏み外したかな?でもこのルートそのまま行くとヤンデレにまで落ちていきそうだけど大丈夫かな?

 

「これからは目一杯好きな事をやらせてもらうからな!!覚悟しておけよ!!」と指を俺に突きつけながら良い笑顔で宣言するディアーチェ

 

「お、おう。おかせとけ!!」まぁ、可愛い子と仲良くできるのはうれしい事でもあるからいいか。

 

「それじゃあ、夜までに準備は終わらせておくのでトーヤも宿題とかは終わらせておくように」

 

とディアーチェが言い、部屋から出て行くので俺は両親の元に向かう

 

「とーさんー、かーさんー。今日の夜友達の家行ってきていいー?」

 

流石に「余りにも襲ってくるやつが多いので潰しに行ってもいいですか」とは言えないので小学生らしい理由で出かける事にしよう

 

「ええ。いいわよ~。学校言ったその日に友達が出来るなんて良かったわね~」と母が許可してくれた

 

「いいぞいいぞ!行って来い!……あ、でも色々とお話があるから行く前にお父さんの部屋に寄ってくれるか?」

 

と父が笑顔で許可してくれるがその目は俺の考えている事を見抜くような視線を向けている

 

あ、絶対気付いてるわこれ。間違いなく言わずに言ったらOHANASHI喰らうやつだ。

 

「ただいま~!」と大声をだして居間に飛び込んでくるレヴィ。その後ろから歩いてくるシュテルとユーリ

 

「トーヤん!どうしてぼくたちをおいていったのさー!!」俺を見つけてすぐさま駆け寄ってくるレヴィ

 

「なんでって寝坊したレヴィが悪いからでしょ」といいながらなだめる為に頭に手を置く。そうすると待てを言われた犬のように動きが止まる。

 

これはディアーチェから教えてもらったのだがレヴィは撫でられるのが好きらしい。だから頭に手を置かれると反射的に撫でてもらうため動きが止まる

 

「明日からは一緒に行こうな?後ちゃんと朝は起きろよ?夜中までゲームしちゃ駄目だぞ?」とゆっくり頭を撫でてあげながら言い聞かせると「えへへ~…わかった~ちゃんと起きる~…」このようにまたたびを貰った猫のようになる。非常に扱いやs…いい子である。

 

シュテルとユーリが白い目で見てくるので手招きしてやるとユーリは俺の右側へ、シュテルは背中に回ってくる。レヴィは撫でられているためだんだんと目が閉じていきそのまま膝の上で寝てしまう…。膝枕ってするの案外きついな…膝枕は浪漫とか(前世で)言ってたけど余りやりたくないな

 

因みにこれに左側にディアーチェが座り込んで日向ぼっこするのが休みの日の定番だったりする

 

背中を背もたれにするシュテルは読書を始めるし、右側に居るユーリは今日あったことをのほほんと話してくる。其処にあーでもないこーでもないとぶつぶついいながら左側に座り込むディアーチェが来て何時ものポジションが完成する

 

このまま夕飯が出来るまで皆とゆっくりとした時間を過ごしていった




ディアーチェ以外は陥落済みと言う主人公

主人公は悪くないんや…犬とか猫っぽいあの子達が悪いんや…(責任転嫁)

どうにかマテリアルズをプログラムから人間にするのに考えに考えた結果こうなった

なのはが元気一杯に振舞っているのはちょっとした改変です

原作開始が三年生からなので転入してきたのは二年生の2月ごろのつもり

あと王家のとかは全部オリジナルで考えてます
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