進撃のGANTZ   作:3×41

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第22話 口元

 

 

 

 そのとき、兵士の男が建物の上を立体機動で高速移動してくる。

 

 建物の上を走り、目の前の穴あきの巨人をみすえ、飛翔する。

 

「ペリーヌのかたきいいいいいいいいいいい!!」

 

 高速で穴あきの巨人に接近、両腕の平面刀をふりかぶる。

 

 穴あきの巨人が高速で反転し、左腕で男の兵士をつかむ。

 巨人の腕のいくつもの穴から白い縄が這い出し、兵士に突き刺さる。

 

「がぁっ!!」

 

 男はうめいて、そのまま動かなくなる。

 穴あきの巨人は左腕を口元にはこび、兵士の男を食った。

 

 

 

 そのとき、穴あきの巨人の背後に高速で接近。

 

 兵団服のエレンが巨人の背後から両手の平面刀を穴あきの巨人のうなじにたたきつける。

 ガキンっと音がして刃がとまる。

 

「くっ!硬すぎる!」

 

 エレンは穴あきの巨人が反転して右腕を高く振り上げているのに気づいた。

 

「エレェェェェェン!!」

 

 ミカサが反応し、向かいの建物にアンカーを打ち込み、立体機動で高速で飛翔、

エレンを抱きかかえる。エレンがいた場所を巨人の巨大な腕が轟音とともに通り過ぎる。

 

 

 黒衣のエレンがうめく。

「あの死にたがりが・・・」

 

 目前の右下の青い立体映像に今92点と表示される。

 ここを今はなれたら誰か犠牲になる。自分が今あの穴あきの巨人をやらなければ。

 

 黒衣のエレンは穴あきの巨人にむけて走りながら立体機動装置を起動。背部の5つの噴出口から強力にジェット噴射しさらに加速する。

 

ダンダンダンダンダン

 

 穴あきの巨人が目の前に迫る。

 そこで右足に力を入れ跳躍、両手の黒い平面刀を上に振りかぶり。穴空きの巨人の頭に振り下ろす。それで巨人の動きをとめるのだ。

 黒い平面刀は穴あきの巨人の頭部にめり込む、しかし刀身が全部うまったあたりでとまる。なんという硬さだ。

 

 そのとき穴あきの巨人が右腕をふりかぶっているのが見えた。

 その巨大な腕が空中のエレンに降りぬかれる。

 

「がぁっ!!」

 

 黒衣のエレンが高速でふきとばされ。わきの民家の壁を破壊して民家の内部にすいこまれた。

 

 それを見たクリスタが叫ぶ。

「エレン!!」

 

 叫んで立体機動装置を起動、エレンが吸い込まれた建物に疾走する。彼を助けなければ。

 

 と、そのときその民家の屋根が爆発した。

 

 その屋根の爆発の中から黒衣のエレンが飛び上がり、立体機動装置を起動、背部の5つの噴射口から強力にジェット噴射し、

眼前の穴あきの巨人に高速で加速しながら飛翔する。

 

「おおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 叫んで、黒い平面刀を頭上に振りかぶり、両腕に力を込める。

 すると両腕の黒衣がメリメリと隆起し、そのまま渾身の力で強力に腕を振り下ろす。

 

 高速の黒い平面刀が高速で穴あきの巨人の頭上に向かう。

 と、穴あきの巨人の巨腕がさえぎり、黒い刀身がすべてうまったところで停止する。

 

「だめかっ!!」

 

 言って、わきの建物にアンカーを打ち込み、立体機動装置を起動、黒衣の体が強力にひっぱられ

建物に着地する。

 

 そのとき、黒衣のエレンは穴あきの巨人の背後に高速で接近する影を見た。

 

 穴あきの巨人の背後に立体機動で高速で接近したミカサがその速度のままで両手の平面刀を振りかぶり、穴あきの巨人のうなじにたたきつける。

 

 高速の平面刀は穴あきの巨人のうなじに刀身をしずめ、途中で停止した。

 

「くっ」

 

 ミカサがうめく、と、そのとき穴あきの巨人の巨大な右手がミカサの体をつかんだ。

 

 

 

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