『俺何やってんだ?』て気持ちになるのが悩み
さて今回は前回から一ヶ月位経ちました
もうこの世界に来て一ヶ月がたった
あの日、雷と戦った日からはずっと1日中外の森で都市に近づいて来る妖怪を倒しながら
能力の制御を訓練していた
そして、都市外周警備隊隊長に命じられたり
今日もいつも通り都市の外を警備しに行こうと家(都市管理センター58階)からワープ装置目指して歩いていた
時の事
「あら、レイじゃない」
「あ、永琳どうしたんだ?」
「緑狼が何処に居るのかしってる?」
「今日は朝早く出かけたぞ『今日は用事があるから先に行くね!』って」
わざわざ能力で声帯を弄って声真似する
最近は肉体を操作するのも慣れてきて、いまなら切断した腕を自分と全く同じ形にすることもできる
「貴方もずいぶん能力を使いこなせる様になったわね」
「だろー、最近頑張ったんだよ!で、何の様だ?」
「ああ、そうだったわね。ちょっと都市の外に行きたくて、私の警備をしてくれる人を
探してたんだけど
緑狼が居ないならレイでいいわ。少し警備を頼めるかしら?」
「ああ、問題無いけど、薬草か何かを採りに行くのか?どんな薬草か教えてくれれば
一人で行くぞ。外危ないし」
「気持ちは嬉しいけど、はい」
といって二枚の写真を見せてきた、写真には同じ花が写っている
「なにこれ」
「貴方にはこの二つの花の違いが分かる?」
「うぇ!?」
永琳によるとこの花、どちらかが今回必要な薬草で、反対が猛毒の花だそう
「えーと、葉っぱの形が違う?」
「残念、違うわ…そういうことよ」
「あー、はい。じゃあ一緒に行こうか」
要はこの違いがわからない俺一人には任せられないって事ね
「この花は南地区の外側の湿地帯に生えてるの、南地区の外は慶、レイはまだ会ってなかったね
黒波 慶(くろなみ けい)、南地区の警備隊隊長で能力持ちよ」
「ほえー能力持ちか、強いのか?」
「確かに強いけど戦わないでね。今日は私の護衛なんだから」
「ハーイ」
(これでレイの事が少しでも分かれば良いけど)
数時間前 永琳の研究室にて
私の朝はコーヒーから始まるのが日課だ
朝食、昼食、夕食はサプリで十分な栄養を摂り、余った時間を研究に費やす私だが
睡眠そして朝のコーヒーだけはゆっくり過ごすことにしている
栄養はサプリで補えても疲れは寝ないと治らない、その問題を解決するために疲れを取る
薬も作ったのだが問題は精神面の疲れは取れない事で、
その薬は無駄になったと言う事があった
その為に睡眠は研究を効率よく行う為にも睡眠は十分取っている
そして起きた後のコーヒーで眠気をさますのが何時もの日課になっている
そして今日は週に一度の休みの日、五十年ほど前に緑狼が、毎日研究ばかりで辛くないの? と聞いてきたのが
始まりだった。それからずっと週に一度は研究をしないでゆっくりすごす事にしている
そのお陰か私の研究は効率良く進み、今では都市の人間の平均寿命は200年を超えた
このまま研究を続ければ、長年の夢である不老不死の研究が成功する日がくるかもしれない
ドンドン!
「永琳ーいるー?」
私のゆっくり過ごすという今日の予定は変わるかもしれない。
私の家、都市管理センター150階に来たのは緑狼だった
「居るからもう少し静かにしてくれない?」
「そうなの?ゴメンね♪今度から気をつけるね」
「はあ、で何のよう?こんなに朝早くに」
今の時間は朝6時、緑狼と一緒にくらしているレイもまだ寝てるのではないだろうか
「そうだ!私、死ぬかもしれない!」
「…はあ? 何言ってるの?どうも死にそうに見えないわよ。確かに顔が少し赤いけど」
「でも!前までこんなこと無かったし!」
「まあいいわ、どんな時にどんなに症状が出るのか教えて頂戴」
緑狼の診察によって分かった事がいくつかある
・レイと一緒に居ると動悸に異常が起きる
・レイと話すと動悸に異常が起きる
・レイと全力で戦ってると動悸に異常が起きる
・他の人とはそんな事はない
・他の人と話をしている時にレイの話題が出ると動悸に(ry
「…はあ…何となく予想は付いたわ」
「本当!生きれそう?死にそう?」
「はあ…恋よ…(何でこんな事を言わなくちゃいけないのよ…)」
「うぇ!?嘘でしょ!?私が?」
緑狼は本気で驚いた顔をして詰め寄る。勿論顔は真っ赤だ
「貴女、気づかなかったの?この症状(?)全てあてはまるわよ(三番目は知らん)」
「そんな訳……あるのかなあ」
緑狼は顔を赤く染めて俯く
私は研究に没頭していて恋愛なんてしたこともないしするつもりもない
しかし、緑狼にそこまで惚れさせる奴なら興味がある
「それなら、緑狼はレイともっと一緒に居たいの?」
「え…でも…もういっしょに住んでるし警備場所も一緒だし…」
ここまで顔を赤く染めて弱々しく話す緑狼も珍しい
警備隊総隊長のこんな姿、部下達が見たらなんと思うか
「じゃなくて、恋人同士になってその先へ…とか?」
「え?………は”う”っ///」
謎の奇声を上げてその場に倒れる緑狼
どんな事を想像したかは気になるが、まずは緑狼を寝かせなくては
そんな訳で今は緑狼には私の家で休ませている
「で、南地区の黒波 慶がどうしたって?」
「ああ、ごめんなさい、少し考え事をしてたの」
「そうか、歩きながらの考え事は危ないぞ」
「そうね、気を付けるわ」
どうやら、人に気を遣う事が多いようだ、こんな人間はなかなか居ない
「まずは、黒波隊長に都市の外で活動することを伝えなくちゃいけないのよ」
「へえ、都市の外で活動するのに許可が要るのか?」
「いや、南地区だけよ。ほら、最近警備隊隊長が全員都市外周警備に移動した事が
あったでしょ」
「ああ、あったね」←都市外周警備隊隊長
「あれで四地区警備隊隊長含め総勢八人が都市外周警備隊になったんだけど」
「ああ、そうだな」←割り振りは緑狼に任せている
「今、南地区の外周警備を黒波隊長がやってるのよ」
「へー」←せめて外周警備隊の集合位行けば良かったと思ってる
「そして今は黒波隊長に一度挨拶していかないと、狙撃されるの」
「ふーん…うぇ!?」
狙撃ってなんだよ!?と驚いた表情で永琳に聞く
「黒波隊長は『的に当てる程度の能力』狙った物に必ず命中させる能力よ」
あ、程度って言うのは『それしか出来ない』っていう意味で黒波隊長が使い出したのよ、と
永琳が付け足す。何だ黒波って奴が『程度の能力』って呼び方を始めてたんだ。
俺も『体を操る程度の能力』に
変えよっかな。『身体に関係する事なら何でも出来る事しか出来ない能力』
…無茶苦茶じゃねえか
俺は『程度の能力』は要らないな
「だから、黒波隊長は都市の外壁の上から目に入った妖怪を片っ端から撃ち抜いてるの。
つまり一度黒波隊長に都市の外で活動することを伝えなくちゃ間違って狙撃されるかもしれないのよ」
「それは、おっそろしいな」
「だから、まずは黒波隊長のいる…多分外壁の上かしら…そこに行って外で活動することを伝えるのが先よ」
「はーい、じゃあ行きますか」
二人はワープ装置目指して歩いていく…
な、なんと緑狼はレイくんの事が好きだったのだ!(棒)
都市の強さランキング
ツクヨミ
↑
↑
緑狼
レイ(能力使用)
↑
黒波 慶
↑
レイ(普段)
永琳
御霊 雷
↑
西地区警備隊
↑
一般警備隊
↑
一般市民
永琳は弓矢が得意で遠く離れた敵でも眉間に矢を当てる事が出来る
ちなみに何話か前に出てきた永琳が作った兵器があるが
あの兵器は穢れを浄化する作用があり、妖怪相手なら、もしもツクヨミレベルの妖怪が
出てきたとしても一瞬で消滅させてしまう程の威力を持つ
さて次回
レイと永琳と慶
この作品のキャラクターは大体名前呼びです
誤字脱字感想などあれば感想にて