犬夜叉 獣身狼伝   作:凱聖

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こんにちは今回は戯牙の必殺技を考えました。ある人物を出します。それでは始まるよ!




光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。

 

しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。

 

・・・・チよ。ダイチよ。

 

(ん?誰?寝てんだけど?今日は、休日何だから起こすなって・・・)

 

起きよ。我が愛したコウヤの血を引き戯牙の称号を受け継ぐ子よ。

 

(コウヤ!?コウヤだと?)

 

ダイチは、祖父の名を聞くと意識を集中したらあの写真の女が目の前に立っていた。

 

「お前は誰だ?」

 

『今は言えない・・・だがお前をいつでも見守っている者だ。』

 

女は上を見上げていた。

 

『ダイチ、お前ならコウヤを・・・あの偉大な祖父も超える可能性がある。ダイチ・・・強くなれ・・・・』

 

その言葉を聞くと女の姿は、薄く薄くなっていった。

 

「ん?」

 

目覚めると犬夜叉達と野宿しており他のメンバーは未だに寝ていた。

 

「夢か・・・」

 

ダイチは、ホッとしたが何故かあの女の事が頭に離れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーカーカー

 

犬夜叉達は、ある戦場跡を見ていた。

 

「はぁ〜やだやだ・・・この時代行く所行く所、戦ばっかり「いや待てよ」え?」

 

かごめは、この戦国時代に嫌な気分になっているがダイチが先に変なことに気づく。

 

確かにカラス達が骸に群がり食べているがその骸の姿が非常に酷い。

 

何故なら

 

「変だな・・落武者の死体が内蔵までえぐられている・・」

 

そう落武者達の腹から全ての臓器がなくなっている。

 

「ああ、そんなんじゃねえな。おかしいぜ。血だ。血の匂いが全くしないぜ。」

 

犬夜叉には、わかる普通なら血の匂いするのが当たり前だからだ。

 

「おそらく物の怪の仕業。それもそこらの雑魚妖怪などではない。ということは、四魂の欠片を持っていそうですな。」

 

犬夜叉の後ろにいるのは前回出てきた弥勒である。

 

何故か一緒に来ていた。

 

「弥勒、言っとくけどな俺はお前と組む気はねぇからな。四魂の欠片は渡さねえぞ。」

 

「早い者勝ち、という訳ですね。」

 

「そういうこった。」

 

犬夜叉は、睨むが弥勒に至っては涼し気に見ていた。

 

「おいおい、坊さんよ。四魂の欠片を一緒に集めねえか?俺らの敵は奈落何だしさ。其方のほうが賢明なんじゃねえか?」

 

ダイチは、弥勒に提案した。

 

「残念ですけど、ここでお別れです。犬夜叉とは性に合わないでしょう。」

 

弥勒は、丁寧に言うと去る。

 

「頼りになりそうな奴じゃったのにの。」

 

「ねぇ犬夜叉、弥勒様行っちゃうよ。あれ?」

 

「おーい!何処だ犬夜叉!!」

 

ダイチ達は、犬夜叉がいない事に気づく。

 

ひぃぃぃぃ!お助けをぉぉぉぉぉ!!!

 

別の方角から人の悲鳴が聞こえた。

 

「「え?まさか!?」

 

かごめ達は、声のする方に向かう。

 

「そ!それはお使いの手紙!!」

 

男の人は必死で手紙を犬夜叉から奪おうとするが勝てない。

 

「これか?臭いの元は?」

 

犬夜叉は、何かを探っていた事には間違いない。

 

「おすわりっ!」

 

ドシィーン!!

 

かごめ達がやってくると犬夜叉は、恒例のおすわりっ!で地面にクレーターができ男の人は無事に手紙も戻った。

 

「ってなにするんでぃ!」

 

「あの人は普通の人でしょ!?」

 

「どうしたんだよ?」

 

かごめ達は、犬夜叉に聞く。

 

「さっきの場所に墨の臭いが残ってた。」

 

「ん?」

 

「たぶんその臭いを追っかければ妖怪の所に行き着く筈だ。」

 

「なんでそんな大事な話をしなかったんじゃ!」

 

「まだ、弥勒の坊さんを意識してんのか?」

 

七宝とダイチが犬夜叉に言う。

 

「うかうかしてたら弥勒の野郎に四魂の欠片を取られちまうだろうが!」

 

「はぁ〜そんなにあの人の事が嫌い?」

 

そう言うと犬夜叉は、かごめの所にくると。

 

「おめぇーは、ああ言うスケベ野郎が好きなのか!?」

 

「だーいすき。」

 

「え?」

 

かごめの言葉で犬夜叉は驚く。

 

「なーんてね。冗談に「かごめ、今の彼奴冗談通じないぞ?ほら。」え?」

 

犬夜叉は、向こうでかなり気にしていた。

 

「って人の話は最後まで聞きなさいよー!」

 

「アホじゃ。」

 

「ああ、バカだな。」

 

呆れるダイチと七宝。

 

夕方になり犬夜叉が色んな人を同じ様に探したが全て空振りだった。

 

「なぁ、もうそろそろ野営の支度をしないか?」

 

「そうね・・・(はぁ、また野宿か・・・)あれ?犬夜叉?」

 

かごめは、探すもまた消えている犬夜叉。

 

「しゃーねー、探すか。」

 

「あいつは何やっとるんじゃ?」

 

三人は、犬夜叉を探すとまた人を捕まえていた。

 

「あ、もうまた!」

 

「これで六人目じゃ。」

 

「全くよ・・・?」

 

ダイチは、犬夜叉の捕まえた人の顔を見た瞬間に直ぐにわかった。

 

(あれは、人を殺し慣れた奴の目だ!それも一番タチの悪い!)

 

ダイチは、直ぐにペースを上げて犬夜叉に辿り着く。

 

「な、なんじゃ貴様らは!?わしは豪族・・・いや、ただの絵師じゃぞ!」

 

「絵師だぁ?おめえ何やらかした!?墨の匂いに混じって血の匂いがプンプンしてるぜ!」

 

「そうか・・血か・・俺はこいつが人殺しの目だから問い詰めようとしたがおっちゃんよ。少しツラ貸せや。」

 

犬夜叉とダイチは、絵師に近付く。

 

「離せ、離せ!」

 

一心不乱で絵師は、犬夜叉の手から離れ逃げ出した。

 

絵師は、懐から絵巻を出すとその絵は鬼の墨画であり墨画が突如本物の鬼に変わった。

 

【ぐわっ!】

 

鬼は、犬夜叉とダイチを踏みつぶそうとしたが二人は避ける。

 

「ん?」

 

ダイチは、絵師を見ると絵師は小舟に乗って逃げた。

 

「待ちやがれ!」

 

犬夜叉は、追いかけようとするが鬼が邪魔して行けない。

 

(どういう事?あの男妖怪?・・・いえ違う人間だわ。)

 

かごめは、絵師が人間である事を確認した。

 

 

「やろおお!」

 

犬夜叉は、鉄砕牙を抜いて鬼を真っ二つに斬った。

 

「図体だけでかいだけか。」

 

「弱いな。」

 

犬夜叉とダイチは、鬼を見上げる。

 

鬼は、倒れる事なくしばらくすると風船の様に膨らみ。

 

ドブアァァァァッ!!

 

鬼から出た黒い液体が犬夜叉とダイチに降り掛かる。

 

「あ!」

 

「黒い血じゃ!」

 

かごめと七宝も直ぐに犬夜叉達の所に行く。

 

「うえっ!んだよこれ!?」

 

「ぺっぺっぺっぺっ!ちくしょう、これは墨と血?う・・・」

 

犬夜叉は、直ぐに目を回した。

 

「おいおい!犬夜叉どうしたんだよ?」

 

「ちょっと!」

 

犬夜叉は、かごめとダイチに持ち上げられた。

 

「鼻が利きすぎて墨と血の臭気に当たったんじゃ。」

 

七宝でも鼻をつまむという事は犬夜叉にとってはとんでもない物である。

 

「しっかりしてよ犬夜叉。」

 

「いや、当分はダメだろ?」

 

 

その後犬夜叉が気付きすぐに絵師の捜索を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは離れて何処かの武家屋敷。

 

「お祓いだと?」

 

武家屋敷の門番はお祓いを名目に悪さをする不良法師こと弥勒に警戒した。

 

「はい、この屋敷に不吉な影が見えております。ぜひ、一夜限りのお祓いをと。」

 

「たわけい!ここはお前なんぞと比べものにならない徳の高い方に毎年ご祈祷を頼んでおり無事に過ごしておるわ!」

 

「帰れ!帰れ!何が不吉な影だ!」

 

弥勒は、門番達に追い払われた。

 

「はー・・・仕方ない今夜は野宿か・・・」

 

弥勒は諦めて帰ろうとしたその時だった。

 

「ん?」

 

空を見上げると黒い雲がものすごい速さでやって来て化け物に変わった。

 

「来た!本当に来たぞ!!不吉の影が!!」

 

弥勒は叫んで屋敷に引き返した。

 

「ん?あの声は坊さんか?」

 

犬夜叉達と絵師を探していたが二手に分かれて探していたダイチが弥勒の声に反応して行った。

 

「おーいおーい!」

 

ダイチは、弥勒の姿を確認するとすぐに弥勒に追いついた。

 

「あなたはダイチ殿!?」

 

「それよりあの2匹の妖怪は何だよ!?」

 

「あれは地獄の馬頭と牛頭!私も絵でしか見たことがなかったです!」

 

2人は屋敷にすぐに入ると牛頭と馬頭は門番を殺して屋敷の奥に侵入していた。

 

「きゃぁぁぁっ!誰か姫を

!!」

 

屋敷の女の声がすると弥勒の目が変わる。

 

「いざ!」

 

(下心見え見えなんだよ坊さん・・・)

 

ダイチと弥勒は、屋敷に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵師の自宅。

 

「うぅぅ・・・」

 

絵師は、寝ていたが何かに魘されていた。

 

絵師の自宅の中は恐ろしい地獄絵で埋め尽くされていた。

 

この絵師の名は紅達と言い都では良い家の男だったが地獄絵が好きで何時も戦の跡で亡骸を写生していた。

 

そんなある日亡骸の血だまりに不思議なかけらそう四魂の欠片を偶然手にした。

 

紅達は、何故かこの欠片を墨に溶かして鬼を書くと絵の鬼が現実となり現れ【もっと・・・血と肝を・・】と言うので使用人を殺したらそれが最も良い事に気付いた。

 

その後も通りすがりの人達を殺し都でお尋ね者になり都を出てそしてこの地に流れて住んでいる。

 

そしてこの地の館の姫に恋していた。

 

紅達の夢の中では姫の住む館にいて襖を何回も開いていた。

 

【姫!姫!】

 

そして襖を全て開けると姫が後ろを向いて座っていた。

 

ギラッ!

 

姫は、振り返ると瞳孔を開き恐ろしい雰囲気を紅達に見せていた。

 

【ひ!姫!どうなされたその御顔は!?】

 

《お前の血が!血が欲しい!》

 

姫は、紅達の首と手を握ると手の方が先にミイラになっていった。

 

【うわぁぁぁぁっ!!】

 

紅達は、覚めろ覚めろと必死に祈る様に叫んだ。

 

「はっ!」

 

紅達は、寝汗まみれで起き上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドシィーンッ!

 

牛頭と馬頭は、館に入ると直ぐに姫の居る間に侵入した。

 

「はっ!」

 

素早く先回りした弥勒とダイチは、直ぐに姫の前に来ると戦闘態勢に入る。

 

だが・・・

 

シュウゥゥ・・・

 

牛頭と馬頭は、直ぐに消えてどこかにいなくなった。

 

「何だありゃ?」

 

「どういう事だ?」

 

ダイチと弥勒は、なぜ消えたのか理解出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」

 

紅達は、夢の光景が恐ろしくようやく息を整えつつあった。

 

ポタポタ!

 

紅達は、雨の音が気になって居ると墨の雨が降っているのを確認する。

 

その雨が止み終わると地面に落ちた墨が全て宙に上るとそのまま墨の入る竹筒に全て入った。

 

「わしが寝ている間に墨が勝手に動いたと言うのか?」

 

紅達は、震えが止まらくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

「法師殿。先程の家臣の無礼をお許し下され。いや〜それにしても良くぞ姫を守ってくださった。」

 

弥勒とダイチの周りには豪華な食事が並んでいた。

 

「礼には及びません。しかし油断は禁物。妖怪の攻撃はまだ終わったとは思えません。そうですな姫は今宵私と一緒にいた方が良いかと思います。これも同じ布団で・・・ん?」

 

弥勒はダイチが庭に出るを確認すると何やら笛を持って吹いている。

 

「ダイチ殿?何をしているのですか?」

 

「犬笛で呼んでんだよ犬夜叉達を。」

 

すると声が聞こえた。

 

「こらー!何を二人っきりでしようとしてんだこのスケベ坊主!!」

 

犬夜叉が自転車にのるかごめの後ろに立っていた。

 

「おお、本当だ。すごいですな・・この犬笛。」

 

「だろ?」

 

弥勒は、ダイチのやる事に関心する。

 

「弥勒様、ダイチさん。ここにも墨の鬼が来たの?」

 

「墨の鬼?あの鬼は墨で出来ていたのですか?」

 

「あ!悪りぃ説明してなかった坊さんに。」

 

かごめが事の経緯を弥勒に説明した。

 

「鬼を操る絵師ですと?」

 

「まぁ、そんか感じだ。」

 

「そう。その人、人間だったわ。」

 

状況を弥勒が聞くと考える。

 

「なるほど。その絵師が四魂の欠片の力を借りているかもしれぬと。」

 

「さっき、この屋敷を襲ったのも。」

 

「ええ、その絵師が操る妖怪に違いないでしょう。」

 

弥勒は四魂の力の凄さに実感した。

 

「絵師の書きたものが本物の鬼になっておる。四魂の欠片の威力は凄いわい。」

 

「ああ、まったくだな。はむ!」

 

ダイチは、七宝と共に饅頭を食いながら話しているとまだ一人だけこの輪に溶け込めない奴がいた。

 

「おいおい、犬夜叉。おめぇは話に混ざんねえのか?」

 

そう溶け込めない奴が犬夜叉である。

 

「けっ!」

 

「もう!いつまで捻くれているのよ!」

 

「どうしました犬夜叉?」

 

弥勒はわざとぽく犬夜叉に言う。

 

「うるせえ!」

 

「ちょっと位弥勒様を頼りにしたっていいでしょ?本当にヤキモチ焼きなんだから。」

 

「ヤキモチ!ヤキモチ!」

 

ダイチは、犬夜叉を揶揄う様にいじまくる。

 

「ばっ!焼きてなんかいねぇ!ん!!」

 

犬夜叉は、ある光景に驚くと。

 

ダイチと七宝も振り向く。

 

すると弥勒は、かごめの手を握っていた。

 

「そうですか・・・かごめ様。そんなに私をかってくださるか?」

 

かごめは、弥勒の手を退けると弥勒の懐の方に指差す。

 

「ええ、四魂の欠片も持っているし。」

 

「え?」

 

弥勒は意外な事を言われて驚く。

 

「一つ・・二つ・・いえ三つは持っているわね。」

 

「いい目をお持ちで。」

 

弥勒は四魂の欠片を手に当てて褒める。

 

スタスタスタ!

 

犬夜叉は、その言葉を聞くと駆け足で弥勒に歩み寄る。

 

が!

 

ドカッ!

 

ダイチは、素早く犬夜叉の足を足で払うと倒れこむ態勢になり更に。

 

「おすわりっ!」

 

ドカーンッ!

 

「かごめ!」

 

「これは私が集めた物。盗っ人ですよ?」

 

「いやいや、坊さんに言われたくねえよ。」

 

ダイチは、突っ込んだ。

 

「ん?」

 

犬夜叉が弥勒に口喧嘩している間にダイチは、人の気配に気付き犬夜叉達に気付かれない様に出て行き人の気配にを探るとこの屋敷の家臣達であった。

 

ダイチは、家臣達の後を付いてくいくと先程の屋敷の親方の方に行き告げた。

 

「何!?その絵師が鬼を操っているだと?」

 

「はっ!その絵師は、四魂の欠片を持っていると言う事です。」

 

「四魂の玉とな!?噂に聞いた事がある。欠片一粒でも手にすれば強大な力を手にする事が出来る宝玉。」

 

「きっとあの絵師です。直ぐに絵師から奪い取りましょう。」

 

「更にあの法師も四魂の欠片を」

 

「持っているのか!?」

 

(どうやらかなり厄介な事になったな。)

 

ダイチは、迅速に気配を消して直ぐに犬夜叉達の所に何もなかったかの様に戻っていた。

 

その夜。

 

弥勒の寝ている部屋の外廊下に人影が見えるそう家臣達が刀を持って構えていた。

 

「へぇ〜〜、随分とクセェ事すんのな。」

 

「「!!」」

 

家臣達は、振り返るとダイチに目掛けて斬りかかった。

 

だが!

 

ドカッ!バギッ!グギィッ!

 

物凄い鈍く大きい音に弥勒も起き犬夜叉達も起きた。

 

「どうした!」

 

「ここの家臣の人達じゃない。」

 

「おっ!犬夜叉!かごめ!坊さん!おはよ!」

 

ダイチは、家臣達の手や足の関節を外すと人間椅子で座っていた。

 

「此奴らが坊さんの四魂の欠片を取ろうとしてしえたんだよ。さてと洗いざらい全て話な。歯を全部取られたくなきゃな。」

 

ダイチは、アイアンクローで家臣を掴み脅した。

 

「し、四魂の玉を奪おうとしただけだ。絵師の方は既に調査済みで親方様が向かわれた。」

 

「絵師の居場所を教えな!」

 

弥勒もダイチと共に拷問を始めた。

 

「かごめ様!車拝借します!」

 

直ぐに場所を聞くと弥勒はかごめの自転車に乗り紅達の所に向かった。

 

「待って!私も!」

 

かごめは、追いかけるが既に行ってしまったが。

 

「捕まっていろ!」

 

犬夜叉は、かごめを乗せるといそぎ。

 

(急いだ方が良い!四魂の欠片で作られたなら普通の奴でやり合える奴じゃない!)

 

ダイチも七宝を乗せて犬夜叉と同じスピードで走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いけぇぇぇぇっ!!」

 

親方は、部下の家臣達に紅達の家の周りを囲むと一斉に攻めに行った。

 

その紅達の家では数え切れない鬼の絵が描かれている。

 

「ふふふふ!我が軍勢は数が尽きる事を知らぬ!あの墨で書けば鬼など何度でも作り出せるのだ!いでよ!地獄の鬼達よ!!」

 

紅達が絵に命ずると絵が雲となり次々と外へ出て行った。

 

そして鬼の軍勢へと具現化し鬼の軍勢は、家臣達を直ぐに殺し始める。

 

生き残った家臣達も一目散に逃げ出す。

 

「ひいい!」

 

逃げ遅れた親方も怯え始める。

 

「こりゃ・・・」

 

犬夜叉達が辿り着くと紅達の家の周りは鬼達で徘徊していた。

 

「斬ってはまた墨の臭気にやられる。どうする犬夜叉!」

 

ダイチの背に乗る七宝が犬夜叉に聞く。

 

「うるせぇ!」

 

犬夜叉は、御構い無しに鉄砕牙を抜くと鬼達を斬り始まる。

 

「やってやろうじゃえねか!」

 

ダイチも魔戒斧を抜くと同じく斬り始める。

 

「助かった後で褒美を遣わす!」

 

親方は、そう言い残すと直ぐに逃げ出した。

 

ドブァアアア!!

 

その後直ぐに斬った鬼の墨が犬夜叉達に降りかかる。

 

「いやぁぁ!この墨がくさぁーい!」

 

人間のかごめでも解る程の臭気だった。

 

「犬夜叉!」

 

「うわぁ!くっせぇ・・おい!大丈夫かよ!?」

 

七宝とダイチが犬夜叉に呼びかけるが。

 

「ぐがぁ!」

 

犬夜叉は、目を回し倒れた。

 

「おいおい!犬夜叉!倒れてる場合じゃねえぞ!」

 

そう行っている間に鬼が犬夜叉達の方に走って来た。

 

「ちっ!」

 

ダイチが魔戒斧で構えて召喚する時だった。

 

錫杖を持った弥勒が現れ先に鬼を法力を使い倒した。

 

「弥勒様!」

 

「おお!坊さん!」

 

弥勒は、右手の数珠を解くと犬夜叉達の前に来た。

 

「私の後ろから離れぬよう。風穴を開きます!」

 

風穴を開くと鬼達は、直ぐに吸い込まれた。

 

「坊さん!こっちは頼むぞ!俺も向こうの鬼をやるからよ!!」

 

ダイチは、反対を向くと鬼達が攻めて来てるのを感じ魔戒斧で召喚し戯牙に変わる。

 

『オラァァァッ!』

 

戯牙は、拳で衝撃波を放ち次々とマシンガンの様に左右の拳を放ち続けてる。

 

1分もしない内に戯牙と弥勒は全ての鬼を倒した。

 

「う!」

 

弥勒は苦しそうに膝をついた。

 

「弥勒様!」

 

『どうしたんだ?』

 

かごめと戯牙は、弥勒に声をかけた。

 

「これ程の邪気を一度に吸い込んだのは初めてだ。いささか疲れました。」

 

(ち!ちくしょう!こんな奴に助けられるなんて!)

 

弥勒は苦しそうな顔をしていると犬夜叉も悔しそうに弥勒をにらんだ。

 

「なに!?」

 

かごめは向こうの彼方から何か来るのを感じた。

 

そうそれは鬼の軍勢だった、しかも先程の倍以上。

 

『(まずい!今犬夜叉も坊さんも動けねえ!)みんな!動くなよ!!』

 

戯牙は、衝撃波で次々と倒すが流石にキリがない数だった。

 

(くそ!そのままじゃ!)

 

戯牙の包囲網も徐々に鬼の軍勢が破って来ようとしていた。

 

[落ち着け!ダイチよ!]

 

『!』

 

周りが止まって見えると直ぐに別の空間そう内なる魔界に似た空間にいた。

 

[こうしてお前と話すとはあの夢の時か。]

 

例の夢の女が出て来た。

 

「教えてくれアンタは誰なんだ!?」

 

[今は言えない。だが、お前を常に見守る者だ。ダイチよ、

お前にコウヤが使っていた技を託そう。]

 

女は、ダイチのデコに手を当てると別の戯牙の記憶そうコウヤが使っていた技をイメージだけで伝えた。

 

「これは!?」

 

ダイチは、その技を直ぐに理解した。

 

[ダイチ、コウヤを超える守りし者になれ。]

 

女は消えるとその空間も消えようとするが。

 

「おい、アンタは爺ちゃんの女か?」

 

ダイチは、小指を立てて聞く。

 

女はその言葉を聞いて嬉しそうになる。

 

[さあな、だが想像に任せる。]

 

女は消えていった。

 

『オリァァァァ!!』

 

戯牙は、今まで以上の強い衝撃波放つと鬼達を後退させる。

 

『やってやろうじゃねえか!』

 

戯牙は、足を左右力強く踏み込むと右手に霊力を貯めてそのまま左手で投げ飛ばした。

 

(あれは、飛天の時に使ったヤツだ!?)

 

犬夜叉は、あの現場で直接見ていたので理解していただが何かが違っていた。

 

『霊弾獣破ァァァァァァッッ!!』

 

投げ飛ばした霊力が狼の顔に似た形状へと変わり鬼の軍勢に当てた。

 

ドカァーンンンンッッ!!

 

鬼の軍勢は、全て消滅した。

 

『終わったか・・・!』

 

今度は紅達の家が崩れると紅達が自身の書いた三頭の首を持つ蛇妖怪で逃走し空へ逃げていく。

 

「逃すか!」

 

犬夜叉は、既に動けるようになり紅達を追う気満々だった。

 

「かごめ!四魂の欠片は何処だ!?」

 

「見えた!腰の竹筒よ!」

 

かごめは、犬夜叉に四魂の欠片の場所を的確に教えた。

 

犬夜叉は、妖怪の身体に素早く乗るとある事を思い出す。

 

「そうだ!言い忘れるところだったぜ!やい!弥勒!てめぇ一人でかっこつけてるんじゃねぇぞ!」

 

『おいおい、俺もしたから二人でかっこつけてるんじゃねえぞっじゃないのか?』

 

戯牙も直ぐに妖怪の身体に乗る。

 

「?」

 

弥勒は、何で犬夜叉が言ったのか理解できなかった。

 

「通訳するわ。『ここは俺に任せてゆっくり休め。』」

 

「・・・なるほど。」

 

弥勒は犬夜叉が天邪鬼な性根な事を理解した。

 

「地獄の業火で骨も残さず焼き尽くしてくれるわ!」

 

紅達は、妖怪を操り口から炎を犬夜叉と戯牙に浴びせる。

 

「『てめぇいい加減にしろよ!!』」

 

犬夜叉と戯牙は、同時に炎を払い紅達の方まで走って来た。

 

鉄砕牙と獣身斧で蛇の二つの頭を斬り落とした。

 

「ひぃぃ!!」

 

流石の紅達も二人の気迫に驚くと竹筒を出す。

 

「こ、これを・・」

 

紅達は、墨の入った筒を犬夜叉と戯牙に見せる。

 

「四魂のかけら。」

 

犬夜叉も確認出来る位四魂のかけらの光が見える。

 

「これがなければわしはもう鬼など操れぬ。ただの人じゃ。」

 

紅達は、命乞いをする。

 

「ちっ!」

 

戯牙の前に入る犬夜叉は、鉄砕牙を鞘に収める。

 

(優しいよ。俺らの中では一番な。)

 

戯牙の鎧の中のダイチは、微笑んだ。

 

ニヤ

 

紅達は、犬夜叉の隙を見つけると空を飛んで入る妖怪に犬夜叉を攻撃する。

 

が!

 

ザッ!

 

獣身斧が隙を見せた犬夜叉を守るの様に戯牙は動く。

 

『観念しろや!』

 

戯牙がそのまま乗って入る妖怪の胴体に重い拳を込めると急降下で落ちる。

 

紅達は、下手な着地で倒れるとそのまま犬夜叉達から逃走をするが紅達の墨の入った筒が何故か沸騰の様に泡が沢山出ていた。

 

「危ねえ!手放せ!」

 

犬夜叉は、その瞬間危機感を感じ紅達に叫ぶ。

 

「手放すものかわしにはまだやることが!」

 

ザンッ!

 

沸騰した墨が紅達の左手を切ると左手を喰い始めた。

 

「あ!」

 

落ちた墨は勝手に流れて出すと紅達に目掛けて集まり食い始めた。

 

「助け・・・」

 

紅達の身体の半分は墨に喰われている。

 

『くっ!間に合え!』

 

戯牙は、墨に喰われかけている紅達を助ける為に墨の中に入るが既に戯牙が手を持った瞬間に手以外の部分は消えて墨に喰われていた。

 

 

「馬鹿野郎だから・・・」

 

『手遅れだったか・・・』

 

墨塗れで紅達の手だけ持った戯牙も犬夜叉同様に諦めて直ぐに墨の無い場所に行くと墨が浄化される様に戯牙の鎧から消える。

 

「墨に喰われた。」

 

「ど・・・どうして?」

 

「血だ。この墨は、人の血と肝で出来ている。絵師の野郎は流した血を吸いに来て来やがった。」

 

「あ?これは・・・」

 

かごめは、見ると紅達があの姫を描いた絵だった。

 

『あの姫さんを描こうとしたんだな。』

 

「かわいそうに・・・」

 

かごめは、紅達の残した絵を見え可哀想に感じた。

 

「愚かな・・・このような汚れた墨で美しいものなど描けるものですか。」

 

弥勒はそう言っても四魂の欠片を取ろうとはしない。

 

(なるほど、四魂の欠片にまとわりついている汚い気が危ないから坊さんは取らねえのか。)

 

戯牙から戻ったダイチは、弥勒の行動に察する。

 

ひょい

 

いつも間にかかごめがその四魂の欠片を手にした。

 

「「あ"!」」

 

ダイチと弥勒は、かごめが四魂の欠片を手にした事にも驚いているが先程の汚い気が消えていた。

 

「これ誰が持つ?」

 

かごめは、欠片を持つとみんなに聞く。

 

「なんで相談すんだよ」

 

「だって弥勒様に助けてもらったじゃない。」

 

犬夜叉は、かごめの言葉に文句を言う。

 

「かごめ様がお持ち下さい。」

 

弥勒は、あっさりと言い返す。

 

「え"・・・」

 

「いいの?」

 

かごめと犬夜叉は、驚く。

 

「なぁ坊さん?」

 

「なんです?」

 

「さっきの欠片についていた汚い気は何だったんだ?」

 

ダイチは、先程の汚い気が気になって仕方なかった。

 

「あれは邪気ですよ。」

 

弥勒は、邪気を知らないと理解してダイチに説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「けっ、供養何かしてことをやることねーのによ。」

 

ダイチと弥勒は紅達の墓を作ってやった。

 

「もう死んだんだからいいだろう供養してやるのが一番。」

 

「そうです死んでしまえば良いも悪いもありませんあるのは仏の慈悲だけです。」

 

「慈悲だあ?これだから人間の言う事はわかんねぇ。」

 

「犬夜叉お前は絵師を斬ろうと思えば斬れた筈。でも斬らなかった。」

 

「その優しさが慈悲なんだよ。」

 

ダイチが最後に慈悲の意味を。

 

「けっ。くだらねぇ。」

 

犬夜叉は、顔は興味を持たない様な見えたが薄々理解していた。

 

「弥勒様一緒に来てくれるの?」

 

「マジか坊さん?」

 

「はい、やはり美しい女子と一緒のほうが楽しいですからな」

 

「まーっ。」

 

弥勒は下心満々かもしれない言葉で言う。

 

「やれやれ・・・」

 

「けっ!」

 

犬夜叉がうっとうしそうにかごめ達を見る。

 

「それに犬夜叉も見かけと違って善人のようですから。」

 

「そうなのよねー。」

 

「まぁ本人は気づいてねーだけだけどな・・」

 

「ん〜〜?」




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