※作者は二次小説でしかハイスクールD×Dを知りません。
おかしいところがあったらご指摘お願いします。
――――気が付いたら目の前に幼い子どもが居た。
しかもとびっきり可愛らしい女の子だ。漆黒の艶やかな髪にくりっくりのお目目。
「天使が居る!」
魂の叫びに従って、心のままに声に出した私は悪くない。むしろ喜びを素直に表現した私を誰か褒めてほしい。え? ヘンタイ?――ちょっと何言ってるのかわからないですね。それよりそこの貴方、ちょっと O HA NA SHI しませんか。あれ?どうして逃げるんです?なにも怖いことなんてないですよ? ほら、この子だって――
視線と意識を戻せば、そこには黒の微笑み(ブラックスマイル)を浮かべる幼女の姿が。
え、コワッ!!ちょっとどうしたの!? さすがの私もギョッとしましたよ。
するとどうしたことでしょう!――目の前の幼女も、同じような挙動を返したのです。
んん? かわいい幼女しか目に入ってなかったけど、これはもしや…
ペタリ。
手を伸ばせば案の定、目の前の幼女も同じ動作をして、掌からはひんやりとした感覚。
鏡ですね間違いなく。
――つまり私が幼女ということか!? 誰得っ!?
まぁ中身はともかくとして。鏡の中の幼女が可愛らし過ぎるんですけど!!?これで羽生えてたら完璧だよ!!
と、表情に出さず興奮していたら――だってかわいい幼女に変顔させたくない!!――バサッという音と、背中に違和感。
なんぞこれ!?まんま羽じゃん!鳥の羽!黒いけど!――え、黒天使?マジモンの天使ちゃんだったりする!?と、自重を忘れて、テンションが突き抜けたヒャッハー状態でお母様――超絶美人だぜ!きらり。後にほんまもんの巫女さんだと知る――に突撃した。お母様が娘の状態にめっさ驚いてた。すぐに事情を理解したら微笑ましげになったけど。
さてはて、話-「なんで私には羽があるの?」-を聞くと、未だあったことのない父親が堕天使らしい。私はその血を継いでいるのだとか。―――ンン?なんか今引っ掛かりましたよ?
ヘイ、ちょっと落ち着いてみよう。
マイネームイズ、朱乃。堕天使と人間のハーフ。父様が名のある(らしい)堕天使で、お母様が人間で神社の巫女様。――――ハイ、そこのあなた、気づきましたね? 私も今気づいたよ。
ハイッスクールD×Dィィイイイイ―――――!!!!!
ワタシ、朱乃さんだったヨ。イヤ、マジデビックリダヨ?え、確か、小さい頃に母様死んじゃう人でしょ? 母様の親族に襲われる人でしょ? あ、でもそのことがきっかけで、父親=堕天使嫌いになって悪魔になるんだっけ。
てゆうか、こんな美人で優しいお母様を殺すとかありえませんよおおおおおお!!!
けど!それ以上に!
ごめんなさい、お母様!私は不謹慎な娘です。――バラキエルの娘と知ってワクワクが止まりませんンンンン――――!!!
雷!雷だよ!操れるんだよ!マジでか!前世がそういう力に無縁だった分、やれると知ったらテンションが上がる上がる。ちょっとやってみたいことがイロイロあるよ。うはあーどこまで操れるんだろ、楽しみが止まりませんな!実験!実験したい!主に漫画とかゲームの技が現実で可能なのか、戦闘で使えるのかとか試してみたい!!使ってみたい、遊びたい!!
だって雷だよ?メチャ攻撃性のある雷だよ?これは私に攻撃系をしろというフラグだね!!
ハッ!雷=電気だからうまく使えば私生活の電気代ゼロも夢じゃない!?自家発電が可能になればゲームし放題、テレビ見放題!?人外の血を引いてるならちょっと力使うくらいなら、そこまで疲れないだろうし。はっはっは。ちょ、今から楽しみでたまらないんですけど。夢が膨らみますなあ!!家計も助かって一石二鳥ですわ。お母様、私、すぐにでも扱いを覚えますからね!!
とと、先走る前に念のため、お父様のお名前を―――よっし、バラキエル様ですね、ビンゴー!! んじゃ、修行(という名の遊び)に行ってきまーす!!
ハイテンション幼女、現る。
興奮しすぎて過去の自分のこととか忘れてる。
きっと後で気づく。