俺は普通の高校生 山上 麗火だ
何唐突に自己紹介を始めたのかと疑問に思うだろうがこれは自分はどういった存在かの確認である
何故そんな事をするかと思うだろうが
俺は 『今、死んだ』のだ
死後の世界というものには色々な考えがある
閻魔様の下で裁きを受けて天国や地獄へ行く
天国や地獄など存在せず魂又は霊的なものになって死んだ場所の周りをさまよい続ける
などなど多くの考えがある
「で、おれは今からどんな事になるのかねぇ」
今、俺がいるのは何もない真っ白い空間だ
これで死んだ場所の周りをさまよい続けることはなくなったなぁ
今さらだが今までの人生に悔いはない。あるとすれば見たいアニメがどうとか
そんな些細なものだけしか残ってない
そんな事より死後の世界の話だ
「天国に行くのか地獄に行くのか記憶を消されて転生するのか」
こんなことを言っているが地獄に行くほど悪いことはしてないから出来れば天国へ行きたい
「残念ながらあんたは天国へ行く事も地獄へ行く事もないよ」
そうか、ならどうなるの…か……
「!? あんたはだれだ?」
言葉では落ち着いているみたいだが内心はかなり驚いてる。なんだって唐突に後ろから
話掛けられなくてはならないのか。心臓止まるかと思ったぞ。あ、死んでた。
「なにお決まりみたいなこと考えてんの、後ろ後ろ」
そんなことを言われたので振り返えってみるとそこには小、中学生位、つまりは13.4歳くらいの女の子がいた
「幼女!? お前も死んだのか?」
「幼女言うな、で、きみ死ぬ前の事覚えてんの?」
目の前にいる女の子、白い服を着てるからとりあえず『白いの』
白いのはいきなりそんな事を聞いてきた
「まあ、覚えているけど」
「そう、きみ珍しいね。あと、私は『白いの』じゃなくて『神香』っていう名前があるの!
神様の『神』に香るの『香』で『みか』! 名前の通り神様よ!」
って目の前の白いのがいっt「だから!『神香』だって言ってるの!」
……白いのが「だから!神香だって」
…自称神様が ゴスッ! 殴らなくてもいいじゃない…
「てか、神サマ心読めてるよね」
「結局私の呼び方は神サマなんだ。まあ、神様何だからそれくらい普通よ」
神サマはえっへんと言いたげな表情で腰に手を当て胸を張っている
「へー神様ねえ、まあ、死後世界んなんだから神様位いてもいいのか?やっぱり世の中は
不思議な事ばかりだなあ」
「私が心を読めるって知ったら思った事全て口に出すキミも十分不思議よ」
呆れたような顔をして神サマはいった
「で、そんな神サマが俺に何の用?天国や地獄にいけないらしいけど
『間違って殺しちゃったから転生させてあげる』とかそんな感じ?」
「おーおーキミは私がそんなヘマするとおもってんの?まあ、転生させてあげるけど」
マジか適当に思ったことを口に出すのも良いもんだなぁ。でも何故に俺なんだ
「やっと本題に入れるよ。私は神様の中でも転生神っていう存在なのよ。
名前の通り死んだ人間の魂を、別の時間、別の世界の生き物の赤ちゃんに『適当』に送る
仕事をしてるんだけど」
おいこの転生神サマ適当とか言っているぞ
「しょうがないじゃない、普通、生き物の魂はここの空間に来るまでに自分の記憶が吹っ飛んじゃうんだもん。記憶がない魂なんて元が人間かどうとかなんて分かんないんだもん」
なんて頬を少し膨らませて言っているがこの子可愛いな…じゃなくてそうなら仕方ない
俺だってそうする
「かっ…可愛っ…じゃなくて!いつも通りキミをどこかの世界に吹っ飛ばせようと思ったけどキミが生きていた頃の記憶が残ってるみたいだったから少し興味を持っただけ!」
なるほど、神サマが自分に近いた意味は分かった、しかし
「それが、どうすれば俺を転生させる事につながるんだ? 嬉しいけど」
「それは……私の興味よ!!」
なに言ってんだこいつ
「だって私、何十年もここで何だか分かんない魂をどっかの世界に飛ばし続けて
暇だったの!」
だだっ子の様な勢いでまくし立てる神サマ。本当に子供じゃねえか
つまり俺みたいな記憶を残してここに来た奴をソイツの好きな世界に飛ばしまくってたって事でok?
「おしい!私がこの事を思い付いたのが数百年前!その後にも前にも記憶を持ってここに来た奴
は一人も居なかった!だからここまでテンションが高いの!」
マジか、神サマも苦労してんだな
「でも落ち着け顔が真っ赤になってるぞ」
スーーーハーーーーー……スーーーハーー…ゲホッゲホッ
おいおい女の子らしからぬ音がすんぞ大丈夫か?
「ふう、落ち着いた。と言うわけでキミには転生をしてもらいたいんだけど………
キミの知識を見せて貰った。君の脳で一番よく知識が溜め込んであるのが……
東方プロジェクトの知識が一番ね。というかそれ以外の知識が偏り過ぎてない?」
神サマは驚いたような顔をしている。確かに豆知識等は覚えるのは得意だけど
英単語は覚えられないんだよね。あるある
まあ、東方の世界に行けるってことでいいのか?
「うん、そういう事、本当は転生するかどうかの確認をしたかったけど
その様子じゃ確認は必要ないみたいね」
当たり前だ。どんな理由があれ、転生出来るなら喜んで転生するだろう
「転生先、東方プロジェクト」
「お、何メモしてるんだ」
「キミを間違った世界に転生させない様に転生先をメモしてるの」
「どじっ子か「違う!」はいはい分かった分かった」
「あと、キミの知識を見せて貰った限り能力とか種族が決められるらしいけど
こっちで決めちゃっていい?」
えーあんまりザコ過ぎずチート過ぎずがいいなぁ
「あーそこは大丈夫、キミの性格も考えた上で決めたから」
そういって神サマは一枚の紙を見せてきた
・転生先 東方プロジェクト(世界No 2948254645)
・種族 人間 不老不死
・能力 身体を操る程度の能力
→己の筋力、動体視力、再生力、身体の形、己の身体の事なら大体操れる
・縛り 霊力の使用不可
→生命維持の量しか使えない
→といっても霊力は生きていれば勝手に貯まるので
『貯まるけど使えない』状態
こんな事が書いてあった
「己の身体の事なら大体操れるってことは筋力をめちゃくちゃ上げてぶんなぐれば大体の敵は倒せるのか、それに不老不死ときたもんだこれはかなりチートじゃねえか」
「まあ、そうなんだけど霊力は攻撃には全く使えないじゃない、
これで幽霊関係の敵は倒せないし、一度に使える身体強化は一つのみ、
しかも攻撃力、再生力、防御力のパラメーターも上げられる値に限度があるから意外と厳しいはずよ」
つまり、攻撃力を最高まで上げても防御、再生力は普段どうり。
しかも物理攻撃が効かないやつらは倒せないのか
これ、かなりつらくないか
「まあ、その為に不老不死がついているんだけどね」
そうか、大体分かった
そして能力とかが書いてあるさっきの紙をもらった。なんでも向こうの世界に着いたときに
基礎能力、自分の体力などを底上げしてくれるという
「じゃあこれで準備はおしまい!二度目の人生を楽しんできてね!私はこっちから
キミの事見てるからー!」
「そうか、分かった!あと、俺の名前はキミじゃない!麗火…いや、レイだ!
新しい世界の俺の名前はレイだ!じゃあな『神香』」
「!……じゃあね『レイ』」
こうしてレイの新しい人生がはじまったのだ
「あ、そうだ、レイの行く時代は遥か古代、まだ、月人が地球にいた頃の時代ね」
「えー……え!うっそ!?」
こうして俺の『東方物理録』が始まったのである
ここまで見ていってくれた方ありがとうございました
次の話「新しい世界」も宜しくお願いします
すいません、オリキャラがいっぱい出てきそうです