捻くれた少年と強がりな少女   作:ローリング・ビートル

76 / 120

 感想・評価・お気に入り登録・誤字脱字報告ありがとうございます! 

 それでは今回もよろしくお願いします。


ピーク果てしなく ソウル限りなく ♯3

 

「八幡君……いえ、八幡」

「何ですか?絢瀬さん」

「な、何で名字呼びに戻るのよ!」

「いえ、俺の危機感知センサーが反応したもので」

「な、何でよ!ちょっとお願いがあるだけよ!」

「はあ……」

「今度μ'sの皆の前で、熱いキスを交わした後、『さすがは俺の惚れた女、絵里。今日も世界一綺麗だ』って言って欲しいのよ!」

「……お休みなさい」

「ま、待って!色々と大変なのよ!」

「まあ、大変な状況なのも変態な本性も何となくわかりました」

「へ、変態!?」

「いや、大声でリピートしないでください……」

「失礼ね!私は至ってノーマルよ!」

「性癖で話を広げなくていいから。つーか、しばらくは無理ですよ。体育祭の実行委員会の手伝いがありますから」

「へえ、八幡君って意外とお祭り男なのね」

「いや、違いますから。むしろ休みたい」

「じゃあ、μ'sの皆で応援に行くわ!」

「……マジで止めてください。想像したけど、後でまた厄介な事になりそうなんで……確かクラスにもファンとかいたんで」

「ち、ちなみに八幡君の学校では誰が一番人気なのかしら?」

「矢澤さんです」

「ち、ちなみに八幡君の学校では誰が一番人気なのかしら?」

「矢澤さんです」

「もう一度聞くわよ」

「矢澤さんです」

「…………」

「…………」

「八幡君の推しメンは誰かしら?」

「いきなり何ですか?」

「何というか、その……もちろん知ってるわよ?でもこういう形で聞くのもたまにはいいじゃない」

「……A-RISEの優木あんじゅ」

「八幡、正座」

「いや、電話越しに言われても……」

「まだ希の胸ならわかるわ……でも、よりにもよってA-RISEの胸!?認められないわ!」

「何で胸しか見てない前提なんですか。そんな胸好きアピールした事ないんですけど」

「この前、由比ヶ浜さんと会議を開いて、そういう結論に至ったのよ」

「仲良くなるのは素晴らしいですが、俺の性癖なんかで盛り上がるのは止めてくださいね……」

「有意義な時間だったわ……って、それよりどういう事よ!この浮気者!」

「そういや、だいぶ話が逸れましたね」

「誤魔化そうとしてるわね」

「た、頼みって、結局何だったんですか?さっきのは冗談ですよね」

「いいえ。さっきの通りよ。熱いのをお願いね。何ならハンコを持ってきてくれても構わないわ。体育祭はこっそり応援するから。チアガール姿で」

「……俺のガールフレンド(仮)がこんなに残念なわけがない」

「この素晴らしいガールフレンド(仮)に祝福を!の間違いでしょ?」

「…………」

 





 読んでくれた方々、ありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。