いつも見る側なんですが、書いてみると難しい。
「はぁ…あ、はあ、」
薄暗い夜道に、所々刃物のような物で、切られた痕が目立つ制服を着た少女が、右肩を押さえながら走っていた。
その後を、追うように黒い物体が近づく。
少女は、腰まで届くロングヘアの黒髪を振り回しながら無我夢中に逃げた。
「鬼ごっこは終わりです」
その声を聞いた瞬間、少女は死を覚悟した。
黒い物体が、何かを呟くと、少女に向かって炎が迫った。
シャンッ
まるで、刀で斬った様な音が聞こえて、少女は恐る恐る瞼を開くと、そこには自分と同い年であろう少年が、立っていた。
身長は、自分よりやや高く目は鋭く鼻は高い。
分かりやすいイケメンだ。
少女は、見惚れていた。
少女は、美人だ。
イケメンに口説かれた事もある。
男には興味ない。そう考えていた。
「大丈夫かい?待ってて、君を苦しめる全てを消すから」
自分の顔が、熱くなるのがわかった。
自分はこんなに、軽い女だったのか。
そんな事を、考えれば考える程に少女は、恋に落ちた。
もうダメだ。これが、初恋。
同級生が、言ってた恋とは、これだったのか。
胸を灼熱の炎で、焼かれてる様だ。
「くっ。邪魔が入ったな」
そう黒い物体が喋った瞬間。
頭と胴体が、離れていた。一瞬の出来事。
黒い物体が、黒い煙を出して灰になった。
そして、少年が立ち去る時に堪らず聞いた。
「待って下さい!名前!名前を!」
少年は不敵に笑うと、
「鬼龍院 和斗。君の王子様だよ。」
少年はそれだけ言うと立ち去った。
「鬼龍院…和斗…」
少女は、手を合わせウットリと名前を呟いた。
〜3年後〜
その日天草高校ではある話題で、持ちきりだった。
「ねえねえ!聞いた!」
「聞いた聞いた!転校生だって!」
「男らしいぜ」
「うげ。男かよ」
それを、聞いていた宮沢理恵は、ため息を漏らした。
宮沢理恵は、三年前に出会った少年の事を思い出した。
三年間ずっと、想い続けた初恋の人。
「はあ…和斗様…」
そう、ウットリと名前を呟くのを見ているのは
「またかよ。和斗和斗って」
切れ長の目に金髪ツインテール。
桐山 美代
ちなみに、彼女の初恋も和斗だ(棒)
彼女は、陰陽師のお坊ちゃんと無理矢理婚約させられそうになった所を、「俺は君が欲しい。攫いに来た」とイケメン顔で言われて落ちた
見た目は小学生なのだが、立派な高校生だ。
「けっ。俺の初恋の人と同じ名前とはな。」
そう言ったのは、腰まで伸ばした金髪。見ただけで殺せそうな切れ長の目をした推定Fカップの別名巨乳ヤンキー
水前寺 竜美
彼女は昔、妖怪から命を助けて貰った少年に一目惚れ。
「和斗様と竜美の初恋相手なんかと、一緒にしないで!」
その言葉に、竜美は大激怒。
机を叩き、立ち上がる。
「ああ!?和くんは最強なんだぞ!?」
「見苦しい…私のカーくんが一番…私の…勝ち…」
そう争う2人に横槍を入れたのが、赤髪ショートカットの少女。中学生のような体型。
動く図書館 山口 雷流。
彼女は宇宙人だ。宇宙からの刺客に殺されそうなった、その時和斗に助けられた。「種族など関係なく君を助けたい」とイケメン顔で言われて落ちた。
キーンコーンカーンコーン
「はーい。席に座ってね〜」
チャイムの音と、共に現れたのがおっとり系黒髪ショートカット巨乳眼鏡っ娘。佐藤 美里
彼女は、やや頬を赤くしながらドアの方へ手招きをする。
そして、そこから現れたのが。
「やあ。どうも皆さん。鬼龍院 和斗です。」
主人公のチート
魅了チート「異性からの好感度が、5倍になる」
記憶チート「一度見たら忘れない」
肉体チート「鍛えれば鍛える程、強くなる」