死を超える=exdeath=エクスデス=大樹
詳しくはwikiにて
「行くぞ…」
私は黙り込んでいた奏にそう言った。
「………」
奏は黙ったまま何もしゃべらなかった。
私が歩き出すと奏は黙ってついてきた。
およそ一時間ほど歩いた場所に、妖怪の森とはまた違った、近寄りがたい雰囲気を持つ森についた。
その森は昔エクスデスの故郷のような森と気配がしていたのであった。
私たちはそのまま森の、奥へ進んでいった、しかし進んでいた方向は行き止まりだった。
そのまま私は木のひとつに語りかけ、森を少しだけ移動させる。
その様子を見ていた奏は少し驚いていた、そのまま奥へ進んで行くとそこには、大樹があった。
その大樹の雰囲気がかなりエクスデスと似通っていた。
私たちはそのまま、木へ歩いていった。私は木にぶつかろうという距離になっても歩みを止めず、そのまま、木の中に入っていった。
「え?」
奏が入ろうとするが、いくら入ろうとしても当たり前のように壁のようなものがあり入ることはできなかった。
中で私は奏が入れるように設定をしていた。
設定が終わりは入れるようになった瞬間奏が勢いよく木の中に飛び込んできた。
「訊くたいことはあるだろうが、訊くなら一つずつ訊くてくれ。」
何かを訊きたそうにしている気配が丸分かりだったので、何かを言う前に念押ししておく。
「じゃあ訊きますけど、まずここは何なんですか?」
「木の中だ」
私は何を当たり前なことをといった感じで答える。
「それは多分分かっているんです。訊きたいのは普通は木の中に入るなんてできないんですよ?」
「能力を使って改造した。木に魔力を持たせて中に入ろうとすると森の地下空洞のような場所に移動するようになっている。」
奏は少し唖然としていたが、すぐに次の質問に移って行った。
「次は、町でしていたあのよく分からない球体を作って町を消し飛ばしたことです。何もあそこまですることはなかったでしょう。」
「町ごと消し飛ばさなければ、最終的に妖怪に襲われ、全滅していただろう。それに私の考えが気に入らないのなら、さっさと私の目の前から消えれば良いじゃないのか?」
「そ…それは…」
こいつといるのももう終わりだな、こいつは私と違って正義感がありすぎる。
「送ってやれ」
私がそう言うと木が森の入り口に奏を転送していた。
それから奏は三日ほど森をさまよっていた、おそらく私を探していたのだろうが、この森は侵入者を入り口へと送り返す性質がある、いくら能力を使おうと、最終的には転送されたり殺されることになる。
「少しの間休むことにしよう。」
私はそう言い、眠りについた。
再び目が覚めるのは、明日か、それとも一年後か、はたまた一万年後かもしれない。
side out
side kanade
私は森の中をさまよっていた。
エクスデスに捨てられてから一週間が経とうとしていた。
何故か食料や水を木がくれるので死ぬようなことは無い。
私は寂しかった。確かにエクスデスのやり方が気に入らなかったのは事実だった。それでもそばから離れようとは思わなかった。
私は怖かった。再び一人になり孤独になるのが。かつての仲間も私のことを戦力としか考えていなかった。でもエクスデスは違った、私に親はいないけど、親がいたらこんな気分なんだろうな~とよく思っていた。
私はエクスデスと再び暮らしたいと思った。もしかしたら好きなのかもしれない。エクスデスにそんな感情があるとは思えないけど…
私は今日も森の奥を目指す。何度入り口に戻されようと私はあきらめない。
side out
なんかどこかで見たような展開だな~
パクリじゃないよ、自覚も無いよ、どこで見たかも覚えてないよ。