私が眠りについてからおよそ一万年が経過した。
眠っている間に恐竜が誕生していた、その中にはドラゴンなども存在していた。
ドラゴンは死亡すると跡形も残らず消滅するようだ。これが化石として残らなかった理由なのかもしれない。
私は眠っていた木の中から外に出る。この森の中にはやはり恐竜やドラゴンたちは入ってこないようだ。
森から外に出ると、かなり大きめの恐竜とどこか奏の面影のある少女が戦っていた。奏と違う事といえば少しだけ背が高くなったように見えることだけである。
奏のような少女は恐竜の首を素手でへし折り、そのまま地面にたたきつけた。
彼女は恐竜の肉を剥ぎ取り、火をおこし肉を焼き始めた。ずいぶんと見ない間に野生化が進んでいるようだった。
私は彼女を放って置いてどこかへ歩き出した。この近くにかなり大きな魔力の持ち主がいるようだ。
私が歩いていると、巨大な山を発見した。その頂上に巨大な魔力の持ち主がいるようだ。
私は山を登りだした。途中でドラゴンのようなモンスターに何度か遭遇したが、すべて瞬殺した。
頂上についたときそこは昼なのに薄暗くなっていた。
何事かと思い、空を見上げると、巨大な龍がいた。
「我の山に何のようだ?」
この竜は話すことができるようだ。
「巨大な魔力を発見したんでな…それのある場所に来たところ、ここにたどり着いたというわけだ。」
「そうか。我は龍の中では竜王バハムートと呼ばれている。お主の名前は何だ?」
「私の名はエクスデスだ。ずっと飛んでいては疲れるだろう、降りてきて話せば良いだろう?」
「それもそうだな…」
バハムートが空中から少しずつ降りてきて地面に着地した。
「ところで、おぬしはどこに住んでおるのだ?ここらでおぬしほどの魔力を見つけたことは一度も無いぞ。」
「ここから少し離れたところにある森にすんでいる。中心に大樹があるのが目印だ。」
そうして話は弾み少しの時間が経過した。
「そろそろ帰るとしよう。」
私がそう言うとバハムートは送り返してくれた。
私は来た道を再び戻りだした。帰る途中でまたモンスターどもに遭遇したがやはり瞬殺した。
外もすっかり暗くなったところで森の入り口に着いた。出かけたときには気づかなかったが入り口にはなぜか家が建っていた。
小屋を見ていると、中から今朝見た奏似の少女が出てきた。
「エ…エクスデス?」
彼女がそう訊いてきたので私は短く「そうだ」とこたえた。
「ひ、…ひさしぶりね。な…何年ぶりかしら?」
やはり奏のようだ。しかし凄く動揺しているようだ。
「少し落ち着くが言い。」
私がそう言うと奏は深呼吸を何度かし、落ち着きを取り戻したようだ。
「えっと、どこかいってたの?森から出たところなんて見てないけど?」
ということは毎日のようにここにいたのだろうか?そもそもなぜここに住んでいるんだ?
「お前が恐竜を狩っている間に出て行った。」
「え?そうだったの?やっぱり私恐竜狩りになると見境なくなるなぁ…」
何かよく分からないことをつぶやきだしたので、私は森の中に入って行った。
「ちょっ!まってよぉ~」
何故か奏がついてきた。
私は仕方なく、奏でを森の中に入れてあげた。
引き続き召還獣を募集しています。