ヴァンガード The Road -Going My Wayー   作:蟲之字

1 / 10
1話「始まりへの衝動」

 継導(けいどう)セツマはひとりだった。

 

 新しい地に引っ越してきて間もない彼には友達がいない。

 

 転校した初日は人気者だったがすぐに話しかけられなくなった。

 

 クラス内はすでにグループができていて自分が入る余地がないからだ。

 

 話しかけるにしてもみんな教室内に長居しないため、話しかけようとしたら誰もいない状態だ。

 

 転校して一週間。彼はそんな学校生活を退屈だと思っている。

 

 そんななか今日も道奥(みちおく)中学校終業の鐘がなる。

 

 「あーあ、今日も帰ってテレビでも見ながら宿題でもしよ」

 ホームルームが終わり帰り支度をしていると彼を横切る4人の男子。

 「なぁなぁ今日もショップ行こうぜ!」「いいな!俺新しいデッキ作ったから相手してくれよ!」「俺は新しいパックでも買おうかな」「なああれでたらさ交換してくれよ」

 その会話を聞き、

 (ヴァンガードか。そういえばデッキは昔持ってたけどルールとか知らなくて結局引っ越すとき捨てちゃったな)

 話の内容はカードゲームのようだ。今やカードゲームといったら「ヴァンガード」というほど有名だ。ヴァンガードは全世界で人気のカードゲーム。今や地球上の全人口の4割以上が遊んでいるものだ。

 「せっかくだし帰りに少し店行ってみるか」

 セツマは鞄を持ち教室を出た。しかし、彼は先に出た4人組には話しかけなかった。

 (目的地が同じでもどうせ話しかけられないしいいや)

 セツマはそのまま下駄箱。そして校門を出て左に曲がった。しかし、セツマは後ろの4人組は校門を右に曲がっていったのを知らない。

 

 

 セツマは自分が知っている、というかは毎日看板に目につくカードショップ『クロスロード』に着いた。そこは少し古めの雑居ビルの5階にある。

 「そういえば…あいつらってもしかして別の店なのか?俺、ここしか知らないんだよな」

 後ろを振り返りすこしきょろきょろ見てみたが自分と同じ制服を着ている人は誰もいなかった。そしてポッケからスマホを取り出し近辺の地図を検索してみる。そうするとなんとこの近辺だけでも3店舗以上検索にヒットした。

 「マジか!カードショップて学校の近くだけでもこんなにあるのかよ?!しかもここの反対側には2,3店舗あるっぽい。…どうしよかな、俺もあっち行ってみようかな」

 だが、昨日充電し忘れたセツマのスマホの充電はすでに10%。もしここから別のところに行くとしたらスマホの地図は必須。知らない所に行きスマホの充電が切れれば確実に迷子になる。

 「…ここでいいか」

 スマホの画面をみながら少し迷っていたら充電が1%減った。それが決め手となり、ビルに入り、エレベーターでショップのある5階に向かった。




ども、蟲之字です。
さぁ、今回から始まりました
『ヴァンガードTheRoad―GoingMyWay―』
友人がクロスオーバー作品でヴァンガードやっているのでそれに便乗して始めましたw
しかし、まだカードショップに着いただけであるw
茶番劇場を読んでくださった人は知ってると思いますが友人と会話してて互いのキャラが互いの作品に出るのがほぼ確定しているのでもし「あれ?このキャラ見たことあるな?」と思ったら互いの了承があるのでパクリとかではないということをご了承ください。
では今回はここまで。これからもヴァンガードの方と完結してしまったブラスクをよろしくです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。