ツクヨミの部屋から出て、外で待っていた永琳に連れて行かれたのはツクヨミの居た階の一つ下の階
158階に案内された
「ここは?」
「あなたと緑狼の家よ。ツクヨミ様に頼まれたから探したけどここくらいしか空いてなかったのよ」
「仕事が速いな」
「じゃあ明日からあなたは警備隊員として働く事になるから明日は朝6時に
第3格技場まできて」
「それって何処にあるの?」
「この建物の八階よ詳しくは緑狼に聞けば分かるわ」
と言って永琳は去って行った。永琳はあの赤青の服の上に白衣を羽織っている
髪は肩位の長さ。
「さてと新しい家が決まった訳だけど…どうする?」
「とりあえずこの中を見て回ろうかな」
と言って緑狼は家の中に入って行く
「どれどれ、わぁ広い!」
家の中はかなりの広さがあり二、三十人は入れる程の広さになっていた
「わーこれは凄いな」
窓から都市が一望できる。
「ここは都市の中で一番高い建物だからねえ。都市の端っこまで見れるよ」
確かにいきなりビル群が無くなり森になっている
「じゃあ私の家から荷物を持ってくるね」
「あ、じゃあ手伝おっか?」
「あ、じゃあお願いね」
少年少女移動中…
都市に入って来た時は朝だったのにもう暗くなってきた
レイがこの世界に来てからもう1日経った事になる
緑狼サイド
あー!やっちゃったどうしよう!家の中が汚ないから引っ越したのにそこにレイを連れてったら
意味無いじゃん!どうすんのよー
「あ、ああここが私の家なんだけど荷物とかまとめて来るからちょっとここで待ってて!」
「あ、うん」
(そうだよな女の子の家に入るのはちょっと不味いかな?)
(よし!これで家の中が汚ないのがバレない!)
「さて、とまずは服からかな」
ガツン!
不味い!足が棚に引っ掛かった!
ガッシャーン!
レイサイド
やっぱり一億年前だから星空も全然違うなと思っていたら
ガッシャーン!
何か家の外で緑狼を待ってたら何かをぶちまける音がした
「おーい大丈夫かー」
返事はない。ただの異常事態の様だ
「なんだなんだ?緑狼はどじっ子なのか?」
緑狼の安全を確認するために緑狼の家の中に入って行く
「おーい!大丈夫かー…うおっ!」
目の前には棚が倒れている。その下には本等がぶちまけてありそこに緑狼が下敷きになっている
何があったんだよ
「よいしょっと、大丈夫かー?」
棚を元あったのであろう位置に戻して緑狼を引きずり出す
「見られた」
「?」
「私の部屋が汚ないのがバレたっ!」
「!?」
なんだなんだと思い周りを見渡すと…これは汚ない、前世の俺の部屋位ある
「なんだ?こんなになるまで探し物でもしてたのか?」
「!?そ、そうだよ!いやあ!探し物をしてたらコケちゃってねえ!」
「そうか…じゃあ一緒に探そうか?」
「い!いや、もう見つかったから良いよ!ささ!帰ろう!」
と言って服が入った紙袋を見せてきた
まさか緑狼が部屋を片付けない人だったとは
咄嗟の判断で探し物のせいだと勘違いした振りをしたのが良かったのか?
まあ、いいか
緑狼サイド
あっぶなー!いや、レイが勘違いしたのが良かったな
そういえばレイと戦った時も私がレイの能力を当てた時も
『その通りだ!』
とか言って突っ込んで来たっけ (第3話?参照)
レイってバカ何じゃないか?
「じゃあ今から私の引っ越し祝いとレイの都市生活初日のパーティーをしたいので何処か開いてる店に行きます!」
「おー!」
ってことで近くの商店街に行こうかな
少年少女移動中…
レイと緑狼が商店街に着くとそこは多くの人が夕飯の買い出しで賑わっていた
いいなあ…前世だと全部スーパーで済ましたからなあ、こんな雰囲気は初めてだな
「おー緑狼ちゃんじゃないか!」
「あ、八百屋のおじさん!今日のおすすめの野菜はある?」
「うちは良い魚が入ったよ!」
「あ、魚屋のおばちゃん、野菜買ったらいくね!」
わいわいガヤガヤ
凄いなやっぱり都市を守っているから緑狼は人気者だなあ
五百年前からこの都市の警備隊隊長をしてるんだっけ
「お?そこのにーちゃんは緑狼ちゃんの彼氏かい?」
「お?そう見える?」
「そんなんじゃないよ!レイも悪のりしなくていいから!」
緑狼は顔を赤くして否定している
緑狼はこう言ったからかいには弱いのか
買い物を済ました緑狼は新しい家がある都市管理センターの方へ歩いていく
「あー楽しかった!じゃあさっさと家に帰るよ」
「はいよー」
少年少女移動中…
「「ただいまー」」
「おし、じゃあ軽く二人で食べられる量で鍋でも作ろっか」
「いいねえ!」
そう言って台所のある方へ歩いていく
「手伝うよー」
「ありがと、じゃそこの野菜切っちゃって「どの位?」適当」
「て…適当「じゃない!五センチ位!」…はい」
おいおいズボラさが出てるぞ
(あっぶなー)
…完成!
…完食!
「「ごちそうさまでした!」」
いやーおいしかった
やっぱり自分達で作った料理は美味しいな
「じゃあ私はお皿とか洗ってるからレイは休んでていいよ」
「はーい」
ジリリリリリリ!
「!?こんな時に!」
突然警報の様な音がして緑狼が焦った様な顔をした
「都市の近くに妖怪が来てる!」
「え、マジか」
そう言って窓から外を見てみる
うーんここからじゃ分かんないか
「まあ、緑狼とレイよ今日くらいゆっくり休め」
「おお!?」
「ツクヨミ様!」
目の前にツクヨミが浮いていた
いきなり出てくんなよ心臓に悪い
「今回は私が片付けておく」
と言ってツクヨミが空高くへと飛んで行き
都市の外側に向かって
ビームが発射された
「!?」
「わー、ひっさしぶりに見たな」
ツクヨミから放たれた光線は真っ直ぐ進んでいき
都市から近い森の中に着弾した
「まあ、こんなもんか。じゃあ明日、レイは第3格技場に来る様に永琳が言ってたぞ」
「ああ、聞いた」
「そうか、なら構わない」
そう言ってツクヨミは消えて行った
恐らく自分の部屋に戻ったのだろう
「ツクヨミ様にあそこまで言われたらゆっくり休みますかね」
「そうだな」
じゃあゆっくり休んで明日に備えますか
夜は更けていく
「レイ!起きて!今日は第3格技場でしょ」
朝から緑狼に起こされるレイ
「今日から西地区警備隊員になったレイです」
相変わらず他人の前では静かなレイ
「緑狼、別れた」
分裂したレイ
さて、次回
レイ、入隊
なんだこの次回予告
早速書きダメのストックが無くなってきた