Persona4 second challenge 作:やってらんねーとか思ってる未成年
今は朝の5時。普段なら寝ている時間だがベルベットルームに呼び出されていたせいで全く眠くない。窓の外に目をやると薄い霧が張っていて、それが少しだけ嫌悪感を抱かせた。またアメノサギリが真実を隠すだかなんだか言ってよくわからん理論を展開し、一方イザナミはというと高みの見物。うんざりするな、という方が無理な話である。
しかし、そんな愚痴をこぼしても仕方がないな。心機一転。早起きしたからには家事を済ませておくとしよう。そう思い立って2階から1階へと降りていくと先客がいた。
「あら おはよう 悠くん」
>・・・おはようございます 千里さん
彼女は朝早くからキッチンで料理を始めている。まさに良妻賢母である。この姿を特別捜査隊の女性陣も見習って欲しい。料理はセンスでどうにかなるものじゃない、と説得を試みれば
‘case 千枝’
「と、とりあえず食べてから・・・ね?」
>何・・・?
「だって鳴上君を想って作ったんだし あ、愛情の方はそりゃたっぷり・・・」
>・・・・(かわいい)パク
目を覚ますと病院のベッドの上だった。
‘case 雪子’
「大丈夫 今までいっぱい板前さんに教わったから」
>でも、この色は・・・肌色じゃないか
「林間学校で失敗してたからもう一度カレーに挑戦してみたの」
>コレ、カレーだったのか?!?!
「だいぶ慣れてきたからちょっとアレンジも加えて」
>・・・・
「安心して 愛情が詰まってるから」
>いや、それは里中も
「・・・千枝?」
>・・・・
>いただきます
目を覚ますと堂島さんと取り調べ室にいた。
‘case りせ’
「美味しいからまず食べてみてよー」
>愛情=おいしさ にはならないってこと何度でも言おう
「なるもん!愛情でなんとかなるもん!」
>だから、それはもう里中にも天城にも言われ
「せーんぱい♡」
>・・・・
「あーん♡」
>・・・ぁぁ
目を覚ますまで川辺でモロキンと一緒にフォークダンスを踊っていた・・・気がする
そんな仲間達からいい意味で程遠い人。だが、こう言ってはなんだが、彼女に違和感を感じずにはいられない。俺の知る限りじゃ堂島千里という人間は随分前に亡くなっている。そんな人が当たり前のように目の前にいれば困惑してしまうのも当然ではないだろうか。たぶん、慣れるにも時間が必要だ。
「悠くん 大丈夫?」
>あ、はい
とは言え、彼女はそんな事を知る
>ところで 何か手伝えることありますか?
「いいのよ そんなの気にしないで」
>いえ そういう訳にも・・・
「じゃあ ご飯作るの手伝ってもらえる?」
>はい 喜んで
「何か一品でも作って貰えると助かるわ」
ふむ、一品か・・・。何か喜ばれるような料理はあったかな?
>あ
アレを使おう。丁度、俺の何でも入るポケットの中に腐るほどあるし。さすがに生で食べるのはキツイだろうけど焼いたら問題ないよね、うん。
「おいしー!」
「ホントに料理が上手ね!悠くん」
>口に合ったみたいで嬉しいです
「こんなに大きな魚 食卓に出すのは初めてじゃないかしら」
「お兄ちゃん これ なんてお魚なの?」
>・・・え
「確かに今まで食べたことも見たこともないわ」
>・・・その
「?」
>・・・ヌシ様です
「「ぬし?」」
>・・・・
>あ がっこう いく じかん でした(゜゜;)ミ
「あ!ホントだ 菜々子も行く!」
「お皿そのままでいいわよ 二人とも気をつけてねー」
柄にもなく取り乱してしまった・・・考えれば、今ままでよく得体の知れない魚?を食べてきたな。それも生で。あれってペルソナ使い以外の体に影響ないよな・・・
「お兄ちゃん お料理また作ってくれる?」
>・・・ああ
「やったー!」
>美味しかったか?アレ
「うん!」
>・・・そっか
「じゃあ菜々子 こっちだからー バイバイ」
手を振る菜々子を見送る中で俺は心の中で誓った。
今度作る時は聞かれてもいい食材使おう、と
なんとか更新です!
お待たせして誠にすいませんでした!
アカウントのログインを忘れるという愚者をお許し下さい。
さてさて、次回は遂にメンバーとの…!o(^-^o)(o^-^)o
投稿まで暫くお待ちをm(__)m