犬夜叉 獣身狼伝   作:凱聖

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今回まで戯牙は出て来ません。さて始まるよ!




光あるところに漆黒の闇ありき、古の時代より人類は闇を恐れた。

 

しかし、騎士と仲間達の刃と力そして勇気で人類は希望の光を得たのだ。

 

前回のあらすじ。

 

犬夜叉の右目に隠された黒真珠を手にした殺生丸はそれを使い父の骸が眠る場所を開き宝刀鉄砕牙を手にしようとしたが鉄砕牙の結界によって手に入れられなかった。そこへ仲間と共に犬夜叉がやって来て鉄砕牙を握る事が出来たが今度は抜けないと言う事になり殺生丸との交戦が始まるが美少女かごめが鉄砕牙を偶然抜くと言うアクシデントが起こり周りの者達は驚きを隠せなかった。

 

「あああ!ば!馬鹿な!犬夜叉はともかく殺生丸様にすら抜けなんだ鉄砕牙を何故人間が!?」

 

邪見は理解できない状況に戸惑いを隠せなかった。

 

「「余所見してんじゃねぇ!」」

 

犬夜叉とダイチは、そのまま殺生丸を攻撃するが直ぐに避け移動する先はかごめの目の前だった。

 

「わっ!?」

 

「貴様何者だ?何故この鉄砕牙が抜けた?」

 

殺生丸はかごめに問い詰める。

 

「もはや犬夜叉様は、眼中に無い様で命拾いしましたな。」

 

ホッとする冥加。

 

「ドアホ!殺生丸!その女は関係ねぇ!」

 

「俺らが相手だ!!」

 

二人が殺生丸に怒鳴るが殺生丸は、振り向こうともしない。

 

「犬夜叉!来ないで!切るわよ!」

 

かごめは殺生丸に威嚇を示す。

 

「私にもお前にも抜けなかった鉄砕牙。その結界を容易く解いた女。それを見逃せと言うのか?」

 

殺生丸はかごめを殺す気なのは確実だった。

 

「結界が何故解けたかは俺にもわからねぇが!そいつはただが人間の小娘だ!かごめ!殺生丸に鉄砕牙を渡せ!」

 

「嫌よ!こいつはこの刀が抜けなかったでしょ!?それって刀の持ち主はこいつじゃ無いってことだもん!だから絶対に嫌!」

 

「馬鹿野郎!人間のお前には関係ねんだ!これ以上でしゃばんな!」

 

「で!でしゃばるなですって!「ふっ!犬夜叉・・・つくづく人間が気になるらしいな。何故庇う?何故逃す?何故愛する?何故つるむ?」

 

殺生丸は、犬夜叉達にふり向きながら言い続ける。

 

「偉大なる父上の力。人間に対する慈悲などと言う言葉は私は受け継がなかった。人間の女を・・貴様の母を思うなど生まれた心の隙が父上をこの骸に陥し入れたのだ。」

 

殺生丸は、父親の死の真実を知るかの様に話を続ける。

 

「貴様には汚れた人間の血が流れている。その血がお前を人間に近づけているのか?私には見えぬのだ。人間などと言う低俗極まりない者は・・・」

 

殺生丸の手から怪しい光が出る。

 

「はっ!」

 

ダイチは、一目散にかごめの前に立つと彼女の盾になる様に掴み殺生丸に後ろを向けた。

 

「ああ!犬夜叉!」

 

「うわぁぁぁっ!!」

 

殺生丸から毒の瘴気が出るとそのままかごめとダイチを溶かした。

 

「かごめ!ダイチ!」

 

犬夜叉も寄るがもう既に二人は溶けてなくなっていた。

 

「つまらんなのう?犬夜叉?」

 

「殺生丸!」

 

「人間も半妖も!」

 

「散魂鉄爪ッッ!!」

 

犬夜叉は、力一杯技を繰り出す。

 

シュルルッ!

 

「くっ!」

 

犬夜叉は、殺生丸のモコモコしたのに巻かれた。

 

「気付け!貴様の汚れた血では私に触れる事も出来ん!」

 

そのまま殺生丸は、犬夜叉を何故飛ばした。

 

「くそ!うっ!」

 

犬夜叉は、立ち上がるが今度は光る鞭が犬夜叉に隙など与える事なく攻撃していく。

 

「半妖が!半妖如きが!薄汚い半妖が!!」

 

「半妖だろうと人間だろうと関係ねぇ!そんなお袋の事をダシにしやがった事も許せねーが!そのお袋の為にも俺はお前には負けるわけにはいかねんだ!」

 

犬夜叉は、今以上に早く殺生丸に近づいた。

 

ギリッ!

 

微かに殺生丸に当たる。

 

「これはお袋の分!もう一発はかごめとダイチの分だ!!」

 

再び犬夜叉は殺生丸に力強く当てると殺生丸の防具が壊された。

 

「何で!?さっきまでカスリもしなかったのに!?」

 

邪見は、どういう事なのかわからない状態だった。

 

「たかが人間二人の事での怒りか?そんな感情に動かされるとは真哀れな奴よ!」

 

犬夜叉も流石に怒りが宿る。

 

「てめぇ!腸引きずり回してのたうち回してやる!詰まらねえ死に方をしたかごめとダイチの為にもよ!」

 

殺生丸に対して怒りが頂点に達していると!

 

「おーい!勝手に殺すな・・」

 

「ぷふぁ!死ぬかと思った!」

 

何故か二人は溶けたか液の中から平然と出て来た。

 

「もう!あんた!あたしまで本気でやったわね!たっぷり反省させてやるから覚悟しなさいよ!はい!」

 

「は?」

 

「何かこの刀凄いみたい。頑張ってね。」

 

「おめえら何でそんなにピンピンしてんだよ?」

 

「?」

 

「俺が代わりに説明しよう。」

 

ダイチが説明を始めた。

 

「こいつには強力な結界が張られていて持っていると殺生丸の毒の瘴気程度なら耐えられるらしい。俺もかごめをあの時に掴まなかったら死んでいたな。いや〜参った、参った。鉄砕牙様々だ。」

 

ふざけた口調で言う。

 

「殺生丸様の毒牙爪を跳ね返すとは流石鉄砕牙!犬夜叉様躊躇う事などありません!殺生丸様のお身体にて鉄砕牙の試し斬りをなさいませ。」

 

冥加は、何故か強気で言う。

 

「よくもほざいたな!半妖の貴様如きが使えるがどうか?この殺生丸が見届けてくれるわ!」

 

殺生丸の身体が徐々に変化していき真っ白な大きい化け犬に変わった。

 

「化けた!?」

 

「いや!あれが奴の正体だろ。」

 

「とうとう正体を現せやがったか!?」

 

三人は正体を現した殺生丸に警戒する。

 

「へへへ!この鉄砕牙欲しさにまさかな。」

 

殺生丸は、文字通り鉄砕牙が欲しいあまり正体を現した。

 

「本当にこんなボロ刀にスゲー力が備わっているっていうのか?」

 

犬夜叉が鉄砕牙をブンブン振ると殺生丸は吠え始めた。

 

「かごめ、その辺に隠れていろ。」

 

「その辺ってどこ?」

 

かごめの質問も無視して犬夜叉は、殺生丸に向かった。

 

「行くぜ!鉄砕牙の威力を!」

 

犬夜叉は鉄砕牙を殺生丸に向かい攻撃するが弾かれる。

 

「わっ!」

 

「ちっ!」

 

ダイチは、かごめを抱えたまま殺生丸の攻撃から避難し続ける。

 

「跳ね返された?」

 

犬夜叉は、どういう事から理解できないまま殺生丸から回避する。

 

ジュウウウッ!

 

殺生丸が自分達の父親の骸を噛むと溶け出しその涎からも溶けるのを確認出来た。

 

「おい!冥加ジジイ!どうなってんだ!?斬れるどころかタンコブ一つも出来やしねぇ!」

 

「と・・・とにかく犬夜叉様・・その刀は父君の形見。刀の妖力を信じなされ。ゆめゆめ手放してはなりませんぞ!ではこれにてごめん!!」

 

「あ!てめぇ!」

 

「殺生丸様を刀のサビになさいませ!」

 

冥加は、逃げた。

 

「これは!毒か!?」

 

犬夜叉は、殺生丸の涎からの臭いで理解した。

 

「犬夜叉!俺はかごめを連れて外に避難する!流石の俺でも吸ったらひとたまりもねえからな。」

 

「おう!頼んだぞ!」

 

犬夜叉は、ダイチの判断が正しいと思い任せた。

 

「さあ!かごめ!俺の背中に乗れ!」

 

ダイチは、かごめを背負って上に登り始めた。

 

「犬夜叉!」

 

かごめは、すでにダイチの背に乗りながら下を見ていた。

 

「構わず此処は逃げるのじゃ!あの毒気に当たれば妖怪でもいちころじゃい!」

 

冥加は、構わずに上に登る。

 

「じゃあ犬夜叉は!?」

 

「かごめ!今は犬夜叉を信じろ!信じる事も仲間の務めだ!」

 

「わかったわ!」

 

ダイチは、すぐに跳躍しながら骸の頭の辺りまで避難した。

 

ドーン!

 

しばらくすると右肩から犬夜叉と大犬の殺生丸が飛び出して来た。

 

「「犬夜叉!!」」

 

二人は犬夜叉を確認すると殺生丸が片目を閉じてる事から鉄に刺さったと推測される。

 

「犬夜叉様!どうです鉄砕牙の威力は?さぁ!殺生丸様にトドメを!」

 

「馬鹿言え!こんな刀支え棒にしなならねぇよ!」

 

「では父君の形見の宝刀ではないと?」

 

しゅっ!

 

「あっ!逃げた!」

 

「なんて最悪なノミジジイだ・・・」

 

かごめとダイチは、冥加が逃げるところを全て見ていた。

 

「ちくしょう!このボロ刀で何とかなるのかよ!?」

 

犬夜叉が愚痴っても殺生丸は攻撃をやめないので戦い続ける。

 

「頑張って犬夜叉!今の一発効いているわよ!」

 

かごめが応援を始めた。

 

「あのな!全然効いてねんだよ!」

 

「だってそれアンタの刀なんでしょう?あたしは信じているからね。アンタの力。」

 

「良いのかよ?そんな事言っていて俺は頑丈だから良いけどよ。このままじゃあお前死ぬかもな。」

 

憎まれ口を言いながらかごめに言う。

 

(おいおい・・女にそれ言うのはNGだけどな?)

 

呆れ顔のダイチは、犬夜叉に向けた。

 

「やっぱりダメなの?」

 

かごめは涙を流した?

 

「え?お!おれが泣かせたのが?」

 

「そうだろ?」

 

ダイチは、頷くと答えた。

 

「泣くな!」

 

「じゃな泣けっての?」

 

「やかましい!おれがお前を守るって言っているんだ!」

 

「えっ?」

 

かごめは、犬夜叉の言葉に驚く。

 

「くそ!そこで見物でもしてな。」

 

犬夜叉は、殺生丸の方に向かう。

 

「いまあたしを守るって・・・」

 

「そうだよな。今犬夜叉はかごめを守るって言ったな・・・本当に良い奴だな。なあ?」

 

「うん。(犬夜叉は、乱暴だけど。殺生丸と何かが違う。何かが!?)」

 

かごめも確信していた犬夜叉が殺生丸との違いに。

 

「くっそ!こうなったらどうにでもなれだ!来やがれ化け犬!」

 

ドクン!

 

「「!?」」

 

犬夜叉とダイチは、鉄砕牙の脈動を直ぐに感じた。

 

「ようやくお見せするのか鉄砕牙様々は?」

 

「えっ?」

 

かごめは理解していないが、ダイチは刀身の力が台座に刺さっていた時以上に力を解放した事を見て理解してニヤリと笑い。

 

「鉄砕牙が脈打ってる?(聞こえる?これは鉄砕牙の鼓動?違う!さっきまでとは違う!)」

 

犬夜叉は、さっきと今の鉄砕牙の違いに気づいた。

 

「殺生丸様!犬夜叉如き半妖なんぞ頭から食ってしまいなされ!」

 

ゴン!

 

「まだ、負けないわよ!」

 

かごめは、邪見に髑髏を投げつけた。

 

「おうおう!随分と調子乗ってるなこの野郎!」

 

邪見の胸倉を掴んで犬夜叉の父親の骸に何度も叩きつけるダイチ。

 

(頑張って犬夜叉!)

 

かごめは、心の中で応援をする。

 

「ケジメをつけろよ!」

 

邪見をボコボコにしたダイチが笑顔で言う。

 

殺生丸が犬夜叉に飛びかかる。

 

「いける!」

 

犬夜叉も飛ぶ。

 

「テリャアアッッ!!」

 

ズバッ!

 

なんと犬夜叉は、鉄砕牙で殺生丸の左手を切断した。

 

「これは牙?」

 

先程までの刃こぼれの刀が変化して牙を削った大刀に変わった。

 

「フフフッ!牙か・・・親父も大したモンを遺したもんだな。だかよ!殺生丸!親父の形見を奪い合っている俺たちは?親父の身体に比べりゃなんて小せんだ!わかってるか!俺たち親父の腹ん中や身体の上で戦っているんだぜ?またまだ親父に敵わないって事か!」

 

殺生丸は、唸り始める。

 

「親父に可愛がられた記憶は無いがこの親父の牙が俺の眼の中に隠されていた以上何処の誰でも渡しゃしねえ!それがご立派な兄貴様でもな!」

 

ズバッ!ズバッ!ズバッ!

 

犬夜叉は、殺生丸を斬り続ける。

 

殺生丸は、父親の骸から投げ出された。

 

「殺生丸さま〜〜ッッ!」

 

ダイチにボコボコされた顔で殺生丸の所に来ると投げ出された殺生丸は光の球体に変わりそれを追いかけて行った。

 

「犬夜叉!」

 

「やったじゃねえかよ!」

 

二人は犬夜叉に駆け寄る。

 

犬夜叉は、鉄砕牙を刺してしゃがみこむ。

 

「犬夜叉大丈夫?」

 

「へへへ!ありがたいぜ親父!良い形見遺してくれたじゃねえか。」

 

犬夜叉も満足だった。

 

「いや〜〜流石は犬夜叉様!この冥加犬夜叉様を信じておりましたぞ。」

 

ガシッ!

 

ダイチは二つの指で冥加を捕まえた。

 

「逃げたよな?逃げたよね!?」

 

ダイチは、冥加に尋問を始める。

 

「待て待て!あれあれ!」

 

冥加が言う先を見ると来た時に乗ってきた鳥を2頭持って来ていた。

 

「ワシは帰りの足を確保していたのです。逃げたのではありません。」

 

そう言うと犬夜叉は、ダイチに掴まれた冥加の所に来る。

 

「じゃあ本当に逃げたんじゃなかったのか?」

 

「え?」

 

冥加は、爽やかすぎる笑顔の犬夜叉に戸惑うとタジタジになる。

 

(怖えな・・・ある意味・・・)

 

ダイチは、直ぐに悟る。

 

「申し訳ありません!殺生丸様に勝てぬと思いこの冥加逃げ出しました。」

 

犬夜叉に直ぐに本音を良い謝罪する冥加。

 

「ダイチ良いか?」

 

「おう!持ってけ!」

 

ダイチは、呆れ顔になり冥加を犬夜叉の手の平に乗せた。

 

グシャッ!

 

犬夜叉は直ぐに冥加を握り潰した。

 

そして冥加はヒラヒラの形になり制裁を喰らった。

 

「だから言わねえ方が良いのによ・・・」

 

頭を掻くダイチ。

 

そして帰りの足の鳥を使い元の世界に戻る三人。

 

戻ると直ぐに黒真珠が右目に戻った。

 

「大丈夫なの犬夜叉?」

 

「問題無いんだろ?」

 

「ああ!元に戻っただけだ。もうお宝も何もねえ親父も静かに眠れるだろうよ。」

 

そしてこの事を楓に報告する冥加とかごめそしてダイチ。

 

「しかし、何故かごめに鉄砕牙が抜けたのか?やはりお主には不思議な力が備わっておるのかの?」

 

「う〜〜ん・・・」

 

かごめ自身もよくわからなかった。

 

「ワシが思うにかごめが人間だったからこそ抜けたのでは無いかと思う。元々鉄砕牙は犬夜叉様の父君が人間である母君の身を守る為に妖刀なのじゃ。人間を慈しみ守る心が使えぬ刀。」

 

「じゃあ、あの野良公に使えねえのは当然だな。」

 

「そうか!それであの時反応して。」

 

「元々人間に慈悲なんて物を持っていない野良公には鉄砕牙が使えないのが筋が通っているな。」

 

かごめとダイチは納得した。

 

「しかし不思議話だな。犬夜叉は半妖を自分の弱点。だから自分の母親の事を触れられたくなかったのだろうが。犬夜叉には人を思う心が必要なのだと父親は伝えたかったのかもしれん。」

 

楓がそれを語ると犬夜叉の父親が息子にそれを教えたいと思うのが感じられた。

 

「親父さんの性格を受け継いだのは野良公より犬夜叉の方だったな。しかし羨ましいよ。犬夜叉は・・・」

 

「え?」

 

ダイチの言葉にかごめ達は耳を傾ける。

 

「実はよ黒真珠に触った時・・少しだけ犬夜叉の過去が見えたんだ。ノミジジイの言う通りお袋さん美人で優しそうだったし親父さんも死んでも息子に伝えたかったて感じる。俺の両親は小さい頃に死んだからわからねんだよな・・・」

 

ダイチの顔は寂しそうな顔をしながら楓の自宅を後にした。

 

「ダイチさん・・・・」

 

何故かかごめは意外な過去にダイチを可哀想だと思う。

 

ダイチ本人も自身の両親がいないから理解したのだと。

 

一方犬夜叉は、木の上で鉄砕牙を振っていた。

 

「何でぃ?ただのボロ刀に戻っちまった。」

 

「犬夜叉!」

 

「ん?」

 

「教えてあげようか鉄砕牙の使い方。」

 

「何!?」

 

犬夜叉は、木の上から降りてきた。

 

「?」

 

ダイチも近くに居たので近くの橋を渡って来ていた。

 

「お前わかるのか?」

 

「ねえ?その刀でしっかりあたしのことを守れる?」

 

かごめは鉄砕牙の使い方のヒントを言った。

 

(へぇ〜、けど今の犬夜叉に言ってもな・・・)

 

既に犬夜叉の後ろにいたダイチは、静かに聞いていた。

 

「何譫言言っているんだ?大丈夫か頭ん中は?」

 

「"俺は一生お前を守る"って言ったでしょ!?」

 

「一生なんて言ってねぇだろが!いいか、かごめ。俺はいずれ本物の妖怪、それも大妖怪になるんだぜ!この刀さえあればその為の四魂の玉を集めるなんざ。あっと言う間に集められる。という事はだな・・・おめえの為に使う暇なんざ微塵もねぇよ!」

 

威張る犬夜叉。

 

「!」

 

かごめも怒るとそのまま橋の所に犬夜叉を連れて行く。

 

(あ・・・ヤバイ・・・)

 

直ぐに橋から避難するダイチ。

 

「おすわり。」

 

ドシィーン!!

 

「もしかすると良い奴かもしれないと思ったあたしが馬鹿だったわ!」

 

そう言い残し帰るかごめ。

 

「やれやれ・・・・最強なのはかごめだな・・・言霊の念珠をつけられたら黄金騎士も勝てないな・・・」

 

かごめに続けて帰るダイチだった。




次回 蝦蟇
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