さて………投稿の期間空きすぎましたね。
まあ投稿の遅れた訳書くより本編見て欲しいんであんま何も言いませんよハイ。
後今回の話、結構急ぎ目&時間がかなり空いてる時に書いたんで前の時とキャラが若干ぶれてる可能性&おかしな文があるかもです。
そこら辺は感想の所に書いてくれると嬉しいです。
でわでわ
「……なんでグリズリーマザーがあんたの場にいるんだ。」
出雲
LP4000
手札…0
フィールド……魁炎星王ーソウコ(モンスター) ATK2400
武神帝ースサノオ(モンスター) ATK2600
炎舞ー「天キ」(永魔)
炎舞ー「天枢」(永魔)
伏せカード……一枚
釣海
LP1900
手札…無し
フィールド……伝説の都アトランティス(フィ魔)
グリズリーマザー(モンスター)ATK1400→1600
伏せカード……一枚
「今の攻撃はむっちゃ危なかったで。いやまじの方で。だが、わいの方が一歩上手やったようや。」
ここで出雲は釣海の手札と場のカードが一枚ずつ無くなっている事に気づく。
「まさか、罠カードを発動したのか!」
釣海はニヤリと笑う。
「そうや、わいはさっきダイレクトアタックを受ける前にこのカードを発動していたんや。罠カード、ヒーロー見参!」
ヒーロー見参
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分の手札1枚を相手がランダムに選ぶ。
それがモンスターだった場合、自分フィールドに特殊召喚し、
違った場合は墓地へ送る。
「ヒーロー見参……手札をランダムに一つ選び、そのカードがモンスターなら手札から特殊召喚できる罠カード。」
だが、それならば何故釣海は出雲の選択を待たず、モンスターを出せたのか
「(いや、あいつの手札は一枚だった。恐らくあいつの残っていた手札はグリズリーマザー一枚のみ……だからあいつはピンポイントでグリズリーマザーを出せたのか。そして破壊されたグリズリーマザーの効果で同じグリズリーマザーを出した……と。)」
「(でも!)」
「武神帝ースサノオは相手モンスター全てに一回ずつ攻撃が出来る!グリズリーマザーに攻撃!武神ニ連斬!」
『フッ!』
スサノオは上空に高くジャンプし、両手に持ったその剣をクロスさせ、グリズリーマザーに向けてX字に切り裂く。
「っっ!」
釣海
LP1900→900
「だがわいはグリズリーマザーの効果を発動!デッキから氷結界の番人ブリズドを特殊召喚や!」
氷結界の番人ブリズド
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 300/守 500
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからカードを1枚ドローする。
「(ここでブリズド?まさか罠カードはダメージ無効系か……だとしたら早めに使わせるに限る!)」
「俺はスサノオでブリズドに攻撃!武神三連斬!」
『ディヤァッッ!』
スサノオはその場で高速回転しながらブリズドに突っ込み、すれ違い様にその体を無数に刻む。
『キィアァァ!!』
と、断末魔の声を上げ、ブリズドは無数の氷片になる。
「わいはダメージを受ける前に罠カードを発動や!ガードブロック!」
ガードブロック
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
「やっぱり…」
「このカードの効果により、わいはカードを一枚ドロー、ブリズドの効果と合わせて二枚ドローや!」
一気に手札を二枚も補充した釣海。
出雲はこれ以上やる事がない……というか出来ないので釣海にターンを回す。
出雲
LP4000
手札…0
フィールド……魁炎星王ーソウコ(モンスター) ATK2400
武神帝ースサノオ(モンスター) ATK2600
炎舞ー「天キ」(永魔)
炎舞ー「天枢」(永魔)
伏せカード……一枚
「わいのターン……ドローや!」
釣海
LP900
手札…3枚
フィールド……無し
伏せカード……無し
「いくで……わいは手札から魔法発動や!エクシーズ・トレジャー!」
エクシーズ・トレジャー(アニオリ)
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターエクシーズの数だけ、
自分のデッキからカードをドローできる。
「エクシーズ・トレジャー…展開したのが裏目にでたか。」
「わいはこのカードの効果により、デッキからカードを二枚ドローや!」
釣海
手札2枚→4枚
「きたでぇぇ!わいは手札から魔法発動や!ダブルサイクロン!」
ダブルサイクロン
速攻魔法
(1):自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
「こいつの効果は、わいとお前の場の魔法、罠カードを一枚ずつ破壊するっちゅう効果や。
こいつによりお前の場の伏せカード一枚とわいの場のアトランティスをそれぞれ破壊させるで!」
フィールドに発生した2色の竜巻がアトランティスの建物を壊していく。
余りの強風に目を閉じた出雲は、数瞬後に目を開ける。
すると、先ほどまであったアトランティスの遺跡や海の水などがきれいさっぱり無くなっていた。
そして出雲の伏せカードも……
破壊されたカード……伝説の都アトランティス、
「さらに!わいは深海のディーヴァを召喚や!」
深海のディーヴァ
チューナー(効果モンスター)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する。
釣海の場に美しい人魚のようなモンスターが召喚された。
「深海のディーヴァの効果を発動や!このカードの召喚に成功した時、デッキからレベル3以下の海竜族を特殊召喚するんや!こい、海皇の重装兵!」
深海のディーヴァがかん高い声で歌を歌うと、商店街の地面がまるで液体のように揺れ、その中から大きな盾を持ったモンスターが現れる。
海皇の重装兵
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 0/守1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のメインフェイズ時に1度だけ、
自分は通常召喚に加えてレベル4以下の海竜族モンスター1体を召喚できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「さらにわいは手札から、死者蘇生を発動や!その効果により、墓地から伝説のフィッシャーマンを特殊召喚や!」
こうして、釣海の場に一気に3体のモンスターが現れた。
「(一体何を……!待てよ、あの3体レベルの合計が……9!)」
「わいはレベル2の海皇の重装兵とレベル5、伝説のフィッシャーマンに、レベル2の深海のディーヴァをチューニングや!」
深海のディーヴァが二つの緑色の輪に変化し、その輪に2体のモンスターが入り込む。すると、そこから光が溢れだす。
「極限まで研磨されし絶対零度の氷龍よ!万物を凍てつかせるその吐息で、全てを停止させろ!シンクロ召喚や!こい、氷結界の龍 トリシューラ!」
光の中から現れしそのモンスターは3つの首を持ち、体からは絶対零度の冷気が溢れていた。
『Giaaaaaaa!!』
氷結界の龍 トリシューラ
シンクロ・効果モンスター
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードを
それぞれ1枚まで選んで除外できる。
「くっそ!ここでトリシューラだと!ふざけんのも大概にしろ!」
顔を思いっきりしかめてそう文句を言う出雲。
「まあ堪忍な。油断してたらこっちが負けそうやし。
ちゅう訳でトリシューラの効果を発動や!相手の場、墓地、手札を一枚ずつ除外やで!わいはスサノオと墓地の武神器ーオキツを除外や!
いけ、
トリシューラがその3つの首を持ち上げ、口を大きく開く。そして口から氷槍を放つ。
3つの氷槍の内、一つは出雲のデュエルディスクに着弾し、もう二つは武神帝ースサノオに迫る。
『ハァ!』
しかしスサノオは背中のエネルギー状の翼で空に舞い上がる。負けじと氷槍もそれを追尾する。
複雑な起動を描き、飛ぶスサノオの後ろにピッタリくっつく氷槍。
トリシューラは3つの首から次々と氷槍を生み出しては飛ばすが、スサノオはその全てを両手の剣で叩き落とすかギリギリで避ける。
気づくと無数の氷槍がスサノオを追いかけるように飛んでいた。
やがて氷槍は球状に再構築され、スサノオを閉じ込めようとする。
スサノオは唯一空いていた隙間から外に飛び出そうとする。
だが、それはトリシューラの作戦であり、隙間から飛び出したスサノオの一瞬の隙をつき、氷槍を放った。
放たれた氷槍はスサノオの体を貫き、侵食していった。
『グアァァァ!』
「スサノオ!」
スサノオはその体を無数の光に分解され、消滅した。
「さらにわいは手札から、装備魔法 ビッグバンシュートをトリシューラに装備や。これにより攻撃力400upと貫通能力をトリシューラに与えるで!」
ビッグバンシュート
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターをゲームから除外する。
氷結界の龍 トリシューラ ATK2700→3100
「また厄介なカードを……」
出雲は赤色のオーラを纏ったトリシューラを見ながらそう呟く
「バトルや!トリシューラでソウコに攻撃や!
トリシューラの三つ首から放たれた極温の冷気がソウコの体を一瞬にして凍らせ、その後トリシューラの放った氷槍により粉々に砕け散った。
「くぅ!ソウコが……」
出雲
LP4000→3300
ソウコが破壊された事により、出雲の場は使い終わった永続魔法二枚と永続罠が一枚。おまけに手札も0に。
「これでわいはターンエンドや。どや、これがわいのエースや。つよいやろ!」
「確かに、あんたのトリシューラは無茶苦茶強い………だけどなぁ……インフェルニティの奴らのトリシューラの方がもっと恐ろしいんだよ!」
「(な、何のこっちゃ?)」
出雲はダンッ!と踏み込みながらデッキトップに手を置く
「俺の……ターン!ドロー!」
釣海
LP900
手札…0
フィールド……氷結界の龍 トリシューラ(モンスター) ATK3100(ビッグバンシュート装備)
ビッグバンシュート(装備魔法)
伏せカード……無し
出雲
LP3300
手札…0→1
フィールド……炎舞ー「天キ」(永続魔法)
炎舞ー「天枢」 (永続魔法)
リビングデッドの呼び声 (永続罠)
伏せカード……無し
「(よし!このカードならまだ希望がある!)」
出雲はドローした先程ドローしたカードを見ながらそう考える。
「俺は手札から魔法発動!マジックプランター!」
マジックプランター
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
「このカードの効果により、俺はリビングデッドの呼び声を破壊してデッキからカードを二枚ドローする……ドローォ!」
勢いよくカードを引いた出雲。引いたカードを見た出雲は若干苦い顔をしながらも行動する。
「俺はモンスターをセット…カードを一枚伏せて、ターンエンド。」
出雲
LP3300
手札…0
フィールド……セットモンスター一体
炎舞ー「天キ」(永続魔法)
炎舞ー「天枢」 (永続魔法)
伏せカード……一枚
「わいのターン!」
釣海
LP900
手札……一枚
フィールド……氷結界の龍 トリシューラ(モンスター) ATK3100(ビッグバンシュート装備)
ビッグバンシュート(装備魔法)
伏せカード……無し
「わいは手札から魔法カード、アカシックレコードを発動や!」
アカシックレコード(アニオリ)
通常魔法
カードを2枚ドローする。
ドローしたカードを互いに確認し、そのデュエル中に使用したカードだった場合、
ドローしたカードを全て除外する。
「このカードの効果により、わいは手札からデッキからカードを2枚ドロー!そして、ドローしたカードの中にわいがこのデュエル中使用したカードがあれば墓地に送らなあかんが、あいにくわいのドローしたカードは2枚ともこのデュエルで使用しておらん。」
「(ディスクがエラーしてないから本当っぽいな。)」
ディスクを確認しながらそう思った出雲。
「わいは手札から魔法カード、サルベージを発動や。」
サルベージ
通常魔法
自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を選択して手札に加える。
「このカードの効果により、わいは2体のグリズリーマザーを手札に戻す。そしてわいは強欲なウツボを発動や!」
強欲なウツボ
通常魔法
手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、デッキからカードを3枚ドローする。
「手札からさっき戻したグリズリーマザー2体を戻し、わいはデッキから3枚のカードをドローや!」
釣海
手札0→3
「(きたで!)」
「わいは手札からガガギゴを召喚!」
ガガギゴ
通常モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1850/守1000
かつて邪悪な心を持っていたが、
ある人物に会う事で正義の心に目覚めた悪魔の若者。
「(よし!これで相手のモンスターの守備力が1450以下やったらわいの勝ちや!)」
「バトル!トリシューラでセットモンスターに攻撃!絶対凍結!」
トリシューラの3つの首からそれぞれ冷気を発し、セットモンスターを凍らせようとする。
「罠カード発動!ダメージダイエット!」
ダメージダイエット
通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。
「なっ……ダメージダイエットやと!」
「そして、俺のセットモンスターはこいつだ!」
セット状態から表になり、姿を表したモンスターは、まるでブリキのオモチャのような形をしたモンスターだった。
カードガンナー
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
(1):1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
カードガンナーはトリシューラの冷気により完全に凍り、砕け散るがその破片は半分しか出雲に直撃しなかった。
「くっ!」
出雲
LP3300→1950
「ガガギゴで追撃や!」
出雲
LP1950→1025
「へへ……耐えきったぞ!」
と、出雲はライフを保つ。
「そして俺はカードガンナーの効果で、カードを1枚ドローする!」
出雲
手札0→1
出雲はドローしたカードを横目で見て
「(!きたっ!)」
と、笑みをこぼす。
「カードを1枚伏せて………ターンエンドや。」
釣海
LP900
手札……1枚
フィールド……氷結界の龍 トリシューラ(モンスター) ATK3100(ビッグバンシュート装備)
ビッグバンシュート(装備魔法)
伏せカード……1枚
このターンで仕留めるつもりだった釣海は苦々しい表情でターンエンドを宣言する。
「(だが!わいの場には攻撃力3100のトリシューラが居る!さらに伏せカードは聖なるバリア・ミラーフォース、さらに手札にはエフェクト・ヴェーラーがある……このデュエルもろたで!)」
「さあお前のターンや!はよドローせい!」
と、催促する釣海。それに対して出雲はわくわくした様子でデッキトップに手を置く。
「言われなくても……ドローしますよ!俺のターン、ドロー!!」
光る軌跡を残しながら、カードをドローする出雲。そしてドローしたカードを直ぐ様発動させる。
「俺は手札から魔法発動!武神降臨」
武神降臨
通常魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体と、
ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
「このカードの効果により、墓地と除外ゾーンからそれぞれ一体ずつ武神モンスターを選択し、場に特殊召喚する!」
「除外されてる武神モンスターやて?ま、まさか!」
「そう、俺はあんたのフィッシャーマン三世により除外された、武神ーヤマトと、墓地の武神ーアラスダを特殊召喚!」
大地と空からそれぞれ亀裂が入り、2体の武神がフィールドに舞い戻る。
武神ーアラスダ
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1600/守1900
自分のフィールド上・墓地の「武神」と名のついたモンスターがゲームから除外された場合、
このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
「武神」と名のついたカードがドロー以外の方法で自分のデッキから手札に加わった場合、
そのターンのエンドフェイズ時に1度だけ発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
「武神-アラスダ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
2体の武神が、圧倒的威圧感を持ちてトリシューラを威嚇する。
『guaaaaaaaaaaaaa!!!』
しかしトリシューラはそんなものどこ吹く風と言わんばかりにけたましい咆哮をあげる。
「レベル4のモンスターが2体……ま、まさか!」
「今貴方の考えてる事で間違いありませんよ、釣海さん!俺は2体の獣戦士族レベル4モンスターでオーバーレイ!」
ヤマトとアラスダは互いの掌を重ね合わせ、光に包まれていく。
「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築……エクシーズ召喚!」
この段階で、2体は完全に光と化し、1つになっていく。
それと同時に地面から合計4つの石像が光の中に加わり、渦になる。
「悪しき者の企みに気づきし者よ、今仮初めの姿を解放し、悪を焼きはらえ!武神帝ーカグツチ!」
武神帝ーカグツチ
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/獣戦士族/攻2500/守2000
獣戦士族レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送った
「武神」と名のついたカードの数×100ポイントアップする。
また、自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが
戦闘またはカードの効果によって破壊される場合、
その破壊されるモンスター1体の代わりに
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
「武神帝-カグツチ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
光の渦から蒼炎が吹き荒れ、現れたのはスサノオと異なり右手に剣を持ち、左手に盾を持っている蒼炎を纏いし戦士だった。
スサノオとはまた違うプレッシャーを放つその戦士は、己の敵を確認するとその体から蒼炎を吹き荒れさせ、フィールドを制圧しようとする。
対するトリシューラも自身のテリトリーを制圧されないよう体から絶対零度の冷気を一気に解き放つ。
『ヌゥゥゥゥ……』
『gigugugugu.....』
両者共お互いただならぬ気配を感じとったのか、下手な行動にでず、威嚇しあう。
「(すげぇ……どっちもソリッドビジョンには見えねぇ位カッケぇぇ!)」
と、出雲はその光景をキラキラした目でみながら見ていた。
「………あっ、やべ!俺はカグツチのエクシーズ召喚時効果を発動、
「な、なんやて!」
「(でもまて……トリシューラの攻撃力は3100、あのモンスターがこの攻撃力を越えるには少なくとも4枚の武神カードが必要やでも流石に4枚も落ちないやろ。所詮運任せっちゅうこっちゃな。……どうにしろここでエフェクトヴェーラーは使わんとこ。)」
釣海がエフェクトヴェーラーを使わないと決めたとき、出雲はデッキトップ5枚を墓地へ送る。
墓地へ送られたカード……スキルサクセサー、武神器ーハバキリ、武神器ーオロチ、武神器ータルタ、武神器ーツムガリ
武神帝ーカグツチ ATK2500→3100(場に炎舞永続魔法が2枚あるため)
「(こ、この小僧、ほんまに4枚落としよった!でも)」
そう、釣海の伏せカードは聖なるバリア・ミラーフォースなのだ。釣海には武神カードの効果は分からないが例え相手が自分のガガギゴを攻撃しようとしてもミラーフォースを発動すれば良いだけなのだ。
「この勝負、どうやらわいの「俺は手札から、」ん?」
「武神器ーヤツカの効果を発動!メインフェイズ1にこのカードを手札から墓地に送るとこにより、自分の場の武神モンスター1体はこのターン2回攻撃が出来る!」
「(今さらそんなカード出してなんになるんや?!まさか……まだカグツチには隠された効果が?)」
「釣海さんの思う通り、カグツチの効果にはもう1つ、武神獣戦士族モンスターの破壊をオーバーレイユニットを身代わりに無効化する効果があります……つまりその伏せカードが聖なるバリア・ミラーフォースとかだったら簡単に突破できます……どうします?」
と、出雲が揺さぶりをかける。
「そ、そんな効果があったなんて……だが、わいは手札からエフェクトヴェーラーの効果を発ど「墓地から武神器ーヘツカの効果を発動!対象効果を無効にする!」……んなアホな!」
「バトル!カグツチでガガギゴ、そしてトリシューラに攻撃!」
カグツチの背中のX字の装飾物から蒼い炎が吹き荒れ、カグツチを空へと運ぶ。
「いっけぇぇぇぇ!!武神蒼炎斬!」
カグツチはその体から溢れる蒼炎によりガガギゴを手を触れる事なく焼く。ガガギゴは抵抗しようとのたうち回るがやがて力尽き、破壊。しかし攻撃直後の隙を狙ったのかトリシューラが氷の槍を幾つも作り発射する。
カグツチはそれらの氷槍を蒼炎の火球により全て落としてみせる。
トリシューラは並の攻撃では駄目だと感じたのか零度の冷気とミラーフォースを纏い突撃……カグツチは極温の蒼炎を剣に纏わせ、オーバーレイユニットを2つ取り込み、体を金色に包ませてから突撃……溢れでた水蒸気の中、現れたのは
『……フンッ!』
剣を払う動作をしたカグツチと、体を3つに斬られたトリシューラの姿だった。
釣海
LP900→0
「……ったく、子供の癖になんちゅう強さや。完敗や完敗。」
四肢を地面に投げ出し、寝転がりながらそう言う釣海
「いえ………俺も貴重な体験が出来て良かったと思ってます。」
と、手を差しのべる出雲。
「………アホ、その身長でわいを引っ張れるわけないやろ。」
と、時分で立ち、差しのべたその手に握手する釣海。
「「「「……………う、うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」
二人が握手した途端、沸き立つ周りの観衆。
「あいつ勝ちやがったよ!」
「あぁ、しかもエクシーズ召喚使ってたぜ!ありゃプロ相手にも善戦できる位の力は確実に持ってるぜ!」
「んな分析はいいから!おい、俺ともデュエルしてくれよ!」
「ちょ、ずりぃぞ!俺、俺とやってくれ!」
「ずるいわ!ねぇ僕、お姉さんとやりましょ☆」
「わわわわ!ちょ、落ち……落ち着いて!た、助けて釣海さ……って居ない!」
いつの間にか居なくなっていた釣海の逃走スピードに驚きつつも呆れる出雲。その間にも人混みは増えていく
「だ………誰か助けてくれぇぇ!!!」
「はぁ、やっと解放されたよ……。」
結局あの後、30人人くらい相手にした出雲。流石に勝てないと悟ったのか勝負を挑むものはいなくなり、その隙に家に逃げ帰ったという訳だ。
「もう6時か………晩飯食いたいな。」
しかし渡された金は昼食代とカード代で殆ど使いきってしまった。………ちなみに出たカードは全部ゴキボールだった。
そんなこんなでソファーに座りながら足をぷらぷらさせていると
ガチャ
「ただいまぁ、出雲君帰ってる?」
と、夏目の声が。
「はい!帰ってますよぉ!」
夏目に聞こえるよう大きめの声で返事する出雲。
「良かった、ちょっと待っててね!」
そう言うとガサゴソ……という音がし、その後こちらに向かってくる。
「あ、いたいた。出雲君、ちょっと立ってもらえる?」
後ろに何やら隠しながら言う夏目。少し不審に思うが、まあ別に良いだろうと思い立つ出雲。
「ふふ……ジャーン!」
と、夏目が隠していた物を見せる。どうやら服……それも学校の制服のような服だった。
「夏目さん……これは?」
と、聞く出雲。
「あ、言ってなかったっけ?出雲君明日からデュエルアカデミアに通ってもらうことになったから。準備とかしないといけないんだ。………うん!制服のサイズは大丈夫そうだね。」
「………ファ!?」
突然のカミングアウトに思わずそんな声を出してしまう出雲。その間にも夏目は明日の準備とやらを進めていた。
「そ、そんな急に……というかデュエルアカデミアとかって入学試験とか受けなくてもいいんですか?」
「あ、大丈夫大丈夫、そこら辺は法に触れない程度にちょこちょこっとやっといたから。」
「全然大丈夫じゃないですよね!」
と、ツッコミ出雲。夏目はそんな出雲を見てクスっと笑う。
「まあ大事な事は明日そのアカデミアの校長が話してくれる筈だから。取り敢えず明日の準備終わらせちゃお?出雲君。」
出雲は色々と聞きたい事が山ほどあったが……取り敢えず夏目の言うことを聞く事にした。
……このデュエルアカデミアに入る事により、この後の自分の運命が大きく変わるとは……この時の出雲は思ってもみなかった。
感想、批評、お待ちしております。
次回予告(出雲)
デュエルアカデミアに入学し、校長から説明を受けた俺は指定されたクラスに向かう。
感じのいいクラスメイトと仲良く交流でき、これからの学校生活を思い描く俺だったが、ある異様な光景を目撃してしまう。
まったく…どこの世界にもこんな下らない事をするやつがいるもんだな。
目標変更だ……お前らを裁く!
次回 お仕置きデュエル!