光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。
しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。
ん?ここは?
ダイチは、また夢の中にいた。
そう兵一の記憶だった。
「お姉ちゃん?手伝って欲しい事って何なの?」
「ああ、実は大怪我した者を匿っているのだ。その者は、野盗だが全身大火傷をしていてもう長くない。だから、私がいる時だけ一緒にその者の面倒を見て欲しいのだ。」
「ご飯とかを与えるの?」
「そうだ。行ってくれるか?」
桔梗は、兵一に頼んだ。
「うん、わかった。」
兵一は、桔梗の荷物を少し持つと桔梗と一緒に行く。
すると草がかなり茂っており進むのも難しくなり茂みを抜けると洞穴があり進んだ。
「き・・・桔梗か?」
男の声が洞穴の奥から聞こえてきた。
「そうだ。粥を持って来てやったぞ。」
桔梗は、包帯を全身に巻いた男に言うと荷物を置く。
「もう俺に・・かまうんじゃねぇ・・・!?」
男は、桔梗が近くにあった油に火をつけると兵一を確認した。
「・・・・」
兵一は、突如男の目を見た瞬間に背筋が凍った。
ササッ!
兵一は、怖くなり桔梗の後ろに隠れた。
そう何か兵一を見た男はとてつもない悍ましい事を考え出したのに兵一自身も気付いたのかそれから洞穴から出るまでずっと桔梗の背後から離れなかった。
「はっ!」
ダイチは、目を覚ますと汗だくで瞳孔が開いていた。
「すげー気味悪りー夢だ・・・」
ダイチは、日暮家の客室の部屋で再び寝始めた。
その頃犬夜叉達は
ドーンッ!!
骨喰いの井戸に木一本丸ごと押し込まれていた。
「何をするんじゃ犬夜叉!?」
「うるせぇ!」
そう犬夜叉がかごめが来られない様に更に木一本を押し込んだからだ。
「井戸を潰したらかごめとダイチが帰って来られないではないか!犬夜叉は、かごめが会えなくなっても良いのか!?」
「けっ!あいつがいると俺は思った様に戦えねえんだよ。」
七宝の意見を無視して歩き出す犬夜叉。
「行くぞ弥勒。」
「何処へ?」
「決まってるだろ?奈落を探し出してぶっ殺す!」
「さっ、七宝。」
弥勒は、七宝に気にかけて声をかける。
「知らん。犬夜叉なんか嫌いじゃ。」
「けっ、勝手にしろ!」
「些か乱暴なやり方ですな。かごめ様を危険な目に合わせなくないと言う気持ちわかるが「わかってるなら黙ってろ!」
弥勒に直ぐに見抜かれてしまう。
「奈落を探すと行ってもどう探すのです?手がかりでもあるんですか?」
「そ、それは・・・」
「無いのですね?」
「うるせい!」
「自分で返した癖にかごめ様がいないからってやつ当たらないでください。」
「お前な!」
「まー、まー、ともあれ考えようじゃあありませんか?」
冷静でいる弥勒。
「そんな暇はねえ!「私だって一刻もはやくこの手で倒したい。50年前私の祖父の手に風穴を開けその呪いを私の代までかけた奈落を。」
そう弥勒も内心は、焦っていた。
「弥勒・・・」
犬夜叉もようやく落ち着いたのか弥勒の隣に胡座をかいた。
「考えるのは苦手だ。お前が考えろ。」
「こう言うのは順序を立ててやった方が良い。犬夜叉、お前50年前にこの村で奈落の罠にかけられたと言いましたね?」
「ああ。」
「奈落にあった事はあるのですね?」
「あったと言ったって桔梗に化けた姿でた。正体はわからねぇ。」
「そこが妙ですね?お前は奈落を知らない。なのに奈落は桔梗様に化けてお前に矢を向けて来た。何か恨まれる事でもしましたか?」
「顔も見た事ねえのに知るか。」
心当たりが全く無いらしい。
「んー・・・もっとも亡くなられた桔梗様は巫女だったと言う。奈落は、お前よりも桔梗様いやそれだけでないのでは?・・・一緒にいた兵一と言う少年も何か関わっていたかもしれませんな。」
「桔梗と兵一と奈落が?」
犬夜叉は、その言葉に驚く。
その頃
かごめが私服(?)で学校に来ていた。
「かごめ!」
振り向くと友人三人がやって来た。
「久しぶりリュウマチ治ったの?」
「あらカッケよね?」
何だがかごめの祖父とまたダイチが仮病を言った事で複雑な心境のかごめだが友人三人はダイチの言う例の男の件だと理解している。
「あれ私服だ。どうしたの?」
「うん、制服汚れちゃってって血がべっとりと・・・」
「「「ええ!今度は吐血!?(どんな騒動に巻き込まれたの!?)」」」
「どんどん重病になっていく・・・・」
ため息をつくかごめ。
再び犬夜叉達。
犬夜叉と弥勒は楓の家にいた。
七宝は、あのまま骨喰いの井戸から動いていない様子。
「犬夜叉よ。この傷では戦いはしばらく無理だ。」
楓が犬夜叉の傷に塗り薬を塗っていた。
「うるせえ、二、三日で塞がる。」
「ええい、痩せ我慢しおって終わりだ。」
トンッ!
楓が犬夜叉の傷を叩く。
「ぎいい!何すんだよ!」
「その元気なら直すかもしれんのお。それよりあの時桔梗お姉様が骨と土で蘇った時以来わしゃずっと考えていた事がある。お姉様は、犬夜叉によって四魂の玉を奪っただけでなく兵一まで殺したと申しておった。おかしいとは思わぬか?犬夜叉の姿を借りてたその男はそのまま玉を持って逃げても良かったのだ。それなのにそれなのに犬夜叉に村を襲わせ四魂の玉を掴ませる様にしてしむけた。そして桔梗お姉様の手でお前を封印させた。お前達を憎しみ合わせたかったのか?あるいはお姉様の心を恨みや憎しみで怪我したかったからか。」
「何?」
「四魂の玉は桔梗お姉様が持つ事で浄化されていた。そのお姉様の心が汚れると言う事は玉が汚れ邪悪な力が増すと言う事。その頃それを望んでいた者がたった一人いたのだ。」
話が終わると弥勒と犬夜叉は、興味を持つ様に楓を見る。
「行ってみるかその男がいた所に?」
楓は二人をその場所まで案内していた。
「お姉様が決めた事なのだが・・・・」
「野盗を匿った?」
「其奴が全く動けなかったからだ。その者鬼蜘蛛と名乗っておった。」
楓は、洞穴にたどり着くと立ったまま話を続けた。
「その鬼蜘蛛は、全身に酷い火傷をしていて手足が何かで折れて動けばしなかったが粥を啜り話をする程に回復をしていった。だが奴の性根は・・・」
50年前
「ようチビ。」
「楓です。」
楓は、桔梗が急用で鬼蜘蛛の所に行けないので代わりに行っていた。
「お前の姉貴四魂の玉ってヤツを持ってるんだろ?」
「!?玉の事何で知っている。」
「悪党はみんな狙っているからな。」
「お前も?」
「玉は恨みの血を吸うほどに悪くなるんだってな。良いな・・・」
「お姉様が玉を清めている悪くはならない。」
楓は、鬼蜘蛛が嫌いだったが平常心を保っていた。
「桔梗は、何時もすました顔をしてるもんな。ところで桔梗と一緒いたあの坊主は何処だ?」
「兵一は、もう此処には来ない。」
楓は、兵一から聞いていた。
そう兵一が「楓お姉ちゃん!あの洞穴には行きたくない!」と明るい兵一が珍しく怯えていたので楓が行かなくて良いと言ったからだ。
「見て見てえなあの女の乱れた顔をゾクゾクするぜ・・・それにあの坊主・・・くくく・・・」
楓は鬼蜘蛛が不気味でならなかった。
この事を楓は桔梗に報告した。
「そうか鬼蜘蛛がそんな事を。」
「お姉様、私あいつ嫌いです。兵一に会わせない方が良いです。」
「そうだな、でも許しておあげ。おそらく一生あそこから出られないのだから。」
それから桔梗は、犬夜叉を封印し兵一と死んだ。
そして数日後洞穴は、焼き落ちていた。
油の火が燃えたのだろうか鬼蜘蛛は逃げる事は出来ず骨も残さずに焼けたのだと。
現在
「おい、待てよ楓ババアそいつは人間だったんだろ?俺が探している奈落は妖怪だぞ?」
楓の話が終わると犬夜叉は、楓に突っ込んだ。
「確かになどれ程に邪悪でも奴は人間だった。それは間違いないな。」
「入って見ますか?この洞穴に。」
犬夜叉達は、洞穴の穴に入る。
「楓様、此処の辺りだけ草どころか苔すらも生えてはいない。」
「こ、この場所は!?」
弥勒の言う場所に驚く楓何故なら。
「動けぬ鬼蜘蛛が横たわっていた所!?」
弥勒は、直ぐにその場所を触ろうとするが
「!」
何かを感じたのか驚き錫杖でその場所を払った。
「妖怪の邪気を感じます!何十年も残された邪気を!」
「なんですと!?」
楓自身も信じがたい事で驚く。
「草一本も生えない邪気を放つなど人間だと言うのか?」
「この邪気は人間の物なんかじゃねえ。間違いなく妖怪の邪気だ。」
犬夜叉が言うのなら間違いなかった。
「人間である鬼蜘蛛が何故この様な邪気を?」
弥勒は解せなかった人間にはこんな邪気が放てるとは思えなかったからだ。
????
「た、た、たすけてくれーー!!」
洞穴の外から七宝の声が聞こえる。
外に出ると七宝が狼の妖怪達に追われていた。
「七宝!」
犬夜叉は、直ぐに飛び込む。
「三魂鉄爪ぅぅ!!」
犬夜叉は、狼の妖怪達を軽々と倒す。
「くっ!」
犬夜叉は、膝をついた。
「犬夜叉?」
七宝は、犬夜叉を腹を触ると血がべっとりとついていた。
「犬夜叉、血が・・・」
(ちくしょう・・・腹の傷が開きやがった!)
犬夜叉は、顔を上げると人狼の妖怪が現れた。
「貴様が犬夜叉か?」
「何だてめぇは!?」
「地獄の番人狼、狼野干。」
血走った眼で狼野干は、犬夜叉に答える。
「狼野干?お前森を守る妖怪の狼野干なのか?」
楓は、狼野干の事を知っていた。
「ワシは生まれ変わった!犬夜叉!トドメを刺しに来た!」
狼野干は、口から先ほどの狼達を吐き放つと一斉に犬夜叉目掛けて向かった。
「トドメだと!?」
犬夜叉は、戦う気満々だった。
(犬夜叉が手負いである事を知っている。こんな時にダイチ殿がいてくれれば!)
弥勒はそう思いながらも犬夜叉と同様に戦う。
「いくら倒しても無駄だ!」
狼野干は、同じ様に狼達を吐き放つ。
「やはりこれしかない!」
弥勒は風穴を開けた。
何匹かの狼達が吸い込まれると狼野干は怯んだ。
「犬夜叉!早く此方へ!」
「そうはさせぬ!」
狼野干は、弥勒と犬夜叉を合流させない様に狼達を弥勒の所に向かわせる。
その近くの木々の中では・・・
「ふふふ、狼を無限に吐き出す狼野干に四魂の欠片を埋め込んだのは正解だったな。」
そうこれも奈落の策略であった。
「くっ!」
犬夜叉は、戦い続けているが先ほどの攻撃で傷が開いたのか目眩が起こり始めていた。
「法師殿、このままでは犬夜叉が!」
「ええ、わかっています!ては一つ・・・狼野干を吸い込めば!」
ブンッ!
錫杖を狼野干に投げる弥勒。
「ぐっ!」
狼野干が錫杖で目を瞑ったのを確認すると風穴を再び開けて吸い込もうとした。
ドシィーン!!
狼野干は、地面を砕き土煙を上げるといなくなっていた。
奈落の場所。
「狼野干め・・もう少し強くすべきだったか。」
奈落は直ぐに消えた。
「大丈夫か犬夜叉?」
楓は犬夜叉に直ぐに駆け寄る。
「ろ、狼野干は?」
「逃げおった。」
「奈落は近くにいる。」
「何?」
犬夜叉は、弥勒の言葉で顔色を変える。
「狼野干は、おそらく奈落が四魂の欠片によって操られているんだろう。」
「元々は大人しい妖怪がそれであの様な姿に・・・犬夜叉!?」
犬夜叉は、無理な身体を起き上がらせた。
「な!奈落!何処にいる!?いるんなら出て来ておれ・・と・・・」
バタンッ!
犬夜叉は、その場で力尽き倒れた。
「法師殿!狼野干がまた襲ってくるやもしれん村に戻った方が良さそうだな。」
「はい。」
力尽きた犬夜叉は、弥勒達に連れられ村にもどった。
その頃かごめとダイチは
「あ、今回は料理教室に参加させていただきありがとうございます。」
ダイチは、かごめのママと一緒に何故か料理教室に参加していた。
「いいのよ。こうやって男の生徒さんが出来て嬉しいぐらいだわ。ねぇ日暮さん。」
「ふふふ、ありがとうございます。」
かごめのママは料理教室の先生と会話をしていた。
「すいません。自分これから用事があるんでこれで失礼します。」
「お疲れ様、また暇な時に来てね。」
上機嫌な料理教室の先生とかごめのママと他の主婦達に手を振られて料理教室を後にするダイチ。
「もう3日になるんか・・・」
ダイチもかごめ同様この世界に為か戦国時代へ行けないので向こうの様子が心配だった。
「かごめの話だとあの野郎四魂の欠片をかごめから奪ってそれで俺まで行けないんだから困ったもんだ・・・ん?」
ブツブツ言っているとかごめの通う中学に来ていた。
「日暮、身体の調子良いの?」
この声の主に覚えがダイチには、あったそう北条である。
「うん、まぁ。」
近くにはかごめが北条と話していた。
「じゃあさ、今度の土曜日映画見に行かない?」
「え?今度の土曜日?」
「うん、勉強の息抜きにさ。」
「それともなんか予定とかある?」
北条が不味いのかなと思いながらも聞いた。
「うん・・・予定って言うか・・・」
「行けば良いじゃん?」
「え?」
振り向くと柵の向こうからダイチの声が聞こえた。
「そうよ行きなって。」
「行くべき。」
いつの間にかお友達まで行って来て何故かお友達の隣にダイチまでいた。
「ちょっと北条くんだっけ?少し借りるね?」
ダイチとお友達は、かごめを連れて行った。
「何よ?」
「あんた他に好きな人いるでしょ?」
ギクッ!
かごめは、お友達から図星の様な言葉を言われて驚くそしてダイチはまたまた悪戯心が発動していた。
「この際だし行って来いって!」
「ため息ばっかりついてるし。」
「勉強で悩んでいる顔じゃ無いわよね?」
「そ、それは・・・」
「何か凄い事か?」
洞察力が鋭いダイチは、かごめを問い詰める。
「「ずばり片思いだろ(でしょ)!?」」
お友達は、推測するがダイチに至っては犬夜叉が好きだが鈍感なかごめを自覚させたかった。
「じょ!冗談じゃ無いわよ!誰があんな乱暴で我が儘なヤツ!」
かごめは、北条のところに行く。
「北条くん!行くわ、映画!」
「本当?やったー!」
よろこぶ北条だがかごめは、未だに犬夜叉の事が忘れられない様子。
「ところでダイチさん?」
「ん?」
「何でかごめに対してデートを積極的に勧めたんですか?普通反対するもんですよ?片思いの子がいるんだから。」
「だからこそじゃねえか。」
「「「え?」」」
お友達は、目を丸くさせながら疑問になっていた。
「かごめは、ああ見えて心に不器用な所があるから素直にさせる為にワザとデートさせて本心を焙ろうとさせるべきなんだ。その方が気付くかもな。」
「ダイチさん、案外楽しんでます?」
「あちゃーバレた?」
(((この人本当のドSだ。)))
お友達は、ダイチのさらなる心を察した。
その後かごめとダイチは、帰宅して直ぐに何時ものアレをした。
骨喰いの井戸
「「ええい!!」
かごめとダイチは、井戸に飛び込んだ。
スタ!
現代のままだった。
「やっぱりだけか。」
「何時もと変わんねえな。」
(はぁ〜いまごろ何してるんだろ?)
かごめが心配している。
その頃の犬夜叉。
ドンドン!
「開けろ!開けろ!開けろぉ!」
犬夜叉は、縄で縛られ札の貼られた小屋に入れられていた。
「無駄じゃ犬夜叉。この小屋には妖怪封じの札がしこたま貼っておる。」
「何で俺が封印されなきゃならねんだよ!開けろ「お願い犬夜叉大人しく寝てて。」
犬夜叉は、聞き覚えのある声そうかごめの声を聞いて振り向いたが。
「まだ傷口が塞がっていないんでしょ?」
七宝がかごめに化けた姿であった。
「七宝・・・てめぇ・・・」
犬夜叉の怒りが盛り上がった。
「化けてんじゃねえ!こら!こら!こらぁ!!」
犬夜叉は、足で七宝を蹴り続けた。
「犬夜叉、まだ暴れているのですか?」
薬を持った楓と弥勒が小屋を開けてやって来た。
「弥勒てめぇ!」
「せっかく封印してもこの有様では。」
弥勒は呆れていた。
「こっから出せ!」
犬夜叉は、足を使って飛び込んで来た。
ドン!
弥勒は、錫杖で犬夜叉を叩き怯ませた。
「楓様、封印の札を戸に!」
楓は、札を戸に貼る。
「まだ無理です犬夜叉。」
楓に塗り薬を塗りながら犬夜叉は、弥勒の説教を嫌々聞いていた。
「焦る気持ちはわかるが完全に傷を治すのが先です。」
「そうだよ。お前とて奈落を甘く見てるわけではあるまい。だからかごめを井戸の向こうに逃したのだろう?」
弥勒だけでなく楓も犬夜叉を説得していた。
「私とて無駄に命を落としたく無い。その為にはお前に早く元気になってもらわなけれ困ります。」
「何弱気な事言ってるんでぃ!だから俺は今からでも戦うって言ってんじゃねえか!」
この言葉を聞いた弥勒は、不自然なくらい爽やかになった。
「犬夜叉、大人しく寝ていなさい。何度言ったらわかるんだ!」
ドシ!ドシ!ドシ!
逆ギレした弥勒は犬夜叉を踏み続けた。
「これこれ、また傷が開くぞ?」
(ダイチ・・・こんな時に何でお前はかごめ世界に行っておるじゃ・・・)
七宝は、楓が弥勒を注意しているとダイチもいれば助かったのにと思うのであった。
弥勒達が帰った夜の事
「なあ、犬夜叉?」
「なんでぃ?」
「かごめとダイチは、今頃どうしてるのじゃろう?」
「しつけえ!ガキだなおめえもダイチがいるんだ、かごめの事は忘れろ!(何処かで生きていればそれでいい。女が死ぬのはもう嫌だ。ダイチ、頼んだぞ。)」
狼野干の寝ぐら。
「探したぞ狼野干。」
狼野干が怯えながら横になっていると奈落が現れた。
「な、奈落!?か、帰れ!俺はもう犬夜叉とは関わらん!」
狼野干は、昼間の弥勒の風穴が余程恐ろしかったと見える。
「仕方ない・・・お前の恐怖を打ち消してやる。」
四魂の欠片を狼野干に見せる。
「な、奈落何を!?」
怯えると奈落は、狼野干に四魂の欠片を吹き矢の様に頭に目掛けて飛ばした。
「がぁぁぁ!!」
狼野干は、苦しみ出し暴れて姿が丸い狼の頭からリアルな狼の頭になり身体も数倍に大きくなった。
翌朝
弥勒と楓は、犬夜叉のいる小屋の周りを結界で貼り妖怪が更に近づけない様に手を印で結んでいる。
「嫌な風だ。楓様ご用心を。」
「ああ、近づいておる。」
すると空から狼野干の放った狼達が空から襲いかかった。
「犬夜叉〜〜!何処だぁぁ〜〜?」
涎を流しながら血なまこで犬夜叉を探すが弥勒達の結界で姿は見えないどころか入れないでいた。
しかしこれは妖怪の攻撃だけであり通常の武器などは簡単に入ってしまう。
「ふ、小賢しい。」
奈落は隠れて見ていると矢を楓に目掛けて飛ばした。
「はっ!楓様!」
「ほ、法師殿!動いては!」
「そうもいかん!」
錫杖で矢を弾き返した。
そして結界が破れ小屋が丸見えになった。
「見つけた〜〜!犬夜叉!」
狼野干は、ジャンプすると小屋を踏み潰した。
ズバッ!
潰した瞬間に一閃の光と斬撃の音が聞こえると狼野干に斬り傷が出来ていた。
「外に出してくれてありがとよ狼野干。そこのババアとクソ坊主と小説を書いている馬鹿凱聖に閉じ込めらてたんでな!」
犬夜叉は、鉄砕牙を抜きながら既に戦闘態勢に入っている。
「保護してやったと言うのに・・・」
「恩知らずな輩ですな〜。思いません凱聖殿?」
ですよね〜弥勒くんに楓さん。
「大人しくしろぉ!」
狼野干は、犬夜叉に攻撃をするが避けて斬りこもうとするが!
ガシっ!
「!」
狼野干は、四魂の欠片を更に埋め込まれ鉄砕牙を真剣白刃取りをした。
「ぐぁ!」
犬夜叉は、鉄砕牙共々投げ飛ばされる。
「犬夜叉が投げ飛ばれた!?」
「犬夜叉の奴!口だけでまだ力が戻っていないのです!」
弥勒の言う通り四魂の欠片の力だけでない犬夜叉自身の体力もまだ出せないでいた。
「な、なんて力だ!あ!」
犬夜叉の目に止まったのはかごめが持っていた四魂の欠片だった。
そうあの投げ飛ばられた時に四魂の欠片が外に出ていた。
「でっかい四魂の欠片だぁ〜!」
狼野干は、それに目掛けて走るが犬夜叉もよろよろで走る。
だがその間を七宝が素早く四魂の欠片を取り走る。
「わ、渡さぬ!」
七宝は、全力で逃げまくる。
「逃すか〜!」
狼野干は、再び狼達を吐くと今度は七宝に目掛けて追いかけ始めた。
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
七宝は、走る走る!死ぬ気で走る!!
「七宝!伏せなさい!風穴を開きます!」
弥勒は風穴を開け様としていた。
「あ、あれは!?」
楓は、ある物が空から複数出てくるのを確認するとそれは最猛勝だった。
「奈落の毒虫!?」
弥勒はこのままでは風穴が使えない。
そう今最悪の事態になろっていた。
続く!
次回 再会