「何者だ!ここは都市の近くだぞ!」
という声を聞き後ろに振り返ると緑の髪をした高校生位の女の子がいた
次はなんだ?都市の近くとか言ってたから都市の警備の人かな?
「私の名は緑狼、見てたよ、キミ、あのヘビを粉砕したところを」
「え?ああ!で、でもあれは、あいつが襲ってきたからで…」
「別に妖怪を倒すのが悪いとは言ってないよ…ただ、一撃で妖怪を吹き飛ばす様な奴が都市の近くをうろつかれると困るんだよ」
「待て、俺は都市に危害を加える様なことはしない!ただ、都市の中に住みたいだけなんだ!」
「何を言っている?私はこの星にはこの都市以外に人間は存在しないと聞いているが?」
しまった。ここ以外に人間が居ないのは知らなかった。不味いこれじゃあ完全に
不審者じゃないか
あの緑狼ってやつかなり余裕を持ってるな。自分にかなりの自信があるのか?
「最近はここまで知能を発達させた妖怪も出てきたのか、それならば早く始末せねば」
とか言っていきなり殴りかかって来た
「お、おい!ちょっとまて俺は人間だ!」
「お前のような奴が人間な訳あるか!」
ギリギリ身体を仰け反らせて回避
何だあの緑の奴
これはダメだ一度静かにさせないと
「スピードを十倍に!」
とりあえずヘビの時と同じ様に、しかし、先ほどの様に身体が吹き飛ばない様に、
「腕力を五倍に!」
ぶん殴る!!
パアン!
!?止められた!しかも片手で!そこらの木っ端妖怪とは格が違うみたいだな
いいぜ面白い!俺も都市の警備員位倒せるようにならないと!
「良い威力だ、さっきから十倍、五倍と、もしやお前は力の強さを変えられるのか?」
バレた。まあ、能力がバレても問題は無さそうだが。「~を何倍に!」の
叫びで緑狼に攻撃の威力がバレるのはめんどくさいな
叫び無しで威力って上がらないのかな?
「大正解だあ!」
バレたもんは仕方ないな。ちょっと声無しで威力上がるのか試してみようかな?
緑狼サイド
あ、こいつ強いわ。この男の拳を片手で止めて感じた。腕がミシッていった。
しかも、こいつはいま五倍と言った。
もしやこいつは能力持ちかもしれん。私には能力は無いが部下に何人か能力持ちが
いる。こいつもその類かもしれん。『力の強さを操る能力』と言ったところか。
「良い威力だ、さっきから十倍、五倍と、もしやお前は力の強さを変えられるのか?」
とりあえずカマをかける。能力が分かれば対応しやすいんだが
「大正解だあ!」
と言って突っ込んできた
もしや、あやつはバカなんじゃないか?
レイサイド
やばいな思ったより強い。俺が戦いに慣れて無いとしても
普通に都市の近くを守る警備員達はここまで強いのかよ
俺、思ったより弱くね?
とりあえず様子見だ叫び声無しで威力が上がるのか試してみよう
「いいね、面白いよあんた、ここまで強い奴はなかなかいないよ」
「ふん、その言葉、有り難く受け取っておくよ」
こいつ、もしかしたら戦闘狂なんじゃないか?
だとしたらめんどくさい。戦闘が楽しいと思う奴の気持ちは知らんが
永久に戦い続ける気がする
「じゃあ次は私からいくよ」
そんな声と共に目の前に拳を振り上げた緑狼が表れた。
まずい!
レイが緑狼の攻撃がきたと思った瞬間
ドオン!といった音と共にレイが吹き飛んでいく
「あれ?思ったより弱い?」
「な訳あるかあ!」
レイはとっさの判断で防御力を最大まで上げて自身の身を守った
そして、一つ思い付く
『あれ?全てのスピードを最大まで上げればかなりの強さになるんじゃね?』
そしてレイは『動く』スピードを最大にして緑狼の前に現れた
「!?早い!」
そして『攻撃』スピードを上げておもいっきり殴りまくる
さらに『判断』スピードも上げて緑狼の攻撃は避け続ける
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!!」
「嘘!?威力を下げた代わりに攻撃の間隔を狭め、しかも私の攻撃は全て避けてんの!?」
緑狼がレイの攻撃パターンを突然変え、しかも、自分の思いもよらぬ攻撃を仕掛けたレイに
驚き、少し気が削がれたのがいけなかった
ふと、攻撃が止んだ事に気付きレイの方向を見ると
レイは5メートルほど離れた木を蹴っ飛ばし自分の方へと飛んで来ていた
緑狼は思った ヘビを粉砕したあの攻撃が来る と
「おらぁ!」
大きなレイの叫び声と共に
『辺り一帯の木々が吹き飛んだ』
「…うっそぉ」
確かにレイはおもいっきり殴った
ヘビが吹き飛んだ位の勢いで、しかしヘビを殴った時はここまで反動は無かった、
それはヘビがそのまま吹き飛んだから
それでは何故今回はここまで辺り一帯の木々が吹き飛ぶ位の反動が起こったのか
それは
『相手がレイの攻撃を止めたから』
レイのその一撃で何かを確信したのか緑狼は戦う気がなくなったかのように
表情を柔らかくする
その様子を見てレイも安心した様な顔をした
「あんた、強いね。あんた名前はなんだい」
「俺は、レイ、能力持ちの普通の人間だ。改めて言うが都市に危害を加えるつもりはない」
「ふふっ知ってたさ、戦えば解る。あんた…レイだっけ?
あんたが悪い奴じゃ無いって事ぐらい」
「なら、さっさと戦いをやめて欲しいんだけど」
「済まないな、私と同じ位強い奴と戦った事が最近なかったんだ」
「そうなんだ、緑狼って都市のなかでも強い部類にはいるのか?」
そう言うと緑狼は珍しい物を見るような顔をして
「あんたいったい何者だい?自分で言うとあれだけど私一人の力だけでこの都市を五百年間守り続けたえーゆーだよ?妖怪なのに人を守る変な奴として妖怪の中でも結構名は知れ渡ってたとおもってるけど」
と言った。まあ、つい一時間程前にこの世界にきたばっかのレイは知らない情報である
「マジかじゃあかなり強い奴と戦ってたのか!?」
「うん、少なくとも都市の中ではトップレベルの強さだよ」
「ならここまでつよいわけだぁ」
正直レイは安心していた。
だって周りにあそこまで強い奴が沢山いたら流石にキツすぎる
「まあ、事情は知らないし聞かないけど都市の中に入れてあげるよ」
「でもいいのか?こんなに怪しい奴を都市の中に入れて」
少しレイはここの防犯能力に心配した
「普通ならダメだけどレイは悪い奴じゃ無さそうだし大丈夫!それに、何か問題をおこすようなら私より強い人達が全力でレイを殺しに掛かるから」
「デスヨネー」
「まあ、今から都市に案内するよ」
「待って、少し眠らせて」
レイはもう疲れきっていた。実際、神香が決めたルール(今のところ能力は一つしか使えない)
をすり抜けて『全てのスピードを上げる』といった形で『動く』、『攻撃』、『判断』スピードと
同時に3つ、能力を使用したのだから身体には負担も大きい
「まあ、よろしくなレ…イ……?おい大丈夫か?………何だ寝てるだけか」
レイが目を覚ますのはこれから半日後のこと
キャラクター紹介
緑狼
・種族 妖怪
・能力 無し
・性格 部下達の前ではクールで頼れる上司だが仲の良い相手には
結構フランク
戦闘が好きで都市の中でもずば抜けて強い自分と
同じ位強い奴を探す為に都市の周りの警備をしている。
・その他 都市警備隊隊長で都市の中でも三番目の強さを誇る。
半径五十キロもある都市の周りを全て一人で守って
いる。
最近五百年は緑狼を恐れて周りの森には妖怪は
ほとんど近寄らないが、最近力を持った強い妖怪が
増えてきて緑狼一人では都市を守り続けるのは
厳しくなっている。
部下にかなりの強さをもつ人間がいるのでそろそろ
都市の周りの警備を分けても良いと思っている。
こんな感じですね。まだまだ下手くそな文章なのでコメントにて読み辛い所が
あればどんどん教えて下さい
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