光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。
しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。
「来たー!森から来るぞー!」
此処はとある村で村人達が武器を構え何かが来るという感じだ。
「退治屋さん頼む!」
そう言うと村人達の後ろから大きな骨のブーメランを持った全身黒いタイツに近い服を着た16才くらいの少女がいた。
少女は、村人達よりも前に来て森から来る何かを待っている。
【シャァァァァッッ!!】
森から巨大百足が現れ向かって来た。
「はっ!」
少女は、大きいブーメランを軽々と投げると巨大百足のくびを真っ二つにした。
ピカッ!
巨大百足の身体から何かが落ちる。
「?」
少女がそれを手にしたのがそう四魂の欠片だった。
(やはり四魂の欠片か。)
少女は、全てわかっていたかの様に落ち着いていた。
「退治屋さんそれは?」
村人達も気になっている。
「百足が巨大化したのはこれが原因さ。」
少女は、仕事を終えると直ぐに小屋で素早く着替えるとこの時代の女性らしい着物に着替えた。
「それじゃあまた。御用があったらお呼び下さい。」
「退治屋さんお礼の方は?」
「いいよ。これ貰っていくから。元々四魂の玉はウチの里から出た物だからさ。」
何の因果なのかこれからこの少女珊瑚はこれからの運命を知らないでいる間でもあった。
一方その夜犬夜叉一行は。
「星がいっぱい出ておるわい。あの星の数と四魂の欠片の数とどっちが多いじゃろか?まだまだ先が長そうじゃ。」
夜空を見上げる七宝がそう呟く。
「そーでもねーんじゃねえか?」
犬夜叉は、七宝に妙な事を言う。
「何故じゃ?」
「奈落も俺たち同様に四魂の欠片を集めている。考え様によっちゃあ俺達の手間が省けるって事だ。彼奴に集めさせてあとでぶん取る!中々良い作戦だろ!?」
「犬夜叉よ。もっと考えればわかるんじゃねえか奈落が多く持てばそれだけ強くなるって事でもあるんだぞ?」
「ダイチの言う通りじゃ。」
ダイチがもっと厄介な事を犬夜叉に教える。
「う!」
「そうなっては手遅れになるかもしれん。」
「七宝の言ってる事が正しければ俺らが先に集めるべきって事でもあるな。」
その事を言われて戸惑う犬夜叉。
「はぁ〜オラの様な子供でもわかる事が何故分からんのか!全くどこまで頭の中がおめでたく出来とるんじゃ?」
「何だとぉ!?」
犬夜叉は、七宝をゲンコツしようとしたが。
「犬夜叉は、すべての欠片を手に入れてどうするおつもりですか?」
「おっ!俺も坊さんと同じ事を考えてたどうなんだよ?」
ダイチは、七宝を背中に隠すと弥勒同様に聞く。
「んな事決まってるじゃねぇか。俺は正真正銘の妖怪になるまでだ。」
迷いなく犬夜叉は、答える。
「ほぅそんな物ですか?」
「弱くちゃ何も出来ねえからな。気に食わない奴がいたって力で負けたらおしまいだ。」
(まぁ今までの生き方して来たらそうなるかもな。けど本当にそうなのか?)
ダイチは、昔犬夜叉が四魂の玉を使い人間になり桔梗と共に生きたいと思ったので思う・・・・そう居場所が欲しいだけじゃないかと。
「しかし犬夜叉、お前が四魂の玉の力で妖怪になった時お前はお前のままでいられるんでしょうか?」
「ど、どう言う事でい?」
弥勒の意外な言葉に戸惑う。
「四魂の欠片の力を使って良い事をしている者を見たことありますか?私は思うのです。四魂の玉の力を得る者はそれと引き換えに心を失うのだと。」
「え?」
ダイチも考えるが確かにそんな感じもする。
「けっ!俺は別に良い妖怪に成りたいと言った覚えはないぞ。」
「だがお前はかごめ様を守りたいと思っている。その為に力が欲しい。しかし四魂の玉を使って妖怪になった時お前はお前はかごめ様や七宝やダイチ殿を食い滅ぼすかもしれません。」
ダイチは、弥勒の話を聞きながらかごめが息を潜めて起きている事に気付く。
「み、弥勒、お!オラもか?お前も喰われないのか?」
七宝は、ダイチにしがみついて震える。
「私はとっとと逃げます。」
あっさりと弥勒は、答える。
(く、くだらねぇ!今までの四魂の欠片に関わったら妖怪共は最初からロクでもない妖怪共はだったんだ。それだけのこった!俺は違う!)
犬夜叉は、自分だけ違うそう何度も思い込んでいた。
翌朝
「何!?女が四魂の欠片を持ってた!?」
訪れた村で四魂の欠片の情報を聞くと昨日の巨大百足の事を犬夜叉達に村人が話した。
「こら!答えろ!」
犬夜叉は、強引に聞き出そうとする。
「また妖怪じゃ!」
「退治屋に頼まねば!」
村人たちは、怯える。
「落ち着けよ。犬夜叉は、さがってろ。坊さん村人たちを落ち着かせよう。」
「そのようですね。」
ダイチと弥勒が村人たちの誤解を解くために話し合いで説得した。
「何?退治屋だと?」
「へぇ〜。妖怪退治を商売にしている人達がいるんだ。」
村人たちも無害と判断したのか説明してくれた。
「それでその退治屋が四魂の玉の欠片を集めていると言う事ですね。」
「まぁ何でも玉は元々自分達の里から出た物だと言ってたな。」
「んだ。」
その言葉を聞いて犬夜叉一行は驚く。
「犬夜叉知ってましたか?」
「いや・・・俺が玉の存在を知った時はもう四魂の玉は桔梗が守っていた。」
「それ以前って事か玉が何処から来たのかなんて考えなかったな。」
ダイチも当たり前の事を見逃していた。
此処は退治屋の里
里の周りには巨木の壁となっており普通の妖怪では侵入は困難だったがその扉が重く開いた。
「おかえり珊瑚ちゃん。」
「ただいま。」
扉から巨大百足を倒した珊瑚が帰って来た。
「百足の足と皮を持って来た。鎧作りに使えるよね。」
珊瑚は妖怪の素材を里の人に預けた。
「キューン!」
里の奥から尻尾を二本持ったシャム猫に近そうな猫が珊瑚に飛びついて甘える。
「よしよし雲母良い子にしてたか?」
珊瑚は、雲母を撫でまわす。
「姉上ぇー!」
少年がやって来て珊瑚を姉上と呼ぶ。
「ただいま琥珀。」
「父上が・・・お頭が呼んでる。」
珊瑚は、弟に連れられて父が待つ小屋に向かう。
「そうか・・・四魂の欠片を手にしれたか。出来したぞ珊瑚。」
父は四魂の欠片を神棚に祀ると手を合わせる。
その神棚の奥には絵が描かれており斧槍を持った狼か羆の様な甲冑を着た侍の絵だったがどうやらこの退治屋の里の神様的なものらしい。
「父上。そんなんで欠片の邪気は鎮まるの?」
「ダメだろうな。」
「やっぱりね。」
「50年ほど昔霊力に強い巫女様にお預けして清めてもらったと言うがその方も結局は玉をめぐる争いで亡くなったと言う。儂等に出来ることは玉を清める霊力を持つ者が見つかるまでこの里に集めて守っておくことぐらいだな。少し休んでおけまたすぐに仕事だ。」
「はいよ。」
「琥珀お前も準備しておくのだぞ。」
「え?俺?」
琥珀は、不安と驚きを隠せない。
「お前も11だ。そろそろ実戦出ねばな。」
「うん。」
琥珀は、気が進まない様子。
「ねえ姉上?」
「ん?」
琥珀は、自宅の庭で姉と二人だけになっていた。
「妖怪は、火や毒を吐くのか?」
「時々ね。」
「そうか・・・」
琥珀は怖いらしい。
「琥珀お前怖いの?」
「そ、そんな事は無いけど。」
「平気だよ。あたし等が退治するのは蛇や蜘蛛のデッカイ奴だもん。父上が言ってるよ一番怖いのは人間のフリをしている奴だってそう言う奴等は四魂の欠片を手にしれたら大変だって。」
珊瑚は、一番タチの悪い奴のことを弟に教えた。
それから珊瑚達退治屋は、仕事の為にあるお城に向かった。
「よく来たな退治屋。夜な夜な大蜘蛛が遅い城中の者も数名喰われておる。しとめられるか?」
「はっ!お任せあれ。里の中から手練れ者を選りすぐりておきました。」
珊瑚達の父のお頭が言葉巧みに言う。
「ほう。手練れと申しても女子らしき者や子供までおるでは無いか?」
殿様が嫌味たらしく珊瑚と琥珀を見る。
「この二名は手前の娘と息子にて里の中でも一二を争う名手。今宵はその腕をとくとご覧入れましょう。」
「だってさ頑張れよ琥珀。」
琥珀の隣にいた珊瑚が小声で言う。
(ち、父上の嘘つき。)
琥珀は、ますます不安になる。
ゴロゴロ!
雷鳴が聞こえると何かの気配がして来た。
「く!来るぞ!頼むぞ退治屋!」
侍達は、刀を抜いたり槍を構えていた。
「はっ!行くぞ!」
お頭が言うと一同は素早く持ち場につく。
すると雲から大蜘蛛が降って来た。
城の奥では・・・・
「また物の怪が出たのか?」
「若の御病気がそう長くあるのは物の怪の陰の気のせい。退治屋を呼びました故この騒ぎも今宵限りかと後は一日も早くご回復を。」
「退治屋?」
若様は爺やらしい者からそう説明される。
大蜘蛛は、口から大量の糸を吐いた。
退治屋達は隙を探しながら進む。
「うわぁぁ!」
琥珀は、蜘蛛の糸に絡まるが。
ビリッ!
仲間の退治屋がそれを斬って助ける。
「琥珀。落ち着いていけ。」
慣れていない琥珀を仲間がフォローする。
「おら!」
「よし!抑えた!」
「飛来骨!」
珊瑚がトドメをさした。
「す、すごい姉上!」
「珊瑚は村一番の手練れだからな。」
「よーし!念の為首を切り落とすぞ!」
退治屋達は大蜘蛛の首を切ろうとしていた。
「よーし、俺も。」
琥珀も行こうとするが何かの糸が琥珀の首にくっ付いた。
「図体だけデカくて大した事はなかったな。」
退治屋達はそう言いながらも首を切ろうとしている。
(簡単過ぎる。この蜘蛛・・・?)
退治屋達が何かに斬り裂かれた。
「「「ぐあぁぁぁぁっ!!!」」」
退治屋達は次々と珊瑚の目の前で殺された。
「!?あ!」
珊瑚は後ろを振り向くとそこには。
琥珀が血塗れの武器を持って人形の様に立っていた。
「どうして?」
珊瑚ですらも分からなかった。
「琥珀!何故父上達を!?」
そう言っている間に琥珀は珊瑚に向かってる走る。
「やめろ琥珀!」
シュッ!
琥珀の武器でもある鎖鎌は珊瑚のマスクの辺りに攻撃してマスクが外れた。
「お前?私がわかんないの?」
珊瑚は、琥珀に異変が起こっているに驚く。
「おい!退治屋!?一体何を!?」
侍達が止めようとすると。
「やらせておけ。良い余興だ。」
殿様は殺しを見たいかの様に侍達に待たせる。
「どうしたんだ琥珀!」
珊瑚は、腰の刀を抜くと琥珀も刀を抜き鍔迫り合いになる。
「はっ!」
琥珀の首から蜘蛛の糸らしき物が出てるが見える珊瑚。
(蜘蛛の糸?)
その糸を辿り見ると殿様の方に糸が繋がっていた。
「あいつ!」
珊瑚は、琥珀を避けて飛来骨を持ち殿様の方に走る。
「お前の仕業か!?ぶっ殺す!」
珊瑚は殿様が琥珀を操る犯人だとわかった。
「姉弟諸共乱心したぞ。殺せ!」
殿様が命じると侍達が珊瑚に襲いかかる。
「おのれ!」
珊瑚は、軽々と飛来骨を振り侍達を払う。
クザッ!
「う!」
珊瑚の背中に刺さる様な激痛が身体の中を走り巡る。
「?」
珊瑚は、自分の背中に琥珀の鎖鎌が刺さり振り向くと琥珀が自分を刺した事に気が付いた。
「あ、姉上!」
その瞬間から正気を取り戻した琥珀は自身の意思でないとは言え最愛の姉をやってしまった事に深い後悔と悲しみで涙を流した。
「琥珀?」
「お、俺!姉上!」
琥珀は珊瑚に向かって叫びながら来ようとする。
ヒュッ!
「あ!!」
「琥珀!」
琥珀は、侍達の放たれた矢に撃たれて倒れる。
「次の矢を放て!」
殿様は、今度は珊瑚を殺す様に仕向ける。
「こ!琥珀!」
「あ、姉上・・怖いよ・・」
口から血を出して琥珀はそう呟く。
「だ・・・大丈夫、あたしが・・・!」
今度は珊瑚に矢が撃たれた。
「姉弟仲良く仲直りか。めでたしめでた・・ズバッ!
殿様の後ろから何者かが斬る。
「と、殿!若!殿に一体何を?」
侍達は、分からなくなっていた。
「これは父上ではない。見てみよ。」
死んだ殿様の頭が突然動き出して蜘蛛になりそのまま若の刀が刺し殺す。
「父上の様子が尋常ではないと思っていたが妖怪に乗っ取られていたのだな。退治屋達は、気の毒な事をした。庭の隅にでも埋めてやれ。」
退治屋達はそのまま丁重に葬られた。
その頃の犬夜叉一体は
「まいりましたな。誰一人退治屋の村の場所を知らぬとは。」
「忍者の里じゃねえのに厄介だな。」
「山の中ってだけじゃね。」
弥勒とダイチとかごめは、困り果てる。
「うるせい!兎に角探すんだ!」
犬夜叉は、愚痴を言わずに歩き続ける。
「犬夜叉、退治屋の里から奪う気か?」
犬夜叉の肩に乗っている七宝が聞く。
「あったりめえだろ!」
「逆に退治いいですけどね。」
「そうね、プロみたいだし。」
「頭を使って倒される事まであるかもな。知りてえな四魂の玉が何で出来たのか。」
「そうね元々四魂の玉は自分の里から出た物だって言うしね。犬夜叉もそれが知りたいと思うわ。」
ダイチとかごめは、そんな話をしながら犬夜叉を見ていると妙な風が吹いたまるで唸り声の様な感じだった。
「何か近付いてくる。すごく沢山。」
夜空を見上げると雲らしい物が月を隠しているがよく見ると。
「よ!妖怪の群れだ!」
「物凄い妖気。何これただの妖気じゃないわ!」
「確かに禍々し過ぎて気分が悪くなる。」
「多分殺気だ!何かを襲う気だ!」
「行くぞダイチ!」
犬夜叉は、七宝を乗せながらダイチも後から追う。
「追いましょう!」
弥勒とかごめも犬夜叉達を追い走る。
退治屋達が葬られた城
「あの退治屋の姉弟よく見りゃまだ幼かったのにな可哀想にのぉ。」
城を夜の警護している侍が見回りしながら墓の前で言いながら去ると墓の辺りが盛り上がり珊瑚が出て来た。
「ち、ちくしょう・・・死んでたまるか・・」
珊瑚は、手を使って歩んだ。
すると屋敷から若が出て来た。
「!退治屋の娘!?まだ生きていたのか?」
若が見ると珊瑚は血走った目で目上げた。
退治屋の里では
「ふふふ。」
退治屋の里には妖怪の群れが襲いかかり戦場のそのものに狒々の皮を被った男そう奈落が徐々に近付き里に侵入した。
奈落の目的の場所は妖怪達と同様に四魂の欠片だった。
小屋の中では複数の四魂の欠片を奪おうと妖怪達が殺し合いをしようとしていた。
「退治屋への積年の怨み晴らせたようだな。ワシが退治屋の砦に手練れがいないと教えてやったと言うのにそのワシを襲うと言うのか?」
妖怪達が奈落を囲み遅い始めた。
だか!
妖怪達は瞬時に奈落に吸い込まれ喰われてしまった。
「良い気になりおって。」
奈落は退治屋の里の四魂の欠片を奪い何処かに去る。
翌朝
犬夜叉一体は、妖怪の群れの後を追ったが見失うと。
「あれは?」
「妖怪達が狙ってたのは。」
「此処だ!」
「おい!待てよ犬夜叉!」
犬夜叉の向かう先には煙が上がる退治屋の里だった。
「!」
里の中を見ると沢山の人間と妖怪の骸だらけだった。
「こ、これは!?」
「妖怪と戦ったのか?」
「間違いねえ。この砦は俺達が探していた妖怪退治屋の里だ。」
犬夜叉が言うとかごめが辺りを見回した。
「どうしたかごめ?」
「四魂の欠片の気配ないね。」
「奪われた後という事ですね。」
「直ぐ追えば追いつくかもしれん。」
「おいおい七宝その前にやることあるだろ?」
「そうだぜ。まずは村人の墓を作ってやらねえとな。これは惨すぎる。」
「そうですね。」
辺りにも酷い有様で犬夜叉も墓を作る方が良いと思う。
「!何かいる!?」
かごめは、犬夜叉に隠れる。
「「!」」
犬夜叉は、鉄砕牙を構えダイチも魔戒斧を待つ。
小屋から虎よりも大きい二本の尻尾を持つ猫の妖怪が現れる。
「グルルルル・・・・!」
猫の妖怪は、ダイチを見た瞬間に威嚇の声を出さずにまるで驚いたかの様にジッと見つめていた。
「え?何お前?」
ダイチの目が意味わからない様に丸くなる。
「ん?」
ジーーー・・・・
ダイチは、この妖怪に何か知っている変な気配がしてるので自分には触るぐらいなら何もしないとわかり頭の毛中の物を掴んだ。
「お、おい雲母よ!ひ、久しぶだなダイチ。」
冥加(ノミジジイ)だった。
そして
プチッ!
定番の手で潰され真っ平らになった。
ドシィーン!
猫の妖怪は、ダイチを倒し顔を舐めまくる。
猫の妖怪の周りから火の様な煙が出ると今度はシャム猫の様な猫に変わりまたダイチを舐め回す。
「な!」
「あ、可愛い。」
かごめが可愛いと見惚れるがそれでも猫の妖怪雲母はダイチを舐めまくる。
「お懐かしゅうございます犬夜叉様!」
冥加は、犬夜叉の鼻から血を吸うが直ぐにダイチ同様に潰され真っ平らにまたまたなる。
「冥加じじい。」
「何でこんな所に?」
犬夜叉とかごめは、真っ平らの冥加を見る。
「お知り合いで?」
「犬夜叉の家来じゃ。」
初対面の弥勒に七宝が説明する。
「はっはっはっ!お、おい!やめろよくすぐったい!はっはっはっはっはっはっ!!」
しばらく雲母はダイチを舐めまわした。
そして一行は、死んだ里の人の供養をした。
「此処が退治屋の里なのかノミジジイ?」
作業が終わるとまた雲母に懐かれるダイチは、冥加に聞く。
「さよう、此処は妖怪退治屋の隠れ里。この里の者達は先祖代々妖怪退治を生業として来た者達じゃ。」
「そりゃ妖怪供からさどや恨まれていただろうな。」
犬夜叉も話に入って来た。
「しかし、よりによって今襲って来るとは・・・」
「どういう事だよ?」
「数名の手練れがさるお城に呼ばれ里の守りが手薄時じゃった。何やら胸騒ぎがする城に向かった者達は無事であろうか。」
冥加は、心配であった。
その城では
「良かった・・・せめてお前一人でも生きていて。」
若は心配そうに声をかけるが珊瑚は返事の一つも返したくなかったらしい。
「これ退治屋!若にご返事をせぬか!」
「爺、良い。珊瑚と申したなすまなかった・・・お前の親父殿も弟も仲間達も。」
若は珊瑚に謝罪をした。
(何故だ?どうしてこんな事に・・・)
珊瑚は、悔やんでいた。
???
「若。」
若はその声が庭にあると感じて見ると。
「奈落。」
「はっ、仰せの通り急ぎ里の退治屋に馳せ参じましたが里は攻め滅ぼされておりました。」
珊瑚は、奈落の言葉を聞き耳疑う。
里ではダイチとかごめがお墓に花を丁寧においていた。
「残念ですな。里の人に色々話を聞きたかったのですが・・・」
弥勒は手を合わせて呟く。
「冥加じじいてめぇ少しは知ってんだろ?」
「え?」
犬夜叉は、勘強い。
「え?四魂の玉の事でございますか?」
「冥加爺ちゃん、もしかすると此処で玉の事を調べていたの?」
「うむ・・・以前から気になっておってなそもそも四魂の玉とは何なのか・・・なにしろ玉に関わった者達は皆不幸な目にあっておるし。四魂の玉の噂を徹底的に調べこの村に辿り着きました。しかし一つ気になる事があるのですじゃ。道中白い狒々が見え隠れするのですじゃ。」
「「白い狒々だと!?」」
ダイチと犬夜叉は、驚く。
(奈落だ近くにいる。)
全ては奈落が元凶だった。
城では
「詳しく話せ。そちが退治屋の里で見た事を。」
「夥しい里人の亡骸と里を襲う半妖犬夜叉。犬夜叉は、四魂の欠片を集めており完全な妖怪に望む者。」
「四魂の欠片?」
「妖怪退治屋の里なら手に入ると考え里を襲ったと思われます。」
その話を聞いていた珊瑚が力一杯立ち上がり若と奈落の所に来た。
「珊瑚。」
「あたしの武器を・・飛来骨を返せ!里を襲った奴を半妖の犬夜叉を殺しに行く!」
珊瑚の目は殺気立っておりそれを見ていた奈落は己の事が運んだ事に笑っていた。
次回 傀儡