ヴァンガード The Road -Going My Wayー   作:蟲之字

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3話「初めてのデッキ」

 「なるほど~ルキウスか」

 ショーケースからルキウスのカードを取り出すコロマはとても楽しそうだ。

 「初心者がいきなり単品でカードを選ぶのはおかしいですか?」

 少し不安そうなセツマ。だが、

 「いやいや、むしろオレはいいと思うよ。自分で選んだカードなんだ、きっとこのカードを使うことは君の運命なんだとオレは思うよ」

 コロマの笑顔を見ると不安なんて消し飛んだ。

 「運命、ですか」

 運命、という言葉がこそばゆく、だけど不思議と口元が緩むセツマ。

 (やっと表情緩んだね)

 セツマの表情を見てコロマはクスッと笑う。そしてショーケースをしまいそのカギを閉め二人でレジに向かう。

 「あぁ、そういえばオレ君の名前まだ聞いてなかったね。オレは『コロマ』。まぁ名札見ればわかるけどね」

 「俺は継導セツマです。」

 「セツマ、ね。ところでセツマ、今日は時間あるかい?」

 「時間ですか?」

 時刻は16:30。セツマは19:00までに帰ろうと考えていたが時間を見るために取り出したスマホ。充電残量5%

 「え…と、スマホの充電ないのできびしいかも…」

 セツマは引っ越してきて少しは新しい街に慣れてきてはいるがスマホがないとまだ不安が残る。

 「そうか。なら、なにも問題はない。そう、その程度、問題ですらないね」

 テテレテッテレーもばいるばってりー

 「オレのだけど貸してあげるよ。まだ2個あるし。」

 「え、でも悪いですよ」

 「いいのいいの。君ともう少し話したいし。(店のコンセントで充電したやつだから問題ないし)ボソッ」

 「…そうですか。じゃお借りします」

 スマホの充電口にコードを刺し、スマホが充電され始める。

 「それでコロマさん、お話があるっていいましたね」

 「あぁそうそう、話っていうのがねレキウスのことなんだ。」

 ゴクッセツマは半ば無意識に固唾を飲んだ。

 「実はこのカードオレも使っててさ。よかったらデッキ作ってあげようか。」

 「デッキ、ですか?!」

 「うんそう。探索者ならトライアルデッキがあるけどルキウスと相性のいいカードがそれには少なくてね。オレのデッキを参考に使いやすいデッキ作ってあげるけど、どうする?値段も安くしてあげるよ」

 突然で困惑しているセツマ。自分で作るよりかは強いし安くすましたいというのはあった。だが、自分の手で作りたいというのもある

 「ちなみにルキウスを使ったデッキレシピはネットに20件もないんだよね…」

 「…コロマさん、お願いします」

 ネット上のデッキレシピの少なさを聞いて自分で作るのは厳しいと思ったセツマはデッキ製作をコロマに託した。

 「わかった!それじゃあファイトテーブルで待ってて。すぐに作ってあげるから」

 コロマはレジの裏側に、セツマは人数が少ないファイトスペース、そこの一番手前にあるファイトテーブルで待つことにした。

 

 それから15分後

 「セツマお待たせ。これが君の初めてのデッキだ。気に入ってくれるといいけど」

 コロマの手にはセツマ用に作ったデッキだ。

 「これが…俺のデッキ」

 実際は昔トライアルデッキは持っていたがそれを親から貰ったとは違う物をセツマ感じた。

 「ありがとうございますコロマさん!」

 「いいよいいよ。オレの作ったデッキを使ってもらうのはうれしくてね。それはともかくとして、今日から君も一人『ヴァンガードファイター』だ。おめでとう!」

 なんとなくそう言われると誕生日でもないのにセツマはうれしくなってきた。そして、自分がファイターになったという実感がわいてくる。

 「それじゃぁ、今ここにはファイターが二人、そして目の前にはファイトテーブル。なら、やることは一つ!ファイトしよう!セツマ!!」

 「はい!コロマさん!お願いします!」

 そうしてセツマは人生初のファイトをするんであった。

 

 




今回もファイトしてねぇじゃぁねぇかぁああああ!!!!(血涙)
ども、3話目です…未だファイトなしです…
ですが安心してください。履いてますよ!!(なにをだ)
ごめんなさいマジ次回はファイトしますたぶんはい。
投稿ペース早いですか久しぶりの活動なんで今は短いのをポンポン投稿するスタイルでやってます
けど次回からファイトがはじまる(予定)なので文字数を増やしていこうと思います
投稿も少し遅れると思います
期待せずゴミでも見るような眼で見守ってくださいw
ファイト描写…難しそう…

では今回はここまで。
面白いとおもったら次回も読んでください

(なんかどこぞのドラ公とドラララがいたって?知らんなwww)
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