Side by Side-2人で歩むこの道-   作:梨味

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エロスを描写するのは難しい。


2,私と貴方とエロス

[結ばれた、でも難しい]

7/23

「「………………」」

2人、絶賛沈黙中。

 

 

((何にも、することねぇ〜))

 

 

そうなのだ。実際、そういう関係になっても、何もすることがないのだ。インドア派の2人だから、なおさらである。

「お姉ちゃん、前ちゃん、お茶……って、何並んでるの?」

「「えっ」」

「いや、いつも前ちゃんが家に来てるときはお姉ちゃんと一定距離を保ってるから今日はどうしたのかなって」

「ん〜?まぁそのあれだな。なぁ園枝」

「えっ、まぁ、そうだね」

ヘタクソにも程がある逸らし方。僕と園枝のこの関係は誰にも話していない、というか話さない。中学生の情報伝達速度ナメんなよ、メッチャ速いからな。この関係を長きに渡ってコスられるのも困るからな。

「藍!お茶」

園枝は立って、僕の前を横切って藍ちゃんの方へ行き、緑茶をダイソンかのごとく一気飲みする。園枝はホットパンツを履いている。さらに、靴下などの類いのものを履いていないため、目の前を横切ったとき彼女の生脚が強調されていた………なに真面目に変態解説してんだ。バカか。

「前ちゃん!どっか行こう!」

「お、おう」

園枝は、部屋から飛び出して行った。

「?どうしたんだろ」

 

 

「なんだよ急に」

「なんなのあの逸らし方!?ヘタクソにも程があるでしょ!」

「それに便乗してたのはどこのどいつだよ」

「ぐっ………」

感情が昂ぶったらしいが、逆に墓穴を掘ってしまったようだ。

「なぁ園枝……」

「ねぇ、その呼び方、もうやめない?」

「はぁ?」

「もう、そういう関係なんだし………ね?」

コイツ、いつから上目遣いなんて覚えやがったんだ?コイツにあざとさなんて無いと思っていたが、もう14歳か。

「じゃあ、まだしばらく戻りづらいからどっか行くか、玲」

「え?……………うん!そうだね!」

さっきまであんな発言してたのに急に子供っぽくなりやがった。ま、そこがコイツのかわいらしさでもあるのだが。…………昔から、好きだったのかもしれない。気付かなかっただけで。

 

[あなたとわたしと、猥談]

8/2

今日は部活もオフ。というわけで前ちゃん宅で勉強会。

「お前そんなんでよく僕に勝てたなwwwww」

「うるせえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

まぁ、勉強に関しては変わらずこういう感じだけどね。煽り煽られる、これはずっと続きそうだ。

「全く、何よ連立方程式って。こんなんやったって生活に活かせないって」

「日本中の中学生が思ってることだよ。グチグチ言わずにやりな」

「むぅ………」

数学って何?加減法って何?マジで数学は死んでください。I can't understand! I don't want to study Math!あ、英語はどっちも得意ですよ。

「作文でも書くか」

「じゃあ私スマホ!」

「結構。でも8月31日が地獄になっても知らんがな」

「………ふん、なにさ」

この人、意外にも現実を突き詰めてくるからいやだ。まだ30日ぐらいあるじゃんと思うかもしれないが、今日まで全くやってなかった上に、シラス台地くらいメッチャあるから終わりそうにない。

「原稿用紙どこだっけ」

「ベットの上いこ」

勉強しているときはベットの側面に寄りかかっていて、今上に移動した。そして、前ちゃんは座っているとき背中側にあった棚の方へ行った。

「そういえば、藍ちゃんはあれからどうだった?」

「あぁ、特にツッコまれなかったけど」

「そうか」

この間あったこと、たわいもない世間話をしながら、前ちゃんは原稿用紙を探し、私はスマホを弄る。なぜ、このときに気付かなかったのだろう…………

「あったあった。さて……おぉ!?」

「ど、どうしたの?というか、なんで首曲げてんの?」

「いや、お前は知らない方がいいと言うかむしろ知った方がいいと言うか……」

「………何が言いたいの?」

割といつもキッパリと物事を決めるからこの人にしては珍しく優柔不断だ。一体何だろ。

「あぁ!もう言う!俗に言うパンツが見えてんだよバカヤロー!」

「へ?」

私は無意識の内にカッターを手に取り、刃を目一杯出し、スッと前ちゃんの頭に投げた。そして、額に刺さり………「待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「アレ、生きてたの?」

「生きてたの?じゃねーよ!生きてるわ!というか、危ねーよ!カッターが棚の辞書に突き刺さっとるわ!反応遅かったら死んでたわ!」

私の聖域を見たヤツは死ねばいいのに。と思ってカッターを投げたが、よく考えれば私ら恋人関係だったわ。もう、いいかな。

「おい………何だよ玲………」

「見られてしまったのなら仕方ない。私たちはもうそういう関係。そういうことをしても、良いんじゃないかな?」

「お、おい。って、うわっ!?」

私は前ちゃんに迫り、ベットに押し倒す。自分自身の息が荒いのは自分でも分かる。かなり、興奮してるみたい。

「おい、何するんだよ」

「もちろん…………」

私は激しくディープキスをする。前ちゃんは抵抗する様子もない。しかし……

「ひゃん!?」

いきなり胸を揉まれた。優しいタッチで。そして、私は口を離し、腰を抜かしてしまった。

「玲、お前、男をナメてかかってると痛い目見るぞ」

「え?」

「今、少し揉んだだけであれかよ。あまり人の性事情に深くツッコむべきじゃないだろうが、少し前に一人磨きをしているとみた」

「そ、それは………」

「図星のようだな。………………玲、覚悟しろ」

 

その後は、獣のように犯された。(嘘)

 

 

「玲さんや、23ページはできたかね」

「あぁできましたとも。それより前山さんは作文書けたかね?」

なんか、昔のじじいばばあみたいになった。

「お姉ちゃん、飲み物持ってきたよ」

「あ、ありがとうね」

「あれ?なんか2人とも顔赤いけどどうしたの?」

「「!!」」

藍、ピンポイントでツッコんできやがる………こんなこと、誰かに知られたらそれこそ心中するしかない。

 

[友人・綾音、探る](前編)

8/3

ス◯バで前山とお茶。どうも、久しぶりの登場、小島 友人でーす。

 

 

「なぁ前山、夏休み明けにテストあんじゃん」

「あぁ」

「園枝に勝てそうか?」

「おう。玲のヤツ、ほとんど勉強してねぇからな」

「え?」

コイツ、今『玲』って言ったのか?コイツとアイツ、そんな親しかったっけ?仲は悪くなかっただろうが、この前まで園枝と呼んでいたが………何だろうか。

 

to be continued……

 




本番はヤったのか?(嘘)ってあるからしてないんじゃね?
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