ヴァンガード The Road -Going My Wayー   作:蟲之字

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2話「声の主」

雑居ビルの5階でエレベーターが止まり、扉が開くとそこには大きなヴァンガードの看板。扉にはヴァンガード公認店、取扱店等のシールがたくさん貼られていた。

「初めてカードショップ来たけど入り口からすげぇな」

セツマは扉を開ける。扉につけられている鐘の音が客の出入りを知らせてくれる。そして、店内は予想以上に広い。扉の近くにはレジ、その後ろには大量の段ボールやボックス。店内の壁にはカードの入ったショーケースにバラ売りのカードが整理されて置かれている棚。そして奥には12個のファイトテーブルに普通の横長の机3列と椅子。

「らっしゃっせー」

レジから店員達のびのびとした挨拶が飛んできた。それを聞きながら、セツマがレジを横切る。

「おや?キミ見ない顔だね?新人さん」

レジにいた店員の一人がセツマの顔を見るとすぐにレジから出てきた。その店員はダークグリーンの髪にアホ毛が二本。茶色のコートに緑のエプロンをかけている。そして首には名札が下がっていて、名前は『高虫コロマ』。そして余白の部分にはうっすら『死ね変態』と書かれている

「あ、はいそうです。最近ここに引っ越してきたばっかです」

「へ~そうなんだ。じゃあ前いたところでもヴァンガードやってたんだ」

「いえ…じつはやったことなくて、今日ヴァンガード始めようかなと思ってきたんです」

そう聞くとコロマはニコニコ笑いながら店内の案内を始めた。

「ウチはね、この近辺だと品揃えはそこそこあるからほとんどのデッキは作れるよ。まぁ、初心者だからトライアルデッキから入るのが一番ベターかな。ちなみに初心者用に作った当店オリジナルのデッキも何個か販売してるよ」

店内を一通り見て、コロマはレジに人が並んでいたため戻った。セツマは一人で店内を見回す。

「そういえば俺が持ってたデッキもトライアルデッキだったけ。また同じものでも買おうかな」

トライアルデッキがあるレジに戻ろうと引き返す。

『君は…どんな道を歩みたい…』

だが、一番奥にあるショーケースで声をかけられ止まる。だが、周りに人はいないしファイトペースに人はいてもみんなファイトをしている。

「…気のせいか?」

さっきの言葉を気にしつつ奥のショーケースを眺める。

『君の歩むのはどんな道か…そして、そこでなにを求める…』

その声はとあるカードから強く聞こえた。

「『自若の探索者(シーカー) ルキウス』…」

セツマはルキウスのカードで目が止まる。そのカードは有名だったり強いカード、希少なカード。というわけではない。普通にどこにでもあるノーマルカードだ。

「俺が歩みたい道、か。そんなの、今は知らないね。だけど、このカードと歩むのは面白そうだ」

ショーケースから離れレジに行く。レジにはコロマが立っている。

「お、どうやら買いたいものは決まったようだね」

「はい。それで、ショーケースに欲しいカードがあるんですけど」

「…デッキじゃなくていいのかい?」

「はい!使いたいカードが決まったので」

それを聞くとコロマは先程と同じようにニコニコ笑いながらショーケースの鍵を持って向かう。

 




ども、蟲之字です。
早速2話目です。
ただのお買い物回ですw
今回はセツマ君の相棒となるカード『ルキウス』との出会いです。
アニメとかではなかったFVが相棒です!
ルキウスを使う人は滅多にいないと思いますけど私は思いっきり使っている私自身の相棒の一人です。
それで、まぁ名称に探索者とあるので使うのはそれ固定ですかねw
効果はFVお馴染みの先駆、それと『このユニットがブーストしたとき、前列に探索者が3枚以上あるならパワー+3000』
つまり条件の緩い8000ブースターです
私が探索者作るときに使うと決めたカードですwマジでw
次にこの回からでた登場人物、『クロスロード』の店員のコロマ君です。
彼はこの作品を書く前々から考えてたファイターで友人と会話して店員になりましたw
名札の死ね変態は後にわかりますw

それでは今回はここまで。
これからもよろしくお願いします!!
(ファイトしてねぇwいつやるの?次でしょ!タブンネ)
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