犬夜叉 獣身狼伝   作:凱聖

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今回から主人公ダイチの因縁の様に変わるよ。それでは始まるよ!


傀儡

光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。

 

しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。

 

森の中

 

「此処から先は馬では無理。」

 

奈落は、馬の手綱を気に縛ると死んでいるかの様な珊瑚に近づく。

 

「珊瑚・・・死んだか?」

 

奈落は行こうとする。

 

「巫山戯るな!死ぬものか!」

 

珊瑚は、目を開けて殺気を奈落に放つ。

 

「ふっ、ならば良いが果たしてその体で満足に戦えるのかな?」

 

「よ・・妖怪退治はあたしの仕事だ。」

 

城の若が珊瑚を止めたが珊瑚は、聞く耳を持たなかったので奈落に手伝う様に命じ必ずまた帰ってくる様に言った。

 

(戻りはしない。あたしはきっと長くはない。頼む私の身体持ち堪えてくれ。最後の仕事が終わるまで!)

 

珊瑚は、死を覚悟していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退治屋の里

 

「四魂の玉が作られた洞窟だと?」

 

「はい、これから参ります村外れにある鍾乳洞なのですがこの里は工房の役割もありましてな。」

 

「工房?」

 

「退治した妖怪の骨や皮で武器や鎧を鎧を作っております。」

 

冥加が長々と説明しているとダイチの肩には七宝の他に。

 

「おい!だから舐めるなってくすぐったい!」

 

「キューン!キューン!」

 

雲母は、未だにダイチから離れない。

 

「ダイチ?」

 

「七宝なんだよ?」

 

「雲母の奴お前の事をコウヤと呼んでるぞ?」

 

七宝のその言葉でダイチの動きが止まった。

 

「コウヤだと?」

 

ダイチは、何故祖父の名を雲母が知っているのか疑問になりながらも再び動き出す。

 

「此処です。不必要な残骸は此処で廃棄されます。」

 

冥加は、話をしていた鍾乳洞に辿り着く。

 

「この鍾乳洞中には妖怪の残骸だらけなのですがどうやらその奥には元々大量の妖怪の死骸がありまして。」

 

「そこで四魂の玉が?」

 

先頭を歩いていた犬夜叉とかごめが鍾乳洞を見る。

 

「はい、そういう話がこの地に伝わっております。」

 

「よく調べたな冥加じじい。」

 

「ありがたきお褒めの言葉!犬夜叉様のお力になれればと苦労したかいがありました。」

 

「そっか、俺の側にいると危ねえ目にあうからてっきり逃げたんだと思ってたんだぜ。」

 

「犬夜叉様!それはないでしょう!」

 

「悪かった悪かった。」

 

「では入って見ますか?」

 

「そうだな。行くぞ。」

 

「おう!」

 

ダイチと犬夜叉が先に鍾乳洞へと入ろうとした。

 

「あ、犬夜叉様!ダイチ!お待ちくだされ。」

 

冥加が犬夜叉達を止める。

 

「何だ?」

 

「どーしたんだよ?」

 

ダイチは、先に鍾乳洞の奥に進むが

 

ビリッ!

 

「うわ!」

 

犬夜叉は、何かの壁があるのか先には進めない。

 

 

「何やってんだよ犬夜叉?パントマイムごっこか?」

 

先に進んだダイチは、犬夜叉だけでなくかごめ達の様子が変な事に気付き止まる。

 

「なわけねーだろが!」

 

「この洞窟には強力な結界の様な物が張られておりまして容易に入る事は出来ません。」

 

「そういう事は先に言え先に!何でお前だけ行けんだよ!?」

 

犬夜叉は、鉄砕牙を抜いて結界を斬ろうとするが直ぐに跳ね返されてしまう。

 

「犬夜叉!」

 

「くそっ!」

 

「お手上げじゃな。」

 

「洞窟には入れず詳しい話を聞くにもこの里の人間は死んでしまってる。」

 

「皆ではないでしょう?」

 

「何?」

 

「確か退治屋の手練れ達がどこかの城に行ったと?」

 

「まだ生きてる可能性もあるかもな。」

 

何故かダイチは、洞窟から出て来た。

 

「それよりダイチおめぇだけ行けるんだ。行って来い。」

 

犬夜叉は、ダイチだけ行けるので言うが。

 

「え〜〜や〜〜〜だ〜〜〜〜ッ!!俺だけ行けてもなんかさ差別じゃん。みんなで行けば怖いないし。」

 

ダイチの場合怖いという言うよりもみんなで行かなきゃ意味ないとそんな感じがした。

 

「けっ!じゃあ、その城に行って生き残りの退治屋に四魂の玉の秘密を聞き出すなりこの洞窟の結界を解かせりゃ話は簡単だな。」

 

諦めたのか犬夜叉は、次のことを言う。

 

「さてそうと決まったら出発するぜ。」

 

犬夜叉達は、城に向かおうとした。

 

かごめがいやダイチも洞窟の中を覗いていた。

 

「何やってんだかごめ、ダイチ!」

 

「おう!」

 

「あ、待ってよ!」

 

犬夜叉達は、城に向う為に森を歩く。

 

「で、冥加じじい城に向うにはこの方角なのか?」

 

「あれ?犬夜叉様?城の場所を知らずに歩いておったのですか?」

 

「う!お、お前が何も言わないからこっちで良いのかと思ったんだよ!」

 

「犬夜叉、その城はさほど離れていない筈お前の鼻は城を嗅ぎつけられませんか?」

 

弥勒は、犬夜叉に案を出した。

 

「ああ、それがこの辺りには全く気配がねぇ。」

 

すると雲母の耳が動くとダイチも動き始める。

 

「伏せろ!」

 

ダイチは、魔戒斧を構えて叫ぶと犬夜叉達は伏せて前方から何かが投げられる。

 

キィーンッ!!

 

ダイチは、魔戒斧を野球のフルスウィングしながら投げ返した。

 

「貴様が犬夜叉だな。」

 

珊瑚がダイチに聞く。

 

「いや、俺はダイチ。犬夜叉は、こっち。」

 

ダイチは、珊瑚に犬夜叉を指差す。

 

珊瑚は、ダイチの指差す方を見ると睨む。

 

「退治する!」

 

戦う気満々だ。

 

「な、何もんだ?」

 

「珊瑚!」

 

「ノミジジイ知り合いか?」

 

ダイチは、冥加に聞く。

 

「犬夜叉様退治屋の里者です。珊瑚と争ってはなりませぬ!」

 

「飛来骨!」

 

珊瑚は、飛来骨を先程の様に投げ飛ばした。

 

「んな事言ってる場合か!」

 

犬夜叉は、鉄砕牙を抜くと飛来骨を受け止めるがかなり後ろに下がった。

 

「鉄砕牙が押されている!?」

 

「犬夜叉・・」

 

ダイチと犬夜叉以外は避難していた。

 

「てめぇ何故俺を襲う?」

 

犬夜叉は、狙われるのが理解できなかったので聞いた。

 

「黙れ半妖!里のみんなの仇!」

 

戻って来た飛来骨を再び投げ飛ばす。

 

「おい!お前何言ってんだ!」

 

「どう言う事だ冥加じじい!」

 

飛来骨を避けながら冥加に聞く。

 

「わ、ワシにもさっぱり!」

 

冥加にもわからない。

 

「犬夜叉様戻って来ます!」

 

犬夜叉達も下手に攻撃は出来ず避けるしかなかった。

 

「あの武器なんとかしないと!」

 

「ですな風穴!」

 

弥勒は、右手の風穴の封印を解き飛来骨の軌道を変えた。

 

「捕らえた!」

 

すると空から最猛勝達がやって来た。

 

「あれは奈落の毒虫!」

 

「いかん弥勒!吸ったら毒にやられるぞ!」

 

「な、何故ここに!?」

 

弥勒は、風穴を閉じた。

 

「「ま、まさか!?」」

 

珊瑚の後ろを見ると奈落がいた。

 

「ふふふ、犬夜叉。大人しく退治屋に成敗させるが良い。」

 

「膿栓野郎!」

 

「てめぇここであったら百年目だ!」

 

ダイチと犬夜叉は、奈落に向かって走る。

 

ダイチは、飛来骨が邪魔で行けず犬夜叉も通り越したが足元を珊瑚の持つ鎖で奈落に攻撃は出来なかった。

 

「お前達の相手は私だ。」

 

珊瑚は、犬夜叉達を完全に敵だと思い邪魔する。

 

「てめぇ!邪魔しやがるとぶっ殺すぞ!」

 

「やってみろ!里の者達にもそう言って殺したんだろうが!私はそうはいかない!」

 

「待て。俺達は里なんか襲ってない!誰も殺していない!妖怪達が里をおそったんだよ!」

 

ダイチは、珊瑚に説得させようと話す。

 

「黙れ!」

 

珊瑚は飛来骨で攻撃をする。

 

「!」

 

珊瑚が飛び上がった時にかごめは背中から四魂の欠片の気配を感じた。

 

「く!」

 

犬夜叉は、飛来骨を弾くと帰って来る前に珊瑚に向かう。

 

「毒粉!」

 

珊瑚は、装備から何かを投げると辺りが毒の煙に覆われる。

 

「お前の様な耳をしている奴は大体は臭いに弱いんだ。」

 

妖怪を熟知している退治屋だからそこの知識。

 

「流石は妖怪退治専門の退治屋。これはこれは法師殿。」

 

犬夜叉達が珊瑚に目をやっている隙に弥勒が奈落の所まで来た。

 

「奈落!成敗する!」

 

「そうはいかん。ワシは四魂の欠片を全て集めねばならんのでな。」

 

「何を企んでいるのか知らんが此処までだ!」

 

奈落は刀を抜き弥勒も錫杖で交戦し始める。

 

ズバッ!

 

奈落の刀を持つ手が錫杖で斬られると倒れ込む。

 

「これまでだな。」

 

倒れた奈落に弥勒がとどめをさそうとする。

 

斬られた腕がかごめの元に来て首にかけていた四魂の欠片を奪い再び奈落にくっ付く。

 

「これは貴様等なんぞが持つ物ではない。四魂の欠片さえ手に手に入れられれば長居は無用。」

 

「奈落てめぇ!」

 

犬夜叉も奈落にやって来た。

 

「さらばだ。法師それに犬夜叉。」

 

「おのれ!逃すか!」

 

犬夜叉と弥勒はかかるが奈落の身体から瘴気が放たれ近づけない。

 

「珊瑚さらばだ必ずや犬夜叉を倒し戻ってこい。」

 

瘴気の竜巻となった奈落は珊瑚に言い残すとこの場を後にした。

 

(奈落・・・本当に信用して良いのか?)

 

「ん?」

 

ダイチと珊瑚の間に雲母がやって来た。

 

「雲母。お前生きていたの?」

 

ダイチは、魔戒斧をしまうと何もしないでただ珊瑚と雲母を見る。

 

「雲母、あいつの後を追え。もし妙な事をしたら殺せ。」

 

珊瑚が命じると雲母は、顔色を変えて大きな猫の妖怪に変わる。

 

「もう止めろ。これ以上戦ったら死ぬぞ!?手見てみろ?」

 

「え?あ!痛みを感じなかったの・・・」

 

珊瑚の気付かぬ間に珊瑚の手が血塗れになっていた。

 

「ダイチさん!」

 

かごめと七宝が来ると珊瑚は微かだが力がなくなっていく。

 

「俺も混ぜてくれよ。なに雲母だっけ?俺も膿栓野郎には色々あるしな!」

 

ダイチは、魔戒斧で召喚陣を描き戯牙に変身した。

 

「あ!あれは!」

 

ダイチが変身した戯牙を見て珊瑚は驚く。

 

そうかつて退治屋の里に伝わる伝説の侍『戯牙』の事を。

 

「琥珀・・・・」

 

戯牙を見た途端に気が緩まったのか珊瑚は、最愛の弟の名を呼び気を失う。

 

『かごめコイツを頼む。悪りぃな雲母に乗させてもらうぞ。』

 

戯牙は、雲母に跨ると雲母も走り空に飛び奈落を追う。

 

「かごめ!」

 

「犬夜叉!」

 

かごめが珊瑚を介抱していると犬夜叉がやって来た。

 

「待て奈落!」

 

弥勒は追いかけ続けるが道が無くなっており追えずにいた。

 

『坊さん!』

 

雲母に乗った戯牙がやって来ると弥勒を戯牙の後ろに乗せた。

 

「ありがたい!」

 

そして再び奈落を追う。

 

「奈落!」

 

直ぐに奈落に追い付くと弥勒は錫杖で殴り飛ばすと身体から蔓の様な物が出て襲い掛かる。

 

『くっ!』

 

戯牙は、獣身斧で斬り裂き飛ぶが雲母が奈落に掴まれそれに続き弥勒も一緒に落ちる。

 

ズバッ!

 

蔓も斬れるが直ぐに再生する。

 

『面倒だな!』

 

「甘く見るなよ。」

 

戯牙が獣身斧を待ち構えると弥勒と雲母も後ろに来た。

 

「こいつ一体?」

 

奈落のその姿に弥勒は驚きを隠せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬夜叉達の方は

 

(背中・・・暖かい・・・誰?・・・・はっ!)

 

微かに意識が戻ると見覚えある赤い着物を見て我に返った。

 

そう走ってる犬夜叉に背負われながら珊瑚は、起きた。

 

「おまえ!?」

 

「気が付いたか?」

 

「おろせ!あたしをどうする気だ!?」

 

「何!?」

 

犬夜叉は、珊瑚の態度に怒りそうになる。

 

「奈落を追ってるのよ。四魂の欠片取られちゃったから。」

 

犬夜叉の髪の下から珊瑚同様に背負われているかごめが説明する。

 

「おう、珊瑚とか言ったな?てめぇこれ以上ウダウダ言ってると捨ててくぞ!」

 

「何!?」

 

珊瑚は、怒りそうになる。

 

「もう!犬夜叉!あんたそう言う言い方するから誤解されるのよ!ごめんね、口と目つきは悪いけど本当は優しい所もあるのよ。」

 

「お前な・・・」

 

犬夜叉は、色々言われ言い返せなかった。

 

「珊瑚、犬夜叉様達は手傷を負ったお前をほっとけなかたんじゃ。」

 

「冥加爺。」

 

「へっ!飛ばすぜ!」

 

犬夜叉は、戯牙が行った方向へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『坊さん!こいつはどうなってんだ!?』

 

「はい、奈落のこの身体は・・・まやかし?」

 

戯牙達と奈落の睨み合いが続いていた。

 

「まやかしかどうか自分達の身体で味あうが良い!」

 

奈落の蔓が戯牙達を襲い始める。

 

『てぇい!』

 

「はっ!」

 

戯牙達は次々と蔓を壊すが直ぐに再生する。

 

「くそ!斬っても元に戻る!」

 

シュッ!

 

『坊さん!』

 

奈落の蔓が弥勒の身体を貫こうとしていた。

 

「てぁああああっ!」

 

そこへ犬夜叉が鉄砕牙を抜いて蔓を切り落とした。

 

「弥勒!てめぇ何やってんだ!だらしねえぞ!」

 

「はっ!犬夜叉後ろ!」

 

弥勒は、貫きそうになっていた蔓を払うと犬夜叉に注意する。

 

『おりゃ!』

 

戯牙が獣身斧や拳を使い犬夜叉へ来た蔓を破壊した。

 

「犬夜叉生きていたのか?」

 

「けっ!俺が人間ごときにやられるかってんだ!」

 

「手負いの退治屋に苦戦してる様に見えたが?」

 

奈落は挑発をして来た。

 

「うるせえ!奈落てめぇなんだな!?妖怪の群れを里に差し向けて全滅させたのは!?」

 

近くにいる珊瑚はかごめと一緒に犬夜叉と奈落の会話を聞く。

 

「ワシはただ里の守りが手薄だと妖怪供に伝えただけ。」

 

言い方を変えれば奈落が全て仕組んだ犯人と言うことになる。

 

「!」

 

珊瑚は真の敵は奈落であると悟った。

 

「里にある四魂の欠片が狙いだったのか!?」

 

「ほう、察しが良いな。全く四魂の欠片の周りには争い事が尽きぬ。」

 

奈落は不敵に笑う。

 

「それだけの為に!たったそれだけの為に!!」

 

『巫山戯た膿栓野郎だ!』

 

 

犬夜叉と戯牙も怒る。

 

「奈落!」

 

「珊瑚か?」

 

奈落は今更生きていたのかと言う表情で見てた。

 

「城の妖怪は。あの化け蜘蛛は貴様の罠だったのか!?」

 

「罠?あの程度の戯言を罠と申すのか?この里の退治屋は今までどんな妖怪を退治して来たのやら。」

 

その言葉を聞いて珊瑚は、飛来骨を持つ。

 

「貴様!」

 

飛来骨を投げようとする。

 

が!

 

「あ!」

 

珊瑚の身体に埋め込まれていた四魂の欠片が直ぐに抜けると今までと違い飛来骨を投げる力が一瞬で無くなり倒れた。

 

「珊瑚さん!」

 

かごめは、珊瑚の側に行く。

 

「愚か者め。刃向かう者にこれを貸し続ける事はなかろうが。」

 

奈落は、蔓で珊瑚から出た四魂の欠片を直ぐに手にした。

 

「珊瑚さん!」

 

かごめは、珊瑚を介抱する。

 

珊瑚も動きたかったが四魂の欠片が無くなると全身から痛みがやって来てまともに動けなくなっていた。

 

「ふっ、犬夜叉を仇と信じ討ち果たせて死んでいれば良かったものを。」

 

『あんまし調子をこくなよ!』

 

「奈落!てめぇは、何時もそうやって人の心を!」

 

後ろに戯牙と正面に犬夜叉が同時に攻撃するが真上に飛び器用に避ける。

 

「桔梗とあの童の事を思い出したか?」

 

「黙れ!この外道が!」

 

『死ねええ!』

 

ズバッ!

 

鉄砕牙と獣身斧が同時に奈落の首を斬った。

 

ドシィーンッ!!

 

首を落とされると奈落の残った胴体は倒れた。

 

「巫山戯たやがって!」

 

『同感だ!』

 

犬夜叉と戯牙の所に弥勒がやって来た。

 

「呆気ない。これが本当に俺が求めていた奈落なのか?」

 

弥勒は簡単過ぎるので逆に不気味で仕方ない。

 

「この程度の男が桔梗と兵一を死なせただけじゃなく他の奴らも苦しめて来たのか?」

 

『ああ、おかしい・・・!犬夜叉、気を付けろ!』

 

戯牙がそう言うと胴体が再び動き出した。

 

「くっ!」

 

『ちっ!』

 

犬夜叉達はその攻撃を避ける続けていた。

 

「ワシは死なぬ。」

 

斬られた首が起き上がり喋り出す。

 

「首を斬られて生きてるどう言う事だ?」

 

弥勒は驚いたが奈落は攻撃を始める。

 

犬夜叉達は、攻撃を止めずに続けるが何度やっても蔓は再生する。

 

「元に戻る!?(四魂の欠片の妖力を使ってるんだわ。)」

 

かごめは、理解していた奈落は欠片の力を借りている事に。

 

「(何故私は気づかなかったんだ?あんな妖怪の妖気を感じなかった?いやそれどころか今でも・・・はっ!今のアイツは妖気を発していない。だとすると!)犬夜叉!それは傀儡だ!」

 

珊瑚は、退治屋の経験からか犬夜叉に今の奈落の正体を明かす。

 

「傀儡!?」

 

「傀儡の術は大体体内の奥に本体を隠している!胸を!ソイツの胸を狙え!」

 

「ふっ、気付きおったか。」

 

そう今の奈落は本体でなく操り人形である。

 

『そうか!』

 

戯牙は、獣身斧を奈落に目掛けて投げ放ち縦一文字に胴体を斬り裂く。

 

「そこか!」

 

傀儡の本体が見えると犬夜叉は、直ぐに斬った。

 

傀儡の奈落は、直ぐに灰と化して消えた。

 

「これが傀儡って奴か坊さん?」

 

戯牙の鎧を解くいたダイチが落ちていた四魂の欠片を回収すると斬られた傀儡を持つ弥勒に聞く。

 

「はい、これが傀儡の術です。この人形に巻き付けた髪がおそらく奈落の物。」

 

「じゃあ、今まで俺らが戦っていたのは!?」

 

「奈落の作り物です。大方本物の奈落は安全な場所でこいつを操っていたのでしょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃あの城では

 

ピキッ!

 

若の部屋では先ほど犬夜叉達が戦っていた奈落の傀儡があり壊れた。

 

「若。退治屋の娘も奈落も戻って参りません。返討ち合いにでもなさったのでしょうか?」

 

「ありうるな。城の警護を怠るな。」

 

「はっ!」

 

若はそう言うと部屋を後にして行く。

 

(この城とこの姿は仮の姿これから存分に使わせて貰うぞ蔭刀殿。)

 

通路から出てくる影姿が直ぐに狒々の皮を被った奈落に人見蔭刀はなったそう・・・人見蔭刀は奈落に殺され奈落が人見蔭刀になっていたのだった。

 

 

 




人物紹介

コウヤCV金尾哲夫(老人の時)松本保典(若い時)
先代の獣身騎士にしてダイチの祖父。
ダイチ同様に元老院に所属していた魔戒騎士で故人。
修練所の導師にして教え子の多くが実力のある魔戒騎士になる。
と言っても他の導師が見込みが無いと見捨てられた子供達を拾う。修練=遊びとしか思っていなく子供達にも遊びと思ってやって良いと言うほど変人であるが教え子や他の魔戒法師から人望がある男。
容姿は老人の時はワン◯ースのガー◯中将に似過ぎの老人でダイチ同様に元老院の魔戒騎士や神官とは仲が悪かった様子。
次回 祖父
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