Persona4 second challenge 作:やってらんねーとか思ってる未成年
〈さぁ行くがいい 君の望む結末を獲るために・・・〉
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>っ!
意識が現実に戻ってた。周りに目を配ると、あの場所から八十稲羽に戻ってきている。随分とフィレモンに時間を取られた気がする。が、時計を確認したが蝶に触れた瞬間から10秒も経ってない。ベルベットルームはあくまで時間の経過が現実よりも遅くなるので、他人から見ると俺が立ち呆けてるように見えるらしいが、その点では意識と無意識の狭間は一瞬にも満たないので優れているな。
おっといけない。菜々子たちと別れてから結構時間が経ってしまった。何度も忘れてはいけないな。ガソスタは目と鼻の先にある。さぁ行こう。
歩き出そうとしたした時に1つの異変に気づいた。それは俺の右手に何かを握っている感触があるということ。冷たく固い、そして細長い物質だと思う。恐る恐る右手を開けるとそこには、ベルベットルームに入ることを認められた者だけが手にする‘契約者の鍵’があった。
>・・・・
いや、このタイミングで渡すってことはすぐに来いって意味ですか?さりげなく扉も出現させてるし。ついさっき菜々子たちの元へ戻らなきゃって言ったばっかりじゃないですか。それは野暮ってもんでしょ、長鼻ジジイ。
>そうか 気づかなかったことにしよう うん そうしよう。
>・・・・チラッ
「-」(゜o゜)?
なにベルベットルームの扉に表情機能つけてるんだ。そんな無駄な事に金を使う暇あるなら、ペルソナ全書の呼び出し料金まけろ。絶対俺は部屋に行かないからな。
「-」(´・ω・`)
残念そうな顔するなよ。なんか俺が変に意固地になってるみたいじゃないか。
「-」m9(^Д^)
>・・・・
扉を、こんな感情豊かに作るのになぜ住人たちを無感情っぽく育てるのだ長鼻よ。早くガソスタ行こう。
後ろから扉の目線を感じたが、俺は気にせず歩き続けた。
「ただいまー」
「帰ったぞ あれ?いないのか あいつ・・・」
>ただいま
「おう 早くも馴染んでるな」
1年間ここで暮らしたんだから馴染み深いに決まっている。それより‘あいつ’とは、やはり・・・。いや、憂鬱になるのは早い。彼はまだ犯行に及んでいない。つまり、ここで食い止めることもできるのだ。まだ希望はある。
「じゃあそこにある飯とかジュースとか出すの 手伝ってくれるか?」
>勿論です
「じゃあ菜々子 お皿もってくるね!」
あぁ、この暖かさ。またあの家族に帰ってきたんだと改めて実感する。心のそこから嬉しさが込み上げ、心なしか体が軽く感じる。
「よし こんなもんか」
「お兄ちゃんいると あっというまだったね!」
>菜々子も家事慣れてるんだな
「えへへ」
かわいい。その一言に限る。
「ただいま あ、もう来てたの?」
来たか? にしては少し声が高い気がするな。いや、声が高いのは元々そうなんだが・・・
「お前 何処行ってたんだ?」
「ちょっとレタスとか買い出しに・・・」
確信が持てたぞ。お前はレタス
「レタスだぁ? まぁ上がってくれ」
「あら?いらっしゃい」
>あ、どうも・・・?
あいつじゃない?どこかで見たことのある女性だな。髪を肩にかからない程度に切っており、清楚でやさしい雰囲気を持っている。しかし、そんな事とは裏腹に俺は胸のざわつきを感じていた。その結論が頭の中でよぎった。
>っ!ガタッ
思わず立ち上がってしまった。確かに彼女は写真で見たことがある。
「どうした?急に」
>い、いえ・・・彼女は?
「あぁ 紹介がまだだったな」
いや、写真でしか見ることができなかったのだ。
「堂島 千里 菜々子の母親です」ニコッ
この物語の大筋はできてます(;´д`)
でもそれを書き上げるのにどれくらいかかるのでしょうか。
精一杯皆様の期待に応えたい。みせいねんだもの