犬夜叉 獣身狼伝   作:凱聖

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初めましてこのサイトで小説を書くのは初めてなので不安ですが前々から犬夜叉と牙狼を書いてみたくて始めました。牙狼は牙狼ですか私自身気に入っているのか獣身騎士戯牙だったのてそれのオリジナル主人公を書きました。


来訪

光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。

 

しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。

 

今から500年前の戦国時代。

 

「犬夜叉だ!!」

 

村人達は、森の奥から出て来る何かに怯えていた。

 

そして出来たのは銀色の長髪に犬の耳を付け金の目をしている赤い着物を着た15、6才の少年が物凄い脚力とスピードで社の中に入ると光輝く玉、四魂の玉を祠から盗む。

 

「へっ!ざまーみやがれ!これさえあれば俺は妖怪に成れんだ!」

 

そのまま四魂の玉を持って逃げようとした。

 

「犬夜叉!!」

 

一人の美しい巫女が犬夜叉に光輝く矢を放った。

 

ドスッ!

 

「あ・・・」

 

犬夜叉の手にあった四魂の玉は地面に落ちた。

 

「き・・桔梗・・てめぇ・・・・よくも・・・」

 

犬夜叉は巫女の・・・桔梗の放った矢で封印された時代樹に刺されて。

 

「四魂の玉・・・・こんな物の為に・・・」

 

そして桔梗は、周りの村人達に頼み自分の亡骸と共に四魂の玉を燃やす様に頼み息を引き取った。

 

その遺言通り亡骸は四魂の玉と共に燃やされ消えてしまった事になった。

 

だがそれは新しい物語のほんの序章でしかなかったのだ。

 

別の世界。

 

此処は人の陰我から生まれ人を喰う魔獣ホラーとホラーを狩る魔戒騎士の果てしない戦いが繰り返される世界。

 

「・・・・」

 

建物内を一人のソフトモヒカン男が辺りを見渡す。

 

男は羽織りに近い布のベストを纏い上と下も無骨だが頑丈なデニムのロングシャツとズボンそして革靴を履ながら眉を寄せ何かの気配を感じ腕輪が光っていた。

 

それは男が狩る魔獣のいる証だった。

 

【シャァッッ!!】

 

物の陰から現れる黒いおぞましい魔獣ホラーが次々と現れる。

 

次の瞬間ホラー達は男に襲いかかる。

 

だが!

 

「テリァァッ!!」

 

男は瞬時にホラーを素手で首根っこを掴み別のホラーの所に投げ飛ばすが怪力と瞬発力にホラーも驚く。

 

ホラーが後ろから寄るが受け流すと裏拳や掌底打ち等で怯ませる。

 

そして背中から魔戒騎士のみが使えるソウルメタルの斧を持ち構えホラー達に走り掛かる。

 

「はっ!たぁっ!!」

 

豪快にホラー達を斬り叩き付ける。

 

だがその行動をした事で建物内のホラー達が次々と数を表していき全てのホラーが男に威嚇した。

 

【シャァッッ!!!】

 

一斉に襲い始める。

 

ザック!

 

男は、ソウルメタルの魔戒斧で最初に来たホラーを刺すと自分の周りに円を描き魔法陣が真上に召喚された。

 

バーンッ!

 

魔法陣から強力な衝撃波が生じると重量感を主張する緑色の狼の鎧と巨大なハルバードを持ち現れ目が銀色に光る。

 

そう男は鎧を召喚して鎧を纏い獣身騎士戯牙へと変身したのだ。

 

鎧を纏った瞬間より99.9秒の表示が目の前に現れるこれは鎧を纏える時間を意味している。

 

それ以上纏うとデスメタルに変換して鎧に喰われて暗黒騎士にならない様にする為である。

 

『ふんっ!!』

 

戯牙の武器獣身斧を地面に置いたまま左手に付いている鉤爪でホラー達を地面や壁にめり込ませてゆくと再び獣身斧を持ち構えた。

 

『トリャァァァッッ!!』

 

ドーン!

 

獣身斧が地面に衝撃波を打つと壁や地面にめり込んでいたホラー達は爆発して消えた。

 

「ふ〜〜っ!終わり、終わり!帰ろっと!」

 

鎧を解除すると何時もの気の抜いた顔になった男・・・ダイチは建物から出て行った。

 

「どういう事だ!!ダイチよ!!」

 

此処は魔戒騎士達を統括する元老院で神官がダイチに説教をしていた。

 

「別に言われた通りホラー退治しましたよ。」

 

怒鳴りが慣れているダイチは、平然と耳を掘りながら言い返す。

 

「そう言う事じゃない!!あの建物には、歴史的重要文化財があったんだ!それを巻き込まない様にホラー達を倒せと命じた事を忘れたのか!!我々が後々表の連中になんて言い返すかを考えろ!!」

 

どうやら重要文化財を壊したらしい。

 

「まったく!貴様の祖父から系譜になった風情が我々に反抗するとは!」

 

 

その言葉を聞きダイチの瞳孔が開いた。

 

「おい!訂正しろよ!!あの人の悪口を言うな!」

 

ダイチの顔は鬼の様になったが直ぐに瞳孔も閉まり何時もの顔に戻る。

 

「いいか!今度命令無視したら極刑と思え!!それまで謹慎だ!!」

 

ビビりながら神官は、ダイチに言うと去った。

 

ダイチは自宅の豪邸に戻るとまず仏壇の様に並んでいる家族の写真を眺める。

 

ダイチは、幼い頃魔戒法師の両親をホラーに殺され先代の戯牙であった祖父コウヤに育てられた。

 

祖父は、チンピラだろうがヤクザだろうが必要ならボコボコにしろ殺さない程になっと言う位変わり者の魔戒騎士で通っていたがダイチ自身そんなコウヤが好きだった。

 

その証拠に現役からダイチの時まで魔導輪を使わず知り合いの魔戒法師にゲートとホラーの位置が分かるだけの道具を作ってもらった。

 

コウヤ曰く「共に闘うパートナーは、生涯アイツだけだ。だから魔導輪は不要。」と意味不明な言動を言っているがその道具は今もホラーを狩る時の為にダイチの手にはめている腕輪であった。

 

昔は、他の魔戒騎士と同様の考えを持つ一人だったがある任務から戻ると別人の様に変わってしまったらしい。

 

祖父は、何時も大切なことは守りし者の心だと稽古の時、耳にタコが出来る程聞いた。

 

そしてその祖父も当時18才の俺に戯牙の称号を受け継がせた1週間後の朝に永眠し、それから10年後の今も戯牙の称号を貰っている。

 

ダイチは、祖父の書斎に向かい魔導書や図鑑を見て暇つぶしをしているとコウヤの趣味だったポラロイドカメラの一枚の写真を手にした。

 

「なんだ?これは?」

 

写真にはダイチそっくりの若いコウヤと隣に巫女らしい服を着て剣を腰に着けている美しく優しげな女性がいた。

 

「これって婆さんじゃないよな。」

 

ダイチは、祖母を知っているがまったく別人だとわかった。

 

何故ならダイチの祖母は、親が生まれた時に死んでいるのでその若い写真であるからだった。

 

「なんだ、この羽根は?」

 

ダイチは、不思議に思い図鑑を調べまくる。

 

「次元鳥の羽。」

 

この羽根は異世界に自由に渡る聖獣の物だとわかった。

 

更にその頃のコウヤの日記を見つける。

 

「じーちゃんの・・・」

 

ペラ

 

一枚のページを開く。

 

俺はこの日記を書く事は恐らくこの任務を終えた頃からだ。

 

俺は、元老院から過去と現在と未来の陰我から生まれたホラー・クロノディンの討伐に俺を指名した事から始まる。

 

俺は、新しい系譜になった事で大手柄を立てて自分の名を上げようと頑張っていた。

 

そしてその機会が出会ったんだ。

 

俺は元老院から次元鳥の羽を授かりクロノディンが出る情報の場所まで来た。

 

そこは普通の山奥だった。

 

突然吐き気が出る感覚が生じた。

 

俺は直ぐに次元鳥の羽を翳し時空の彼方に向かった先に奴がクロノディンがいた。

 

俺は戯牙へと変わり交戦したが奴は俺の想像以上に強かった必死の思いで距離をとったが奴は己の力で大きな渦巻きを生じて俺を何処か次元の彼方に飛ばした。

 

「クロノディン?そいつと戦っていたのかじーちゃんは?はっ!」

 

気配を感じて振り向くといつの間にか指令書が置いてあった。

 

ダイチは、魔導火で燃やすと魔界語が浮かび上がりクロノディン討伐の内容だった。

 

ダイチは再び元老院に向かう。

 

「ダイチ。これより最後のチャンスをやる。クロノディンの討伐に向かえ!」

 

威張ってそうな神官がダイチに向けて指令を言う。

 

「最後のチャンス?」

 

ダイチは、その言葉を逃さなかった。

 

「貴様は戯牙の称号になった10年間で度々問題を起こし我が元老院に他害なる損害を被った。本来なら、称号剥奪並びに斬首だが!チャンスをやる。貴様の祖父コウヤが仕留め損なったクロノディンの討伐だ。騎士として最後までその使命を最低はたせ!だからこそ任務失敗の責任と言う形でだ。わかったな!」

 

ダイチはその神官の言葉に不愉快さを残すが仕事は仕事やるしかない。

 

「わかりました。この獣身騎士の名をかけてやってやるよ!!」

 

怒鳴りながら元老院を後にしてクロノディンの討伐に向かった。

 

「行ったようですな。」

 

「実力は認めるが問題児だからなこう言う処理しかできないな。何せあの黄金騎士も一目置く存在だからな。戯牙の鎧の紛失と獣身騎士を空位にさせるのは仕方ない。これ以上の損害は我々にも責任は負えない。それに大魔導輪ガジャリがあのコウヤとダイチには何もするなと言う程だ。」

 

「なんだって・・・クロノディンを倒し生還した騎士は未だに出てなく例外でコウヤだけが帰ってくる始末だからな。最後の貴重な次元鳥の羽を失うが仕方ない。自害しろとダイチに言っているようなものだからな。くれぐれも他の連中に・・・いや冴島鋼牙達に勘付かれない様に行く事だけが心配なだけだ。」

 

元老院の神官達は汚げに笑っていた。

 

そして祖父の日記の内容を見た通り山奥にたどり着く。

 

それから隅々まで調べ回した。

 

だが、手掛かりになるものは何もない。

 

「本当にこの山奥にクロノディンがいたのか?」

 

半信半疑でも身体は、休まない。

 

すると・・・・

 

「うっ!」

 

当然吐き気が生じた。

 

間違いない・・・クロノディンの入り口がある証拠だった。

 

ダイチは懐に閉まっていた次元鳥の羽を当たり全体に翳した。

 

一点だけ陽炎の様に空間が揺れている所を見つけ其処に次元鳥の羽を近づけると次元の入り口が開く。

 

「此処が寝ぐらか?行ってみるか!」

 

ダイチは、次元の空間に入った。

 

「何だ!?此処は!?」

 

辺りを見ると光輝く星々と無数の時計が存在した。

 

「ん!?」

 

その奥に砂時計や日時計やデジタル時計など色々な時計が混ざった巨大な蛇がいたそれが!

 

「クロノディン!!」

 

ダイチは直ぐに魔戒斧を構えた。

 

ピカッ!

 

クロノディンの時計の様な目が光るとダイチを確認した。

 

【また懲りずに来たか戯牙の称号の者よ!】

 

クロノディンは、トグロを巻いてダイチに襲いかかる。

 

直ぐにダイチは、避けるが動く度にクロノディンの周囲から衝撃波が生じてそれだけでもかなりのダメージになる。

 

「くっ!」

 

ダイチも流石に衝撃波でダメージがかなり来ていた。

 

次の衝撃波が来ようとすると魔戒斧を描き鎧を召喚した。

 

その召喚の衝撃波とクロノディンの衝撃波でダメージを相殺した。

 

ダイチは、戯牙の鎧を纏うと衝撃波を注いだ獣身斧でクロノディンに振り下ろした。

 

ガキィーンッ!

 

獣身斧でクロノディンの身体を斬り下ろそうとするがクロノディンの周囲の衝撃波がバリア代わりになっておりそれはまるで磁石のN極とN極をぶつけて当たらない様な物だった。

 

『じーちゃんが想像以上に強いって言うのはこの衝撃波か!?ソウルメタルの武器も届かないのには何かしらの理解出来ないエネルギーか!!』

 

ダイチはこんな経験は初めてだった。

 

自らの衝撃波でもクロノディンの衝撃波の方が何倍も強いさらにはソウルメタルの武器で衝撃波をぶつけても当たらないのは生まれて初めても経験だ。

 

ダイチは、再び魔法陣を描くと緑の巨大な二本の角を持つ馬、魔戒騎士がホラーを100体倒した時に現れる試練に打ち勝った証、魔導馬を召喚した。

 

【詰まらん!彷徨え彼方に!】

 

クロノディンは大きな渦巻きを発生させて段々とそれが風の様に生じ外へ外へダイチをどんどん追いやる。

 

『ウァァァァッ!!!』

 

ダイチは、なす術もなくクロノディンの作った次元の彼方に魔導馬共々飛ばされ鎧が解除されるとその風で鎧も魔界に戻る事なくそのまま一緒に飛ばされてしまった。

 

そして目の前が真っ白になり直ぐに真っ暗に変わった。

 

「・・・・・・・ん?」

 

何故か光が当たっているそれに風の音が聞こえる。

 

「あっ!気が付いた!」

 

目の前には15才位の美少女が目に映った。

 

「犬夜叉!目を覚ましたよ!」

 

「そうか!」

 

男の声が聞こえて振り向くと・・・・

 

ピクピク!

 

「はい?」

 

ダイチは、目を疑った。

 

目の前にはこの少女と同い年位の少年だが・・・明らかに犬の耳と赤い着物を来た変なコスプレだった。

 

そしてダイチが気になる耳を見ると咄嗟に。

 

モニュッ!モニュッ!モニュッ!

 

「耳!」

 

ダイチは何故かしたくなった。

 

そして!

 

ゴチーンッッ!!!

 

「勝手に触るな!!」

 

少年の・・・犬夜叉の拳がダイチの頭に完全に入った。

 

「ゆ・・・夢じゃないけど俺、ケガ人・・・ガクッ!」

 

ダイチは、再び気絶した。

 

「犬夜叉!おすわりっっ!!」

 

ドシーンッ!

 

犬夜叉の首にかけている言霊の念珠が光ると地面に犬夜叉をめり込ませた。

 

そうこのおすわりっっ!!っと言った少女日暮かごめと少年犬夜叉の最初の出会いでもあった。




次回 戦い
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