二話 新しい世界
「あと、レイの行く時代は遥か古代、まだ、月人が地球にいた頃の時代ねー」
「えー……じゃあね………ええええぇぇぇぇぇっ!?」
一つ言っておくがレイは絶賛落下中である。
「くっそぉ、今度見つけたれらぶん殴ってやる」
そんな事をしていると地面が見えてきた。地面は森の様である
「能力の使い方を学べってことか?『防御力を10倍』に!」
今まで静かだった森の中にズドンという音が響いた。
そこには足があらぬ方向に折れ曲がった零の姿が、
「あああっ!くっそぉ最悪だ再生力…いや、『足の痛覚を0』に!」
足が曲がったまま再生されても困る。まず、足を形だけでも元に戻さないと…
零は痛覚を無くして無理やり足を元の方向に戻そうとした。太い枝を折る様な痛々しい音がする
「んで、『痛覚を元に』して『再生力を10倍』に!」
同時に激しい痛みが襲ってくるが徐々にその痛みも引いていく
「そういえば、神サマがくれたメモが新しい世界に着いたときに基礎能力を上げるとか何とか言ってたな」
そう言って神サマがくれたメモを見ると、
過去の時代に送ってゴメンね…
伝え忘れたけど零の能力について色々追加したよ
・今のレイは能力を使わなくても大人五人分くらいの
強さがあるよ
・今の零の最高の強さは通常の十倍で攻撃力なら中級妖怪と同じくらい
そして百年生きるごとに最大の強さが二十倍、三十倍、
といったふうに最大の強さが上がっていく
・ある一定の数の(零を殺そうとする)妖怪を倒すと
自分に使える能力の数が増える
・この紙は読み終わると火が点いて燃えます
これが追加した内容です
もう、零に伝える事はないよ
第二の人生を楽しんでね
何か書いていることが増えてる。その直後、火が点いてメモが灰になった。
つまり長く生きればその分強くなるってことか。とりあえず食べる物を探すか
いくら不老不死だといってもお腹はすくだろう
「何か食うもん無いかなぁ」
「オ前ガ食イモンニナルンダヨ」
「え?」
後ろには大きさ5メートル位のヘビがこっちを見ていた
長さが2メートル位のヘビなら見たことあるんだがこいつは人間を丸飲みできるのではないかと思うほど
大きなヘビだ
「言葉を話すってことはこれが妖怪なのか」
ここの世界の妖怪だからといって皆人間の見た目をしてる訳じゃないみたいだな
とりあえず腕試しだ
「攻撃力を十倍にして、おらぁっ!」
しかし、攻撃力が上がったものの腕の振る速さは神サマの強化をされても
ヘビの妖怪には軽く避けられてしまう
「フッ、遅イナ。弱イ人間ゴトキが調子二乗ルナ」
イラッ
妖怪ヘビは余裕だというふうに動かない
今がチャンス遅いならスピードを上げればいい
「脚力を十倍に」
おもいっきり地面を蹴る、轟音をたてながらヘビの方向に飛んで行く
ヘビまでの距離は十五メートル位、この勢いで
「腕力を十倍に」
ドンッ!
何かが破裂する音がした
目の前には体の上半分が粉々になったヘビがいた
「あ、やり過ぎた」
辺りに血の匂いが充満する。とりあえずこの肉塊を集めて干し肉でも作るかな
ガサガサッ
!? なんだとりあえず近くに何か居るみたいだ
「聴力を十倍に」
聴力を上げて相手がどこにいるのか探る
……囲まれてる!しまった血の匂いに釣られたか
物音がする方向から察するに相手は五体。少々面倒くさいな
しかし、十倍の脚力の勢いプラス十倍の腕力で相手が粉々になったから
行けるか?
近くの野球ボール位の石を拾い上げ
「腕力を十倍に、えいっ!」
えいっといった割にはキュウンッといった音がして近くに生えてた木にぶつかって木が倒れた
それを見たのか見てないのかまた、ガサガサッといった音がして囲っていた妖怪たちは居なくなった
「うん、追い払えた」
こっちの方が全然楽だ。いくら妖怪とはいえ悪い事はしていない奴まで殺す事はないからな
あいつらが俺を襲ってきたのかただの野次馬なのかは分からないからな
「とりあえずこの肉は集めて干し肉にするとして火でも起こそうかな」
火のおこしかたは知らないけど木でも擦ればいいんだっけ
そんなことを考えてたら突然声が聞こえた
「何者だ!ここは都市の近くだぞ!
そんな声を聞き、振り返ると深緑の髪をし見た目15.6才位の女の子が
腰に手を当ててオレの方向を見ていた
少し前…
???サイド
やってしまった。まさかこの私がここまで都市の近くに妖怪を寄せてしまうとは
しかし、最近は都市の近くに集まる妖怪が多すぎる
さすがに 都市の周りの森全てを監視するのはきつくなってきた
都市の内部は部下たちに任せているが…くそっこのままではいつか都市の中に
妖怪たちに入られてしまう
そしたら部下たちが妖怪を対処できるかどうか…
今、都市の西地区外周の森に妖怪がはいってきたとの報告をうけた
その妖怪がいるであろう場所に全速力で向かっているのは
半径五十キロもある都市の外周を一人で守っている妖怪『緑狼』である
妖怪なのに人を守っているという不思議な妖怪
しかし、都市の人間からの人気は高い
本来は対立する立場の人間に愛されているからこそ
都市の人間を死なせたくないから
危険な都市の外周を一人で守っているのだ
「確かここら辺にヘビ妖怪の団体がいるはず」
ヘビ妖怪の団体は最近長く生きたことにより妖怪化した妖怪が
長をしているヘビの集まりで、最近は長のヘビ以外にも知能を持った
ヘビも出てきた
「いい加減あいつらもちゃんと処理しないとまずいな」
最近は妖怪たちにも私の噂が広がって森に近寄る妖怪も減ってきた
あの妖怪は最近までさほど力をもっていなかったが
ここまで都市の近くに寄って来るならば倒すしかあるまい
ドンッ!
何かが破裂する音がした。
なんだ?ヘビ同士で戦っているのか?しかしそれならば何故物が破裂する音がするのか
遠目にヘビ達が逃げて行くのが見えた。しかし、そこに長のヘビがいない。
何かがおかしいあいつらは何時も長のヘビにくっついて行動している
他の妖怪との勢力争いで長のヘビが死んだのか?それならその勝った方の妖怪を処理すれば
いいのだが…
!?
人間か?いや、人間は都市から出られない、というか外になんか出たがらない
なら妖怪?しかし妖気を感じられない
そんな奴がヘビの長を粉々にしていた
人間か?しかしそんなやつが妖怪の中でもかなり強い部類に入るヘビの長を
一撃で粉々に出来るのか?
なんなんだあいつは
戦ってみたい!!!!
さて、緑狼というオリキャラがでてきました
このあともいろいろオリキャラが出てくるかも
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キャラクター紹介
レイ (山神 麗火)
能力 己の身体を操る程度の能力
自分の身体のことなら全部操る事ができる
病気にならないし怪我をしてもすぐ直す
そもそも防御力を上げる事で怪我すらしない
今のところ最高で通常の十倍まで自分の力を上げられる
一応自分の身体の形も変えることができるが
零君は苦手な模様
(ただ、不器用なだけ)
能力の効果は具体的なほうが疲れない
例)攻撃力を最大に
→腕、足など全ての部位に十倍ずつ
効果があるので後でかなり疲れる
見た目 身長170センチ位 痩せ型 服装はジーパンにパーカー
性格 困っている人が居たらとりあえず助ける
ゲーム好き。勿論東方もすき
いろいろ 死因は本編では語られてないがただの事故死で
神が間違って殺した訳じゃなく別に恋人を助けようと
した訳じゃなくただ単に信号無視して突っ込んできた
トラックに轢かれただけ
生前はモテてたが勿論気づいてない
色々と裏がある
(この先の展開にご期待下さい)