side exdeath
私は今月読見に妖怪退治の報告をしに行っている。
私はその後町の中から無を使い、妖怪の森をどこか遠い場所に移動しておいた。
その際私は念のため移動した位置を記録しておいた。
奏はまだ私たちの元にいる。監視をする目的もあったが、奏自身が「もう少し一緒にいても良いですか?」と聞いてきたのだ。
「えらく懐かれたな。」
私はそう独り言をつぶやいたが今は私に返事をするものはいない。
ふむここか。私はそう心の中でつぶやくと、目の前の建物を見た。
それはかつて私が、月読見と始めて出会った場所だった。
私は建物の中に入り受付の人に、「月読見様と会う約束をしていたものです」といった。
月読見は仮にも神なので、敬称をつけて呼ぶ。
「かしこまりました、アポは取っていますか?」
昨日のうちに月読見とは連絡をしていたので、私は受付の人にはいと答える。
二、三分待った後、私は月読見の部屋に連れて行かれた。
そのまま私は月読見のいる部屋に入った。そして月読見が人払いをお願いしていた。
「今回のことはありがとうございました。」
月読見はそうお礼を言ってきた。
「何かお礼を差し上げたいのですが何か必要なものはありますか?」
「それでは教えてほしいことがあるんだが?」
ここ最近少し気になっていることがあった。町では新しく妖怪が責めてくるという噂があり、さらに上層部でなにかたくらんでいるという噂も流れていた。
私はそれを月読見に問う。
「攻めてくるのは可能性が高いです。少し前から宣戦布告をしてきていましたから。そしてもうひとつの噂は、この町を捨てて月に行こうという話です。」
「そうか……」
私は特に気にはしなかった。
「あれ?あまり月に行く件について聞かないんですね?」
「ああ。私は所詮部外者だからな。強いて聞くことがあるなら月に行くのはいつなんだ?」
「明日です。それと同時に妖怪が攻めてきます。」
急な話だ、これまで永琳からはまったく聞いていなかったぞ。
「まあいい。明日の妖怪退治私が引き受けよう。この町の人間にも世話になったしな。」
その話を最後に、私は月読見と別れた。
~大樹移動中~
私は今永琳と奏とともに夕食を食べている。
そのとき私と永琳が同時に口を開いた。
「なあ、永琳?」「ねえ、エクス?」
その問いかけはほぼ同時だった。ちなみにエクスとは永琳が私の名前が長いからといってつけた略称だ。
互いにどちらかを話すか目で話した後、結局私から話すことになった。
「明日の月行きの件なんだが?」
「奇遇ね?私もそれを話そうとしたのよ。」
偶然にも互いの話題は同じものだった。
「永琳の中では私は行くことになっているのか?」
「ええ。一緒に行きたいと思っているわ。」
「奏はどうする?」
「元の場所に返しておけば良いんじゃない?」
元の場所ってペットじゃないんだから。
「一緒に行きたいな」
奏が涙目でそういってきた。最近奏の精神年齢がどんどん下がっていっている気がするが、気のせいだろう。
「とりあえず今日はこれでおしまい。明日に備えて今日は休みましょう?」
そして私たちはいつもより早いが休息に入った。
~月行き当日~
今、町では大きい騒ぎが起きている。予定よりも早く妖怪が来たのだ。
町の人々は、皆ロケットに乗り込んでいく。しかし、ロケットは5台しかなく、とても町民すべてが乗れるとは思えない。
そうこうしている内に、町民の乗ったロケットが、発射された。
二台目以外は無事飛び去っていったが、二代目は妖怪により打たれ爆発した。
私は長距離攻撃をしている妖怪を次々と殺していった。
私が上層部が乗る用のロケットのある場所に行ったとき、すでにロケットは発射されていた。
ロケットの中から気分が悪くなるような声が聞こえてくる。
「フハハハハッ。邪悪な魔術師め、妖怪とともにこの地で死ぬがいい。」
それと同時に、中から永琳の泣き叫ぶような声が聞こえた。
「ではさらばだ。核の炎に包まれるがいい。」
その言葉を言った瞬間、ロケットから何かが発射された。
私の本能があれは危険だと呼びかけている。
私一人なら大丈夫かもしれないが、ここには奏を含む、大勢の生物がいる。
「すまない、町の人々よ。恨むなら私を恨むがいい。」
そういい、私はかつての無の力と同じように意識を集中させる。
手の中には最高純度まで圧縮した無を作り出す。
「静寂の彼方へ!!!」
私は無を発射された物ごと無の中に吸い込む。
圧縮された無をさらに圧縮し、
「永遠の虚無が訪れる………」
無を自らの手で破壊する。
あたりには音のひとつのも残らなかった。
エクスデスはアルマゲストをおぼえた
ネオアルマゲストをおぼえた
グランドクロスをおぼえた
普通のエクスデスはアルマゲストとか使えないけど、無を操る程度の能力で使えるようになったということにします。