Persona4 second challenge 作:やってらんねーとか思ってる未成年
眠りについたと思ったら、すぐに意識が戻ってきた。一面に広がる青を基調とした車内が、俺が何処にいるのかを告げている。
そう、ここは-
「ようこそ ベルベットルームへ またお目にかかることになろうとは・・・」
>イゴール?さっきまで俺は家で寝ていた筈じゃ
「左様 今の貴方はここへ夢として訪れているに過ぎません」
>なるほど それは凄いな
「お褒めに預かり光栄でございます」
>・・・・
珍しくイゴールが満足げな表情を浮かべている。イゴールは滅多に感情を表に出すことは少ないと思っていたのだが。俺の伝達力が向上したおかげか?
「失礼 今まで幾度となくお客人を招いてきましたが貴方様のようなお言葉を頂くことは少なかったのでつい・・・」
>今までの客人?
そういえばマーガレットも言っていたな。以前仕えていた妹がとある客人に感化されてこの部屋から飛び出して行ったと。考えてこなかったが、これまでどんな奴がこの部屋に訪れて来たのだろうか?
「何分 無関心な方々が大半でございましたから
しかし彼らは本当に素晴らしいお客人でした 大いなる悪意に立ち向かった結果自らの軌跡を滅しざるおえなかった者、自身が得たものを守るべくして己が身を鎖とした者、それから-」
「本題に入られては?主」
「これ!マーガレット 折角お客人に説明していたというのに・・・」
彼女の存在を忘れていた。イゴールに補佐するマーガレット。また顔を合わせるのは少し気恥ずかしい。何故なら彼女との別れ際はなんと言うかそのロマンチック過ぎたからだ。まぁ、その当事者はそんな事をちっとも思っていない顔をしているが。
「本題の方ですが まずはベルベットルームへ足をお運び頂く際に関してお話しいたしましょう」
>?
「今までは特定の場所でのみ扉が現れるものでございましたが この度 入りたい時にいつでも入れるよう変更させて頂きました」
>そんなことができるのか!?
「詳しくはマーガレットからお聞きください」
「もし貴方がこの部屋へ訪れたいと思った時にいちいち移動しては色々と面倒でしょう?だから頭の中で扉を浮かべれば直ぐに扉が現れるの 勿論場所は問わないわ」
>便利な機能だな 要らない機能より・・・ボソッ
まったく、こういった有用な機能の向上に努めて欲しいものだ。何故意味の分からない‘あの扉’なんかに馬鹿にされなければならかったのだ。あんなので俺が喜ぶとでも思ったか?長鼻め、少し下手に出ているからといってなんでも許すと思うなよ!
「はて 何の話ですかな?」
>いや、だからベルベットルームの扉に感情の機能が・・・
「主 おそらくお客様は寝起きなので混乱しているのでしょう」
「如何ですかな?」
>マーガレット、心配しなくても大丈-
「そう やっぱり混乱していたのね 少し黙ってなさい」
>・・・ぁ
なるほど。そう言うことか、あの機能を付け足したのはマーガレットだったか・・・それはまずいことをした。センスに辛辣な評価が付けば苛立ちを覚えるのは当然だろう。しかし、アレに好感を持てという方が無理な気がする。
「次に貴方様のペルソナ能力についてですが」
>テレビの外でも使えるのか!?
「ええ そのようですな」
>そうか!
やはり本当に使えるようになったのか!この眠りから覚めたら試してみるとしよう。
「・・・変ね」
>?何がだ
「何故突然変わったのかしら?分からないわ」
>あぁ 意識と無意識の狭間に行った時にフィレモンとかいう奴がちょっとしてくれた
「フィレモン?」
「!」
「・・・やはり貴方の人生は数奇な運命に満ちているようですな」
>何か知っているのか?イゴール
「知っているも何も私めはあの御方の従者をしておりました
何よりあの御方が私めを造られたのですから」
>つ、造られた?
「初耳だわ・・・」
>ということはマーガレットは・・・孫?
「黙ってなさい メギド-」
>すいませんでした orzドゲザ
「詳しいお話は日を改めてということで如何ですかな?」
イゴールが何やら深刻な顔つきへと変わっていた。俺も妙に詮索する気は元より無かったので早々とこの部屋を出ていくことにした。
「主?」
「・・・・」
「主?」
「あの御方が関与しているならば、お客人に災いが降りかかる事は避けられまい」
「その災いとは?」
「それは-」
遅れて申し訳ございませんでした。m(_ _)m
こんなに間隔を明けてしまうことになろうとは・・・
また遅くなるとは思いますが何卒見捨てずに読んでいただけると嬉しいです。
マーガレットはペルソナの中でいちばんエ-
失礼致しました 何分万年思春期なもので(-_-;)