赤帽子の教師生活。   作:コジマ粒子の化身

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ガンダムバトルオペレーション楽しいです。
タンクを虐めないで。
タンクも愛して。
後、支援型は三機もいらないです。
一人ぐらい格闘型を。
ガンダムください。
グフカスください。
アッガイください。
ガンキャノンください。


後、現在オリキャラ募集中。
さすがに三十人以上考えるのは無理。


第四話

ーーー逆転勝利。

 

 

 

誰もが、遊一の逆転勝利に驚いていた。対戦相手である神原も例外ではない、一瞬にしてLP4000が削られたことに驚きながらも、嬉しさがあった。

小波遊一はやはり強い……という確信が持てたからだ。

彼女はそれが何よりも嬉しかった。昔、“あの日“から変わらず強いデュエリストだと知ることが出来て、嬉しかった。

 

彼女はそんな想いに浸りながら、笑みを浮かべ、遊一に手を差し出す。

 

「小波先生、とてもいいデュエルでした、ありがとうございます」

 

「どうも」

 

遊一は差し出された手を握り返す。その刹那、遊一の今までの巻き込まれ人生が悲鳴をあげた。遊一は、ハッとなり、手を離そうとしたが、予想以上に神原の握力が強く、握られた手が動かない。

遊一は神原を見ると、ニコニコと笑っていた。その笑みは、今までの巻き込まれ人生で何度も何度も見てきた笑顔……面倒事に巻き込まれる前に見る笑顔だった。

 

遊一は逃げようと振り返る!

 

「Hello」

 

「……Hello」

 

振り向くと身長2m以上はあり、黒いスーツを着て、サングラスをかけた黒人の大男が仁王立ちをしていた。

その大男はその巨体に合う巨大な手を遊一の頭に伸ばし、鷲掴みにし、持ち上げる。遊一は必死に抵抗したが、大男が掴んだ遊一の頭に圧力をかけると「きゅ⁉」と声をあげる遊一。

大男が遊一の頭から手を離すと、遊一は床に落ちた。その顔は白目を向いて、だれもが見ても気絶しているとわかる……むしろ、生死を疑っていた。

 

神原は気絶した遊一に近付き、指を鳴らすと先程の大男が遊一の首根っこを持ち上げ、立ったような姿を見せる。

 

「小波先生、この度、貴方は生徒会長である。私に勝ちました……なので、貴方を2-S組担任及びキング寮の寮長に任命します」

 

実はそうなのである。

毎年毎年、入学式と始業式が同時に行われるこの日に、毎年の生徒会長が教師の誰かを選び、デュエルを挑む。教師がそれに勝てば、その教師は2-S組担任及びキング寮の寮長に任命されるのだ。

もし、選ばれた先生が負けた場合は、その年は校長が2-S組担任及びキング寮の寮長になるという仕組みになっている。

もちろん、遊一は知らない。

 

「ワーイウレシイナー」

 

遊一を立たせている大男が片言な言葉で遊一のつもりだろうか、代わりに答える。

それを見た生徒、教師、父兄は呆然とする。

 

突然だが、小波遊一という人間は面倒事に嫌いな人だということを教えよう。

遊一の人生は基本的に巻き込まれて……が多い、かなり珍しいタイプの巻き込まれ型の人生を送っている。普通巻き込まれて人生が変わるなんて、ロボットアニメなのではお決まりだが、それは基本的に一度だけだ。

その後はなし崩しに巻き込まれていく、たった一度の巻き込まれで。

 

だが、遊一は違う。

遊一は幾度も幾度も巻き込まれて、苦労するはめになった。一度だけではない、何度も何度も巻き込まれた。

それがあって、遊一は面倒事が嫌いなり、面倒事を避けるようになった。

だが、避けるとさらに事態が悪化した状態で巻き込まれるのに遊一は未だに気づいていない。

 

「では、やってくれると……では、こちらの書類に指印を」

 

何処から音もなく、書類と朱肉を出す神原。

 

「ハーイ」

 

大男が気絶した遊一の人差し指を持ち、神原が出した朱肉に指をつけ、その指を神原が出した書類につける。

そして、神原が遊一の指についた朱肉を拭き取り、大男に合図を送ると、大男は遊一を担いで何処かへと歩いていった。

 

「それでは、今から今年の生徒会のメンバーをご紹介致します」

 

(((え、続けるの⁉)))

 

ほとんどの人間が、さも当たり前のように続ける神原に驚いた。

 

「では、今年の生徒会メンバーをご紹介します」

 

入学式と始業式は続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、入学式と始業式が終わり、各生徒は指定された教室に行き、先生と父兄達は後に続いた。だが、生徒会のメンバーだけが多目的ホールに残っていた。

 

先生と教師、父兄がいなくなるのを確認して、活発そうな少女のような生徒会副会長の篠原 加奈(しのはら かな)が生徒会長である神原 桜の頬を強く抓る。

 

「いたい、いたい!加奈ちゃん、いたい!」

 

「あんた、馬鹿⁉あんなことをして!」

 

「そうですよ、会長」

 

眼鏡をかけた気弱そうな生徒会書記の松田 裕子(まつだ ひろこ)も生徒会長の行動をよく思っていなかった。

 

「やりすぎ……」

 

ジト目で神原を見るのは、生徒会会計の矢原 美陽(やはら みよ)

 

「面倒な事をしやがって」

 

面倒な事になったことを嫌がるのは生徒会雑用の矢原 夜見(やはら よみ)、矢原美陽とは双子の姉妹で妹である。

 

「だって、小波さんだし……」

 

篠原に頬を強く抓られた神原はブツブツと文句を言いながら、自分の頬をさする。

 

「はぁ、あんたが一番小波先生の大ファンだってのは、私達全員知ってるけどさ〜」

 

篠原はあれはないわーと言いながら、腕を組む。その際、神原にしてみれば、胸にある余分な脂肪分の塊がより強調される。

ようは胸である。

神原は平地だが、篠原は山である。

 

「……」

 

神原が自分の平地と篠原の山を恨めしそうに見比べていると、篠原が嫌な予感がしたので、聞いてみた。

 

「なによ」

 

「……太った?」

 

「うっさい!」

 

「いた⁉」

 

篠原は顔を紅くして、神原の頭を叩いた。実際、最近太ったからだ。

 

神原は「加奈ちゃんが殴った〜」と矢原姉に泣きつくと、矢原姉は「よーし、よーし」と相変わらずのジト目で、神原を慰めていた。

実はこの生徒会メンバーは全員が幼馴染で小波遊一のファンでもあった。

その中でも、神原がダントツでファンであり、非公式の遊一のファンクラブの会長早乙女レイから副会長に任命されるぐらいの大ファンでもある。

 

「まぁ、桜のおかけで小波先生を俺らの担任に出来たからいいんじゃね?」

 

矢原妹はケラケラ笑いながら言うと篠原が睨みつける。

矢原妹は「おぉ、こわ」と肩を竦める。

 

「……はぁ、とにかく、後で小波先生に言いなさいよ?」

 

「お付き合いを前提に結婚してください!って?」

 

「そうじゃないし、順番逆だから」

 

神原の発言に呆れる篠原はため息をつきながら、「行くわよ」と言い、教室に行こうとする。

神原が「うん」と答え、後について行くと他の生徒会のメンバーも苦笑しながら、それについて行く。彼女達は仲良しだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃遊一は目を覚ました。

目を覚ますと、そこは知らない天井とかではなく、何回か見たことがある天井であり、何回か寝泊まりをしたことがある部屋で、自分はその部屋のベッドに横になっていることがわかった。

遊一が顔だけを動かして、周りを見ていると、部屋のドアが開き、一人の男……ブラック・マジシャンが部屋の中に入ってくる。

 

「お久しぶりです、遊一様」

 

「よ、マハド」

 

部屋に入ってきたのはブラック・マジシャンの精霊であるマハドだ。マハドの手にはトレーがあり、その上にはカップとポットがあった。

マハドは遊一が寝ているベッドの近くにある椅子に腰をかけ、テーブルの上にトレーを置き、カップにポットの中に入っていた物を注ぐ。

 

「アップルティーです、マナが淹れました」

 

「サンキュー」

 

ポットの中に入っていたのは、ど うやらアップルティーのようで、しかも、それを淹れたのがマハドの一番弟子で、サボリ魔のブラック・マジシャン・ガールの精霊マナだから、遊一は驚きと嬉しさ半分で、紅茶を飲んだ。

 

「まず⁉」

 

「ですよね」

 

まずかった、本当にまずかった、どうしたら、こんなに不味い紅茶を淹れられるだろうと興味が持てるほどに不味かった。

マハドが口に直しに、コーヒーを淹れてくれたので、それを飲みながら、気付いた。

 

「あれ、何で俺、精霊界にいるんだ?」

 

「今更ですね……」

 

確かに今更だが、遊一にとっては大事なことである。何せ、精霊界にいるということは、人間界に自分はいないのだ。

以前、それで行方不明扱いされたことがある遊一にとっては、一大事とも言えた……少しだけ、このまま行方不明扱いでいいかなと思った。

 

「で、何用だ、マハド?」

 

「……禍々しい力を感じました」

 

「ーーーほぅ」

 

「あの感じは……邪神です」

 

邪神と聞いて、遊一が思い出したのは、学生時代に戦った三幻魔のことを思い出した。現在、あの三幻魔達は自分の制御下にいるので、その禍々しい力は三幻魔ではないと思った。

では、何か?と考えると、すぐに答えが出た。

 

「三邪神か」

 

「おそらく……」

 

三邪神。

かつて、初代デュエルキング武藤遊戯が倒した悪しき神。

邪神アバター、邪神ドレッドルート、邪神イレイザーの三体。

彼らは武藤遊戯に敗北し、三邪神を作り出したI2社が管理保管しているはずなのに、何故だ?と遊一は首をかしげた。

 

「何故、三邪神がいるのかは、わかりませんが」

 

「わかってる、気をつける」

 

「はい……では、そろそろ戻しますね」

 

話が終わり、コーヒーと不味い紅茶を飲み終わったのを見計らっていたマハドは、遊一に杖を翳し、人間界に送る準備をする。

マハドは珍しくマナと霊使い達も呼ぶ。

 

「珍しいな、こんなに大人数」

 

「マスター、今なら選び放題ですよ」

 

「何が」

 

光霊使いのライナが遊一にニコニコと笑いながら、近づき

 

「そりゃ、夜のおと、ちょ、冗談です、冗談!

ですから、そのデーモンの斧しまってください!

いくら、私がMでも、それ死にますから!」

 

遊一はちっと舌打ちをしながら、デーモンの斧をカードに戻す。

すると、下肢に違和感を感じ、見ると水霊使いのエリアが遊一の股に顔を埋めていた。

 

「……マハド」

 

「はい」

 

「お前、どういう教育をしている」

 

「彼女達の担任はマナです」

 

遊一はマナの方を見ると

 

「テヘペロ」

 

「……」

 

「痛い⁉」

 

舌を出して、やっちゃったゼ☆みたいな顔をしていたので、無言で殴った。

その後もライナやエリア、風霊使いのウィン、地霊使いのアウスが色々としてきたが、いつものことなので、いつものように制裁を加えながら、準備をさせる遊一だった。

 

 

 

 

 

 

 

「では、人間界に戻しますね」

 

「あぁ、お願いする」

 

「んーんー⁉」

 

あまりにもライナ達がうるさかったので、口に縄を結び黙らせた。

ライナは嬉しそうだが。

 

「遊一様……いえ、戦王様」

 

「ん?」

 

「お気をつけて」

 

「おう」

 

マハド達が詠唱を唱えると遊一は人間界に戻された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーかつて、覇王と戦王の二人の王の間で、人間界と精霊界を巻き込んだ戦争があった。

両者はお互いの力と陣営を激しくぶつかり合わせ、最後は覇王戦王との一騎打ちになり、見事戦王が勝利した。

そして、再び覇王は封印され、戦王が精霊界を統べることになった。

 

ーーー戦王 小波遊一

 

ーーー覇王 遊城十代

 

二人の王は未だに友であり、好敵手である。

 

 

 

 

 

そして、今もなお、精霊界は戦王小波遊一の元に統括さ、平和である。




小波遊一
異名 伝説の赤帽子 戦王
能力 精霊の実体化 カードの実体化
種族 人間?
デッキ 複数

神原 桜
異名 完璧会長 猫かぶり会長
憧れ 小波遊一
胸 平地
部活 弓道部

篠原 加奈
異名 特急副会長
ルームメイト 神原桜
胸 山
部活 陸上部

松田 裕子
異名 眼鏡オブ眼鏡
好きな人 篠原加奈
胸 一階建ての一軒家
部活 漫画部

矢原 美陽
異名 能面美人
好きなこと デュエル
胸 丘
部活 軽音部

矢原 夜見
異名 雑務番長
恐れ 神原桜
胸 断崖絶壁
部活 なし

浜中 優奈
動物 リス
憧れ 小波遊一
所属 2-S副担任
特技 食べる
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