この作品はMarvel Comicsの二次創作版であるため実際のキャラ設定とは若干異なってしまう場合がありますがご了承ください。
「ということで会議を始める。君たちにここに来てもらった理由は紛れもない『地球規模の戦争』が起こりうるからだ。それも相手は極悪犯罪者ではない。そもそも地球人ではない。インベーダーが相手だ。そこで、世界的に活躍している君たちを集結させて退治しようと思ったわけだ。と同時に、改めてになるが、今日から君たちを『アベンジャーズ』とよぶ。」
「『アベンジャーズ』はダサくないか?僕だったらもっといいのを考えれたのに…もっと、『スーパーバスターズ』とか」
トニーが口をはさんだ。
「そっちのほうがダサいと思うよ。」
「まあとにかく、メンバーを俺から紹介させてもらう。まずアベンジャーズ総司令部はこの俺、ニック・ヒューリーだ。んで、そこの大富豪はトニースターク(アイアンマン)だ。」
「『そこの』はないだろう。『そちらの座席にお座りになられてる』だろ?ちゃんと言おうな。」
「私のほうが立場が上だ。命令はするな。そこの盾を持ってる金髪がスティーブ・ロジャース(キャプテンアメリカ)。そしてそこのもじゃもじゃ頭の天才物理学者がブルース・バナー(ハルク)だ。んでその隣に座っている女がナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)。さらにハンマーを常日頃持っている男が、ソー(マイティーソー)。そして残ったこの男がクリントン・バートン(ホークアイ)だ」
「聞いてるとやっぱり僕の説明雑じゃないか?ニック。」
「とりあえず、紹介が終わったところで、詳細を説明しよう。ミセスポッツ、入ってくれ。」
そう言われはいってきたのはペッパーだった。
「ペッパー?なぜキミがここにいる?留守番は任せたはずだ!」
「こんな大富豪の済む要塞に留守番が必要かしら?」
そう言い返すと
「万が一のことがあったら?」
「あら、あなたが自分の作ったものに対して不安を感じるなんて。それとも私のことを心配してくれてるの?」
ペッパーは笑いながらそう言った。
「夫婦漫才もいいが話をしてくれ。ミセスポッツ。」
ニックはすこし焦ってそういった。
「ごめんなさい。ニック。それでは今回このアベンジャーズ結成に至った経緯を詳しく話すわ。まず、問題のインベーダーはダークジェイン軍団と名乗っているわ。そしてその軍団の親玉が『ベクター』。」
「ベクター?それってもしかして…」
ソーが焦って聞き返す。
「んん?神様が焦るなんて、らしくないな。」
スティーブがそう言う。
「焦るのも無理ないわ。だってコイツは彼の故郷『アスガルド』を滅亡させかけた原因を作った張本人だもの。」
「キミのそのハンマーだったら一発だったんじゃないのか?」
トニーは若干からかったように言った。
「残念ながら無理だ。おれは別の星に出向いてた。」
ソーは冷静に返した。
「話を続けるわ。彼の目的は地球のどこかに存在する『キャンベルンストーン』をほしがっているの。でもそれがどこにあるかが全く検討が付かないの。」
「それがある場所を指し示すものを作ればいいじゃないか。」
バナー博士がそう言った。が、
「ごめんなさい。博士。残念ながらできないの。」
「なぜ?その石に構成されている物質とかわかるだろう?」
「それが…」
「無理だったわけか…。」
場が静まった。
「…それでそれが見つからなかったら、この星を丸ごと消すそうよ。」
「破壊活動はいつから始める気だ?」
「一週間後よ。」
「なぜもっと早くから対処してなかった?」
バナー博士とトニーは口をそろえて怒った。
「実は三年前から、この活動はしていた。探そうにも探せなかった」
「連絡を取ればいい話だろ!」
「それができればこんな緊急事態にはならなかったとおもうぞ。」
バートンが口をはさむ。
「とりあえず君たちにはこの飛行空母艦で一週間厳重な監視下においておく。」
「全く…。面倒なものに首を突っ込んでしまった。来るんじゃなかった。」
トニーは嘆いた。
「ちなみに、この空母艦の名前は?」
バナー博士がニックに聞く。
「名前は特にない。つけたいのか?」
「つけたらいろいろとやりやすそうだしな。」
ソーが言った。
会議が終了した。結局空母艦の名前はバンデル号になった。由来は「束になって戦う『束』」から来た。初日から情報量が多くさらに一日で多くの覚悟を強いられたが誰一人抜けようとしたやつはいなかった。
食事の時間が来た。メンバー全員、予想以上の豪華さにかなり驚いていた。
「君たちにはかなりの負担をかけてしまった。だから、このようなときぐらいは、盛大なものをしなくてはならないからな。」
「これ全部ニックがやったのか?」
トニーは驚いたように言った
「私だけではないがな。食事が終わったら、終わってるヤツもいるかもしれないがこの空母艦の探検をしてくれ。どこに何があるのかをしってほしいからな。」
「それならもうジャービスがここにこいた瞬間にスキャンした。もうみんな済んだ。」
トニーは得意げにそう言った。
「それでは皆、自由に食べてくれ。」
ニックはそう言い放つと指令室に向かった。
いかがでしたか?第一話。楽しんでいただけたら、満足です。